九州遠征:屋久島 宮之浦岳
- GPS
- 12:58
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 2,334m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:51
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
飛行機
安房地区宿泊 安房地区〜淀川登山口(タクシー) 白谷雲水峡〜宮之浦港〜屋久島空港(バス) 屋久島空港〜鹿児島空港(飛行機) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありませんでした。 登山道の至る所に水が流れていますが、下りでも特に滑ることはなかったです。 |
その他周辺情報 | 温泉...縄文の宿 まんてん(屋久島空港目の前) 宿泊...ゆかいな仲間たち(素泊まり\2,800)。快適です。 夕食...ふぁみりーれすとらん かもがわ(刺身定食(\1,600)品数・ボリューム多く大満足) 朝食...朝4時から営業しているお弁当屋さんがありますが、近くのスーパーで飲料、パン、おにぎり、カップラーメンなど購入可能なので、そちらで済ませました。 ガスカートリッジ...空港売店でプリムスのカートリッジ販売。その他、山岳太郎、ゆかいな仲間たちでも販売していました。 |
写真
感想
前日の開聞岳登頂の勢いで、屋久島 宮之浦岳に登ってきました。
屋久島は、1ヶ月の内35日雨が降る⁈と言われているそうですが、滞在中の2日間快晴・無風、先週降った雪もとけ、ヤマビルもまだまだ出てないとのことで、屋久島では恵まれたベストコンディションでの山行となりました。
各日程、各区間の感想は以下です。
<<第1日目>>
鹿児島〜屋久島
飛行機でのアプローチ。空港売店にてプリムスのガスカートリッジ入手。
山岳太郎さん、屋久島観光協会にて登山道の最新情報を入手。
丸正ストアーにて、翌日の朝食、水など購入。
(丸正ストアー、一通りのものが買えます。)
モスバーガー向かいのファミリーレストラン「かもがわ」にて夕食。刺身定食かA定食を頼むようにと勧められていたので、刺身定食を選択。
美味い!安い!品数多い!の大満足。屋久島の焼酎、三岳もうまい!大満足の夕食。
<<第2日目>>
淀川登山口〜黒味岳〜宮之浦岳〜新高塚小屋
予約しておいたタクシーにて安房を出発。
運転手さんの屋久島ガイドを聞きながら、紀元杉観光をしつつ淀川登山口へ。
さぁーいよいよ出発!テンションMAX!です。
淀川登山口から淀川小屋、小花之江河、花之江河と比較的森の中を進みます。
途中大きな杉が幾つもあり、ひたすらキョロキョロし写真を撮り、いつもよりスローペースで進みます。登山道左手にトーフ岩が見え、何度も何度も写真を撮ります。
黒味岳分かれからは急な登りになります。黒味岳山頂の大きな奇岩の上からの景色は最高。岩の先端まで行こうと試みましたが、あまりの恐怖に後退り、這いつくばりながら元の場所へ戻ります。黒味岳分かれに戻り、宮之浦岳までの残り半分の行程へ。後半は、登り、下り、登り、下り、さらに登り下りの連続で、山頂手前の200m程度の登りはキビシイですが、至るところに奇岩が点在し、それぞれの形が面白く、苦しいですが、クスクスしながらの行程になります。
なんとか山頂に到着。快晴・無風の中、大パノラマを堪能しながら昼食を摂ります。
こんなに山頂にずーっと居たいと思ったのは初めてです。後ろ髪を引かれる思いで今日の宿泊地(新高塚小屋)に向けて出発。山頂直下の祠に立ち寄り、海で集めた砂を祠に納め今回の、そしてこれからの山行の無事を祈ります。
比較的楽なほぼ下りの登山道を進み程なく新高塚小屋に到着。早いもの順で寝床を確保。小屋入口に書かれている注意書きで夜にネズミが出ることを知る...。18時過ぎに就寝。本格的に暗くなってからしばらくネズミ発生。一度寝袋の上を走られ飛び起きる。一通り餌がないか?確認したらしく、1時間程度でネズミがいなくなる。
<<第3日目>>
新高塚小屋〜縄文杉〜ウィルソン株〜白谷雲水峡
出発時にはヘッドランプが必要ではない程明るくなっていました。
朝日を受けながら楽な下りを進むと縄文杉へ。う〜む。なるほど。
ウィルソン株に向う途中、自然観察路(左)に向かいましたが、ちょっと遠回りとなりました。特にウィルソン株手前では道を見失いそうになり、だまって二股で右側に進めば良かったかと思います...。
ウィルソン株、いいおっさんですが感動します。ハートちゃん。
トロッコ道は長いですが途中の川や緑や雰囲気などとても気持ちいです。
小杉谷のトイレはオススメです。杉と攪拌していますが、杉のいい匂いで、トイレの嫌な匂いは一切ありません。一度お試しいただきたい。
楠川分かれからはしばらく泣きそうな登りとなりますが、その先にもののけの森、白谷雲水峡と見所ありますので楠川分かれからの急登での苦しみを忘れさせてくれます。もののけの森では、まだ苔むした雰囲気を味わえませんでしたが、雰囲気は感じられます。そして、白谷雲水峡の水の多さ、音、岩の大きさには山行の最後として、またスケールの大きさを感じさせてくれます。
山登りを初めて、最も縁遠い場所だろうなぁと思っていた屋久島 宮之浦岳でしたが、今回縁あって登らせてもらうことができました。イメージとしては森だらけ〜、苔だらけ〜、鹿・猿いっぱいとの遭遇~という感じでしたが、
森・森・森、杉・杉・杉、岩・岩・岩、水・水・水、川・川・川という感じで、とてもバラエティに富んでおり、特にこの島こんなに大きいんだ...なんて山深いんだ...と感じさせられる山(島)でした。さすが、九州1位〜8位の高峰が存在する島ですね。
去年登った早池峰山(岩だらけ)がもっともっと高く、何個も点在しているという感じでした。
普段の山行では、ゴールが近づくと嬉しくなりますが、今回初めてゴールが近づくにあたり、「あぁもうすぐこの山行のクライマックスだ〜。あぁ終わってしまう〜」と悲しく、さみしくなっていく気持ちが強くなっていく山でした。
そんなに簡単に行くことはできないと思いますが、また機会がありましたらおじゃましたいと思います。そして皆さんにも是非是非のオススメです。
下山後、空港目の前の温泉「まんてん」で汗を流します。平日ということもあるのでしょうか?一人っきりで独占。希望は、入浴、食事(おビール!)、昼寝でしたが、入浴後食事できる施設が無いので早めに空港に行き、空港のレストランで昼食。グレートトラバース 日本百名山一筆書きのよーきさんかぶれでカツ丼を食しましたが、半端なく美味しい!アタリ!ぐわんぐわんに酔っ払い、いざ帰路へ!
ありがとうございました。おじゃましました。屋久島、最高!
murakenさん、こんにちは
宮之浦岳登頂されたんですね♪
おめでとうございます(^o^)/
無事にプリムスのカートリッジもゲットできたようでなによりです(*^^*)
屋久島到着日に充実した屋久島料理も堪能された上に、三岳も頂いたとはなんとも贅沢な山行ですねぇ(*^^*)
私ももう少し屋久島を堪能したかったなぁと改めて思いました
年甲斐もなくハート♡、それ私も同じですから(笑)(o´艸`)
ウィルソン株はなんとも言えないパワーを感じましたネ♪
天気もまずまずで最高の宮之浦岳山行に万歳ですね\(^^)/
Taiさん
コメントありがとうございます。
事前に情報頂き、ホント完璧に近い形で大大大満足の山行でした。なにより天気が最高で。
450枚超も撮った写真を見返し、1人ニヤニヤしています。仕事の最中も。あれからずーっと。
また、行きたいですよねー。
次はぜひ家族で行きたいと思ってます。
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