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Yamareco

記録ID: 6029109
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳 北沢峠から日向八丁尾根

2023年10月07日(土) 〜 2023年10月08日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
17:42
距離
21.8km
登り
1,740m
下り
3,086m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:33
休憩
1:44
合計
7:17
7:48
0
9:13
9:17
10
9:27
9:35
2
10:20
10:21
25
10:46
10:53
50
11:43
12:20
101
14:01
14:26
7
14:33
14:47
8
14:55
15:02
3
15:05
宿泊地
2日目
山行
10:00
休憩
0:19
合計
10:19
4:29
64
宿泊地
5:33
5:37
20
5:57
5:58
186
9:04
9:04
36
9:40
9:40
57
10:37
10:37
64
11:41
11:41
12
12:00
12:01
12
12:13
12:13
3
12:20
12:20
5
12:25
12:25
59
13:24
13:26
38
14:04
14:08
10
14:18
14:18
30
天候 10/7 晴れ
10/8 曇りのち雨
最低気温1.11℃ 10/8 05:37
最高気温18.14℃ 10/7 07:36
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
前泊
-------------------------------------------
伊那市 ホテル青木 3700円

往路
-------------------------------------------
高速バス
3615便 新宿-伊那飯田線 3500円
バスタ新宿13:35-伊那BT17:00 笹子付近の事故渋滞で1時間超遅れ18:00過ぎ着

モーニングジオライナー830円
伊那BT4:30-仙流荘5:10

南アルプス林道バス 手回り品込み片道1370円
仙流荘5:30-北沢峠6:25 大行列がバス待ちの為、ピストン輸送を繰り返すバスに乗れたのは6:50頃。北沢峠着は7:35頃だった。

復路
-------------------------------------------
北杜タクシー 3980円
尾白の湯16:15頃-長坂駅16:39

中央線 2640円
長坂16:50-東中野20:08


温泉 食事
-------------------------------------------
尾白の湯 入館830円 食事 唐揚定食1000円 瓶ビール750円
コース状況/
危険箇所等
甲斐駒ヶ岳から六合石室
駒ヶ岳からの降りだしは踏跡が分散して分かりづらい。先をよく見ると岩の北杜市側を巻く径が見える。踏跡を追うと一部藪もあるが下道はハッキリしている。基本的には岩稜稜線と北杜市側のハイマツの際にルートがある。たまに伊那市側のトラバースとなると不明瞭な箇所もある。若いケルンは信用ならない。2740mでは伊那市側へ僅かに鎖でトラバースした後、垂直の鎖が下がっている。足掛かりはあるが地面まで届いておらず、さらに伊那市側に寄って着地した。六合石室が近づくと左下に石室の屋根が見えて岩塊上を直接降れる。水場の裸地に向かう稜線ルートはロストしたので不明。

六合石室から水場
水平に岩塊上を水場の裸地方向に向かうとすぐに土径が現れる。ほどなく水場の裸地に出るが、その直前に稜線から踏跡が降りてきているのを見る。
裸地の伊那市側に白のLアングルが立っており明瞭な道形が降りている。70m程降る。今回は岩の積み重なる穴から水はよく出ていた。さらに降ると沢になっている。

七丈ヶ滝尾根手前「長谷村 中の川越へ」の標識から三ツ頭の2550m峰
標識の所で稜線上は藪となり左右に踏跡が分かれる。右に降りて最初のトラバースは途中で行き詰る。さらに下に降ったトラバース道を使った。不明瞭箇所はあるが、三ツ頭前の鞍部で稜線に出るまで続く。左は開山の古道らしい。自分の2010年版エアリアには薄い灰色点線がある。

三ツ頭分岐から大岩山手前鞍部
三ツ頭分岐を過ぎると木に巻かれた赤いブリキ板が点々と続き、迷う心配はない。烏帽子中尾根2540mから尾根形の曖昧な八丁尾根に急降下するがルートは明瞭。2470mで岩を縫う痩せ尾根となる。梯子やロープが連続するものの危険個所はない。2400mからは尾根が広がり次第に美しい苔の森となる。

大岩山登り
最初の鎖とロープが核心。垂直に近いが足掛かりはある。鎖は地面まで届いておらず取付きにはコツがいる。長めの梯子を過ぎると被覆されたワイヤーが現れる。トラバースを交え幾分勾配が落ち着き、足場もあるのでワイヤーを頼らずとも済む。勾配がきつめの上部の鎖もステップがあり問題ない。2250mで登り切り勾配が緩む。ゆるゆる詰めて2300m圏峰。

駒岩過ぎ1800mから1622m峰手前鞍部
1800mの尾根分岐を左折すると急勾配で倒木と付け替えによるアスレチックな歩きにくい径となる。1700mで一旦落ち着くが、再び左へ急な降りとなり岩溝の源頭を横切る。1622m峰の手前鞍部で漸く落ち着く。

ビバーク適地 六合石室水場の裸地 八丁尾根2301m峰南 大岩山南の2180m圏峰南 大岩山 駒岩西1800m天然カラマツ林標識
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
行列は並び始めて約50分経過、トイレが見えるところまで進んだ。
2023年10月07日 05:56撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 5:56
行列は並び始めて約50分経過、トイレが見えるところまで進んだ。
バス待ち中、シルエットの鋸岳と秋の空 9.5℃ 73%
2023年10月07日 06:06撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
2
10/7 6:06
バス待ち中、シルエットの鋸岳と秋の空 9.5℃ 73%
2030m 北沢峠
2023年10月07日 07:39撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 7:39
2030m 北沢峠
2330m 長衛小屋に延びる尾根を合わせてダケカンバ黄葉。
2023年10月07日 08:40撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 8:40
2330m 長衛小屋に延びる尾根を合わせてダケカンバ黄葉。
2502m峰を過ぎて 双児山を望む色の抜けたダケカンバの径 
2023年10月07日 08:57撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 8:57
2502m峰を過ぎて 双児山を望む色の抜けたダケカンバの径 
2620m 振り返り早川尾根、鳳凰三山
2023年10月07日 09:24撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 9:24
2620m 振り返り早川尾根、鳳凰三山
2620m 振り返り仙丈ヶ岳
2023年10月07日 09:24撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 9:24
2620m 振り返り仙丈ヶ岳
2649m 双児山より 早川尾根、北岳
2023年10月07日 09:34撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 9:34
2649m 双児山より 早川尾根、北岳
2649m 双児山より 駒津峰と甲斐駒
2023年10月07日 09:35撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 9:35
2649m 双児山より 駒津峰と甲斐駒
2620m 進むと 鋸岳側が開けて三ツ頭、烏帽子岳、熊穴沢ノ頭、鋸岳が見えた。
2023年10月07日 09:38撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 9:38
2620m 進むと 鋸岳側が開けて三ツ頭、烏帽子岳、熊穴沢ノ頭、鋸岳が見えた。
2580m 鞍部 ダケカンバ黄葉
2023年10月07日 09:45撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 9:45
2580m 鞍部 ダケカンバ黄葉
2610m 駒津峰への登りで勾配が増して再びハイマツ帯となる。展望が開け戸台川と霞む中央アルプスを見る。
2023年10月07日 09:56撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 9:56
2610m 駒津峰への登りで勾配が増して再びハイマツ帯となる。展望が開け戸台川と霞む中央アルプスを見る。
2610mより 東の山肌はダケカンバ黄葉
2023年10月07日 09:57撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 9:57
2610mより 東の山肌はダケカンバ黄葉
2650mより 駒津峰山肌のダケカンバ黄葉と秋の空
2023年10月07日 10:03撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 10:03
2650mより 駒津峰山肌のダケカンバ黄葉と秋の空
2700mより 色づく山肌と 野呂川を繞る山並みから延びる尾根群 奥に塩見、荒川
2023年10月07日 10:13撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 10:13
2700mより 色づく山肌と 野呂川を繞る山並みから延びる尾根群 奥に塩見、荒川
2700mより  駒津峰山肌のダケカンバ黄葉と栗沢山の山肌に点在する黄色や赤が好ましい。
2023年10月07日 10:13撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 10:13
2700mより  駒津峰山肌のダケカンバ黄葉と栗沢山の山肌に点在する黄色や赤が好ましい。
2700mより 色づく双児山の山肌
2023年10月07日 10:14撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 10:14
2700mより 色づく双児山の山肌
2740m 駒津峰前より甲斐駒
2023年10月07日 10:19撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 10:19
2740m 駒津峰前より甲斐駒
2860m 2860m 駒津峰からの渋滞から逃れるためペースを上げた後、漸く勾配が緩んだ砂地となり一息つく。
2023年10月07日 11:19撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 11:19
2860m 2860m 駒津峰からの渋滞から逃れるためペースを上げた後、漸く勾配が緩んだ砂地となり一息つく。
△2965.5 甲斐駒ヶ岳
2023年10月07日 11:38撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 11:38
△2965.5 甲斐駒ヶ岳
甲斐駒ヶ岳より 鳳凰三山と富士山
2023年10月07日 11:45撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 11:45
甲斐駒ヶ岳より 鳳凰三山と富士山
甲斐駒ヶ岳より 色づく駒津峰の山肌 仙丈ヶ岳
2023年10月07日 11:49撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 11:49
甲斐駒ヶ岳より 色づく駒津峰の山肌 仙丈ヶ岳
甲斐駒ヶ岳より 栗沢山 北岳 間ノ岳 仙塩尾根 仙丈ヶ岳 奥に塩見、荒川
2023年10月07日 11:56撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 11:56
甲斐駒ヶ岳より 栗沢山 北岳 間ノ岳 仙塩尾根 仙丈ヶ岳 奥に塩見、荒川
甲斐駒ヶ岳より 鋸岳への稜線
2023年10月07日 12:10撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 12:10
甲斐駒ヶ岳より 鋸岳への稜線
2950m 鋸岳に向け一段降り、勾配が緩んだところでウラシマツツジの紅葉を見る。
2023年10月07日 12:19撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 12:19
2950m 鋸岳に向け一段降り、勾配が緩んだところでウラシマツツジの紅葉を見る。
2930m コブの手前で甲斐駒を振り返り
2023年10月07日 12:22撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 12:22
2930m コブの手前で甲斐駒を振り返り
2930mコブ 妙見大菩薩の石碑あり。
2023年10月07日 12:23撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 12:23
2930mコブ 妙見大菩薩の石碑あり。
2880m 砂地に明瞭なトレース 岩陰には昨日の低温強風による霧氷の名残
2023年10月07日 12:36撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 12:36
2880m 砂地に明瞭なトレース 岩陰には昨日の低温強風による霧氷の名残
2840mより 日向八丁尾根と八ヶ岳
2023年10月07日 12:46撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 12:46
2840mより 日向八丁尾根と八ヶ岳
2830m 伊那市側をうろうろした後、北杜市側の岩とハイマツの際に径を見つける。
2023年10月07日 12:50撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 12:50
2830m 伊那市側をうろうろした後、北杜市側の岩とハイマツの際に径を見つける。
2830m 岩を巻く鎖
2023年10月07日 12:51撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 12:51
2830m 岩を巻く鎖
2810mより 三ツ頭 烏帽子岳 鋸岳
2023年10月07日 12:57撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 12:57
2810mより 三ツ頭 烏帽子岳 鋸岳
2750m 僅かに伊那市側に鎖でトラバースすると
2023年10月07日 13:16撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 13:16
2750m 僅かに伊那市側に鎖でトラバースすると
2750m 垂直近い鎖が下がっている。
2023年10月07日 13:17撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 13:17
2750m 垂直近い鎖が下がっている。
2700mより 三ツ頭 烏帽子岳 熊穴沢ノ頭 鋸岳
2023年10月07日 13:27撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 13:27
2700mより 三ツ頭 烏帽子岳 熊穴沢ノ頭 鋸岳
2670m 九須龍神社、熊野神社他石碑
2023年10月07日 13:41撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/7 13:41
2670m 九須龍神社、熊野神社他石碑
2640m 藪だが、下道ははっきりしている。
2023年10月07日 13:47撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
10/7 13:47
2640m 藪だが、下道ははっきりしている。
2550m 左によると六合石室の屋根が見えたのでそちらに降る。
2023年10月07日 14:05撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/7 14:05
2550m 左によると六合石室の屋根が見えたのでそちらに降る。
2540m 六合石室の直前に駒嶽大神の石碑
2023年10月07日 14:09撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 14:09
2540m 六合石室の直前に駒嶽大神の石碑
2480m 水場を偵察する。径は明瞭
2023年10月07日 14:30撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/7 14:30
2480m 水場を偵察する。径は明瞭
2450m 水場 重なる岩の間から美味しい水がしっかり出ていた。プラティパスなどは入らないので汲むには受けるものが必要。
2023年10月07日 14:38撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/7 14:38
2450m 水場 重なる岩の間から美味しい水がしっかり出ていた。プラティパスなどは入らないので汲むには受けるものが必要。
2520m 裸地 ここに泊まることにする。
2023年10月07日 14:51撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/7 14:51
2520m 裸地 ここに泊まることにする。
2780m圏峰辺りを振り返り、登山者が降りてくる。
2023年10月07日 15:49撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/7 15:49
2780m圏峰辺りを振り返り、登山者が降りてくる。
六方石 駒津峰 双児山
2023年10月07日 15:50撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
2
10/7 15:50
六方石 駒津峰 双児山
長谷村の 「鋸岳 中の川越へ」標識で踏跡が左右に分かれる。
2023年10月08日 04:35撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 4:35
長谷村の 「鋸岳 中の川越へ」標識で踏跡が左右に分かれる。
稜線近くに石碑がある。
2023年10月08日 04:41撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 4:41
稜線近くに石碑がある。
三ツ頭前の鞍部で稜線に出る。2550m峰へ向かう稜線を振り返ると踏跡があった。
2023年10月08日 05:23撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 5:23
三ツ頭前の鞍部で稜線に出る。2550m峰へ向かう稜線を振り返ると踏跡があった。
2580m 三ツ頭より 熊穴沢ノ頭 鋸岳
2023年10月08日 05:34撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 5:34
2580m 三ツ頭より 熊穴沢ノ頭 鋸岳
2580m 三ツ頭より 双児山 仙丈ヶ岳 北岳
2023年10月08日 05:35撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 5:35
2580m 三ツ頭より 双児山 仙丈ヶ岳 北岳
2570m 烏帽子側に少し降ったとところに鋸岳分岐 前方の樹間に烏帽子岳の高まりを見る。
2023年10月08日 05:39撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 5:39
2570m 烏帽子側に少し降ったとところに鋸岳分岐 前方の樹間に烏帽子岳の高まりを見る。
2580mより 甲斐駒
2023年10月08日 05:53撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/8 5:53
2580mより 甲斐駒
2594m 烏帽子岳山頂
2023年10月08日 05:55撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/8 5:55
2594m 烏帽子岳山頂
烏帽子岳山頂より 熊穴沢ノ頭 鋸岳
2023年10月08日 05:56撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 5:56
烏帽子岳山頂より 熊穴沢ノ頭 鋸岳
烏帽子岳山頂より 2580m圏峰をみる。
2023年10月08日 05:58撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 5:58
烏帽子岳山頂より 2580m圏峰をみる。
2580m圏峰には二つの石碑があった。
2023年10月08日 06:06撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 6:06
2580m圏峰には二つの石碑があった。
2580m圏峰より 奥秩父
2023年10月08日 06:07撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 6:07
2580m圏峰より 奥秩父
2580m圏峰より 八丁尾根 大岩山 雲たなびく八ヶ岳
2023年10月08日 06:07撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 6:07
2580m圏峰より 八丁尾根 大岩山 雲たなびく八ヶ岳
2580m圏峰より 鞍掛山 遠望 御座山 男山から三国山辺り
2023年10月08日 06:08撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 6:08
2580m圏峰より 鞍掛山 遠望 御座山 男山から三国山辺り
2530m 2540mで烏帽子中尾根から別れて尾根形の曖昧な八丁尾根に向かう
2023年10月08日 06:19撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 6:19
2530m 2540mで烏帽子中尾根から別れて尾根形の曖昧な八丁尾根に向かう
2470m 痩せ尾根に乗る。
2023年10月08日 06:26撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 6:26
2470m 痩せ尾根に乗る。
2450m 岩を縫う
2023年10月08日 06:30撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 6:30
2450m 岩を縫う
2450m 短い梯子の後、眺めの下部が固定されていない長めの梯子
2023年10月08日 06:33撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 6:33
2450m 短い梯子の後、眺めの下部が固定されていない長めの梯子
2410m圏長稜 ナナカマド紅葉
2023年10月08日 06:52撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
2
10/8 6:52
2410m圏長稜 ナナカマド紅葉
2320m 2350mで尾根分岐を左折して尾根が広がる。
2023年10月08日 07:10撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 7:10
2320m 2350mで尾根分岐を左折して尾根が広がる。
2260m コナラ黄葉
2023年10月08日 07:45撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 7:45
2260m コナラ黄葉
2250m 苔の森
2023年10月08日 07:50撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 7:50
2250m 苔の森
2170m 大岩山取付
2023年10月08日 08:24撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 8:24
2170m 大岩山取付
2190m 垂直近い鎖、ロープ、梯子を終えて、被覆ワイヤーで出てきて勾配が緩み九十九折れになる。
2023年10月08日 08:29撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 8:29
2190m 垂直近い鎖、ロープ、梯子を終えて、被覆ワイヤーで出てきて勾配が緩み九十九折れになる。
2220m 取付きで追いつかれた後続の方。
2023年10月08日 08:36撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 8:36
2220m 取付きで追いつかれた後続の方。
2240m 上部の鎖。ステップが出来ている。
2023年10月08日 08:40撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
1
10/8 8:40
2240m 上部の鎖。ステップが出来ている。
2250m 登り切って勾配が緩み一安心。
2023年10月08日 08:43撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/8 8:43
2250m 登り切って勾配が緩み一安心。
大岩山 ビバーク跡あり
2023年10月08日 09:05撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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大岩山 ビバーク跡あり
2220m 2280mで北東に向かう尾根から別れて右折、窪状の緩斜面を降り尾根形が現れる。
2023年10月08日 09:14撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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2220m 2280mで北東に向かう尾根から別れて右折、窪状の緩斜面を降り尾根形が現れる。
2170m鞍部の黒津沢源頭 踏み跡が在るような気がする。
2023年10月08日 09:21撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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2170m鞍部の黒津沢源頭 踏み跡が在るような気がする。
2230m 駒薙ノ頭より 樹間から鋸岳を見る。
2023年10月08日 09:32撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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2230m 駒薙ノ頭より 樹間から鋸岳を見る。
2190m カラマツ林
2023年10月08日 10:06撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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10/8 10:06
2190m カラマツ林
2029m 駒岩 休憩後10:36出発
2023年10月08日 10:22撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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2029m 駒岩 休憩後10:36出発
1870m 船窪状となり左の尾根に乗り換える。
2023年10月08日 11:00撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1870m 船窪状となり左の尾根に乗り換える。
1800m 直進がロープで塞がれた尾根分岐を左折する。
2023年10月08日 11:11撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1800m 直進がロープで塞がれた尾根分岐を左折する。
1770m 急斜面に倒木で歩きにくい。
2023年10月08日 11:16撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1770m 急斜面に倒木で歩きにくい。
1700m 一旦勾配が緩む。巻道から稜線に戻ると付け替えられた元の径があった。この先尾根が痩せた後、再び左の急斜面を降る。
2023年10月08日 11:24撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1700m 一旦勾配が緩む。巻道から稜線に戻ると付け替えられた元の径があった。この先尾根が痩せた後、再び左の急斜面を降る。
1680m 岩溝の源頭を横切る。
2023年10月08日 11:31撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1680m 岩溝の源頭を横切る。
1590m 1622m峰手前の鞍部 使わなかったが巻道があるようだ。
2023年10月08日 11:40撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1590m 1622m峰手前の鞍部 使わなかったが巻道があるようだ。
1630m 雁ヶ原より 1980m圏峰 千段刈 鞍掛山 甲斐駒
2023年10月08日 12:10撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1630m 雁ヶ原より 1980m圏峰 千段刈 鞍掛山 甲斐駒
1630m 雁ヶ原より 雨乞岳 水晶薙
2023年10月08日 12:10撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1630m 雁ヶ原より 雨乞岳 水晶薙
1630m 雁ヶ原より 日向山山頂と八ヶ岳
2023年10月08日 12:11撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1630m 雁ヶ原より 日向山山頂と八ヶ岳
1650m 雁ヶ原より 奇岩の列
2023年10月08日 12:13撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1650m 雁ヶ原より 奇岩の列
1650m 雁ヶ原より 千段刈尾 中ノ尾根
2023年10月08日 12:13撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
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1650m 雁ヶ原より 千段刈尾 中ノ尾根

感想

東北行きの予定だったが山行日が近づくにつれ悪い予報となった。比較的予報の良い南ア北部か中ア辺りを検討している内に日向八丁尾根を思い出した。竹宇駒ヶ岳神社から周回する件の美しいルートは10年以上前の黒戸尾根・早川尾根縦走の時に知ってからずっと温めていたものの、自分のペースでは三日掛かるのが問題だった。一方北沢峠へは崩落により山梨側からは入山できないが、伊那BTから早朝のバスがある事を知った。余り美しくはないが、前泊早朝の北沢峠入りで二日間で可能となる。伊那BTから北沢峠、北沢峠から稜線伝いの駒ケ岳、日向八丁尾根さらには尾白の湯と、駒津峰から六方石上分岐の区間を除きお初のルートとなり俄然意欲がわいてきた。

1日目 2023/10/07
----------------------------------------------------------------------------------------------モーニングライナーが南アルプス林道バス乗場に5時10分に到着すると、既にバス待ちの人々が仙流荘の下まで続く大行列となっていた。当然初便には乗れない。ピストン輸送を繰り返す何回目かのバスで1時間超遅れの7時35分北沢峠到着となった。当初は2日目の行動時間を短くするため八丁尾根2301m峰辺りでビバークする計画だったが、これでほぼ六合石室泊となった。

双児山までシラビソとダケカンバ樹林の歩き易い径、双児山で早川尾根や南アルプス南方向の展望が開け以後、ずっと続く。正面に甲斐駒を望み、鞍部を挟んで駒津峰に向かう。登りに入りハイマツ帯となり、一部ダケカンバの黄葉が楽しめた。岩稜となり勾配が緩み駒津峰に着くと多くの方が休憩中だった。

駒津峰を過ぎると岩稜の降りで渋滞が発生していた。次のコブを過ぎた所でその一部を、甲斐駒の登りに転じてからは残りの渋滞をパスさせてもらった。やっとスムーズにはなったものの、抜きつ抜かれつのめんどくささを恐れペースを上げたので甲斐駒までの登りはきつかった。前日は気温が下がり強風だったらしく、落ちた霧氷と水溜りの薄氷を見かけた。

甲斐駒ではオーバーペースの疲れを取り戻すべくいつもより長めに休憩した。霞み勝ちではあるものの八ヶ岳と奥秩父も加わった展望を楽しむ。緑の中に点在する赤や黄色の控え目さが趣深かった。腰を上げ六合石室方面へ向かうとは踏跡が分散して判りづらかった。最初急なので先が見づらかったが、暫くして先の勾配が緩む所に踏跡が確認出来て降ることが出来た。そこからは明瞭な踏跡が続いていた。ウラシマツツジが赤く色づいている。踏跡が分散すると若いケルンは信用ならなかった。暫くして基本的には岩稜稜線と北杜市側のハイマツの際にルートがあって、たまに伊那市側のトラバースとなることに気が付いた。数年前の奥穂から西穂の縦走を思い起こさせた。1箇所2740mで伊那市側に垂直に近い鎖の降りがあった。

六合石室が近づいて稜線上を行くルートを失うと六合石室がすぐ左下に見えて、岩塊重なる直接石室に降るルートに引き込まれた。既に13時となり、足を進め八丁尾根上でビバークするにはすこし遅いのでここで泊りとする。六合石室前では3名パーティが休憩中で、室内では別の3名パーティが就寝中だった。自分の為に寝床を空けてくれたので荷を解いて寝床を準備した。

5.5L担いで来てまだ4.5Lあるので補給の必要ないが、時間もある事ので水場の偵察に向かう。石室から岩塊上をトラバースすると明瞭な踏み跡が現れ直ぐ水場の裸地に出る。水場降り口からも明瞭な道形が降っていた。水場は重なる岩の間から美味しい水がしっかり出ていた。プラティパスなどは入らない穴の中なので汲むにはカップ等受けるものが必要。せっかくなので1L汲んだ。水場から戻る途中、小屋前の3名パーティの一人が散歩がてら降りて来た。後から写真を見せてもらったが、さらに降った所では沢となって流れて様だ。数日前には枯れていたという話もあったが、めったな事では枯れなさそうな水量だった。

水場降り口の裸地に戻る頃には、石室ではこれから到着する人もいるだろうと気になり、気を使わないで済むツェルト泊に変更する気持ちになっていた。
世話になった石室前の3名パーティに挨拶をして石室を辞す。裸地で設営した後はウイスキーでまったり過ごした。最終的に自分以外のテントは4張となった。


2日目 2023/10/08
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15時頃から雨になる予報を確認していたので、ヘッデンを点けて4時30分早発。行く先が見え辛いので案の定迷った。地面に「長谷村 中の川越へ」の標識が置いてある所で、稜線は藪となり左右に踏み跡が分かれる。右を辿るとトラバースになるが途中で行き詰まる。左の踏み跡を辿るとそのまま降り続け不明瞭になる。戻る過程で稜線近くに石碑を見つけるが周囲は藪で、やはり稜線に径はない。再び左に降り、最初のトラバースからさらに降ると別のトラバースするルートが続いていた。不明瞭な箇所がありながらも三ツ頭の前の鞍部で稜線に出るまで続いた。振り返ると2550m峰へ向かう稜線上に踏み跡があった。径はさらに下にもあるような気もする。鞍部からは七丈ヶ滝沢源頭の崩壊が際まで進む稜線を辿り三ツ頭に達した。降りになり三ツ頭分岐を過ぎると木に巻かれた赤いブリキ板が点々と続く。山名標柱のある烏帽子岳の一つ先の2580m圏峰には二つの石碑があった。烏帽子中尾根2550mで八丁尾根が分岐し尾根形の曖昧な斜面の急降下となるがルートは明瞭。2470mで尾根形がはっきりして、岩を縫う痩せ尾根となり梯子やロープが連続する。2400mからは尾根が広がり気を使わないで済むようになる。次第に美しい苔の森となった。たまに現れるダケカンバ・カエデの黄葉やナナカマドの淡い紅葉の控え目さが近年御無沙汰の低山の紅葉の様で懐かしかった。

大岩山への登りは最初の鎖とロープが垂直に近いが足掛かりはある。鎖は地面まで届いておらず取付きにはコツがいる。長めの梯子を過ぎると被覆されたワイヤーが現れる。トラバースを交え幾分勾配が落ち着き、足場もしっかりあるのでワイヤーを頼らずとも済む。勾配がきつめの上部の鎖もステップがあり問題ない。2250mで登り切り勾配が緩む。ゆるゆる詰めて2290m圏峰。きつい登りを終えた達成感からここが大岩山と勘違いした。

休憩後出発して登りに入ったので間違いに気づいた。大岩山に着くと2290m圏峰での休憩中に追い越していった方が休憩しておられたので、挨拶して先へ急ぐ。後はゆるゆる降るだけと思っていた。日向八丁尾根は大岩山から窪状の広い斜面を降った後は、ほぼ緩い広尾根が続いた。幼木が密集する駒薙ノ頭には「毛むくじゃら山」の私製標識があった。千段刈の尾根分岐で右の広尾根に降る。

駒岩で休憩中の方あり少しお話しする。駒岩を過ぎて1870mの素敵な船窪状を左の尾根に乗り換える。1800mの尾根分岐を左折すると急勾配で倒木と付け替えによるアスレチックな歩きにくい径となり疲れた。1700mで一旦落ち着くが、再び左へ急な降りとなり岩溝の源頭を横切る。1622m峰手前の鞍部でようやく落ち着いた。1622m峰を巻くと砂の径となりすぐに錦滝分岐に着いた。

雁ヶ原への登りは風化した花崗岩が奇景を作っていたが、砂地の白さは想像した程ではなかった。茶色混じりなのが残念だった。意外なことに踏み固められて滑らず歩き易い。あまり使われていなそうな右寄りの上部のルートは砂が細かく滑りやすかった。ほどなく着いた日向山は観光客でごった返していた。アウェーな自分は早々に辞す。日向山からは現地の名前通りのハイキングコースが竹宇駒ヶ岳神社の登山口まで続いた。駐車場方向に歩き出すと予報通り雨が降りだして直にまとまった雨となった。下山が間に合った事に傘を差しつつ感謝した。尾白の湯で温泉と食事を堪能した後、タクシーを呼び、中央線上りの発車時刻10分前に長坂駅に着いた。往路ではいろいろあったものの、変化に富んだルートで最高の2日間となった。

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