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Yamareco

記録ID: 671409
全員に公開
山滑走
剱・立山

大汝山直下から御前谷滑降・立山

2015年07月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:04
距離
7.9km
登り
1,060m
下り
1,049m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:20
休憩
0:44
合計
5:04
8:24
46
スタート地点
9:10
9:10
33
9:43
9:43
11
9:54
9:59
18
10:17
10:28
74
11:42
12:10
75
13:25
13:25
3
13:28
13:28
0
13:28
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
今日は梅雨ということもあってか、比較的空いてました。
ケーブルカーの立山駅ではツバメの巣が健在。
2015年07月05日 07:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/5 7:10
ケーブルカーの立山駅ではツバメの巣が健在。
室堂からの登山道は少しずつ除雪が進んでました。まだ雪の上を歩く方が多いですが、アイゼンは必要ないでしょう。
2015年07月05日 08:29撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/5 8:29
室堂からの登山道は少しずつ除雪が進んでました。まだ雪の上を歩く方が多いですが、アイゼンは必要ないでしょう。
お花はこれからでしょうね。
2015年07月05日 09:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/5 9:24
お花はこれからでしょうね。
2015年07月05日 09:34撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/5 9:34
ガスもなく、時々槍も見えてました。
2015年07月05日 09:38撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/5 9:38
ガスもなく、時々槍も見えてました。
1時間15分で雄山に到着。今日の目的は大汝山なので通過。
2015年07月05日 09:38撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/5 9:38
1時間15分で雄山に到着。今日の目的は大汝山なので通過。
大汝山からのドロップポイントをチェック。かなり厳しそう・・・
2015年07月05日 09:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/5 9:53
大汝山からのドロップポイントをチェック。かなり厳しそう・・・
ドロップポイントの下部。ここから下は行ってみないと分からないという状況。
2015年07月05日 09:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/5 9:53
ドロップポイントの下部。ここから下は行ってみないと分からないという状況。
大汝山のピークにも寄っておきました。
2015年07月05日 09:55撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/5 9:55
大汝山のピークにも寄っておきました。
滑って降りた途中。結構狭く、随所で雪が割れていて慎重で確実に降りて行きます。
2015年07月05日 10:07撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/5 10:07
滑って降りた途中。結構狭く、随所で雪が割れていて慎重で確実に降りて行きます。
御前谷の下部はこんな感じ、ここから下は氷河です。
2015年07月05日 10:08撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/5 10:08
御前谷の下部はこんな感じ、ここから下は氷河です。
さらに降りたところから。見た目かなりですね。
2015年07月05日 10:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/5 10:13
さらに降りたところから。見た目かなりですね。
雄山からの御前谷の本流と合流したところで登り返します。
2015年07月05日 10:32撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/5 10:32
雄山からの御前谷の本流と合流したところで登り返します。
この登り返しがハードなんです。
2015年07月05日 11:12撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/5 11:12
この登り返しがハードなんです。
最後は雪が切れているのでガレ場を歩きますが、落石を起こさないためにかなり丁寧に歩かないといけません。
2015年07月05日 11:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/5 11:46
最後は雪が切れているのでガレ場を歩きますが、落石を起こさないためにかなり丁寧に歩かないといけません。
雄山に戻ったら今度は山崎カールのトップからの滑降に。
2015年07月05日 12:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/5 12:28
雄山に戻ったら今度は山崎カールのトップからの滑降に。
ここを滑ります。途中の雪が割れたところ以外はとても快適でした。
2015年07月05日 12:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/5 12:28
ここを滑ります。途中の雪が割れたところ以外はとても快適でした。
これが雪の割れたところ、通過には苦労しました。
2015年07月05日 12:34撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/5 12:34
これが雪の割れたところ、通過には苦労しました。
下界は雲海の下
2015年07月05日 13:01撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/5 13:01
下界は雲海の下
しっかりとシュプールを刻みこめました。
2015年07月05日 13:01撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/5 13:01
しっかりとシュプールを刻みこめました。
浄土山の下の斜面を登り返したところ。
2015年07月05日 13:05撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/5 13:05
浄土山の下の斜面を登り返したところ。

感想

いよいよ今シーズンの山スキーのフィナーレを迎えるべく立山に行ってきました。
前回、と言っても3週間前に宿題で残していた大汝山から御前谷への滑降があったのですが、それ以前に3週間の間にかなり雪が減ってました。うーん、さすがの立山ももう7月、いくら氷河があると言っても限度があるか〜という感じです。
見た目山崎カールにはまあまあ残ってますが、室堂で登山届を提出した際に係りの方が「山崎カールは下から登らないと無理」「御前谷も無理」と現実を突きつけられます。
まあ現場に入らないと最新の状況は分からないので、まずは雄山、そして大汝山のピークを踏みました。
今回のメイン、大汝山直下の御前谷への斜面ですが、ややオーバーハングした壁がそそり立っています(笑)
大汝山におられた登山者の方々が、「ここ滑るんですか?!」とびっくりされていたので、今更引けませんし、まずはドロップポイントに移動します。
少しは斜度のゆるいところがあるかな〜と思いましたが、基本垂直でした(笑)
まずはスキー板を履くのですが、そこから一段下がるところまでが70度くらいあり、斜滑降気味にクリア。そしていよいよ本丸の斜面の入り口、一番マシな80度くらいのところからこれまた斜滑降気味に切り込んで入りますが、そのまま浅いクレバスにスキーが引っかかって背中で滑降〜ピックストックで体勢を整えてすぐに復活。背中に入った雪が冷たい(笑)
そこからはクラックを避けながら確実にターンして滑り降りていきます。縦溝もなく、コントロールされた滑りで、雄山からの御前谷と合流します。
さてここからまた登り返しです。雪の急斜面を登るのはかなりハードで、一ノ越から岩場を登るのとは訳が違います。それでも予定通りお昼ちょうどに雄山に戻り、軽くお昼を食べてから山崎カールのトップを目指します。
登山道から離れたところにあるので、極めて落石を起こしやすく、注意が必要です〜といったレベルを超越して、石が落ちそうになったら足やストックで止めることを何度もすることになりました。仮に入るとしても、登山道以外のところを落石を起こさずに歩く訓練をしてから入るようにしてください。
さて雪渓は途中で雪が何段にも割れており、通過は容易ではありません。うまく弱点を突いて方向転換をしながらクリアしました。
その下は斜度も緩めで縦溝もなく良質のザラメと久しぶりに普通の滑りを堪能できました。
少し時間が早かったので、浄土山の下部の斜面を登り返して滑って、下山することにしました。
今日はスキーを背負って登頂しているのは私だけで、あとはレーシング系のスキー板を持ってきていた方、帰りのバスではテレマークスキーのお二人を見かけたくらいでした。あ、帰りに室堂でボード背負って登って来た方がおられました。
もうもはやこの時期にまだ滑ってるのはかなり異常ですね。あと半年後には新雪がたくさん積もってまた普通の山スキーをやっていることでしょう。今シーズンは42日間の山スキーで締めくくることができました。

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コメント

ゲスト
御前谷滑走
momochannさん、おはようございます。

御前谷滑走いいですね。
御前谷滑走は雄山直下から
スタートするものとばかり思ってましたが
大汝山直下もありなんですね。
大汝山直下はなかなかエグイですね。

実は7月4日から7月5日に
御前谷滑走(雄山直下から)と
平蔵谷滑走を予定していたのですが、
7月4日早朝に立山駅に着いた時点で
けっこうな土砂降りで
しばらく待っても雨が
止みそうになかったので帰りました。
週末、天気がよければ
リベンジとなりそうです。
2015/7/6 9:46
Re: 御前谷滑走
shibayan88さんこんばんは。コメントありがとうございます。
大汝山直下は3週間前に見たときは「行けそう」と思ってましたが、いざ昨日見るとエグエグになってました
登り返しの孤独感も半端なかったですが
4日は残念でしたね・・・次の週末なら天気も大丈夫そうで雪もまだ残ってるでしょうから是非リベンジ期待しています
2015/7/6 20:59
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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