西丹沢/二本杉峠/千鳥橋/地蔵平
- GPS
- 07:14
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 819m
- 下り
- 844m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 6:57
天候 | 午前中は雲多し、午後から晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)「丹沢湖」バス停 16:01発 新松田行バスに乗って終点まで。途中乗車になるが、乗客が少なく、席に座れた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【細川橋→二本杉峠】 一般登山道。途中の大室生神社を正面に見て左へ。神社の境内から尾根を直登するルートもある。途中の山中で合流する。 一箇所、トラバースするところが崩れているが、ロープがしっかり張られていており、気をつければ大丈夫でしょう。 【二本杉峠→千鳥橋】 国土地理院の地形図には、二本杉峠から西へ太尾沢に沿って千鳥橋まで破線ルートが描かれているが、荒廃が進み、ほぼ廃道と化して危険らしい。 そこで、一旦、二本杉峠から北西へ向かい、屛風岩山への尾根を登り、標高830m付近から南西への尾根を下る。踏み跡あり。丹沢のバリエーションルートを歩いている人なら特に問題ないと思う。標高700m付近で北側の支尾根に入らないように注意。標高580mで二本杉峠〜千鳥橋の上記破線ルートに合流したら、北の千鳥橋へ向かう。 【千鳥橋→地蔵平】 千鳥橋のすぐ北側(地蔵平側)には黄色いテープが貼られて「立入禁止」と書かれている。歩行者も通行禁止なのかもしれない。しかし、釣り師と思しき人と3名すれ違った。一箇所林道上に流出した土砂が堆積している箇所があったが、気をつけて通過できた。 【地蔵平→屏風岩山】 地蔵平から屏風岩山へ直登する尾根に挑んでみた。ところどころに赤いテープがある。急斜面で木の根など頼りになるものがなく、クライミングの経験のない運動音痴な私には危険と判断して撤退した。足場の悪い急坂を慎重に降った際に左肩を痛めた😢 |
写真
装備
個人装備 |
登山ザック(モンベル「キトラパック30」緑)(1)
半袖Tシャツ(赤「丹沢遊人」)(1)
長袖シャツ
ズボン(カーキ色)(1)
ジャケット(黄色)(1)
薄手フリース(ピンク色)(1)
ダウンジャケット(青)(1)
レインスーツ(上:紺色/下:青色)(1)
帽子(オリーブドラブ色)(1)
ニット帽(ワインレッド)
ネックウォーマー(1)
サポートタイツ(1)
サングラス(1)
ヘッドランプ(1)
予備電池(3)
腕時計(1)
デジカメ(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
筆記具セット(1)
保険証(1)
飲料(1)
トイレットペーパー(1)
熊避け鈴(1)
スマートフォン(1)
充電バッテリー(1)
充電USBケーブル(1)
計画書(1)
ストック(2)
非常食(500kCal以上)(1)
ツェルト(オレンジ色)(1)
救急セット(1)
ガスバーナー(1)
ガス缶(1)
コッヘル(1)
コップ(1)
万能ナイフ(1)
箸(1)
日焼け止め(1)
チェーンスパイク(1)
タオル(1)
入浴セット(着替えシャツ/着替えパンツ/タオル/保湿剤)
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感想
本格的な春が来て下草が生える前に地蔵平周辺のバリエーションルートを歩こう!と考えて計画を立てました。
計画では、二本杉峠→千鳥橋→地蔵平→屏風岩山の西尾根→屏風岩山→南東尾根→笹子沢の予定でした。しかし、(1) 地蔵平に着いたときに大又沢林道で自撮り棒を落としてきたことに気づいたこと、(2) 屏風岩山西尾根の急坂で滑ってしまって左肩を負傷したことにより、地蔵平から浅瀬へエスケープすることになってしまいました。
二本杉峠から千鳥橋へのルートは、国土地理院の地形図に破線として載っていますが、近年歩かれた方々のレポートによると荒廃が進んで廃道レベルとのこと。私が2010年に歩いたときでさえ肝を冷やす箇所の連続でしたから、それから14年もたった今は通行不可でしょう。
代替のルートを探したところ、toramonさんとtralogさんによる、少し北側の尾根を歩いた記録が見つかりました。特に危険な場所はないようなので、私もこの尾根を歩いてみることにします。バリエーションルートなので進行方向や足元の状況など注意すべき点はありますが、結果的に問題はありませんでした。
無事に千鳥橋に着き、ザックから自撮り棒を取り出して地面に立て(この自撮り棒はカメラ三脚にもなる)自分の写真を撮影し、地蔵平へ向かいます。地蔵平へ向かう林道には「立ち入り禁止」の黄色いテープがありましたが、釣り師と思しき2名とすれ違いました。通行可能なのかもしれません。
地蔵平に到着し、自分の写真を撮影しようとザックのポケットを確認したところ、そこにあるはずの自撮り棒がありません。林道の何処かに落としてきてしまったようです。回収に行かねばなりませんが、屏風岩山への尾根も登りたい。さて、どうしようか。
考えた案は、屏風岩山の西尾根を屏風岩山まで登り、笹子沢への南東ルートはキャンセル。屏風岩山から二本杉峠方面へ700mほど南下したところから西へ、P816を通る尾根でさかせ古道の途中に合流し、地蔵平に戻り、自撮り棒を探しながら大又沢林道を南下し、浅瀬入口まで歩く、というもの。地蔵平〜屏風岩山〜地蔵平を2.5時間程度で済ませれば、浅瀬入口17時代のバスに間に合うはず。
そうと決めたら早速屏風岩山への尾根へ。赤いテープを目印に踏み跡のほどんどない急坂を登っていきます。ハングオーバー気味の場所(写真参照)をどう迂回するか試行錯誤していたところ、足元がズルっと滑って左腕から地面に倒れて1mほど滑落。左上半身が泥まみれになりましたが、叩いたところ、泥汚れは落ちました。ホッとしたのも束の間、何だか左肩が痛みます。今は急坂の途中に取り残されているような状況で、滑りやすい斜面を歩くだけで神経を使うのに、左肩をかばっていたら第2第3の滑落をしてしまうかも…と不安になってしまい、撤退を決めました。
細心の注意を払って斜面を下り、地蔵平に戻り、ほっと休憩していると段々と左肩の痛みが強くなってきました。撤退して正解だったようです。安全第一で浅瀬入口まで歩くことにします。距離の長さにうんざりしますが、仕方ありません。
帰りの道は地面に落ちているはずの自撮り棒を探しながら歩きましたが、見つかりませんでした。釣り師さんが拾ってくれていればせめてゴミにならないのでいいのですが。
今回は不完全燃焼になってしまいましたが、二本杉峠〜千鳥橋の未踏VRを歩けましたので、これで良しと考えることにします。今回歩けなかったルートは、また別の機会に歩くことにします。
地蔵平〜西尾根〜屏風岩山ルート
ハピネスアドバンテージさん情報 2023年11月24日(金)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6215064.html
二本杉峠〜千鳥橋へ降りるルート
tralogさん情報 2023年11月23日(木)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6211407.html
toramonさん情報 2020年08月18日(火)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2512702.html
2020年08月31日(月)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2542127.html
昨年末わたしはこことは別の場所で落ち葉でスリップした際、手をついてしまい、手首にヒビを入れてしまったことがあります。以来サムスプリント(携帯ギブス)を持つようになりました。あれもこれもで装備が多くなってしまいました。VRウォーカーあるあるでしょうかw。左肩が落ち着いたあとの投稿、楽しみにしてます!
左肩は今日が痛み本番といった感じで、左腕を肩から上へ上げられません。ロキソニンの湿布を貼って誤魔化しています。
ハングオーバー気味のところでは、もう少しで木の根に手が届きそうだったのですが、足元がフガフガで急斜面で背伸びするのが怖くてできませんでした。
チェーンスパイクを持参していたのですが、チェーンスパイク=雪道の道具という固定観念があり、使う発想がありませんでした。ヤマレコで多くの方がチェーンスパイクを険しい道での滑り止めに使っているのを何度も読んでいたのですが、何故か思い浮かびませんでした。まだVR歩きの経験が足りないようです。
山中での怪我は怖いですね。去年の2月に街中の公園で骨折した右手がまだ癒えていない(まだ指に痺れがあります)こともあり、今回は慎重に撤退の判断を下しました。残念ではありますが、あんな辺鄙な場所で怪我したら即遭難なので、これで良かったです。
今後も安全に配慮しつつVRを歩こうと思います。(安全にVRを歩くという言葉に矛盾がありますが)
ど〜でも良い事ですが、
「ハングオーバー」だと二日酔いの意味になってしまうのでは・・・
つまらないツッコミを入れて済みません。
そーでした!
最近歌詞に「ハングオーバー」という言葉が出てくる歌をよく聞いているのに、どうして気づかなかったんだろう。。。(「Crash Adams」の「Give me a kiss」という歌です)
ツッコミありがとうございます
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