六甲キャノンボールラン第30回 Night Speed
- GPS
- 10:05
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 2,512m
- 下り
- 2,468m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 4:01
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路:阪急電鉄 宝塚駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題はなかった |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
時計
タオル
|
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感想
2024年3月30(土)から3月31日(日)にかけて,六甲キャノンボールラン第30回大会の Night Speed カテゴリーに参加して,ナイトランで六甲全山縦走した。天候は良く昼間はとても暑かったが,夜は予想していたよりも涼しく,思ったよりも速く移動できた気がする。また途中できるだけエイドに寄って何かしら飲むか食べるかしてみた。その割には10時間をかろうじて切れたのでよかったのかもしれない。
出発は3月30日(土)の夜。20:00 に須磨浦公園駅前を一斉スタートとのことだった。受付が 18:30〜19:30 の間ということだったので,それに間に合うようにした。荷物を減らすために午後4時過ぎに阪急宝塚駅に行き,阪急宝塚駅前のコインロッカーに風呂後用の着替えを入れておいた。またいつものとんかつ屋でとんかつを食べておいた。今回はロースとヒレが両方入った定食にしてみた。その後,ナチュールスパ宝塚に浸かってから行こうかとも考えたが,どうせ汗だくになると思ってそのまま須磨浦公園を目指した。
阪急の今津線,神戸線と乗り継いだ。神戸三宮駅で一度下車した。スタバのコーヒー券をもらっていたので使おうと思ったのだが,あまり気がのらなかったのでやめて,そのまま須磨浦公園駅を目指した。須磨浦公園駅に着いたのは18時半前だった。ちょうど受付が始まっていた(時間はそんなに正確に区切られていなかった気もする)。受付では誓約書をネット上で投稿するだけだった。後はタグをもらってそれにゼッケンを貼っておいた。また参加賞のシールをもらい,注文しておいたキャップを購入した。その後スタートまで時間があったので,公園内に出ていたクレープの移動販売車でクレープとコーヒーを買い,食べておいた。
午後8時前にトイレに行っておき,出発の準備をした。また WINNER ゼッケンをザックにつけた方がいたので写真を撮らせていただいた。8時前に須磨浦公園内の丸い形の広場に集合がかかり,開始の宣言,選手宣誓?があったのち,スターターガールズによるスタートの合図があってからキャノンボールランはスタートした。序盤,ペースを抑えていこうと思ったが,やっぱり皆さんのペースにつられて結構スピードをあげてしまった。そのため,横尾山に登る頃にはかなり疲れていた。しかし須磨アルプスへの下りは皆遅く,そこで多少休憩ができた気がする。でも,妙法寺の交差点に着いた時点ではいつも以上に疲れていた。
妙法寺交差点から鵯越駅まではキャノンボールルートを通る。なんのことはない高取山を迂回する。これは2年ほど前からだが,どうも高取山上域を走る人がいて,出禁になったみたい。迂回ルート上にはローソンがある。今回はそのローソンでトイレを借り,オレンジジュースを買って飲んでおいた。その後の迂回路とショートカットルートのことをよくわかっていなかったので,他の参加者についていく感じで鵯越駅を目指した。ショートカットルートは以前デイリーヤマザキがあったところで全山縦走路に合流していた。ほぼ全員がそのルートを走っていたので,それがコースっぽい感じだった。
鵯越駅を通過したのは午後10時7分だった。出発から2時間10分だった。さすがに迂回路だけあっていつもよりもかなり早かった。皆さんに引きづられていっぱい走ったのもあるけど…。鵯越駅から先もできるだけ走っておいた。鵯越駅の先,鈴蘭台処理場の手前辺りにいつもエイドがあるので,今回も期待していたが,そこにエイドはなかった。あれは昼の部だけなのかなぁ?? 菊水山の上りは辛かった。そこまで結構走っていたので疲れ切っていた。それであの急登はめちゃめちゃしんどかったなぁ…。菊水山にはエイドがあった。いつもはパンダさんがいるみたいだが,今回はいなかった。そこではそうめんが振る舞われていたが,しんどくてコーラを飲むしかできなかった…。
菊水山から先,天王吊橋までは他の参加者について行ったが,下りは皆さん私より遅かったので,お願いして先に行かせてもらった。でも鍋蓋山の上りで多くの方に抜かれてしまった…。鍋蓋山に着いたのは午前0時の少し前だった。そこからも頑張って下った。しんどいのに下りでは走ってしまった。やっぱり他の参加者につられていたのかもしれない。大龍寺の駐車場にある自動販売機でアクエリアスを1本補充した。2.0L 持って歩き,ここで 0.6L 追加した。その先では六甲山郵便局の少し先の自動販売機で 0.6L を追加した。合計で 3.2L のアクエリアスを飲んだことになる。まぁ,そのうち 1L はゴール後に飲んだんだけどね。
市ヶ原の櫻茶屋に着いたのは0時13分だった。ちゃんと約束通り櫻茶屋に顔を出せた。櫻茶屋は結構混んでいた。皆さんおでんを頼んでいた。ビール飲んでる人もいたけど…。私は喉が渇かないようにごぼ天とちくわと大根にしておいた。櫻茶屋を出た後,トイレに寄ってから摩耶山を目指した。市ヶ原から摩耶山までもしんどかったなぁ…。しんどいのは私だけじゃなかったみたいで,途中で休憩している参加者も結構いた。私は遅いけど止まらない作戦にした。ウサギと亀の亀作戦やね。摩耶山までのルートでは天狗道の上の方,ゴロゴロ坂の1個手前のピークのところにエイドがあった。あそこって荷物は担いでいくのかなぁ? そこで頂いたレモンティーがおいしかった。あれで元気をもらえた気がする。
摩耶山掬星台に着いたのは午前2時前だった。掬星台エイドではだしに浸かったたこ焼きを頂いた。明石焼きか思ったら微妙に違うから神戸焼きと呼んではった。そこでお湯割りもあるよ〜,と言われたが,途中で倒れそうな気がしたのでやめておいた。掬星台の出口のトイレに寄ってから先を目指した。アゴニー坂はサボろうかと思って車道を行ったが,摩耶ロッジ前バス停付近から上を見ると赤いランプが見えた。おっ,みんなアゴニー坂行くんや,と思って私もそこから登ってアゴニー坂を目指したが,赤いランプは工事箇所の周りにある注意のランプだった。でもそこまで行ったのでアゴニー坂を下っておいた。いうほどしんどくないし近道やしね。
神戸市立自然の家前から三国池下への上りは意外としんどくなかった。というか,もう麻痺していて深く考えずに歩いていたみたい。その辺りに来ると,他の参加者にあまり抜かされなくなってきた。どうも近くにいるのは私と似た脚力の人たちになってきたみたい。まぁ,エイドで長めの休憩をした脚力のある人たちには抜かれたけど…。三国池下からはサードプレイス六甲エイドを心の支えにして進んだ。しかし…,サードプレイス六甲エイドはやっていなかった…。もう撤退しちゃったのかなぁ? 仕方ないので六甲山最高峰下のトイレ前のエイドを目指した。そういえば大龍寺の山門のところにもエイドはなかったなぁ。あそこって出ないんだっけ?
六甲ガーデンテラスの先は少しサボって有馬へのロープウェーの駅前を通り,そこから車道を進んだ。6番区間と7番区間は登山道を進んだけどね。途中,極楽茶屋跡向かいにもエイドがあった。本来カレー屋さんみたいだが,ご飯がなくなったのでカレーのルーだけか,あるいはシロップみたいなののお湯割りしかないと言われた。そこで,シロップのお湯割りを頂いて先に進んだ。最高峰下ではトイレ横にエイドがあったが,まずはトイレに寄っておいた。エイドではおかゆをいただいた。他にもバナナとかクッキーとかもあったが,結構涼しかったので温かいおかゆが美味しかったなぁ…。トッピングに梅干しやらたくあんやらを入れて食べた。カレーも気になったが,走ってへろへろの時には水分の多いおかゆの方が食べやすいかもしれない。
最高峰下トイレ前を出発したのは午前4時過ぎだった。これで午前6時半過ぎ,遅くとも午前7時前にはゴールできるなぁ,と思った。当初,その先はのんびり行こうと思っていたが,東六甲縦走路の入口で他の参加者の方に先行させていただいた。そこであまりちんたらはできないと思ってペースを上げてしまった。また船坂峠へ向かって何箇所かある下りで10名程度の集団が形成されていた。どうも先頭の人が下りが速くないみたい。あの辺りは岩場の下りなので,トレイルランナーでも不得意な人が多い気がする。最初はその人達について進みちょうどいい休憩になるや,と思っていたが,船坂峠手前で一瞬ルートが二股になっているところでちょっと強引に下って前に出た。さらにその先の船坂峠への下りで差を開けておいた。結果として,追いつかれないようにと思ってその後もペースを上げざるを得なくなってしまった…。結局東六甲縦走路はかなり必死になって進んでしまった…ははは。
船坂峠から大平山の林道まではダラダラと登っている区間がある。あそこはトレイルランナーの人たちは結構走ったりするが,私にはもう走れる足は残っていなかった。それでも先程抜かした集団に追いつかれないように,と思って必死に進んだ。その先,大平山に向けては岩場の下りにくい下りがあるので,そこでは差を開けられた気がする。その先も頑張った。大平山の林道も一生懸命走ってみた。大平山から大谷乗越へも足元にこぶし大の岩がゴロゴロしている道をかっ飛んでみた。さすがに大谷乗越への下りは多少慎重に下っておいた。大谷乗越から先もできるだけ走ってみた。今までで一番まじめに走ったかもしれない…。そのおかげか塩尾寺を通過したのは午前5時半すぎだった。そこからも早くゴールしたいと思い,遅いながらも小走りで下った。ヘアピンカーブのところでは明るくなっていたのでパパっと写真を撮って,ショートカットを下った。あの辺りでは須磨浦公園に向かって引き返すパワーカテゴリーの人たちとたくさんすれ違った。今から須磨浦公園まで行くのか?と思った。大変そうやなぁ…。
そして,スタートから10時間弱で塩尾寺下の広場に着いた。広場にはまあまあの人がいた。皆さん屍のようになっていた。奥にロボ二郎があったのでそこで QRコードを読み込んでタイムを申告しておいた。キャノンボールランとしては塩尾寺下の広場がゴールだったが,私としてはナチュールスパ宝塚前の宝来橋南詰交差点が全山縦走のゴールと考えている。そこで休憩もそこそこに舗装路をタラタラと小走りで下った。そして午前5時56分に無事宝来橋南詰交差点に着いた。出発が午後8時57分だったので,かろうじて10時間を切れたことになる。まぁ,高取山を通ってないとかあるけど,エイドや櫻茶屋で時間かかったりしたので,10時間を切れたからよしとしよう。
ゴール後はいつもならナチュールスパ宝塚で汗を流すが,ナチュールスパ宝塚は午前9時半にならないと開かない。まだ午前6時だったので3時間半時間を潰すのはイマイチだった。朝早い時間から電車も空いてるから,多少汗臭くてもなんとかなるか,と思って,そのまま帰ることにした。さすがに長袖登山シャツとミレーの忍者シャツは汗を吸って臭くなっているので着替えておいた。帰ってから風呂に入り,洗濯機を回してしばらく寝ておいた。
今年もキャノンボールランにかける意気込みが伝わって来ました!
夜通し山を駆けまわるなんてすごいイベントですね。
体調、回復したようで何よりです。
ありがとうございます。無事にキャノンボールランに参加できました。キャノンボールランでは他の方のペースに乱されて,速すぎたり,逆に思ったよりも遅かったりでなかなか難しかったですねぇ…。キャノンボールランは昼の部とか往復の部もあります。でも,夜中の部が面白かったですねぇ。秋にもあるのですが,どうしようかと思案中です。
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