木曽駒ヶ岳・宝剣岳 厳冬期 雪山 日帰り
- GPS
- 03:28
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 514m
- 下り
- 525m
コースタイム
天候 | 晴れ、のち吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳の鎖場は雪と岩のミックスで危険 |
写真
感想
始発バスが満車で2番目の臨時便で登ったが、夏と違い連続でバスは出発せず2,30分後の出発になった。
冬にしてはかなりの人数が始発バス待ちだった。
スタート時快晴だったが宝剣山荘あたりですぐに荒天となり、小屋より北では帰りも含めてほとんど登山者を見なかったので、相当数登っていたが途中で撤退している人が多そうだった。
視界がなく、トレースも風で吹き飛んでいる状態だったので、間違えて宝剣岳のほうに登ってしまった。
鎖場を過ぎたあたりでスマホを見て確認し気が付いたが、無人でトレースがなく視界がない状態だったので今後はGPSを見ながら確認するよう徹底しなければ危険。
宝剣岳のコースはトラバースで一発アウトな箇所もあり、雪も新雪でかなり危なかった。
下山時、雪不足のためアイゼンを蹴りこみにくい箇所もあり、慎重なクライムダウンで降りた。
風が強くなければ問題なさそうだったが、厳冬期強風時の宝剣岳は一般雪山登山レベルでは辞めておくほうがよさそう。
木曾駒ケ岳の山頂手前も視界がなく、トレースは風で吹き飛んでいたのでGPSで適時確認していたが、山頂にいた人が寒さでスマホが落ちていたのでスマホを都度出す事が電源が落ちるリスクもあるため、何度も確認出来ない状況だった。
スマホはハチキンカイロと合わせてシェル内にしまっていたが、厳冬期荒天時の環境でスマホのバッテリーを守りながら運用する方法を再検討しておく必要がありそう。
またスマホの操作スティックを忘れてしまったので、グローブを外しながら位置確認、操作を行うしかなかった。
雪山ではスマホケースの交換も含め、忘れないように注意が必要。
帰りは新雪なので一部尻セードで降りたため、楽勝だった。
ついでに複数パターンでの滑落停止の訓練も行ってきた。
天気がよさそうだったのでハードシェルパンツでなく山道の冬用パンツを選択したが、稜線に出てからは寒かった。
このパンツはYouTubeでよく紹介されており、雪山登山に使えると案内されてはいるが、厳冬期稜線以上の厳しい環境ではハードシェルや雨具のアウターがなければ単独では使えないと思う。
熱線入りゴーグルをアマゾンで買って試したが、電源ケーブルがすぐ風で外れるので、全く使い物にならなかった。
ケーブルを補強、加工する必要あり。
厳冬期荒天時の装備をよく考えて組み直しする必要あり。
ゴーグルは凍結すると使い物にならないので、2つ持っていきザックで復活させながら運用する必要がありそう。
色々と学びがあったので、次回からの参考にするために詳しく記載しておいた。
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