三ツ岩岳〜会津駒ヶ岳（青の空に広がる残雪景色）

2024年04月28日(日) [日帰り]

• GPS: 07:53
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,640m
• 下り: 1,498m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:53

5:37 スタート地点
5:41 5:41 国体コース登山口
7:03 7:03 旧道分岐
8:05 8:11 避難小屋
8:39 8:48 三岩岳
10:15 10:16 大戸沢岳
10:50 10:55 会津駒ヶ岳
11:16 11:49 駒の小屋
12:17 12:18 水場
12:36 12:36 ヘリポート跡
12:48 12:54 会津駒ヶ岳滝沢登山口
13:27 13:27 会津駒ヶ岳登山口
13:27 13:28 駒ヶ岳登山口バス停
13:30 村営グラウンド

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

三ツ岩岳登山口駐車場
村営グラウンド

コース状況／危険箇所等

登山口〜三ツ岩岳
・旧道分岐までの間には何度か急坂あり
・1308P辺りから残雪が続くようになる
　起き始めた木々を避けながら歩くところもあり
・避難小屋手前から山頂までは尾根が広く、視界が悪いと迷い易い
　進路はこまめに確認を
・歩くルートによっては途中にある避難小屋を見過ごす可能性あり
・避難小屋は入口ドアはまだ雪に埋もれており出入り不可
　（窓からの出入りになってしまうかと）

三ツ岩岳〜会津駒ヶ岳
・三ツ岩岳〜大戸沢岳〜会津駒ヶ岳に登山道は無し
・残雪の状況によっては迂回するルートをとる必要あり
　（2057P先の雪庇は崩落）
・大戸沢岳〜会津駒ケ岳にかけての樹林帯は、雪解けの進みで見通しが悪くなっている
　また踏み抜きが所々にあり

会津駒ヶ岳〜登山口
・残雪上には踏み跡が広範囲に広がる
　（駒ノ小屋へ登るルート上にはポール目印あり）
・水場付近以下で残雪が途切れる
・登山道では雪解け水で水溜り状態が多くあり
・下部になるにつれ、乾いた夏道

※三ツ岩〜会津駒の残雪期ルートとしては、適期過ぎの印象
　特に大戸沢〜会津駒の雪解けが進んでいる
　（湿地が出ているところもある）
※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

4/28 5:38

南会津も新緑の季節

4/28 5:43

ここよりスタート

4/28 5:53

序盤から急登あり

4/28 5:55

振り返れば若葉が輝く

4/28 5:58

唐突の出会い
白花のイワウチワ

4/28 6:04

通常のピンクも良いですね

4/28 6:07

アズマシャクナゲが早々に咲き始め!?

4/28 6:10

頭上に見るタムシバ

4/28 6:12

アカでなくムラサキヤシオ

4/28 6:12

見据える山頂は遥か先

4/28 6:15

なので目の前を直視
春を感じる

4/28 6:16

イワナシもいましたね

4/28 6:29

ムシカリは装飾花が揃い始め

4/28 6:30

足元ばかり見て足が進まない

4/28 6:34

現実を直視
この先で急坂が待ち受ける

4/28 6:49

登り切ると残雪が出現

4/28 6:52

雪上にまず咲く
マンサクの姿

4/28 7:02

良い眺めが広がります

4/28 7:05

旧道分岐の案内図が読み取れます

4/28 7:07

この先からは醍醐味の残雪ハイク
片側には常に広がる展望

4/28 7:11

想像以上に雪の量は少ない
ただ途切れることなく歩ける状態

4/28 7:22

ここの主役はやはりブナ達

4/28 7:30

4/28 7:35

窓明山に存在感が出てきました

4/28 7:38

この辺りでブナ林を抜けて

4/28 7:41

山頂の高みに一段と近づき

4/28 7:50

ふと気付けば奥白根

4/28 7:54

森の主役はオオシラビソへ

4/28 8:08

右手にあるはずの出入口は雪壁で使えず
左手の小窓は開けられそうです

4/28 8:32

広々とした斜面を登ると

4/28 8:36

視界に広がる奥深い山並み

4/28 8:38

中央に坪入山
左奥は会津朝日だと思うのですが・・・

4/28 8:39

中央奥に鎮座する丸山岳
容易に人を寄せ付けない深山

4/28 8:42

窓明山から視線を上げると
飯豊連峰の姿

4/28 8:43

4/28 8:44

山頂より見る三ツ岩
山並みの奥に那須、男鹿の山

4/28 8:44

高原山もしっかり確認しますよ

4/28 8:55

この中に100名山は無くても良き景色

4/28 8:55

未丈ヶ岳
整った山容が目を引きますね

4/28 8:59

名の知れた名山を見渡す

4/28 9:00

100名山の越後駒を含めた裏越後三山

4/28 9:00

こちらも100名山の平ヶ岳

4/28 9:01

無雪期は道なきルート
核心部を歩み始めます

4/28 9:04

跡は前日のもの？

4/28 9:07

右手は木々越しの展望

4/28 9:09

左手側は遮る物無し

4/28 9:19

雪庇歩きの真っ只中

4/28 9:28

徐々に三ツ岩岳とは離れて

4/28 9:29

大戸沢岳の間では一度大きく下ります

4/28 9:33

雪が途切れたところは迂回

4/28 9:34

オオシラビソの林の中へ

4/28 9:44

日差しが遮られてホッとする

4/28 9:48

踏み抜かないか不安

4/28 9:57

登りに差し掛かると途端にペースダウン
振り返る回数が積み重なる・・・

4/28 9:59

日差しが強烈
ただ風があったのが救いでした

4/28 10:08

進む先に新たな目標物
燧ケ岳がお目見え

4/28 10:10

日光連山がすっきりと見渡せます

4/28 10:12

山並みの奥には那須や高原山など地元栃木の山々

4/28 10:13

右に男体山、左に女峰山
日光ファミリーが揃う

4/28 10:13

中央に奥白根
右は錫ヶ岳でしょう

4/28 10:14

更に雪解けが進むと迷路になりそう

4/28 10:17

右に会津駒を捉える
左の斜面は大きく崩落

4/28 10:23

踏み跡が増えました

4/28 10:35

既に湿原の姿が見え始め

4/28 10:39

山頂を前に最後の振り返り
ここまで長いようにも短いようにも感じる

4/28 10:40

至仏山の手前には・・・

4/28 10:40

駒の小屋を確認

4/28 10:52

4/28 10:54

賑わう山頂から中門岳を望む

4/28 10:56

裏越後三山と右に小さく大津岐ダム

4/28 10:58

4/28 10:59

やはり存在感を見せる燧ケ岳

4/28 10:59

燧と並ぶ尾瀬の名峰、至仏山

4/28 11:02

ハイカーの行き来する駒の小屋へ

4/28 11:07

絶景を前に・・・

4/28 11:14

シュワッとコーラ

4/28 11:53

長い休憩後、下りに入ります

4/28 11:59

振り返る会津駒

4/28 12:00

下る視線を上げると田代・帝釈・台倉高山

4/28 12:05

オオシラビソ帯を過ぎ

4/28 12:17

4/28 12:22

再びブナ林

4/28 12:25

雪解け水で登山道は水溜り状態

4/28 12:37

タムシバの透き通る白

4/28 12:39

マンサクも映えますね

4/28 12:42

アイゼン脱着のタイミングがここだった気もします
今日はすっかり乾いた地面

4/28 13:13

雪解けを 集めて早し 上の沢？

4/28 13:15

ヤマエンゴサクの3色セット
まずはブルー

4/28 13:15

次はパープル

4/28 13:16

そしてホワイト

4/28 13:19

赤シベですしイワネコノメでしょう

4/28 13:33

ここより自転車での移動

4/28 13:43

その前に小休憩
以前駒の小屋で貰った引換券でアイスコーヒー

4/28 14:02

道端のミズバショウ群生地に立ち寄り

4/28 14:12

4/28 14:46

窓明の湯で汗を流し、翌日に備えます

撮影機器：

LUMIX DC-TX2 パナソニック

感想

wakasato

残雪期向けのルートである三ツ岩〜会津駒。
度々夏日となる近日に雪解け具合が気掛かりでしたが・・・
好天気に合わせて歩いてみました。

雪解けの進みは想像以上。
それでも核心部となる稜線はほぼ思う通りの残雪状態。
踏み抜きがあまり無く歩ける締まり具合だったのは有難かったですね。
三ツ岩岳へと登り詰めると広がり始める残雪景色。
窓明山から丸山岳へと続く奥深い山塊
裏越後三山や平ヶ岳などの名立たる名山
進んだ先で姿を見せる会津駒の山容や燧・至仏
那須や日光連山など地元の山並み・・・
青一色の空の下で見渡す眺めは素晴らしきものでした。
残雪景色ばかりでなく花も楽しめましたね。
イワウチワをはじめタムシバやイワナシ、咲き始めのシャクナゲまでも。

天候は晴れの一色。
暑さはありましたが、稜線ではそれを相殺する風を感じながら。
強い日差しと共に焼き付くような展望が印象に残る残雪ハイクでした。

コメント

まっちゃん

wakasatoさん　おはようございます

残雪期の爽快な景色をありがとうございます。
三ツ岩岳〜会津駒ヶ岳はこの時期限定だけに、貴重な写真の数々。

とてもこのルートは無理ですが、
残雪期の会津駒ケ岳ピストンだけでもいつかは歩きたいと思いました。

wakasato

まっちゃんさん、こんばんは。

残雪あってこそのルート。
小雪、雪解けの早さからどうなっているか少々不安でしたが
どうにか歩き通せました。
やはり限定ものには価値を感じますね。
ただ会津駒ヶ岳だけでもきっと満足できる景色が見られますよ。
好天気の日を選んで是非とも

BOKUTYANN

素晴らしいの一語🍓　いやもう一語🍓羨ましいも

wakasatoさん　またまた素晴らしい縦走でしたね

最高の青空と雪景色に遠望の山々
申し分ない山行だったのでは？
でもこの日は気温がかなり上がったので（特に福島県）雪の上でも暑かったですか？
残雪のアイコマだけでも素晴らしいのに三岩岳もセットだなんて
何度見ても健脚のwaka様が羨ましく感じます

残雪期限定ルートの縦走！　お疲れさまでした（●＾o＾●）

wakasato

BOKUTYANNさん、こんばんは。

言われる通り、申し分ない残雪ハイクでしたね
これだけ澄んだ青空と雪山景色が見られるとは思いませんでしたね。
そして暑さ（強烈な日差し）も確かに感じました。
余り暑さに木陰に退避することも・・・
ですが稜線上では風のお陰でだいぶ助けられましたね。

このルートを歩くのも一苦労な状態になってますよ
ただ歩ける内は足を向けたいですね。
残雪期ならではのルートですので