[北アルプス] 湯俣温泉 → 樅沢 → 三俣山荘 → 伊藤新道
- GPS
- 54:39
- 距離
- 61.3km
- 登り
- 3,376m
- 下り
- 3,364m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:23
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:48
- 山行
- 19:36
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 21:13
天候 | 1,2日目 晴れ 3日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
松本 → 七倉 レンタカー 松本 → 大阪 しなの、新幹線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●七倉ー湯俣温泉 整備された林道と登山道? ほぼ、高低差は無い トンネルがいくつか有るので、ヘッデン必須 高瀬ダムまではタクシーも有るので利用すれば1時間程短縮できる ●湯俣温泉ー伊藤新道分岐 湯俣川の遡行になるが、伊藤新道としてのルートは川岸の歩きやすい所を通る感じ いくつもの渡渉が必要なので水量によって難易度が極端に代わると思われる。 渡渉時に支えとなるストックなどは必須と思われる。 沢歩きが得意な人はルートを選択しながら水流を歩く方が簡単だと思う ●伊藤新道分岐ー樅沢ー稜線 樅沢右俣から稜線捲き道までは、特に大きな滝は無く高捲き必要箇所は3か所ほど だったと・・ 稜線手前の枯れ沢からの詰め上りは簡単で、覚悟してたが肩透かし だった。 最後に鬼の角みたいな岩が見えたら直ぐに稜線 ●三俣山荘ー第1庭園 (伊藤新道) トラバース気味の道で、慎重に通過すれば問題ないと思われる。 道幅は狭いのでスライド時は注意が必要 ●第1庭園ー第5吊り橋 (伊藤新道) この間は危険度が跳ね上がる。 ロープ設置場所が数か所あり、木の枝が処理され てない箇所も多いためヘルメットが無いと「痛てぇ」を連発するかも・・ いずれ にせよ終始慎重さが求められる。 また、マークやテープが少ないので踏み跡が不明瞭になると道迷いする可能性が 高い、夜間に通過する時には特に注意が必要。 ●第5吊り橋ー湯俣 (伊藤新道) 遡行時の逆で、難易度はほぼ同じと思われるが、今回は日没後の通過だったので 苦労した。 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
MYアイテム |
Donai
重量:1.53kg
|
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感想
追悼登山で以前から訪問したかった湯俣温泉 晴嵐荘へ・・
湯俣川は硫黄性の水なので飲めないが、別の沢から水を引いてる様で飲み水は水道からいつも出てる。 トイレは旧式だが清潔。 温泉があり・・なんと一晩中入浴できるのがメチャクチャありがたい。
そして、晴嵐荘訪問だけで、済むわけもなく沢へも入る事に・・
モミ沢から樅沢岳にツメ上る計画を立てて出発・・(伊藤新道の開通で晴嵐荘の復活?を知ったのだが、なぜか伊藤新道にも湯俣山荘にもあまり興味が無かった)
赤沢出合先の分岐で先行者2名が戻って来る。 対岸側から彼らが戻って来た先まで行くと10mほどの滝が有る。 事前に収集した情報にこんな滝有ったかな?と思いつつ、滝は無理だが少し手前のルンゼなら行けそうなので取り付いた。
半分ほど登ってその壁のモロさに心底後悔しながらも何とか登ったのだが最後の2手ほどのところで一月ほど前に痛めた古傷の股関節にぐっと力を入れたところ鈍痛が走りそれをリカバーするために変な方向に力を入れたためか右手の親指を突き、膝を捻ってしまった。 かろうじて崖を這い上がり痛い足を引きずりながら人工的に作ったようなゴルジュを過ぎてもう一つ5mほどの滝をよじ登ると、まるで西部劇に出てきそうな素晴らしい景色が赤岳からのカールで続いてた。
ここは沢の水が硫黄性の水流なので釣り師も沢屋も来ることは無いと思われ、来るとすれば沢筋を間違えた間抜けだけだと思う。
でも、この景色はその間抜けだけが見る事が出来る。 ザイルを持たない自分は後戻りできない状況なのは分かっちゃいたが、しばし見とれてしまった。 間抜けだけの特権として写真は載せない事にする。(笑)
湯俣川に戻る為に急斜面を登り尾根を一つ越えてやっと予定ルートに戻った時にはすでに時間も気力も相当消耗してしまい早々に幕営地を見つける事にした。
翌日、腫れあがった足の痛みを考慮しモミ沢からの遡行は諦めて樅沢から稜線に詰めて三俣山荘を目指し伊藤新道で下山する事にした。
途中でレンタカーの返却日(計算違いで返却日を間違えた^_^;)が気になったが電波が無いので連絡も出来ず雨の中痛い足で一晩中歩いてギリ返却時間に間に合う事になるのだが・・ 伊藤新道で散々な目にあってしまう。
湯俣川の下りは足の痛みから飛び石もままならず5時間以上費やしてしまった。
天気の良さそうな日を狙って数週間待ったのだが、最終日の一番楽しいはずの日に雨が降り続けると言う自分らしい結末に・・
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