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Yamareco

記録ID: 6769760
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬の猫又山スキー

2024年05月04日(土) 〜 2024年05月05日(日)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
33:57
距離
31.2km
登り
3,888m
下り
3,884m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:22
休憩
1:05
合計
10:27
5:07
1
スタート地点
5:09
5:09
6
5:15
5:17
60
6:17
6:18
3
6:20
6:20
128
8:28
8:36
17
8:53
9:02
87
10:29
10:30
21
10:50
10:59
13
11:12
11:20
64
12:24
12:36
160
15:15
15:24
1
15:25
15:33
1
15:35
2日目
山行
8:12
休憩
1:05
合計
9:17
15:35
1
5:47
5:47
45
6:33
6:33
107
8:20
8:25
70
9:35
9:36
23
9:59
10:33
128
12:41
13:05
49
13:53
13:53
4
13:58
13:58
18
14:16
14:16
43
14:58
15:00
3
15:04
15:04
1
15:05
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
白馬大雪渓は綺麗です。
2024年05月04日 08:18撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 8:18
白馬大雪渓は綺麗です。
ライチョウ1箇所目。頂上山荘の下付近。
2024年05月04日 09:09撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 9:09
ライチョウ1箇所目。頂上山荘の下付近。
ライチョウ2箇所目。白馬岳山頂手前にて。
2024年05月04日 10:10撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 10:10
ライチョウ2箇所目。白馬岳山頂手前にて。
白馬岳山頂。このためだけに山頂まで板を担いだ。ザックは下にデポ。
2024年05月04日 10:25撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 10:25
白馬岳山頂。このためだけに山頂まで板を担いだ。ザックは下にデポ。
杓子岳、白馬鑓ヶ岳。スキーヤー目線で見るといい斜面が多いですね。
2024年05月04日 11:49撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 11:49
杓子岳、白馬鑓ヶ岳。スキーヤー目線で見るといい斜面が多いですね。
旭岳山頂。まさかここにスキーで来る日が来るとは。後ろは清水岳。
2024年05月04日 12:00撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 12:00
旭岳山頂。まさかここにスキーで来る日が来るとは。後ろは清水岳。
ライチョウ3箇所目。旭岳西面にて。
2024年05月04日 12:16撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 12:16
ライチョウ3箇所目。旭岳西面にて。
東谷上部。デブリもなく素晴らしい。裏旭岳山頂付近にテントがありました。
2024年05月04日 12:25撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 12:25
東谷上部。デブリもなく素晴らしい。裏旭岳山頂付近にテントがありました。
朝日岳目掛けて東谷を滑る。
2024年05月04日 12:29撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 12:29
朝日岳目掛けて東谷を滑る。
ここで西ノ谷へ。
2024年05月04日 12:44撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 12:44
ここで西ノ谷へ。
清水岳山頂から猫又山
2024年05月04日 14:56撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/4 14:56
清水岳山頂から猫又山
2日目スタート。猫又山へ。
2024年05月05日 05:49撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/5 5:49
2日目スタート。猫又山へ。
結構急な所を降りてきました。
2024年05月05日 06:00撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/5 6:00
結構急な所を降りてきました。
大ナル谷素晴らしい。朝日岳も。
2024年05月05日 06:04撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/5 6:04
大ナル谷素晴らしい。朝日岳も。
オレントメン谷
2024年05月05日 06:28撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/5 6:28
オレントメン谷
朝日岳目掛けてオレントメン谷をゆく。
2024年05月05日 06:29撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/5 6:29
朝日岳目掛けてオレントメン谷をゆく。
ここまで滑降。
2024年05月05日 06:44撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/5 6:44
ここまで滑降。
カシ薙深層谷上部。
2024年05月05日 07:38撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/5 7:38
カシ薙深層谷上部。
西ノ谷も素晴らしい。
2024年05月05日 10:17撮影 by  PENTAX KP , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/5 10:17
西ノ谷も素晴らしい。

感想

毛勝山、蓮華岳に引き続き、ゴールデンウィーク締めとして選んだ山は、マニアックな白馬の猫又山です。毛勝三山の猫又山にもまだ登頂できていないのにね。山スキー百山で存在を知って、いつか行けたらと思っていたところへ、ついに行けました!
 結論として、一泊二日では味わえないほど、興味深い谷が多く、ワクワクが止まりませんでした。
 残雪期に突坂山尾根から激ヤブや細尾根を越えたものや、猫又谷や黒薙川を沢登りでつめたものなど、マニアックすぎて、とにかく、記録そのものが少なく、特にスキーではさらに少ないないので、出たとこ勝負で、来てみました。しかも、スキー装備のテント泊は初めてで、テント泊自体も約2年半ぶりです。
 いつか、大ナル谷、猫又谷、、カシ薙深層谷、タンバラ谷、クラガリ峡あたりも行ってみたいです。
 この2日間の代償として、ずっと半袖だったので、顔も含め、ひどく日焼けしました。冬の間、日焼けをしなかったので、ダメージは、火傷レベルです。
【大雪渓から白馬岳】
 早朝から駐車場が一杯になり、大賑わいの大雪渓を行きます。頂上宿舎手前の斜面でライチョウのつがいに出会いました。小さいです。白馬岳山頂手前でも、ライチョウに出会いました。白馬岳はルーティンでピクリ、これで4回目の登頂です。
【旭岳〜東谷〜西丿谷〜清水岳】
 後立山連峰の主稜線を外れると、一気に人気がなくなります。
 こちらは南側の斜面からシートラしてピクリ。これで2回目の登頂です。山頂からレンゲ谷東谷を滑れれば良かったのですが、雪がなく少しクライムダウンしてから東谷へ。旭岳の西側斜面でライチョウのつがいに出会いました。まさかの本日3箇所目です。
 東谷は、本日唯一の滑走です。稜線からの雪庇の崩壊跡はありましたが、目立ってデブリもなく、広く緩い斜面で、快適でした。朝日岳を眺めながらの滑降は最高でした。
 西丿谷へ着くと、5人パーティーが西丿谷から気持ち良さそうに下ってきました。こんな所で人に会うとは思いませんでした。その後旭岳北斜面をトラバースしていきました。柳又谷源頭の方へ行けるのでしょうか。さて、西丿谷も斜度がそこまできつくないので、午後で雪が緩んで登りにくかったですが、シールで登れました。稜線へはそこまで時間は掛かりませんでした。どうやら、先程のパーティーは稜線から西丿谷を周回してきたっぽいです。清水岳へは、だだっ広い緩い斜面の稜線を行きます。清水岳は最高の展望台です。後立山連峰と立山連峰の間にあるので、両方の峰々を拝めました。本日はここでテント泊です。
 昼間は灼熱なのに、夜は気温1桁台で流石に寒く、久々に雪中キャンプのキツさを味わいました。
した。しかし、遠い。  猫又山からは朝日岳がどーんと見え、劔岳、毛勝三山、僧ヶ岳、越中駒ヶ岳の稜線が近く見えます。かなり深い所にやってきたものですね。  
【清水岳〜猫又山】 
 清水岳から猫又山へ稜線伝いに行こうと思いましたが、清水岳からすぐに雪が切れ、激ハイマツになり、一旦戻り、西側斜面から向かいました。ここ以外は基本的に稜線伝いで行けました。清水岳から猫又山へは細尾根なので、巨大雪庇に注意して進みました。雪庇が割れてきている所が多く、割れ目が深いです。なるべく藪側を行きました。午前中なので、行き帰りとも雪が締まっている内に通過出来ました。猫又山は良く見えて、雪が多いのがわかりました。しかし、遠い。
 猫又山からは朝日岳がどーんと見え、劔岳、毛勝三山、僧ヶ岳、越中駒ヶ岳の稜線が近く見えます。かなり深い所にやってきたものですね。
【オレントメン谷】  猫又山では、おそらく最もアクセスと楽しさの面ではお手頃な谷です。名前もそそるものがあります。  早朝なので、上部は硬かったので、猫丿踊場の方へトラバースして、大斜面を朝日岳向けて滑り込みました。最高です。どこでも滑れます。猫丿踊場からシュプールがいくつかあり、先客がいたようです。滑走終了地点から猫又山と猫丿踊場との鞍部に向けてシールで登れました。ついでにカシ薙深層谷も見てみようと思いましたが、割と樹林が多く、よく確認出来ませんでした。しかし、毛勝三山、僧ヶ岳、越中駒ヶ岳の眺めは素晴らしいです。もう1本どこか滑りたい気持ちがありましたが、雪が緩み始めた清水岳や東谷の登り返しを考えると先が思いやられるので、また今度です。いつか再訪しないといけませんね。
【猫又山〜清水岳】  やはり名残惜しいですが、雪庇が緩み始める前にここを通過したいところです。清水岳への最後の登りで、先客だった人と出会いました。まさかこんな所で人に会うとは。猫又山はもう2、3回目だそうです。私と同様に西谷、東谷を行くようでした。私はここでテントを片付け、滑走準備。
【清水岳〜裏旭〜後立山主脈】  登り返す綺麗な東谷を見ながら、行きに登った西丿谷を清水岳山頂から滑走です。本日2本目です。あっという間に登り返し地点です。そして暑い。照り返しの強い東谷をシールで登ります。清水岳から見ると東谷はかなりの斜度に見えましたが、シールで裏旭岳へ登れました。昼食を摂り、しばらく休憩して旭岳をトラバースです。スキーで滑りました。
【白馬大雪渓】  本目最後の大滑走です。毎年来ても楽しいです。来たときよりも荒れていて小石が多かったです。雪崩れたのでしょうか。快適に滑れる斜面へ移動しとても気持ち良かったです。白馬尻下の沢から、シートラにしました。頑張って林道もスキーで行った跡がありましたが、着脱が多そうです。


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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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