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Yamareco

記録ID: 5944720
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

夢は叶う 槍ヶ岳北鎌尾根

2023年09月16日(土) 〜 2023年09月18日(月)
 - 拍手
GPS
25:14
距離
43.5km
登り
2,680m
下り
2,665m

コースタイム

1日目
山行
7:15
休憩
0:52
合計
8:07
5:38
5:38
30
6:08
6:08
4
6:12
6:13
35
6:48
6:52
2
6:54
6:55
11
7:06
7:07
42
7:49
8:00
1
8:01
8:01
31
8:32
8:33
8
8:41
8:41
7
8:48
8:48
24
9:12
9:12
30
9:42
9:56
28
10:24
10:25
63
11:28
11:46
112
2日目
山行
7:49
休憩
0:29
合計
8:18
4:22
122
6:24
6:44
165
9:29
9:38
182
12:40
宿泊地
3日目
山行
7:43
休憩
1:02
合計
8:45
5:43
97
宿泊地
7:20
7:30
9
7:39
7:56
27
8:23
8:23
4
8:27
8:27
32
8:59
8:59
25
9:24
9:24
37
10:01
10:01
22
10:23
10:23
20
10:43
10:44
6
10:50
10:51
7
10:58
10:59
32
11:31
11:39
3
11:42
11:46
42
12:28
12:29
14
12:43
12:56
3
12:59
13:04
40
13:44
13:44
5
13:49
13:49
29
14:18
14:19
6
14:25
14:25
3
14:28
ゴール地点
天候 1日目 曇り夕方から雨
2日目 晴れ、夜強風
3日目 晴れのち曇り、上高地で一時雨
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡バスターミナル かすみ沢駐車場 
1日700円

沢渡~上高地バス
往復2400円
コース状況/
危険箇所等
北鎌のルートについてはネット上に情報が溢れてますが、単独では特に、現場での自分の判断がとても重要になります。
バリエーションでの岩の登下降やルーファイはもちろん、幕営する場合は水や時間、体調管理など十分な経験が必要です。

【水俣乗越~北鎌沢出合】
ザレの急下降。踏み跡は明瞭。沢に下りたら適当に歩けます。所々にケルンや古い残置物あり。水は事前の情報のまま、この日も出合まで全く流れていませんでした。
そのため私は予めババ平で3.5リットル給水、手持ちと合わせて5.5リットル担いで行きました。幕営地の出合では皆さん貧乏沢方面へ片道15分程歩いて汲みに行かれてました。
この日、出合のテントは10パーティ近くいたと思います。後から来た方はテント適地を探すのに苦労されてた様子。岩だらけなので、整地されてるところは意外と少なかった印象です。

【北鎌沢~コル】
よく分岐では右右最後は左と言われますが、実際は右俣左俣との分岐を間違えずに右俣へ進み、あとはコルを目指せば直下までは紛らわしい分岐などはありませんでした。最後だけ沢筋ではなく、正面草付きの岩場を登って行くと、すぐに明瞭な踏み跡が出てきて、コルまで続いてます。
他、中盤以降1箇所乗り越えるのに大変な岩がありましたが、他は特に問題なくひたすら登るだけです。
ここの水については当てにしてませんでしたが、2070辺りで僅かに水が流れてたので、念のため500ml汲んでおきました。他は前日の水たまりのみで流れはありませんでした。

【独標】
逆コの字のトラバースへは行かずに直登しました。
独標の大岩基部に左右の分岐の踏み跡があり、右がトラバースルート、左が直登の取付きに続いてます。
分岐から少しハイマツを被った踏み跡を辿るとすぐに残置ロープの垂れてる岩が現れます。
最初その取付きに気づかず、その手前右上の木の根のある踏み跡に上がったらトラバースルートに出てしまい混乱しました。戻って今右に上がった所のすぐ奥をよく見たら取付きのロープが見えました。
古い残置ロープは頼るべきではないですが、私はこれを頼ってやっと登れた感じでした。後続のパーティが待っていたのであれこれ考える余裕がなく、力任せで登りました。最初のここさえクリアすればあとは難なく上を目指して登るだけでルーファイ不要です。途中ゴジラの背のような高度感のあるリッジがありますが、足場は小さいながらもしっかりしてます。ハイマツに入れば踏み跡に従って独標山頂です。

【独標~北鎌平】
ここはよく言われている「基本稜線上、行き詰まった時だけすぐ下の千丈沢側の巻道を行き、できるだけ早く稜線復帰する」実際歩いてみてその通りだと実感しました。ここも事前にかなり調べましたが、細かい情報を入れても混乱するだけです。稜線突破できるかどうかも人それぞれなので、とりあえず登ってから判断しました。
結果、P12前後で1箇所クライムダウンがやや厳しい箇所もありましたので判断は慎重に。

【山頂直下】
北鎌平から稜線上を登って行けば自然とカニのハサミ手前にあるプレートに着きました。そのプレートのすぐ左側の岩を登って行くまではわかりました。そこからは下のチムニーがよくわからないまま、山頂目指して登れるところを登ってみたら上のチムニーに行き着きました。ここはチムニー内に入らず、すぐ右手の岩を登りました。すると山頂の人が見えて、すぐに祠の裏に出られます。


追記:
2日目に幕営した北鎌平は2段になっていて、自分含め6パーティ程が幕営されてた模様。2段と言っても上段へ行くには数十メートルある傾斜の割ときつい岩場を登らなければいけない。混雑時は下段に張れるなら張ってしまった方がいい。上段行ってもし空きがないと最悪。
ちなみにこの日下段はあと3張りはいけたかも?というところ。
ババ平、ここで3.5リットル給水。ハイドレーションの2リットルと合わせて5.5リットル。重い。。
2023年09月16日 09:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/16 9:55
ババ平、ここで3.5リットル給水。ハイドレーションの2リットルと合わせて5.5リットル。重い。。
水俣乗越。北鎌行きも含めて登山者いっぱい大賑わいの乗越。
ここから北鎌沢出合まで600m程下る
2023年09月16日 11:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/16 11:45
水俣乗越。北鎌行きも含めて登山者いっぱい大賑わいの乗越。
ここから北鎌沢出合まで600m程下る
緑のロープの奥はザレの急坂。ザレ嫌い。腰を落としながら恐る恐る。。
2023年09月16日 11:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8
9/16 11:45
緑のロープの奥はザレの急坂。ザレ嫌い。腰を落としながら恐る恐る。。
踏み跡は明瞭
2023年09月16日 11:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/16 11:50
踏み跡は明瞭
今回ストックは持って来てないのでバランスが。。
2023年09月16日 12:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/16 12:16
今回ストックは持って来てないのでバランスが。。
千丈沢に出て変化のない沢歩きに飽きたのでケルンの仲間入り。目立つ色付きのやつ。
2023年09月16日 12:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/16 12:52
千丈沢に出て変化のない沢歩きに飽きたのでケルンの仲間入り。目立つ色付きのやつ。
出合着。翌日登る北鎌沢を眺める。
ここまで行動時間の割に妙に疲れた。こんなんじゃ明日どおすんだよ。。
この時点では期待よりも気が重かった。
2023年09月16日 13:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/16 13:36
出合着。翌日登る北鎌沢を眺める。
ここまで行動時間の割に妙に疲れた。こんなんじゃ明日どおすんだよ。。
この時点では期待よりも気が重かった。
2日目。右俣、左俣の分岐。
この日は北鎌平までなので明るくなってから出発の予定が、周りにつられて早出してしまう。前も後ろも人がいて少し安心だけど落ち着かない。
2023年09月17日 04:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 4:38
2日目。右俣、左俣の分岐。
この日は北鎌平までなので明るくなってから出発の予定が、周りにつられて早出してしまう。前も後ろも人がいて少し安心だけど落ち着かない。
水が流れてたので念の為汲んでおいた2070m付近。撮り忘れたので振り返って
2023年09月17日 05:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 5:13
水が流れてたので念の為汲んでおいた2070m付近。撮り忘れたので振り返って
荷は重いけど意外とすんなり進めた
2023年09月17日 05:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 5:30
荷は重いけど意外とすんなり進めた
ここ、難儀した岩。
手足突っ張って膝も使って無理矢理登った。ここは背が低めの自分には不利。朝イチだから登れたけど疲れてたら無理だったかも。すぐ後ろから来た男性はすぐ右横の岩から登ってた。そっちのが簡単だったのかなぁ。
2023年09月17日 05:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 5:34
ここ、難儀した岩。
手足突っ張って膝も使って無理矢理登った。ここは背が低めの自分には不利。朝イチだから登れたけど疲れてたら無理だったかも。すぐ後ろから来た男性はすぐ右横の岩から登ってた。そっちのが簡単だったのかなぁ。
前後には常に人が見える状態。
2023年09月17日 05:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 5:51
前後には常に人が見える状態。
ここがコル直下。写ってないけど左は茶色い土斜面で右側も沢っぽく道になっている。ここも事前の情報どおり、このまま真っ直ぐ中央の草付きの岩場を登ると明瞭な踏み跡があった。
2023年09月17日 06:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
9/17 6:22
ここがコル直下。写ってないけど左は茶色い土斜面で右側も沢っぽく道になっている。ここも事前の情報どおり、このまま真っ直ぐ中央の草付きの岩場を登ると明瞭な踏み跡があった。
振り返って、後続パーティが登って来てる。狭い沢から開けた所に出た感じ。
2023年09月17日 06:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 6:22
振り返って、後続パーティが登って来てる。狭い沢から開けた所に出た感じ。
北鎌のコル。この後続々とパーティ到着。ルートミスなく一安心。
噂通りコルにはブヨらしき虫がいっぱい。
2023年09月17日 06:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 6:25
北鎌のコル。この後続々とパーティ到着。ルートミスなく一安心。
噂通りコルにはブヨらしき虫がいっぱい。
コルを出ると早々に独標がチラッと
2023年09月17日 06:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 6:55
コルを出ると早々に独標がチラッと
振り返って。コルから下、末端からの北鎌尾根。あちらから歩いて来たらコルから先は北鎌尾根の一般道みたいなものなのかもしれない。
2023年09月17日 07:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 7:12
振り返って。コルから下、末端からの北鎌尾根。あちらから歩いて来たらコルから先は北鎌尾根の一般道みたいなものなのかもしれない。
天狗の腰掛へ向かう先行者。
この辺りはちゃんと登山道っぽくなってます。
2023年09月17日 07:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 7:16
天狗の腰掛へ向かう先行者。
この辺りはちゃんと登山道っぽくなってます。
独標と初対面。いよいよだ。
嬉しさと緊張が交差する。
2023年09月17日 07:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 7:28
独標と初対面。いよいよだ。
嬉しさと緊張が交差する。
こちらは天狗の腰掛
2023年09月17日 07:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 7:28
こちらは天狗の腰掛
裏銀座。鷲羽、ワリモ、水晶、野口五郎辺りまでかな
2023年09月17日 07:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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裏銀座。鷲羽、ワリモ、水晶、野口五郎辺りまでかな
独標直登のことで頭いっぱいの時
2023年09月17日 07:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 7:36
独標直登のことで頭いっぱいの時
独標のトラバースルート、
右下に4人歩いてますね。
2023年09月17日 08:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 8:10
独標のトラバースルート、
右下に4人歩いてますね。
独標。正面アイロン状の岩の右へ行くとトラバースルート、左に行くと直登取付きの踏み跡がある。
2023年09月17日 08:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 8:27
独標。正面アイロン状の岩の右へ行くとトラバースルート、左に行くと直登取付きの踏み跡がある。
右側のトラバースルート。ロープが掛かってる。
2023年09月17日 08:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 8:29
右側のトラバースルート。ロープが掛かってる。
左、直登への踏み跡。
この後取付きがわからなかったり、先行パーティを待ちながら少し休憩したりで時間を費やす。
2023年09月17日 08:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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左、直登への踏み跡。
この後取付きがわからなかったり、先行パーティを待ちながら少し休憩したりで時間を費やす。
で、なんだこんな近くにあったのか、という直登の取付き。これ画像だとわかりにくいけど残置ロープでここだとわかった。
後続のパーティが待っていたのでどう登ろうか考えるヒマ無く。ロープ掴んで強引に登った。
2023年09月17日 08:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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で、なんだこんな近くにあったのか、という直登の取付き。これ画像だとわかりにくいけど残置ロープでここだとわかった。
後続のパーティが待っていたのでどう登ろうか考えるヒマ無く。ロープ掴んで強引に登った。
登ったところ。少しスペースあり
2023年09月17日 09:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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登ったところ。少しスペースあり
2段目、ここからは問題なく
2023年09月17日 09:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 9:02
2段目、ここからは問題なく
見上げて撮っちゃったけど切り立った岩のリッジの所。北穂東稜のゴジラの背みたいな高度感だった。
2023年09月17日 09:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 9:09
見上げて撮っちゃったけど切り立った岩のリッジの所。北穂東稜のゴジラの背みたいな高度感だった。
振り返って
2023年09月17日 09:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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振り返って
あとはハイマツの踏み跡辿れば山頂
2023年09月17日 09:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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あとはハイマツの踏み跡辿れば山頂
ついに来た
夢見てた独標からの槍ヶ岳
2023年09月17日 09:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ついに来た
夢見てた独標からの槍ヶ岳
ほんとに来てしまった
2023年09月17日 09:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
21
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ほんとに来てしまった
これも、北鎌からの硫黄尾根
2023年09月17日 09:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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これも、北鎌からの硫黄尾根
あとは出来るだけ稜線上を進んだ。
この辺はまだ前後に人が見える。皆その場に居合わせた人と声を掛け合えながらそれぞれにルーファイして好きなように進んでいく。こういう自由な感じ、楽しい!!
2023年09月17日 09:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 9:56
あとは出来るだけ稜線上を進んだ。
この辺はまだ前後に人が見える。皆その場に居合わせた人と声を掛け合えながらそれぞれにルーファイして好きなように進んでいく。こういう自由な感じ、楽しい!!
前日、水俣乗越から重い足取りで下りてきた天上沢。思い切って来て良かった。
2023年09月17日 09:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 9:57
前日、水俣乗越から重い足取りで下りてきた天上沢。思い切って来て良かった。
P13の登り
2023年09月17日 10:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 10:36
P13の登り
休憩で腰掛けた側に埋もれてた古い缶。時代を感じる
2023年09月17日 10:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 10:57
休憩で腰掛けた側に埋もれてた古い缶。時代を感じる
白いから白ザレピークのP14?
人によってはここをP13と言う人もいる。ここはピークが沢山あって明確に特定されていないらしい。
ここよりこの前後どちらかにあったザレ斜面が登りにくくて緊張した。
2023年09月17日 11:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 11:16
白いから白ザレピークのP14?
人によってはここをP13と言う人もいる。ここはピークが沢山あって明確に特定されていないらしい。
ここよりこの前後どちらかにあったザレ斜面が登りにくくて緊張した。
なんで巻道行ったんだ?忘れた…
2023年09月17日 11:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 11:27
なんで巻道行ったんだ?忘れた…
大きめのピーク、P15
2023年09月17日 11:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 11:29
大きめのピーク、P15
下に続く明瞭な踏み跡の怪しい巻道と、→
2023年09月17日 11:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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下に続く明瞭な踏み跡の怪しい巻道と、→
危険そうなトラバースルート→
2023年09月17日 11:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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危険そうなトラバースルート→
左上を見上げると普通に登れそう。こういう時も迷わず稜線へ
2023年09月17日 11:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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左上を見上げると普通に登れそう。こういう時も迷わず稜線へ
遠目だとどこをどお歩けるのかわからず不安。けど近づくとルートが見えてくるから不思議。
2023年09月17日 11:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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遠目だとどこをどお歩けるのかわからず不安。けど近づくとルートが見えてくるから不思議。
槍を見たらカニのハサミが見えた(左下)
2023年09月17日 11:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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槍を見たらカニのハサミが見えた(左下)
P15手前
2023年09月17日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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P15手前
P15登り
2023年09月17日 12:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 12:04
P15登り
ピークではパーティが休憩してたので通過。P15の慰霊プレート見るの忘れた。。。泣
2023年09月17日 12:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/17 12:09
ピークではパーティが休憩してたので通過。P15の慰霊プレート見るの忘れた。。。泣
P15の下りの懸垂支点。ここ少し気になってたけどクライムダウン可能。
2023年09月17日 12:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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P15の下りの懸垂支点。ここ少し気になってたけどクライムダウン可能。
まだ13時前だけど。。。
アプリ上はここが北鎌平になってる。けど実際はこのもう一つ登った上らしい。
こんな時間なので次々と登山者が休憩して通過して行く。テント内暑いので外でのんびりしたり快適な時間と言いたいところだったが…。
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まだ13時前だけど。。。
アプリ上はここが北鎌平になってる。けど実際はこのもう一つ登った上らしい。
こんな時間なので次々と登山者が休憩して通過して行く。テント内暑いので外でのんびりしたり快適な時間と言いたいところだったが…。
いよいよ最終日
2023年09月18日 05:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12
9/18 5:06
いよいよ最終日
なんとしても無事に山頂に立つんだ
2023年09月18日 05:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 5:34
なんとしても無事に山頂に立つんだ
これまでの全ては、この日のためにあったんだ
2023年09月18日 05:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 5:36
これまでの全ては、この日のためにあったんだ
最後は自分を信じるだけ
2023年09月18日 05:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 5:36
最後は自分を信じるだけ
この瞬間を刻みながら、一歩一歩丁寧に歩いた。
2023年09月18日 05:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 5:36
この瞬間を刻みながら、一歩一歩丁寧に歩いた。
北鎌平のプレート
2023年09月18日 06:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 6:01
北鎌平のプレート
まずはカニのハサミを目指す
2023年09月18日 06:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 6:16
まずはカニのハサミを目指す
「穂先は近い気を抜かず頑張れ」
このプレートのすぐ左側の岩を登った
2023年09月18日 06:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 6:33
「穂先は近い気を抜かず頑張れ」
このプレートのすぐ左側の岩を登った
カニのハサミはプレートから近い、3〜40メートル位か
2023年09月18日 06:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 6:34
カニのハサミはプレートから近い、3〜40メートル位か
浮石を神経質に確認しながら
2023年09月18日 06:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 6:34
浮石を神経質に確認しながら
下のチムニーがよくわからない
2023年09月18日 06:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 6:47
下のチムニーがよくわからない
とにかく山頂目指して登れるところを登ってみた
2023年09月18日 06:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 6:58
とにかく山頂目指して登れるところを登ってみた
すると見覚えのある形。上のチムニーだ。これ、チムニー内より右横のが登りやすそう……で、右を登った
2023年09月18日 07:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 7:04
すると見覚えのある形。上のチムニーだ。これ、チムニー内より右横のが登りやすそう……で、右を登った
着いた…
2023年09月18日 07:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 7:12
着いた…
なんと、湯俣から来た方に撮っていただきました。
2023年09月18日 07:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 7:13
なんと、湯俣から来た方に撮っていただきました。
3枚も撮ってくれた。全部載せちゃいます。
2023年09月18日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 7:14
3枚も撮ってくれた。全部載せちゃいます。
周りはガスってたけど、この時はかろうじてまだ青空だった。
今回あらゆることに恵まれた山行だった。
2023年09月18日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 7:14
周りはガスってたけど、この時はかろうじてまだ青空だった。
今回あらゆることに恵まれた山行だった。
山頂の皆んな、眺望ないもんだからブロッケンで遊んでた笑
2023年09月18日 07:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/18 7:13
山頂の皆んな、眺望ないもんだからブロッケンで遊んでた笑
下山は気が抜けた。上高地までが長すぎる…。
紅葉が始まりつつある、もう秋だね
2023年09月18日 08:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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下山は気が抜けた。上高地までが長すぎる…。
紅葉が始まりつつある、もう秋だね

感想

3年前は夢のまた夢だった北鎌尾根。
それからずっと北鎌を意識しての山行を続けた。
出来れば50歳までに…。この三連休が最後のチャンスだった。まさか本当に行けることになるとは…。

水曜日、ヤマテンの5日間予報を見て緊張が走った。うそ、チャンスじゃん。
この春から今年はもしかして、と思い、散々下調べをして飽きるほどYouTubeを見てきた。
北鎌沢、独標の直登、稜線のルーファイ、直下のチムニー。一つずつクリアする度に肩の荷が降りたように気が楽になって来た。
やはり初めての北鎌は余裕などなかった。
でも一見無理と思う岩もあれこれ時間をかけながらじっくり取り組めば意外と登れることがわかった。こわい場面も多かったけど…。

最後、槍の祠から出て来た時、一人だけ拍手で迎えてくれた単独男性がいた。恥ずかしくてその時は気づかなかったけど、前日北鎌平でテントを張ってた人だった。写真を撮ってもらって少し会話。車が七倉に置いてある?なんと湯俣から来たと言うではないか。驚き。
とても謙虚で落ち着いていて、こちらが聞くまで話さない。やはり本物は違うなと思った(笑)
この後もう1日かけて七倉へ下山するとのこと。写真ありがとうございました。


最後に、私はずっと1人で登っているけど、この北鎌でつくづく思った。1人だけど独りじゃない。
沢山の思いを感じることが出来て、感謝。


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【2件の滑落事故について】
16日に北鎌沢で単独男性、17日に槍山頂直下で3人パーティの女性の滑落がありました。いずれも意識はあったとの事ですが、その後が気がかりです。
特に後者の女性は、私が北鎌平でテントを張った2時間後、落石音とラーク!の声と共に悲鳴のような声も聞こえたので、ただ事ではないとテントから顔を出したら砂煙が立っていて、事の重大さを認識しました。当事者のお仲間の気持ちを思うとここでは詳細は控えますが、ヘリが来て搬送されるまでの2時間、しんどかった。言葉がありませんでした。無事に回復されることを祈るばかりです。

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