記録ID: 5986885
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
剱岳のち室堂周回!
2023年09月18日(月) 〜
2023年09月23日(土)



体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 35:07
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 3,051m
- 下り
- 3,235m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:06
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 4:48
2日目
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 13:11
19:05
3日目
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:02
14:45
天候 | 9/18 9:00 室堂BT 晴れ 10:00 雷鳥沢キャンプ場 霧 15:00 劔沢キャンプ場 霧 9/19 4:30 一服劔 曇りのちガス 7:30 剱岳 ガスガス 14:00 雷鳥沢キャンプ場 9/20 雷鳥沢キャンプ場 ガスまたは雨 9/21 雷鳥沢キャンプ場 強風ときどき暴雨 (周囲のテントが壊れるほど) 9/22 3:00 雷鳥沢キャンプ場 雨 9:00 雷鳥沢キャンプ場 雨が上がり曇り 10:00 奥大日岳 快晴または晴 13:00 大日岳 曇り以後たまに小雨 9/23 4:00 雷鳥沢キャンプ場 少しガス 【朝の立山三山方面の星がきれい】 5:30 別山南峰 濃霧、時に小雨【以後同じ】 9/24 9:00 雷鳥沢キャンプ場 小雨 12:00 室堂BT 小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大阪駅から富山駅までは阪急観光バス【夜行】 富山駅から室堂BTまでは富山地鉄の直行バスを利用。(二人だとこれが一番安いはず。) 〇帰り 室堂BTから富山駅までは富山地鉄の直行バスを利用。 富山駅からは直通便が埋まっていたので、相方と打ち合わせて乗り換えをする。 富山駅から兼六園までは予約不要の路線バス。(¥1,200) 金沢駅から大阪駅BTまではJRバスを利用。【夜行】 ※行きと帰りの室堂線、有峰線(それぞれ直通で富山駅までのバス)は事前に予約して現地で買っておくのが良い。現地では室堂BTでしか乗車券買えない(webは支払方法がコンビニ払いのみであるし、その乗車券を現地で受け取れない)ので、確実に買うためにも。 ※今回は帰る期日を考えずに乗り込んだため、乗車券を下界の家族に買ってもらうも現地にはないため危うく乗れないところであった。キャンセルしてもう一度購入した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂BT〜雷鳥沢野営場 下り基調の石畳道。そんなにきつくもないはずなのだが、登りになるとかなりこたえる。雷鳥目撃。 雷鳥沢野営場〜劔御前小舎 くねくね基調の登山道。石もそこそこあるが避けることができる。道標も分岐ごとに期待できる。蛇腹道のため、たまに直登の枝道があるので、夜間はしょうもない迷い方をしてしまうかもしれない。よく見ると岩にペンキでバツと書いてあることが多い。雷鳥目撃。 劔御前小舎〜劔沢野営場 そこそこ下るが緩やか。 劔沢野営場〜剣山荘 多少のアップダウンを繰り返して、岩地帯は主にペンキを見ながら進む。夜間でも慎重に進めば大丈夫。途中の劔沢小屋は石垣で隠れる形なので夜間は分かりづらい。 剣山荘〜一服劔 そこそこ上る。二つ鎖場あるが通過良好。ピークを意識しないと一服劔と分からず通過してしまうかもしれない。 一服劔〜前劔 少し下ったのち、なかなか上る。この登りがザレで、簡単に落石してしまうので前後に十分注意する。通過は良好。前劔は標識あり。 前劔〜剱岳 前劔からはほぼ稜線に乗る。岩稜で鎖場多いが登りはカニのタテバイ以外はおおむね通過良好。(ほかにも足場が細かったり、高度感そこそこあるところもあるが通過は問題なくできる。)タテバイだけは渋滞ができやすい。ほぼ垂直なところに足場がつけられている。それが階段などでなくL字の金具だったりするので滑ってしまいそうで慎重になる。手だけで登ると、鎖がたわんでいるので空中浮遊しそうになり危ない。下りではヨコバイ以外はそこまで通過に困らない。(ほかにも長いハシゴの初めが怖かったりするが、そのあたりが核心だと思えば通過は問題ない。)ヨコバイはペンキに従い、見えにくい一歩目のくぼみに足をかける必要がある、と聞いていたが、冷静になると(平均より小さい私でも)届く足場がたくさんあり、一歩目にはそこまで苦労しなかった。鎖もあるし。どちらかというと、ヨコバイ終点付近で、水平なくぼみが連続している足場が終わり、5mほど下らないといけない箇所で霧で鎖が大変ぬれており、強くつかまないとするっと抜けそうであったのが怖かった。 劔御前小舎〜別山南峰 易しい登り道。偽ピークがあるので注意。 別山〜真砂岳 下りのち登りだが、この下りが岩多い箇所をくねくね下るのでよく踏み跡やロープを確認しておりる必要あり。コルからは標識多く問題なし。 真砂岳〜富士ノ折立 真砂岳から下る。富士ノ折立までの登りは美しい稜線で、ほぼ巻かずに直登するので堪能できる。富士ノ折立山頂は登山道から少し外れた場所にある。高校生の部活で来ていたなら少し躊躇する岩場ではあるが、そこまで問題なく通過できる程度。 富士ノ折立〜雄山 そこまで標高差なく岩稜を通過する。 雄山〜一ノ越 くねくね基調の登山道で、問題ない。 一ノ越〜立山室堂山荘 よく整備された石畳の道で、走れる。雷鳥目撃。 立山室堂山荘〜玉殿岩屋 メインルートを外れ、狭めの天然岩階段を下る。 雷鳥沢野営場〜新室堂乗越 そこまで上らない。問題ない登山道。 新室堂乗越〜奥大日岳 何回か小ピークを抜けてそこそこ上るとコルにつく。東へ行くと最高点(ケルンのみ)、西に行くと山頂標識(と三角点?(わかりづらい))がある。ただのハイカーは西に行くが良いが、東も侮れない眺望あり。雷鳥の群れ目撃。雨の後なので泥濘なくとも水たまりが稜線上いくつもあり、ハイキングシューズだとしんどいと感じた。 奥大日岳〜中大日岳 すぐそこそこ下るが、ハシゴと少しの鎖場あるので登山装備を推奨。いくつか小ピークを過ぎ、ゴーロの七福園を抜けるときだけ岩間に落ちないように要注意。最後の樹林の岩場を抜けると中大日岳。 中大日岳〜大日岳 特に問題のないルート。 |
その他周辺情報 | 雷鳥沢ヒュッテ、立山ロッジともに入浴後にゆっくりできるスペースは限られています。その点、雷鳥荘はおしゃれなカフェでゆっくりできますのでお勧めです。(往復に登山が挟まるので行く気力があればおすすめ) 立山ロッジは軽いお菓子や飲料、アイス(モナカだけ?)の販売です。大日岳方面の景色がよいが、内風呂は湿度高い日だと曇って見えにくいかも。露天風呂は家の浴槽を少し大きくした程度ですが源泉から引いており良い。いつもは暑くて水を投入して加減するそうだが、雨の日だったので38℃程度に思えた。シャンプー類はそろっており、ドライヤーもある。館内の水道水飲料可能。¥700 雷鳥沢ヒュッテはTシャツなどの販売、アイス(モナカなど数種)、飲料などの販売あり。内風呂は立山ロッジより少し広く、窓開閉スタイルなので風通しが良い。立山三山方面の展望がよく爽快。露天風呂は源泉かけ流しで立山ロッジより少し濃く感じるが、内風呂とは別室にあるため一度着替えて貴重品をロッカーに預けてから浸かりに行く。ポイントは内風呂に長く入りすぎないことだと思います。露天風呂は雷鳥沢キャンプ場から直接見えにくいようにか板が真ん中に張ってあるので浸かりながら完全には展望を見ることができない。卓球台スペースは今はなく、立山の怪談話などの小話を見て楽しみます。シャンプー類はそろっており、ドライヤーもある。\700 雷鳥荘はガスなどの小物のほか、タオルやバンダナの販売あり。カフェではカレー、うどん、かきごおりなどある。paypay使える。アイスはサクレなど数種があった。フロントで貴重品を預かってもらい、風呂へ向かう。(10時からやっている。)展望のない内風呂がまずあり、しっかり温まることができる。シャンプー類も文句なくそろっている。その後二つ目の展望風呂にいくと、大きなガラス張りの源泉かけ流しのヒノキ風呂。あいにくの天候で曇っていたが、地獄谷方面の展望は抜群だと思われる。¥1,000 みくりが池温泉はモンベルの店舗あり。湯の華やオリジナルグッズも売っていた。中でみくりカフェの厚あつトーストをいただく。かなり分厚い(笑)ほかにもえんまピザなどあるらしい。ブルーベリーソフトもおいしい。 剣山荘は4時にはヘルメット貸し出しできた。¥1,000 バッチやTシャツの販売あり。 |
予約できる山小屋 |
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写真
4日目、強風すぎて相方のテントが転倒。(だじゃれでは済まない。)あんなに石垣たてたのに...
しかし、周りがどんどんポール折れて雷鳥荘に撤退する中で暴風に耐えていた私たちはある意味いい体験できましたね。
しかし、周りがどんどんポール折れて雷鳥荘に撤退する中で暴風に耐えていた私たちはある意味いい体験できましたね。
装備
備考 | 学生登山とはいえ、もう少し天候様子見で日程決めてもよかったかもしれない。日程を優先してしまったので雨天の単独ライブみたいな状況になったが、その分温泉巡り等できたので満足。 |
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