剱岳 小窓尾根〜早月尾根


- GPS
- 23:30
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 3,642m
- 下り
- 3,647m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:25
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:04
天候 | 2日 晴れ 3日 晴れ 4日 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
馬場島に前日入りして、前泊。辺りは、すっかり明るくなり、ちょっと遅めの6時前に出発。
白萩川沿いの林道を歩き、取水口から夏同様左側の巻き道をアイゼン付けて登っていく。
急斜面を登り乗越に着くと、雪渓が繋がっていたので、巻かなくても良かったかも。
白萩川に下って、雷岩から小窓尾根に取り付く。急なルンゼを詰めて1時間ほどで尾根に乗る。
ここから快適な雪稜歩きかと思いきや、雪が少なく藪漕ぎの始まり。1990mからヤセ尾根になり、
慎重に藪漕ぎ&急登すると2時過ぎに目的のニードル手間に到着。本日は、ここで幕営。
馬場島の電波等のお陰でドコモの電波がばっちり入る。ヤマテンで予報を取ると、4日の天気が悪い。
行程を協議しながら夕飯食べて、8時前に就寝。
2日目 登攀具着けて、4時半に出発。ニードル右側の基部まで登り、5m懸垂下降。トラバースし、
コルに着いてドームへ登る。残地ロープが有り池ノ谷側を直登。上部は、ハイマツを掻き分けて、
ドームに到着。一旦下って、ピラミッドピークへ。ここも残地のロープが有ったので、ロープ沿いに
直登気味に登るが、トポでは、右に巻くとあったのでなんか違っているぽい。登るにつれて徐々に
しょっぱくなってきた。そのまま登れそうな雰囲気もあったが、リーダー判断で一旦下る事に。
周りに捨て縄が多数あったのは、皆間違えて懸垂したのかな。2ピッチ下って、踏跡を発見し右に
巻きながら右上していく。ピラミッドピークのピーク付近に出て、マッチ箱を目指す。
雪無しの岩稜ヤセ尾根を慎重に進み、高度を上げていく。登り切れば、ほぼ核心部終了し、
小窓の王が見えた。雪稜をアップダウンしながら歩き、発射台からダブルロープで50m懸垂下降。
トラバースし三ノ窓に到着。急斜面の池ノ谷ガリーを登って、池ノ谷乗越に到着。
本来明日八ッ峰縦走予定だったが、明日の天気が昼から崩れるとの事で、早々にテント張って
若者2名は、八つ峰上半に出発。リーダーと自分は、テントでお留守番。
5時過ぎに八つ峰組が帰ってきたが、8峰が雪が無くトラバースも出来ないとの事で6峰から懸垂で
降りてきたらしい。明日は、下山日なので、有りっ丈の酒と食材で宴会し、夕飯食べて就寝。
3日目 天気の崩れは、早いみたいで曇天。4時半に出発し、剱岳を目指す。気温が暖かいのか
雪が緩い。長次郎の頭手前を左側にトラバースできずに直登し、左側を下って長次郎のコルに着く。
最後の登りは、さらに雪が緩みステップが崩れていく。岩下のシュルンドに落ちそうになったが、
強引によじ登り、剱岳登頂。直にガスに包まれ、展望無しに・・・。去年と同様となってしまった。
写真撮って直に下山開始。早月尾根に下って、1箇所懸垂下降。夏道と雪のミックスを下って、
早月小屋で休憩。アイゼン外して夏道伝いに雪稜を下っていくが、トレースが白萩川へ下りている。
夏道も面倒なので、トレースを追い雪面伝いに降りていくと林道に合流。こちらが冬期ルートなのか?
まあ、楽に下山出来て、良かった。
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