日本百名山93座目 『悪沢岳』 94座目 『赤石岳』 95座目 『聖岳』

2023年09月16日(土) 〜 2023年09月19日(火)

• GPS: 74:25
• 距離: 42.6km
• 登り: 4,491m
• 下り: 4,490m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:49
• 休憩: 0:08
• 合計: 6:57

7:51 椹島ロッジ
8:03 8:03 赤石岳東尾根コース登山口
8:09 8:09 滝見橋
9:22 9:23 岩頭見晴らし
10:08 10:08 小石下
11:43 11:45 清水平
12:26 12:26 蕨段
12:38 12:38 見晴岩
14:00 14:05 駒鳥池
14:18 14:18 駒鳥池駐車場
14:48 千枚小屋

2日目

• 山行: 10:45
• 休憩: 0:34
• 合計: 11:19

4:01 千枚小屋
4:49 4:56 千枚岳
5:54 5:54 丸山
6:26 6:40 悪沢岳
8:19 8:19 荒川中岳避難小屋
8:25 8:26 中岳
8:38 8:38 前岳
9:08 9:14 お花畑（荒川前岳南東斜面）
10:38 10:39 荒川小屋
11:11 11:12 大聖寺平
12:10 12:11 小赤石岳の肩
12:32 12:32 小赤石岳
12:44 12:45 赤石岳・小赤石岳間分岐
13:15 13:16 赤石岳
13:17 13:18 赤石岳避難小屋
14:43 14:43 百間平
15:20 百間洞山の家

3日目

• 山行: 8:17
• 休憩: 1:09
• 合計: 9:26

4:46 百間洞山の家
5:55 5:55 中盛丸山・大沢岳間分岐
6:25 6:32 中盛丸山
7:27 7:27 小兎岳
8:09 8:30 兎岳
8:34 8:36 兎岳避難小屋
9:28 9:36 聖兎のコル
11:04 11:17 聖岳
11:42 11:44 奥聖岳
12:06 12:10 聖岳
12:52 13:03 小聖岳
13:38 13:39 薊畑分岐
13:58 13:58 聖平小屋分岐
14:12 聖平小屋

4日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:03
• 合計: 5:34

4:41 聖平小屋
6:02 6:03 滝見台
7:05 7:05 乗越
7:28 7:29 造林小屋跡
8:13 8:14 聖沢吊橋
9:30 9:30 聖沢登山口
9:50 9:50 聖岳東尾根入山口
10:05 10:05 牛首峠
10:09 10:09 赤石岳東尾根コース登山口
10:15 10:15 椹島ロッジ
10:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

写真

9/16 6:08

畑薙の夏期臨時駐車場バス停近くに水場あり。
水量豊富でした。

9/16 6:18

夏期臨時駐車場全景。
まだ停められそうです。

9/16 6:36

本日のバス乗車96名とのことで、先行でハイエース1台とデリカ2台に16名分乗することになりました。
残り80名はマイクロバス3台で移動とのことです。
道中荒れた道のためヘルメット貸与されます。

9/16 7:45

椹島到着。
ここへ4日後に帰ってくることになります。

9/16 7:47

ソフトクリーム食べるんだぁ🤤

9/16 7:47

登山開始です。

9/16 7:55

大倉喜八郎男爵。
東海フォレスト（パルプ）の創始者。
88歳で自分の持つ一番高い山（赤石岳）に登ったそうな（200名の人足が輿で上げた）

9/16 7:56

9/16 7:58

フシグロセンノウ

9/16 8:05

赤石岳と千枚岳分岐。
時計回りか反時計回りかで行き先が変わる

9/16 8:07

でっかいアザミ

9/16 8:13

千枚岳ルートの途中に笊ヶ岳の登山口がある。

9/16 8:15

千枚大吊橋。
畑薙大吊橋より短くて縦板も幅広で安心

9/16 8:51

鉄塔の下で休憩

9/16 9:34

千枚ルートは比較的緩やかに登っていくのですが結局1,600mは登らされる💦

9/16 9:45

一度林道に出ます。
そしてこの林道はかなり上まで並走してるのです

9/16 9:47

階段登る

9/16 11:39

水場チョロチョロながらまだ補給出来ます

9/16 12:38

2,100mまで来た

9/16 12:42

樹間から悪沢岳

9/16 13:20

この辺で嫁さんの靴擦れによるマメは潰れて四苦八苦。
エクイリビウムの一番上のバックルが擦れて痛くなるのを回避するために結ばないと良いという情報を鵜呑みにした結果最悪なトラブルが発生することに。

9/16 13:21

タマゴダケ？

9/16 13:39

樹林帯が小屋まで続くので暑い😵

9/16 14:03

駒鳥池

9/16 14:05

苔が良いです🥰

9/16 14:34

小屋まであと15分！

9/16 14:48

着いたぁ♪
みんな歩くの速いのなんの！
南アルプスは猛者しか来ないのか💦

9/16 16:33

小屋の中。
2階に案内されました。
階段が急で怖い😨

9/16 16:34

パーティションで区切られてます。
中々快適でした〜😆

9/16 17:42

夕食はハンバーグ。
ご飯とスープはおかわり自由です。
用意されていたご飯一杯目はほんの一口にしてあります。

9/17 4:49

翌日4時スタート。
千枚岳山頂からの眺め

9/17 4:56

2日目は長いので日の出待たずに移動。
マツムシソウ

9/17 5:00

ミネウスユキソウ

9/17 5:08

千枚岳⇔悪沢岳間で一番の難所と思われたザレた岩場の昇降する場所にハシゴ設置されていて安心して通行できるようになってました。

9/17 5:11

ここはそこまで怖くない

9/17 5:21

ブレちゃったけどマツムシソウ

9/17 5:22

9/17 5:28

日の出です

9/17 5:28

赤石岳まだまだ遠い

9/17 5:30

モルゲン悪沢岳

9/17 5:31

モルゲン赤石岳

9/17 5:55

丸山山頂から悪沢岳を望む

9/17 5:56

南アルプス北部の山々

9/17 5:56

遠くに北アルプス

9/17 6:11

悪沢岳へ登っていきます

9/17 6:19

チャートの山です。
岩が赤い。

9/17 6:30

悪沢岳到着♪
我が家百名山93座目となります。

9/17 6:31

ヽ(´▽｀)/

9/17 6:42

中央アルプスも見えました

9/17 6:43

次に向かうは荒川中岳

9/17 6:43

赤石岳紅葉が始まってます。
今年は枯れ紅葉のようで色があまり良くない

9/17 6:52

なんとハクサンイチゲが残ってました

9/17 6:57

不明

9/17 6:57

トウヤクリンドウ

9/17 7:08

悪沢岳から荒川中岳への下りで嫁さん軽く転倒して鋭利な石でザックリ指を切る。
付近は血だらけで通過した方きっとビビったと思います。
すみませんでした😔

9/17 8:15

悪沢岳と富士山

9/17 8:17

南アルプス北部の山々。
左から仙丈ヶ岳（奥）、塩見岳（手前）、甲斐駒ヶ岳（最奥）、間ノ岳（奥）、農鳥岳（奥）、鳳凰三山（最奥）となります。

9/17 8:17

中岳避難小屋への登り

9/17 8:21

到着♪
三角屋根の可愛い小屋です

9/17 8:22

トイレ岳3,060mもあるわけです。

9/17 8:22

トイレ岳山頂？（笑）

9/17 8:27

荒川中岳到着

9/17 8:40

少し進むと荒川小屋下降地点を分けて荒川前岳に行けます。5分くらいなのでデポして行きました。

9/17 8:40

後ろには赤石岳。
これで荒川三山登ったことになります☺️

9/17 8:42

中岳と悪沢岳振り返る

9/17 8:42

富士山がしばらく雲かからずに見ることが出来ました

9/17 8:56

荒川小屋へ下降。
しばらくザレザレのトラバースなので慎重に。

9/17 9:09

お花畑を守るゲートを抜ける

9/17 9:18

赤石岳への稜線。
中々凛々しいです。

9/17 9:41

荒川小屋見えました。
この位置から30分とのこと

9/17 10:12

荒川小屋のベンチで千枚小屋のお弁当にしてもらったものを食べます。
一口サイズのおにぎりで食べやすい。
荒川小屋ではTシャツと赤石岳、悪沢岳の登山バッジを購入

9/17 10:55

荒川小屋からの登り返しでヘロヘロになりましたが、ここは凄く平穏な区間。
気持ち良いルートでした。

9/17 11:00

穏やかすぎて気持ちよかった🥴

9/17 11:09

大聖寺平。
ここから赤石岳への登りが始まります

9/17 11:09

キツすぎるんで休み休みでした

9/17 11:10

来た道を振り返る。
ひたすらアップダウン繰り返して結構大変な山だと思います

9/17 11:43

小赤石岳への登りがキツい😓

9/17 12:20

中々近づかない

9/17 12:34

小赤石岳到着

9/17 12:35

もう一丁登りあるよ

9/17 12:46

キツすぎる💦

9/17 13:09

しかし諦めなければいつかは着く。
赤石岳到着♪

9/17 13:10

我が家百名山94座目となります

9/17 13:10

ヽ(´▽｀)/

9/17 13:17

すぐ下に赤石避難小屋があります。
素晴らしいロケーションの小屋です。

9/17 13:24

嫁さんに最後の確認をして聖岳も狙うということで百間洞山の家へ。
ここから2時間半かかります。

9/17 13:33

正面には聖岳。
どっしりとした山です

9/17 14:09

百間洞山の家までは下り一辺倒と思いきや登りもあってヘロヘロに。

9/17 14:09

激降りトラバースを降りてきた。
遠目でわからないけどこの区間ゴーロ帯で凄く歩きにくい

9/17 14:10

あと一座の聖岳はまだまだ遠い。
谷を挟んでいるので迂回して歩くことになる

9/17 14:24

百間平近辺。
この辺は気持ち良い区間だったけど距離歩いて疲れていてそれどころではなかった。

9/17 14:37

赤石岳振り返る。
カッコ良い山でした⛰️

9/17 14:42

百間平。
なんかテント張れそうだよねと思ったらテント禁止としっかり書いてあった。
同じこと考える人いるようです😅

9/17 14:57

百間洞山の家への最後の降り。
テン場が見える。
小屋はそこからさらに下にあった

9/17 15:24

百間洞山の家到着。
テント受付して水とか補給して登り返す。
70mくらいだったがこの日一番の重量になり完全にグロッキーでした💦
因みにこの小屋はとんかつが名物なので本来ならば絶対小屋泊がオススメです。

9/18 5:21

翌日聖岳へ向けて出発。
百間洞山の家の傍を抜けて中盛丸山へ。
日の出は樹林帯の斜面で迎えます

9/18 5:35

悪沢岳と荒川中岳

9/18 5:37

日の出だぁ〜♪
激登りで四苦八苦しててそれどころじゃないけど😅

9/18 5:37

中盛丸山が燃えるようなモルゲンロート

9/18 5:38

聖岳は日の入り方でそこまで赤くならなかった

9/18 6:17

中盛丸山山頂到着。
こいつが何気に大変な山でした。
下りも結構エグい。

9/18 6:20

これから行く兎岳。
うさぎと言う名前のくせに結構登りごたえある山でした

9/18 6:21

中央アルプス

9/18 6:21

左から中岳、悪沢岳、赤石岳。
大変な山でした。

9/18 6:58

しかしこれから行く兎岳もなかなかヤバい

9/18 7:21

小兎岳まではまだなんとか💦

9/18 7:28

だいぶ聖岳近づいてきましたね

9/18 7:29

9/18 8:11

そして兎岳。
あまりの登りっぷりに途中の写真がないという😰

9/18 8:39

兎岳にある避難小屋。
なかなか快適と聞いたことがあります。

9/18 8:49

兎岳から聖岳の区間は結構危険と言いますかザレてて滑りやすいところも多く慎重に歩かざる得ません。
そして徐々に聖岳へは凶悪な登りが待ってることがわかってきた。

9/18 8:52

道が細くてザレててスリップ滑落は死に直結。
慎重に歩きます。

9/18 10:25

ザレザレの急登を行く

9/18 10:34

あの上が山頂。
まだまだ200mは登るはず

9/18 10:52

あともうちょい！といったところなんだけど自分もこの日は高山病の症状出てて足が出ない

9/18 11:05

でも休み休みでなんとか山頂到着

9/18 11:06

流石に感涙に咽び泣いた

9/18 11:07

我が家百名山95座目聖岳登頂です

9/18 11:32

せっかくなので奥聖岳へも行きました

9/18 11:36

20分程で奥聖岳到着♪

9/18 11:44

奥の奥に三角点。
聖岳の三角点は聖岳（前聖）ではなくここにあるのだそうです

9/18 11:45

奥聖岳から見た赤石岳。
雲が出てきてしまったけど良い山でした

9/18 12:27

聖平小屋へ下山。
物凄い急な傾斜を降ってきました

9/18 12:41

イワギキョウ

9/18 13:43

聖平近辺。
昔はニッコウキスゲが群生してたのだそうです

9/18 13:54

小屋への木道が見える

9/18 13:58

ここにもマツムシソウ

9/18 14:26

聖平小屋到着。
テント受付しました。
この日は一杯と認識してましたが6張だけでした。
水場はすぐ近くにあります。
トイレは離れて3分くらいな位置ですが洋式水洗で清潔です。
紙は持ち帰りとのことでした。

9/19 4:55

最終日。
椹島へ下山するだけですが、コースタイムを見ると6時間くらい掛かる。
12時の最終バスを予約してるため余裕持った下山を心掛ける

9/19 5:37

日の出が奥聖岳を照らし始めます

9/19 5:59

滝見台。
聖平の文字の下！！
ひじりっち？可愛い😍
右のはヤベェな💦

9/19 6:03

滝見台からは文字通り滝が見える

9/19 6:03

そして上を見ると聖岳

9/19 6:15

なんだろう？一杯咲いてた。
シソの実のような花

9/19 6:36

事前調べでビビった斜めってる吊橋。
渡るしかないのだけど結構揺れます

9/19 6:38

怖すぎる😱

9/19 7:05

乗越というところで小休止

9/19 8:14

聖沢吊橋。
これもさっきよりはマシだけど結構揺れる

9/19 8:19

トラバース区間で落石でベコベコになった橋を渡る。
意外としっかりしてる

9/19 9:31

聖沢はトラバースや高巻き続きで緊張しました。
南アルプスの怖いのは稜線ではなくて下の沢沿いなのだと思います。
聖沢登山口へ出た時は緊張でヘロヘロでした。

9/19 10:17

舗装路3km歩いて椹島へ戻ってきました。
疲れたぁ🥱

9/19 11:03

ソフトクリームとアイスコーヒーで乾杯。
バス待ちの間にシャワー500円で利用してさっぱりしました。
ニンゲンに帰った感じです💦

9/19 11:53

帰りはマイクロバス乗車。
ギッチリ詰められてザックは膝に抱えて1時間揺られます。
ピクリとも動けないのでエコノミー症候群になりそうな環境でした。

撮影機器：

EOS 90D ボディ CANON

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 雨具 着替え 靴 サンダル ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

Wakaba

過去山行記録となります。
2023年9月16日~19日

9月の連休は荒川三山（悪沢岳）、赤石岳を狙うべく東海フォレストの山小屋Web予約開始の6月1日に申し込んでました。
これが中々の曲者で、昨年も悪天候でキャンセルしたのですがWeb予約は同じだろうからなんとかなるものと思っていたら今年の予約方法はちょっと変わってる。
そして受付開始の10時にログインしてるのにまさかのサーバーダウンしてて、復旧した40分後に入り直したら三連休初日の赤石小屋は既に予約一杯とか💦
（当初椹島から時計回りで赤石岳→悪沢岳の行程で考えていた）
このイレギュラーに脳が一時停止したものの反時計回りで初日に千枚小屋だったら予約は取れる感じだったのですかさず予定変更して予約を入れました。

ご存知の方も多いとは思いますが、この山域は東海フォレストの社有地になっている関係で他の山域と少し事情が違います。
メインの登山口となる椹島ですが、まずここに行くための方法として畑薙第一ダム近くにある夏期臨時駐車場からのバスに乗るしか方法がありません。
また、このバス自体が東海フォレストが運営しており、乗車条件は山域にある山小屋に素泊まりでも良いから必ず一泊して、その泊まった証の領収書が実質バスのチケットとなるわけです。
このバスに乗る以外に山に入るためには塩見岳のルートにある三伏峠のほうからのピストンするか、椹島まで歩きか自転車で自力で移動しかありません。
因みに夏期臨時駐車場から椹島まではおよそ20kmあるため徒歩は現実的ではありません。

今年（去年？）からWeb予約のクレジットカード支払いに代わった関係でこの仕様にも若干変更があったようで、現地での山小屋宿泊代を現金で支払わないため領収書方式ではなくシステムに登録されているため行きの夏期臨時駐車場からの乗車も帰りの椹島からの乗車も受付で名前と予約番号を伝えれば乗車出来るようになってました（往復のバスもWebで予約する必要がある。当然乗車枠があるのでそれもどんどん埋まっていきます）

無事に初日の山小屋と往復のバスが予約出来てほっとしたのも束の間、今度は台風2号が上陸して聖岳や光岳の登山口となる芝沢ゲートの道が崩落して通行止という情報が入りました。
元々聖岳は別枠の単独で行こうと思っていましたが、登山口の林道崩落で今年の入山は厳しいと思われたため、今回の荒川三山と赤石岳の山行にくっつけて一気に聖岳も登ってしまおうと計画を変更しました。
変更した計画は

1日目　椹島→千枚小屋（小屋泊）
2日目　千枚小屋→千枚岳→悪沢岳→荒川中岳→赤石岳→百間洞山の家（テント泊）
3日目　百間洞山の家→中盛丸山→兎岳→聖岳→聖平小屋（テント泊）
4日目　聖平小屋→聖沢→椹島

このようにしました。
総距離43km累積標高4,600m超えの自分達にとっても未経験な山行となりました。

長い山行だったため嫁さんにトラブルがいくつかあり、最後まで歩ききれずにヘリのご厄介になってしまうのか！？という場面もありましたが、なんとか乗り切り自分の足で歩き通しました。
流石に初日からのトラブルで今回は厳しいと思いましたが気合いで乗り切ったこと、本当に頑張ったと思います。
因みにトラブルですが靴が合わずに両踵にマメが出来て潰れたことと、悪沢岳から中岳移動中に軽い転倒時に鋭利な石で指をサクッと切ったことです。
マメは重大で下山も考えましたが一度心が挫けた荒川小屋の時点で戻るも進むも3000mの山を越えないと椹島に帰れないという最悪の状況からの挽回にはただただ感服しました。