ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 627924
全員に公開
ハイキング
丹沢

【玄倉からGW歩き】ユーシン沢と臼ヶ岳

2015年05月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
20.8km
登り
1,654m
下り
1,645m

コースタイム

日帰り
山行
8:50
休憩
1:00
合計
9:50
7:10
7:40
170
10:30
100
12:10
12:30
0
12:30
100
14:10
14:20
80
15:40
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
玄倉ゲート前の駐車スペースを利用しました。
コース状況/
危険箇所等
<玄倉ゲート〜ユーシン>
GWの新緑が美しくて林道歩きの時間が短く感じられた。
特に危険箇所ありません。(ヘッデンは必要)
<ユーシン〜臼ヶ岳>
金山谷までの廃道は所々に道が無くなっている。一般的にお勧めできない。
<臼ヶ岳〜ユーシン>
臼ヶ岳南尾根として破線で記載する地図もあるが、支尾根があるので一度目は登りで使った方が良い。一般登山道なら階段を設けている白ザレの下りは滑りやすいので滑落に注意する。
その他周辺情報 玄倉ゲート前には送迎のマイクロバス2台が待つほど訪れる人が多かったようです。
実家で発見した1989年アルペンガイドにはユーシンロッジの裏手から金山谷乗越まで2本の登山道(現在廃道)があって昨年10月から数回の探索を続けています。
2015年05月04日 06:40撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5
5/4 6:40
実家で発見した1989年アルペンガイドにはユーシンロッジの裏手から金山谷乗越まで2本の登山道(現在廃道)があって昨年10月から数回の探索を続けています。
沢の渡渉用としてウェーダーブーツを持っていきます。靴底が柔らかいのでハード系のインソール追加。その他二点の秘密装備も携帯します。
2015年05月03日 05:50撮影 by  Canon IXY 3, Canon
4
5/3 5:50
沢の渡渉用としてウェーダーブーツを持っていきます。靴底が柔らかいのでハード系のインソール追加。その他二点の秘密装備も携帯します。
5時50分、ゲートを出発します。
2015年05月03日 05:51撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 5:51
5時50分、ゲートを出発します。
美しい鳴き声につられて撮影するとやっぱり青い鳥(オオルリ)
2015年05月03日 06:27撮影 by  Canon IXY 3, Canon
8
5/3 6:27
美しい鳴き声につられて撮影するとやっぱり青い鳥(オオルリ)
早朝のユーシンロッジに到着。
2015年05月03日 07:13撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 7:13
早朝のユーシンロッジに到着。
山神様に登山の安全を祈願します。
2015年05月03日 07:39撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 7:39
山神様に登山の安全を祈願します。
金山谷乗越への廃道は一般登山道ではありません。今から40年前に整備されたけど補修されずに至ったそうです。
2015年05月03日 07:46撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 7:46
金山谷乗越への廃道は一般登山道ではありません。今から40年前に整備されたけど補修されずに至ったそうです。
かつての登山道の痕跡はありますが数ヶ所の崩落があります。
2015年05月03日 08:16撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 8:16
かつての登山道の痕跡はありますが数ヶ所の崩落があります。
WEBでよく見る道標まで来ました。ユーシンロッジから0.7kmですが半年かかりました。
2015年05月03日 08:19撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 8:19
WEBでよく見る道標まで来ました。ユーシンロッジから0.7kmですが半年かかりました。
次の道標の先に進みますが・・・
2015年05月03日 08:19撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 8:19
次の道標の先に進みますが・・・
道はユーシン沢に降りて不明瞭に。ここが「魚止滝」でしょうか。周囲地形と地図を見て思案した結果、ユーシン沢沿いの廃道はこれ以上進めないと判断しました。
2015年05月03日 08:35撮影 by  Canon IXY 3, Canon
3
5/3 8:35
道はユーシン沢に降りて不明瞭に。ここが「魚止滝」でしょうか。周囲地形と地図を見て思案した結果、ユーシン沢沿いの廃道はこれ以上進めないと判断しました。
臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)への斜面を上がります。上部で行き詰らないように等高線間隔の広いルートを選びました。
2015年05月03日 09:11撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 9:11
臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)への斜面を上がります。上部で行き詰らないように等高線間隔の広いルートを選びました。
無事に臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)に合流できました。振り返ると先週登った山神峠が見えます。
2015年05月03日 09:14撮影 by  Canon IXY 3, Canon
3
5/3 9:14
無事に臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)に合流できました。振り返ると先週登った山神峠が見えます。
ズームにすると特徴的な杉の大木と送電鉄塔が並んでいます。
2015年05月03日 09:14撮影 by  Canon IXY 3, Canon
3
5/3 9:14
ズームにすると特徴的な杉の大木と送電鉄塔が並んでいます。
今は標高1000mくらいまでの新緑が最高です。
2015年05月03日 09:32撮影 by  Canon IXY 3, Canon
8
5/3 9:32
今は標高1000mくらいまでの新緑が最高です。
なんとシロヤシオも咲き始めです。標高1300m以上では5月下旬に咲いてましたが、ここは1000mだから早いのですね。
2015年05月03日 09:41撮影 by  Canon IXY 3, Canon
8
5/3 9:41
なんとシロヤシオも咲き始めです。標高1300m以上では5月下旬に咲いてましたが、ここは1000mだから早いのですね。
ユーシンロッジから臼ヶ岳を往復した単独男性がもう降りてきました。この後に熊木沢から赤い廃車まで歩くそうです。
2015年05月03日 09:55撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 9:55
ユーシンロッジから臼ヶ岳を往復した単独男性がもう降りてきました。この後に熊木沢から赤い廃車まで歩くそうです。
ブナの巨木。ヤタ尾根上部の大樹を思わせる堂々の木です。
2015年05月03日 10:17撮影 by  Canon IXY 3, Canon
6
5/3 10:17
ブナの巨木。ヤタ尾根上部の大樹を思わせる堂々の木です。
手前の尾根はユーシン尾根(右が金山谷ノ頭)。奥に檜洞丸です。
2015年05月03日 10:23撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 10:23
手前の尾根はユーシン尾根(右が金山谷ノ頭)。奥に檜洞丸です。
印象深い「水晶平」に着きました。玄倉ゲートから4時間位かかり、訪れるのは年に1〜2回です。
2015年05月03日 10:38撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5
5/3 10:38
印象深い「水晶平」に着きました。玄倉ゲートから4時間位かかり、訪れるのは年に1〜2回です。
朝に歩いたユーシン沢の上流です。水晶平の地形を把握して先に進むことができました。
2015年05月03日 10:45撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 10:45
朝に歩いたユーシン沢の上流です。水晶平の地形を把握して先に進むことができました。
おや?沢登りの二人組と出会いました。オレンジ色の方は、ユーシン沢から尾根に登っている途中で見かけたし、先ほどすれ違った方から二人組みが登っていることを聞いていました。
2015年05月03日 10:49撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:49
おや?沢登りの二人組と出会いました。オレンジ色の方は、ユーシン沢から尾根に登っている途中で見かけたし、先ほどすれ違った方から二人組みが登っていることを聞いていました。
神之川乗越に向けて上流方向に進みます。
2015年05月03日 10:49撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 10:49
神之川乗越に向けて上流方向に進みます。
上流はガレという情報もあったのですが、けっこう水量があります。
2015年05月03日 10:57撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 10:57
上流はガレという情報もあったのですが、けっこう水量があります。
険しさが増してきた先に進めない滝がありました(写真なし)。沢登りの二人は沢に入って進みますが、自分はルート選択を迫られました。左のユーシン尾根に登るか、右の臼ヶ岳に登るか、水晶平に後退するか・・・
2015年05月03日 11:11撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 11:11
険しさが増してきた先に進めない滝がありました(写真なし)。沢登りの二人は沢に入って進みますが、自分はルート選択を迫られました。左のユーシン尾根に登るか、右の臼ヶ岳に登るか、水晶平に後退するか・・・
中央の凹が神之川乗越。滝を回避すれば進めそうだったけどそれは中止。左のユーシン尾根は時間がかかりそう、右の臼ヶ岳は山頂から西に延びている尾根がある。下山の基点にもなる臼ヶ岳を選びました。
2015年05月03日 11:34撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:34
中央の凹が神之川乗越。滝を回避すれば進めそうだったけどそれは中止。左のユーシン尾根は時間がかかりそう、右の臼ヶ岳は山頂から西に延びている尾根がある。下山の基点にもなる臼ヶ岳を選びました。
途中では動物の寝床になりそうなところや・・・
2015年05月03日 11:37撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:37
途中では動物の寝床になりそうなところや・・・
逆さサルの腰掛があったりしました。
2015年05月03日 11:41撮影 by  Canon IXY 3, Canon
3
5/3 11:41
逆さサルの腰掛があったりしました。
尾根を登って右側に臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)が見えてきました。今日の下山ルートです。
2015年05月03日 11:51撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 11:51
尾根を登って右側に臼ヶ岳南尾根(朝日向尾根)が見えてきました。今日の下山ルートです。
地形図から選択したルートは崖に行き詰ることなく臼ヶ岳山頂に着きました。しかしながら急登でした。
2015年05月03日 11:58撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 11:58
地形図から選択したルートは崖に行き詰ることなく臼ヶ岳山頂に着きました。しかしながら急登でした。
見晴らしの良い臼ヶ岳山頂の東側に行きます。
2015年05月03日 12:20撮影 by  Canon IXY 3, Canon
8
5/3 12:20
見晴らしの良い臼ヶ岳山頂の東側に行きます。
ベテランと思われる方にどこから登ったかルートを訪ねられました。(この方が教えてくれたルートは公開を控えます)
しばらくすると先ほどの沢登りの二人組も装備を解いて到着しました。
2015年05月03日 12:21撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 12:21
ベテランと思われる方にどこから登ったかルートを訪ねられました。(この方が教えてくれたルートは公開を控えます)
しばらくすると先ほどの沢登りの二人組も装備を解いて到着しました。
下山開始です。ミツバツツジが終わりになると入れ替わりに濃い紫のトウゴクミツバツツジが咲き始めてます。
2015年05月03日 12:50撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 12:50
下山開始です。ミツバツツジが終わりになると入れ替わりに濃い紫のトウゴクミツバツツジが咲き始めてます。
ふたたび水晶平。こんど来るのは秋かな・・・
2015年05月03日 13:00撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 13:00
ふたたび水晶平。こんど来るのは秋かな・・・
来週、再来週はシロヤシオも見頃かな。
2015年05月03日 13:11撮影 by  Canon IXY 3, Canon
2
5/3 13:11
来週、再来週はシロヤシオも見頃かな。
ユーシンまで降りてきました。今日は珍しくストックを多用したので足への負担(翌日の痛み)が少なかったです。
2015年05月03日 14:16撮影 by  Canon IXY 3, Canon
1
5/3 14:16
ユーシンまで降りてきました。今日は珍しくストックを多用したので足への負担(翌日の痛み)が少なかったです。
さて帰りますか。今年のGWの歩きは今日で終わりですが憧れのユーシン沢に触れることができました。
2015年05月03日 14:28撮影 by  Canon IXY 3, Canon
5/3 14:28
さて帰りますか。今年のGWの歩きは今日で終わりですが憧れのユーシン沢に触れることができました。
ユーシン沢の核心部(檜洞沢出合)とユーシン尾根には届きませんでしたが・・・
2015年05月03日 14:59撮影 by  Canon IXY 3, Canon
6
5/3 14:59
ユーシン沢の核心部(檜洞沢出合)とユーシン尾根には届きませんでしたが・・・
一人歩きと自分の技量ではこの辺りが限界・・・
2015年05月03日 15:01撮影 by  Canon IXY 3, Canon
17
5/3 15:01
一人歩きと自分の技量ではこの辺りが限界・・・
あまりムリをしないで長く続けようと思います!
2015年05月03日 15:32撮影 by  Canon IXY 3, Canon
4
5/3 15:32
あまりムリをしないで長く続けようと思います!
撮影機器:

感想

ユーシン沢の旧登山道は崩落が進み、ほぼ沢登り専門の場所、
続くユーシン尾根は尾根取付に着くことも難しい場所。
昨年秋から少しづつ探索を進めてきたエリア、
好天候と行動時間に恵まれたGWに訪れてみました。
2回尾根を登る結果となったのは身の安全のため。
一人歩きと自分の技量で「これ以上進んではいけない」と感じる地点で止めています。
臼ヶ岳山頂でお会いした年配の方は、お聞きしたルートから相当なエキスパートに思われました。そんな方とこの地への想いを共感できた気がして嬉しく思えました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:783人

コメント

新緑の水晶平
aosanさん、新緑のこの季節にユーシンとユーシン沢と水晶平を歩かれるとは、くぅ〜羨ましい 新緑か秋の紅葉の時期に水晶平で一日まったり過ごすのが私の夢です。
ユーシンロッジの裏の経路は、かつては立派な登山道だったと聞いていましたが、本当に地図にルートが明記されていたとは。ある程度の沢装備が必要なルートだと思いますが、その当時の人々がどのように歩いていたのか気になります。
帰りの玄倉川の様相も素敵ですね。薫風が写真から吹いてくるようです。
2015/5/4 15:15
melonpanさん
水晶平は新緑には少し早いかな?と思ったけど新緑が芽吹くタイミングに行けてよかったです。ただ気温が高かったので場所によっては寄ってくるハエ(ブナハバチではなさそう)が気になりました。往復のユーシン渓谷では思い思いの場所で、まったり過ごしている人を見かけました。過去3年のGWはいずれも蛭ヶ岳でしたが、今年は趣向を変えてみてよかったと思います。
2015/5/4 18:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら