仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳テント泊登山


- GPS
- 29:53
- 距離
- 44.4km
- 登り
- 3,632m
- 下り
- 3,594m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:43
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 8:46
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 8:44
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:08
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:戸台13:40頃-(タクシー\6,280)-14:15頃高遠さくらの湯15:02-(JRバス伊那市街地循環)15:57伊那市16:25-(高速バス)-19:45新宿西口 (戸台の登山口ではドコモの携帯は通じました) |
その他周辺情報 | 前泊地 ホテル青木(素泊り\3,600):http://ina-hotel.jp 日帰入浴 高遠さくらの湯(入浴料\600):http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd1/index.php?id=2 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳へ。今回は今季行った天狗岳や金峰山とはちょっとレベルが違い、単独で行く雪山としては自分の中では大分挑戦的な山行だった。前もってルート本を読み下調べ。テント泊装備を背負ってのアプローチ、仙丈ヶ岳の雪稜でのナイフリッジの通過、甲斐駒ヶ岳の岩綾でのアイゼンでの登下降が問題となりそうだ。甲斐駒ヶ岳は夏に登ったコースであり、山頂直下の岩場はそんなに難しく感じなかった記憶があるので、アイゼン履いた状態でも問題ないだろうと考え、両方ともに天候が良ければ登頂のチャンスはあるだろうと思いつつ、天候が悪かったりルート的に難しいと感じれば引き返すことを決めて山行を決定した。
時間的な余裕を持つため、前日に伊那市に入り前泊。スーパーで食料調達。
一日目はタクシーで戸台まで。この時期はバスの運行がないため北沢峠へのアプローチは約6時間の徒歩。約30kgの雪山テント泊装備を背負っての河原歩き&樹林帯の急登は辛かった。渡渉ポイントがわかりずらい。途中北側を抜ける堰堤があるが、南側から渡渉する場合は堰堤直下を渡るのが良い。
二日目仙丈ヶ岳登頂。朝から予報通り風が強めだった。まずは北沢峠から樹林帯の登り。樹林帯でも北西風を直に受けるため寒い。トレースがあり雪が締まっていたのでラッセルは問題なく、大滝の頭までは問題なく進む。森林限界を過ぎたところで強風のためビビって帰ろうかとも思ったが、だんだん弱まる予報だったのでその場で停滞して様子を見る。単独なので慎重になっていた。20分ほど停滞したりうろうろして、この風なら問題ないかと思い先へ進む。結果的には森林限界から小仙丈ヶ岳間が一番風が強かったと思う。ほどなくして小仙丈ヶ岳。展望は良い。天候によってはここが進退を決めるポイントかと思う。天候は問題ないので先へ進む。そこからは雪稜のアップダウン。前日の河原歩きで結構足にきていたので緊張しながらナイフリッジやトラバースをこなし仙丈ヶ岳山頂へ。山頂に着いた頃には風も弱まり始めていた。山頂直下東側の部分が窪地になっていて風を避けられる。この日は北西風のためちょうど具合がよく小休止。気を引き締めて下山開始。小仙丈ヶ岳までは注意しながら進む。森林限界を超えてからはお気楽モードで幕営地へ。
三日目甲斐駒ヶ岳登頂。前日までの疲れで起床が1時間ほど遅れたが、今日は時間的には短めのため焦らず出発。左足の太もも外側に疲労感がある。仙水峠までだらだらとした登り。しかし両側から雪崩そうな地形に見えちょっと怖い。ほどなくして仙水峠。ここからは樹林帯の急登のため栄養補給。駒津峰への登りはトレースがあり前日から引き続きまだ雪が締まっていたので問題なく登れたが、気温が高いと難儀しそう。1時間半ほど頑張って駒津峰へ。ここでストックとワカンをデポし、アイゼン&ピッケルを装備。駒津峰から先のアップダウンは雪のつき方がいやらしく、ナイフリッジ状の箇所や通りにくい岩綾横の雪壁を慎重に登ったりトラバースしたり。最後のコルで小休止を入れて岩綾の直登コースへ。ここは思った通りそんなに難しくは感じなかった。ルート取りを慎重にいけば特に問題ないかと思う。駒津峰〜岩綾直前までの方が危なく感じた。この日も快晴で山頂ではよい展望が得られた。下りも慎重にルート取りをして岩場を通過。雪稜をビビりながら進みほどなくして駒津峰へ。ここまでくればもう安心。休憩をいれて下山開始。だんだんと雪が緩んできたが下山では歩きやすくちょうどよかった。
四日目は前日までの疲れで寝坊。8時過ぎの出発という体たらく。河原歩きに喘ぎながら戸台へ帰着。この日は何人かのパーティーが入山していた。戸台でタクシーを呼びさくらの湯へ立ち寄り、循環バスで伊那市へ戻りそこから高速バスで新宿へ。
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