【2023年末・2024年初 九州遠征3日目】新年登り初め。高千穂峰で初日の出を見る！

2024年01月01日(月) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 5.8km
• 登り: 632m
• 下り: 613m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:11
• 休憩: 2:45
• 合計: 6:56

5:07 高千穂河原
5:10 5:10 霧島神宮古宮址
5:18 5:18 高千穂峰登山道・自然探勝路分岐
5:30 5:31 森林限界
5:55 5:55 御鉢(火口壁到達点)
6:05 6:05 御鉢
6:24 6:24 脊門丘（鞍部）
7:02 9:32 高千穂峰
9:59 10:00 脊門丘（鞍部）
10:50 10:50 御鉢
10:56 10:57 御鉢(火口壁到達点)
11:25 11:32 森林限界
11:41 11:46 高千穂峰登山道・自然探勝路分岐
12:03 高千穂河原

天候

快晴
強風→微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜高千穂河原ビジターセンター駐車場＞
24時間入出場可能な舗装された駐車場で、150台ほど停められます。
駐車料金は500円です。
売店や食事処、トイレもあります。

※現在、去年は通れた道が通行止めになっていて、駐車場へ向かうには大きく迂回する必要がありました。
途中に霧島神宮があり、参拝に向かう車で、手前の交差点がかなり混雑します。
自分は夜中の1時半くらいに通りましたが、通過に1時間以上を要しました。
高千穂峰山頂からの初日の出を見るのであれば、前日入りしたほうが良いです。

コース状況／危険箇所等

雪や凍結は、全区間で一切ありませんでした。
最初は石畳と階段の整備された遊歩道で歩きやすいですが、中盤から山頂までは基本的にずっとガレ場とザレ場のミックスです。
黄色ペンキでルートを示してあるので、それに目安に登ると良いです。
ただ、黄色ペンキ以外のルートで登っても特に問題は無いと思います。

その他周辺情報

＜霧島高原国民休養地 シンフォニー温泉＞
源泉かけ流しの温泉で、内湯と露天風呂があるスタンダードなタイプの温泉施設です。
ただし、現在露天風呂は休止されていて入ることができません。
最近の急激な気温の低下によるものか定かではないようですが、湧出量が少なくなっていることが原因みたいです。

■営業時間
　9:00〜20:00(受付は19:30まで)
　定休日：毎週水曜日（GW、夏休み、SW中の繁忙期は休まず営業）

■入浴料金
　380円

URL
https://www.593941.com/53665.html

写真

1/1 1:35

高千穂河原を目指していますが、昨年は通れた道が通行止め。
仕方なく大きく迂回することにしたのですが、その道の途中に霧島神宮があり、参拝に向かう車で大渋滞！
霧島神宮前の交差点を抜けるのに1時間以上を要しました。

1/1 5:07

高千穂河原の駐車場は5時過ぎの時点でほぼ満車。
ほんとはもう1時間前に出発したかったのですが、寝過ごしましたw
（結果的にそのほうがで良かったのですが）

1/1 5:27

高千穂峰へと続くヘッデンや手持ちライトの列。
外国人が結構多く、中にはスニーカーやジーパンで登っている人も複数見かけました。

1/1 5:29

まあ、雪は全然無さそうなので、登山装備じゃなくても大丈夫そうではありますけど。

1/1 5:31

おおーっ、振り返ると桜島と鹿児島市の夜景が見えました！

1/1 5:53

下を見ても光の行列が。
自分も今はその一部となっています。

1/1 5:58

ほぼ途切れることなく続く光のライン。
とはいっても、富士山のご来光行列よりは全然混雑はしていません。

1/1 6:02

えーっと、あれはどこの夜景かな？

1/1 6:04

こんなことをしていて、ご来光に間に合わなかったらどうしようw
・・・なーんてね。
ちゃんと計算してますよ。

1/1 6:09

上空に雲は一切無し。
東側の地平線を見るまで安心はできませんけど、今のところ良い感じです。

1/1 6:14

馬の背から見た夜景。
霧島市辺りかな？

1/1 6:21

そろそろお鉢を抜けます。
右下に霧島神宮本宮が見えています。

1/1 6:23

もうすぐ6時半です。
東の空が明るくなってきてました。
もう少しペースアップして急がねば。

1/1 6:41

山頂直下まで来ました。
現在の時刻は6時41分。
全然余裕で間に合いそうです。

1/1 6:44

山頂は既にこの人だかり。
200人くらいはいたんじゃないでしょうか。
（初日の出の時間まで続々と人が登ってきていたので、最も多い時で300人を優に超えていたと思います）

1/1 6:47

初日の出は30分後くらいかな？
ビーナスベルトが美しいですね。

1/1 6:52

向こうに見える稜線の上に雲がありますが、あのくらいだったら大丈夫でしょう。
太陽が顔を出すのが少し遅れるくらいですね。

1/1 6:53

去年、韓国岳山頂で初日の出を待っているときは寒くて大変でしたが、今年は風も思ったほど無くてそれほど寒くありません。

1/1 6:53

南側には大箆柄岳（おおのがらだけ）などの高隈山地（左）と開聞岳（中央奥）、桜島が見えました。

1/1 6:53

高隈山地。
中央の一番高いピークが最高峰の大箆柄岳、そこから左に平岳、横岳、七岳とピークが並びます。

1/1 6:54

噴気を上げる桜島・御岳。

1/1 6:57

昨年初日の出を見た韓国岳。
あちらも同様に混雑していそうですね。

1/1 6:57

山頂へ最大ズームしてみると、やっぱりたくさんの人だかりが見えました。

1/1 6:59

西側はまだ陽が当たらないので薄暗いですが、素晴らしい眺めです。

1/1 6:59

新燃岳の南東にある中岳。

1/1 7:00

新燃岳（しんもえだけ）のひび割れのような亀裂。
昨年に見た時も圧倒されました。

1/1 7:00

中岳（左手前）と新燃岳（右奥）。

1/1 7:02

東の空をバックに天ノ逆鉾。
ちょっと盛ってますw

1/1 7:02

あれは1321Pかな？

1/1 7:03

正面下に見えているのは御池ですね。

1/1 7:03

御池をアップで。
手前に小池という池もあるのですが、ここからでは見えませんね。

1/1 7:06

開聞岳もハッキリと見えました。
今回の遠征で開聞岳へ行くか迷いましたが、やめることにしました。
やっぱり遠いので、行くなら遠征の前半にしないとですね。

1/1 7:06

ちょっと粗いですが、開聞岳をアップで。

1/1 7:08

もうすぐのはずです。
この時間、何度経験してもワクワクしますね。
皆さん、一様に東の空に注目しています。

1/1 7:11

さあ、来ますよ！

1/1 7:15

キターーッ！！

1/1 7:16

あちこちから歓声が上がりました。

1/1 7:18

雲があったせいで、太陽が見えるのが少し遅れましたが、無事初日の出を見ることができて良かったです。

1/1 7:18

心が洗われるような光景です。

1/1 7:21

あけましておめでとうございます！
今年も良いスタートが切れました。

1/1 7:23

一応、自分無しでも撮っておこうw

1/1 7:27

韓国岳、新燃岳、中岳をバックに。

1/1 7:29

高隈山地、開聞岳、桜島をバックに。

1/1 7:31

大部分の人たちは初日の出を見たら速攻で下山を開始してました。
勿体ないな〜。
もっとゆっくりしていけばいいのに。

1/1 7:31

荒々しくも美しいお鉢の斜面。

1/1 7:36

陽はだいぶ高くなりましたが、東側バックでも撮っておこう。
赤みがだいぶマイルドになって、これはこれで綺麗ですね。

1/1 7:38

北側。
えーっと、左から白髪岳、小白髪岳、市房山かな？

1/1 7:38

去年、韓国岳から見た桜島はもっとぼやけていた気がします。
左から南岳、中岳、北岳が並びます。
その三座を総称して御岳と呼ばれます。

1/1 7:46

高千穂峰の影。
今の時間は、山頂部がちょうど中岳火口に位置しています。

1/1 7:55

＜ドローン空撮＞
登山道に下山の行列ができています。

1/1 7:55

＜ドローン空撮＞
圧倒的な迫力のお鉢。
南側は進入禁止なので、お鉢巡りをすることはできません。

1/1 7:56

＜ドローン空撮＞
太陽が高度を上げるにつれて、高千穂峰の影はどんどん下に移動していきます。

1/1 7:57

＜ドローン空撮＞
広大な中岳の山頂部。
現在は入山規制中なので登ることはできません。

1/1 7:57

＜ドローン空撮＞
ここだけ見たら日本じゃないみたいです。

1/1 7:58

＜ドローン空撮＞
上空から見た中岳山頂部。
地図を見ると中岳山頂には池が2つあるみたいですが、水は見えませんね。

1/1 7:59

＜ドローン空撮＞
新燃岳が近づきます。

1/1 8:00

＜ドローン空撮＞
火口から上がっている噴気は、今日のところは大人しいですね。

1/1 8:01

＜ドローン空撮＞
高千穂峰のお鉢と違い、新燃岳の火口は深さがそれほど無いようです。

1/1 8:03

＜ドローン空撮＞
新燃岳上空から見た高千穂峰。
やはりお鉢が目立ちます。

1/1 8:04

＜ドローン空撮＞
こうしてみると、お鉢は東西で結構高低差があります。

1/1 8:06

＜ドローン空撮＞
この深くて赤茶げた亀裂、凄まじい迫力ですね。
高さは100m以上ありそうです。

1/1 8:07

＜ドローン空撮＞
あんなところから蒸気が。

1/1 8:07

＜ドローン空撮＞
早朝山頂にいた人たちはほとんど下山し、今は遅い時間に登ってきた人たちしかいません。
その中でも、2時間以上山頂に滞在している物好きは自分くらいでしょう（笑）。

1/1 8:08

二等三角点タッチ。

1/1 8:12

天ノ逆鉾。
周りは柵で保護されていて、触れることはできません。

1/1 8:14

山頂標と自撮りしましたが、なんでこんなピンボケにw
やっぱり現地で時間があるときは確認しないとダメですね。

1/1 8:33

＜ドローン空撮＞
まだまだ下山しませんw
南側上空から見た高千穂峰。

1/1 8:34

＜ドローン空撮＞
新燃岳が噴火する前は、高千穂峰から韓国岳まで縦走できたそうです。

1/1 8:39

＜ドローン空撮＞
せっかくなので、天ノ逆鉾とも自撮りしました。
ちょっと白飛びしちゃってますけどw

1/1 9:10

桜島は相変わらず噴気を上げ続けています。

1/1 9:11

高千穂峰山頂山小屋越しに見た南西側の展望。

1/1 9:12

小松山。
ん！？
よく見ると気球が2つ飛んでいますね。

1/1 9:12

鰐塚山。
山頂付近には13基もの電波塔が林立しています。

1/1 9:12

北東側の展望。
左端に市房山、中央奥に尾鈴山が見えています。

1/1 9:13

市房山（左）と石堂山（右）。

1/1 9:13

左手前が夷守岳、右奥が白髪岳。

1/1 9:14

あちらは天孫降臨コースですね。
霧島神宮へ下ることができます。

1/1 9:15

高千穂峰山頂山小屋。
中は見ませんでしたが、扉は開いていたのかな？

1/1 9:15

山頂にあるトイレ。
といっても、携帯トイレブースです。

1/1 9:25

あれは鹿児島湾の神造島（かみつくりしま）ですね。
辺田小島、弁天島、沖小島の3島で構成されます。

1/1 9:28

山頂で仲良くなった女性から、紅茶のようかんをいただきました。

1/1 9:29

日の出の時間はあんなに人で溢れていたのに、今の時間はほとんど貸し切り状態になりました。
早朝吹いていた風も止みました。

1/1 9:40

そろそろ下山しましょう。
結局山頂に3時間滞在しちゃいました。

1/1 9:40

紅茶のようかんをいただいた女性と歩いています。

1/1 9:46

活火山特有の赤褐色の地層。

1/1 9:52

この辺り、滑りやすくて結構危ないです。

1/1 9:58

霧島神宮本宮越しの高千穂峰山頂部。

1/1 9:59

これは・・・！
匠の技ですね。

1/1 10:02

この辺で女性とはお別れ。
代わりにこれから山頂へ向かうという男性と暫しおしゃべり。

1/1 10:04

下りているときはそうでもないですが、離れて見ると急に見えるんですよね。

1/1 10:23

＜ドローン空撮＞
いやはや凄いところだ！

1/1 10:25

＜ドローン空撮＞
お鉢をバックに。

1/1 10:32

＜ドローン空撮＞
赤褐色のお鉢内壁。

1/1 10:49

この辺りで仲良くなった男性と下山しています。
男性は芥子さん、後でヤマレコにユーザー登録してくださったようです。

1/1 10:50

もうちょっと下ると高千穂峰が見えなくなります。

1/1 10:51

この辺からだったらお鉢の底まで歩いて下れそうですね。
やりませんけど。

1/1 10:55

雨が降ったら、底に水溜まりができるのかな？

1/1 11:11

数は少ないですが、この時間から登ってくる人もいます。
去年の自分がそうでした。

1/1 11:15

滑らないように慎重に下る芥子さん。

1/1 11:31

せっかくなので、芥子さんと一緒に撮りました。

1/1 12:00

霧島神宮古宮址の鳥居をくぐって下山完了です。

1/1 12:02

駐車場はまだ空きがあまり無い状態でした。

1/1 12:35

神宮前茶屋でお昼にしました。
ここの女将さんとのおしゃべりが楽しいです。
牛すじカレーを注文。
食前にお茶と大根と人参の漬物をいただきました。

1/1 12:36

牛すじカレー。
味は悪くないのですが、なぜかぬるかったです。
そういうもの？

1/1 13:16

霧島神宮前の交差点はやっぱりまだ混雑してました。
まあ、それほど待たずに抜けられましたけど。

1/1 13:57

恒例の滝巡り。
まずは丸尾滝。
今の時間はちょうど虹が架かっていました。
素晴らしい！

1/1 14:00

駐車場から10秒で観瀑台です。
アクセスは抜群に良いので、結構な人が訪れていました。

1/1 13:48

＜ドローン空撮＞
観瀑台の手前から下に下りられます。

1/1 13:50

＜ドローン空撮＞
上空から見た丸尾滝。

1/1 13:52

＜ドローン空撮＞
丸尾滝の上部はこうなっていました。
奥は影になっていて見えませんけど。

1/1 14:16

お次は布引の滝。
丸尾滝と違い地図に記載はありますが、案内看板等はありません。
ここから下っていくようです。

1/1 14:20

下りきったところが布引の滝でした。

1/1 14:28

＜ドローン空撮＞
布引の滝をバックに。

1/1 14:40

硫黄谷噴気地帯。
辺り一帯は温泉臭、いわゆる硫化水素の匂いがしますが、吸いすぎなければ大丈夫でしょう。

1/1 14:47

またしてもマイナーな滝へ。
ここから下っていくと、

1/1 14:51

手洗橋の滝があります。

1/1 14:57

＜ドローン空撮＞
滝は幅広で小規模ですが、木漏れ日が当たって独特の雰囲気がありました。

1/1 14:58

水がめっちゃ綺麗でした。

1/1 15:00

壊れたか文字が消えたかわかりませんが、以前は手洗橋の滝と書かれていたのかな？

1/1 15:33

霧島高原国民休養地 シンフォニー温泉にやってきました。
高千穂河原 神宮前茶屋の女将さんから、ここなら元旦も営業しているよと教えてもらいました。

1/1 15:35

キャンプ場受付で料金を支払い、少し離れた場所にある温泉へ。
残念ながら露天風呂は休止中でした。

1/1 17:08

＜ドローン空撮＞
霧島市牧園町高千穂上空から見た日の入り。

1/1 17:09

＜ドローン空撮＞
左から韓国岳、獅子戸岳、新燃岳、中岳、高千穂峰。

1/1 17:10

＜ドローン空撮＞
韓国岳をアップで。

1/1 17:11

＜ドローン空撮＞
獅子戸岳、新燃岳、中岳をアップで。

1/1 17:11

＜ドローン空撮＞
高千穂峰をアップで。

1/1 17:15

＜ドローン空撮＞
良い感じに夕陽がぼやけていますね。

1/1 17:15

＜ドローン空撮＞
桜島はちょっと霞んでいました。

1/1 17:18

太陽が沈む直前、雲が晴れました。

1/1 17:19

＜ドローン空撮＞
日の入りをバックに。

1/1 17:21

ちょっとだけ雲に邪魔されましたが、綺麗な夕日を見ることができました。

1/1 17:23

半分沈みました。

1/1 17:24

今日はとても充実した一日でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX10M4 SONY

iPhone 15 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

MonsieurKudo

※動画編集中・・・。

今年の初日の出は、高千穂峰の山頂から見ることにしました。
理由は登りやすいし山頂はとても広いので、場所の確保がしやすいこと。
あとは、お鉢や新燃岳といった迫力ある火山地形をまた見たくなったってところですね。
まあ、登りやすいということはそれだけ人も多いということなのですがw

高千穂河原へ去年と同じルートで行こうと思ったら、なんと通行止め！
どうりで引き返してくる車が多かったはずです。
急いで迂回ルートを探して向かったのですが、その道の途中には霧島神宮があり、手前で大渋滞につかまってしまいました。
まだ早い時間だったので問題無かったですが、渋滞を抜けるのに1時間以上かかりました。
その後、高千穂河原の駐車場には無事駐車できてひと安心。
出発は4時の予定だったのですが、ついウトウトして寝てしまい、起きたら5時前！
急いで準備して出発しました。

高千穂峰山頂までの登山道はヘッデンや手持ちライトの列が続いていて、まるで富士山のご来光行列のようでした。（富士山ほど過密ではありませんけど）

ゆっくり登って2時間で山頂着。
初日の出までは十分に時間があります。
寝坊して1時間出発が遅れましたが、そのほうが良かったみたいです。
プラス1時間も山頂で待ちたくないですかねw

心配していた風も思ったよりは強くなく、待ち時間はそんなに苦ではありませんでした。
東の空の低い位置に少し雲がありましたが、問題無いレベルです。

7:15、雲から太陽が顔を出し、無事綺麗な初日の出を見ることができました。
初日の出も素晴らしかったですが、桜島や開門岳もハッキリと見え、間近に望む新燃岳や韓国岳も見事で、時間を忘れて撮影に勤しみました。

大部分の人は初日の出を見終わった後、速攻で下山を開始していたのですが、自分は行列に巻き込まれるのが嫌なのと、気が済むまで撮影したかったので、結局3時間くらい山頂に滞在しちゃいました。

以降、追記予定。