記録ID: 655426
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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬三山ワンディ時計回り
2015年06月07日(日) [日帰り]



体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 12:22
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,567m
- 下り
- 2,548m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 12:21
距離 20.7km
登り 2,570m
下り 2,559m
5:42
12分
猿倉登山口駐車場
18:03
ゴール地点
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○猿倉〜小日向のコル 標高約1500m地点くらいから残雪で夏道が消え、かなり迷いました。小日向のコルに向かって南下する地点が分からず、大きく西へルートを外してしまいました。 ○小日向のコル〜鑓温泉 夏道は等高線に沿って山腹を巻いてますが、一旦200mほど下り、鑓温泉に向かう谷の中心線を登ります。多少落石の跡はありますが危険は感じられませんでした。 ○鑓温泉〜鑓温泉分岐 鑓ケ岳側からの落石の跡がかなり多く、雪渓が茶色に染まっていました。気持ち悪いので天狗側の山腹をトラバースしましたが、思いのほか傾斜がきつく滑落の危険を感じました。谷の中心線が正解だったと思います。 ○鑓温泉分岐〜杓子岳 残雪は全くありません。ずーとがらばですが、粒が小さく歩きやすいです。杓子岳は長野県側が絶壁ですので油断は禁物です。 ○杓子岳〜白馬岳 危険を感じる個所はありませんでしたが、杓子岳から最低鞍部約2600mまで下り、小ピーク丸山を経て300m以上登り返すので、最も辛い箇所でした。 ○白馬岳〜猿倉 小雪渓あたりが急勾配で、疲労の限界に近い足なってましたので、多少恐怖を感じました。幸いかなり深いステップが切ってありましたので、安全に下りることができました。 |
その他周辺情報 | 道の駅小谷にある深山の湯に行きました。620円、清潔で快適でした。 |
写真
ほっとして小休止していると、左側の岩の間の細い雪渓をグリセードとバックステップで下りてくる人がいる。滑落されたらやだな〜と思ってたら、スルスルと下りられこちらに来られた。自分らより結構年配のおじさんでビックリ、すごい人がいるもんです。
最低鞍部から登り返しで疲労は限界点に達しようとしていたとき、雲間から一瞬現れた白馬山荘、私にはポタラ宮に見えました。相方が後ろから、おっ近い!と一声、私はあまりの遠さに眩暈がしました。写真はトリミングしたものです。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
ヘルメット
|
---|
感想
相方の過去の印象で、猿倉から鑓温泉分岐までがキツイと言うので、辛いのは先に済まそうと時計回りを選択しました。しかし、超甘かったです。のっけからルートを外すし、小日向のコルからの下りの後の鑓温泉へ向かう雪渓登り、たぶん誤った選択であろうトラバース、稜線にたどり着くまでに時間と体力を使い過ぎました。鑓温泉分岐から杓子岳の下りまでは、稜線の景色に力を頂き疲れを忘れましたが、最低鞍部を過ぎ登りにかかると一気に疲労感が舞い戻って来ました。大雪渓分岐から白馬岳までの緩斜面の自分の足ののろさが信じ難く、気力を維持するのに自分との戦いでした。白馬岳山頂に辿り着いたときは、結局はガスがかかり何も見えなかったけど、ホッとし、充実感を得ることが出来ました。きついのが95%でしたが、この日は人気の長い長い縦走路ただの一人もおられず、風もなく時たまのイワヒバリのさえずりが、静寂を引き立たせる時間と空間を二人占めできました。
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