甲武信ヶ岳〜大弛峠（金峰山には届かず）

2024年04月28日(日) 〜 2024年04月29日(月)

• GPS: 16:17
• 距離: 32.7km
• 登り: 2,372m
• 下り: 2,113m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:56
• 休憩: 0:04
• 合計: 5:00

9:46 スタート地点
9:50 9:51 ねとりインフォメーション
9:55 9:55 近丸新道登山口
9:59 10:01 徳ちゃん新道登山口
12:07 12:08 徳ちゃん新道分岐
14:21 14:21 戸渡尾根分岐
14:30 14:30 木賊山
14:46 甲武信小屋

2日目

• 山行: 10:05
• 休憩: 0:56
• 合計: 11:01

4:31 甲武信小屋
4:52 5:09 甲武信ヶ岳
5:27 5:27 2353m地点
5:42 5:43 水師
6:13 6:15 富士見
6:47 6:49 両門ノ頭
7:36 7:39 東梓
8:13 8:13 国師ノタル
10:33 10:33 国師ヶ岳
10:41 10:41 三繋平
10:47 10:48 前国師ヶ岳
11:05 11:09 夢の庭園
11:17 11:33 大弛峠
13:30 13:33 森林管理署小屋跡
15:25 15:32 川端下バス停
15:32 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【バス】山梨交通のバス
8:30 塩山駅〜 9:30 西沢渓谷入口

【帰りのバス】
川端下(かわはけ)〜川上駅
14:35 〜 15:10川上駅
16:04 〜 16:39川上駅　←これで帰りました

写真

4/28 9:34

バスで途中の山々の新緑を眺めながら西沢渓谷のバス停からスタート

4/28 9:47

天気最高で気持ちよく歩きます

4/28 9:52

ねとりインフォメーションにある分かりやすい地図

4/28 10:00

ここから徳ちゃん新道に入ります

4/28 10:06

1200m付近の新緑が芽吹く山道

4/28 10:27

急登になってきました

4/28 10:31

1350m付近で目の前にとんでもない急登が

4/28 10:37

少し登って見下ろした風景

4/28 11:13

1600m付近で左側に鶏冠山(とさかやま)が見えます。

4/28 11:28

1700m付近でシャクナゲの道になりました

4/28 11:50

綺麗な空に向かって登る

4/28 12:07

新道分岐(1869m)
テン泊装備の重量でこの山道はとてもキツイ

4/28 12:11

シャクナゲの道

4/28 12:50

2050m付近

4/28 12:59

見えてるのは木賊山かな？

4/28 13:09

2150m付近の岩の急登

4/28 13:53

2350m付近で山道に氷が見え始めました

4/28 13:58

登り始めて4時間で、初めてと言っていい眺望スポット

4/28 14:09

雪が多くなってきてチェーンスパイクを装着しました

4/28 14:14

山道は雪だらけになってきました

4/28 14:20

戸渡尾根分岐を通過
ここまで来ればもう少しのはず

4/28 14:24

左方向の鶏冠山(とさかやま)には行っちゃダメよと書いてある

4/28 14:30

木賊山(とくさやま)(2468m)

4/28 14:32

さて、ここまでくればもう小屋は近い

4/28 14:45

甲武信ヶ岳が見えて、あとは甲武信小屋に向かって少し降りるだけ

4/28 18:34

甲武信小屋でテント泊です。予約時は順番によっては雪上になりますよと言われましたが、テン泊客は少なく、静かで良いテン場でした。

4/29 4:40

翌日は計画通り、朝4:30スタート

4/29 4:45

甲武信ヶ岳3回目にして初めて富士山を見ました

4/29 4:47

素晴らしい眺望に大満足のhayaxさん

4/29 4:52

頂上に着くと、日の出3分前でした

4/29 4:53

今日歩く稜線を眺める。ここを歩きたくて来たんです。

4/29 4:56

日の出も見れたし素晴らしい富士山も見れた。テント泊ならではの満足感です。

4/29 5:12

ここから単独で金峰山方面に向かいます（結局、金峰山には届かずでしたが）

4/29 5:20

おぉ！素晴らしい富士山。

4/29 5:22

今日は終日チェーンスパイク装着でした。このルートは残雪が多かったです。

4/29 5:38

富士山アップ

4/29 5:46

水師(みずし)(2396m)を越えたあたり

4/29 6:01

富士見に向かう急登

4/29 6:14

あらら、眺望の全く無い富士見(2373m)でした

4/29 6:41

朝の清々しい空気の中をゆっくり歩く気持ちのいい時間でした

4/29 6:44

両門ノ頭(2263m)から甲武信ヶ岳方面

4/29 6:44

両門ノ頭の富士山
こりゃ素晴らしい眺望です

4/29 6:44

歩いていく稜線と、目指す国師ヶ岳、金峰山方面

4/29 8:03

アップダウンを繰り返し、所々に雪があるのでチェーンスパイクは外せません

4/29 8:13

国師ノタル(2145m)
ここから400m以上登ることになりますが、この時点で既に1時間以上も計画から遅れてます。こりゃ、金峰山までは無理かなと思い始める

4/29 8:23

厳しい登り

4/29 8:41

倒木だらけの厳しい登り

4/29 8:56

残雪の多い2300m付近

4/29 9:22

写真では伝わりませんが急登の直登になってます。

4/29 9:25

本来の山道は地図上ではつづらになってますが、雪の時期は低木が邪魔にならないので直登ルートになるようです。

4/29 9:36

雪の急登を登ると国師ヶ岳の横に富士山が見えました

4/29 10:00

もう2時間近く予定より遅れており、金峰山まで行っても最終バスに間に合わないのでどうしよう。。。と考えながら、ここで小休止

4/29 10:11

国師ヶ岳への登りは雪深かった

4/29 10:33

2時間近く予定より遅れて国師ヶ岳(2592m)に到着

4/29 10:36

すぐそばに最高峰の北奥千丈岳があるのですが、2時間遅れにバテバテの状態で寄り道する気力はもうありませんでした

4/29 10:57

金峰山がすぐ近くに見えるんだけど、、今日は行けません

4/29 11:13

大弛峠までの下りも結構な雪量でした。雪がベタついてチェーンスパイクが何度も外れました

4/29 11:32

2時間遅れで大弛峠に到着。大弛小屋のテント場は空いてましたが、明日のAMは雨なので、泊まって明日、金峰山っていうのも、ちょっと厳しい。。

4/29 11:35

大弛小屋の主人に相談すると、川端下に3時間で降りる林道があるとのこと。林道でエスケープすれば最終バスには間に合いそうです。林道は結構な雪量でした。

4/29 12:02

林道の雪道を降りていきます。

4/29 12:48

2100m以下はもう雪はありません。

4/29 13:42

林道を2時間以上歩いていると、足も疲れますが、荷物の重さで肩が辛くなってきます。

4/29 14:04

ここで顔を洗ってスッキリ

4/29 14:40

3時間以上歩いた林道もここで終わります。

4/29 14:44

金峰山荘そばの一般道に合流すると、オオカミ(?)のロボットに「お前だけは絶対許さねぇ〜」とスピーカで吠えられます。ど、、どういう意味？？
ここから30分歩いて川端下バス停にゴールしました

初めて甲武信ヶ岳に行った時に、甲武信ヶ岳から金峰山に向かう稜線が素晴らしく、歩いてみたくなり、今回挑戦しました。金峰山までは届かなかったものの、良い山行でした。

感想

d5170610

初めて甲武信ヶ岳に行った時に、甲武信ヶ岳から金峰山に向かう稜線が素晴らしく、歩いてみたくなりました。甲武信小屋もテン泊してみたい場所でしたので、今回、2日目に甲武信ヶ岳から金峰山に向かうつもりで挑戦しました。
しかし、テン泊の荷物を背負った得ちゃん新道の登りは想像以上にキツく、翌日は良く寝て回復したと思ったものの、すぐに荷物の重さでバテバテになり、ズルズル予定より遅れ、大弛峠に着いた時には2時間遅れで、このペースでは帰りの最終バスにはとても間に合わず、また、大弛小屋のテント場は空いていましたが、明日のAMが雨とのことで、大弛峠から林道でエスケープして下山しました。
今回が3回目のテント泊だったので、夜の寒さに備えて色々準備しました。まず、夜中に足先が冷たくなると寝れないので、湯たんぽを持っていきました。これは正解でした。また、真夜中に寒さがしみ込んで来て寝れなくなるのですが、シュラフの上にエマージェンシーシートを掛けると、かなり対策になることも分かりました。また、ツェルトにフライシートを付けることでツェルト内の結露対策にもなりました。
荷物の重さでバテバテになり、金峰山までは届かなかったのですが、この荷物の重さを考えると、このコースは夏でも2泊が適切で、今回は無理な計画だったと思い知らされました。
色々と、いい経験になった山行でした。

コメント

U_Yake44

おつかれさまでした。素晴らしい景色。大弛峠から川上村経由で帰れるとは！

d5170610

U_Yake44さんと甲武信ヶ岳に行ったのが初めてで、その時に金峰山に向かう稜線を見て歩きたくなったんですよね。今回、大弛峠に着いて、ネットも繋がらず、この後どうすればいいのかと悩んでいたら大弛小屋のご主人がちょうど来て、今日は宿泊者も居ないので小屋を閉めるとのことでした。念のためテント場は？と聞くと、小屋は閉めてもテント場は使えるとの事。しかし明日は雨。すると、川端下に降りる林道があるよと教えてくれました。
３時間の林道歩きはなかなか辛いものでしたが最終バスに間に合ってよかったです。次は大弛小屋にも泊まる2泊で、金峰山と瑞牆山に行く計画をしてもいいかなと思いました。