高山植物の宝庫 至仏山(山の鼻経由)



- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 853m
- 下り
- 853m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
鳩待峠まではマイカー規制のため乗合バスを利用(片道930円)。 ※バス、タクシーの運転は荒いので弱い方は酔い止めを持った方がいいと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳩待峠ー山の鼻は危険個所なし。 山の鼻ー至仏山は数日降り続いた雨と雪解け水で登山道が川のようです。蛇紋岩は濡れていなくても非常に滑ります。雪の上を歩くような箇所はもうありませんでした。 至仏山ー鳩待峠も雪の上を歩く箇所はありません。岩やぬかるみで滑らないようにだけ注意すれば問題ありません。 |
その他周辺情報 | 鳩待峠も山の鼻も大変施設が充実しています。私は使いませんでしたが、山の鼻のトイレは有料(チップ制)だった気がします。 温泉は帰り道にあるしゃくなげの湯を利用(3時間券大人1人510円)。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
研究室の恒例行事で尾瀬ハイクに行って来ました。例年は尾瀬ヶ原の木道を歩いていましたが、今年は是非至仏山に登りたいと思い、2チームに分かれての行動となりました。湿原組は20名ほどで三条の滝まで行ったそうです。私は後輩一人、教授、准教授という不思議なメンバーの4人で至仏山を目指します。
高山植物や花にはみんな興味がないらしく、鳩待峠から山の鼻までの展望のない木道はつまらないみたいで、さっさと尾瀬ヶ原に行きたがって山の鼻まではわずか40分足らずというペースでした。着いていくのに必死で、思うように写真が撮れませんでした… 次は一人でゆ〜っくり歩きに来よう。
山の鼻で滝チームとはここでサヨナラ。至仏山チームはせっかくなので少しだけ湿原歩きをしました。ニッコウキスゲはぼちぼち咲き始めていますが、見頃はこれからのようです。ヒオウギアヤメやカキツバタ、レンゲツツジなどが綺麗でした。モウセンゴケはありましたが、今回のコースではナガバノモウセンゴケは発見できず。池塘に青い小さいトンボがいたので、日本一小さいハッチョウトンボかなと思いましたが、家に帰って調べてみると、ハッチョウトンボって赤いんですね。アイツは何者だったのだろうか。再び山の鼻に戻って忘れないうちにバッチを購入し、名物花豆ソフトを堪能。ん〜、美味い!
さて、いよいよメインディッシュの至仏山に取りつきます。山の鼻登山口にポストがありますので、ここで登山届を提出。すぐに樹林帯歩きが始まります。木段が続きますが、木段のステップには数日降り続いた雨や雪解け水で大量の水が溜まっており、登山道は川のようでした。しばらく進むと森林限界を突破し、眺望がひらけてきます。至仏山の森林限界は2000M以下と他の山よりも低いですが、これは蛇紋岩の地質では植物が育ちづらいからだそうです。面白いですね。
ここからは高山植物だらけで、見晴らしも良く、加えてこのド快晴です。眼下に広がる美しい尾瀬ヶ原の湿原帯、その奥にそびえる燧ケ岳が最高でした。しかし教授たちは相変わらず植物にはあまり興味がない模様。急いで写真を撮って追いかけます。てか先生方若すぎw 大勢の方が花の写真を撮ったり休憩したりで森林限界以上の登山道はときどき渋滞気味、山頂も大混雑。山頂で恒例のラーメンを作って360度のパノラマを楽しみながらランチタイム。相変わらず山座同定は苦手ですが…
下山を開始し、小至仏山に向かう途中至仏山頂に救助ヘリがやってきました。蛇紋岩で滑って転倒か、あるいはこんな天気だし熱中症かな。至仏山から鳩待峠方面への下山路は、樹林帯に入るまではお花畑だらけで最高でした。ハクサンイチゲやシナノキンバイは特に見事でしたが、オゼソウは見つけることができませんでした。さっさと行ってしまう先生方を追いかけるのに必死で(笑)
本当に天気に味方された一日でした。たくさんの高山植物に会うことができて本当に良かったですが、次は絶対ゆっくりのんびりまったり歩こう。
最後に、花の名前間を教えていただけると非常に嬉しいです。間違っているものもバシバシ突っ込んでください(笑)
ra-menさん、こんにちは!
bicycleです
楽しみにしていましたよ、至仏山のレコ
本当に快晴で最高のコンディションでしたね
教授、准教授との山行って不思議な感じですね^^;
お花もたくさんで、チングルマも間に合ってよかったですね^^
ユキワリソウは今年見たかったのに会えなかったお花なので、こちらの写真で満足♪
♯19 オオカメノキ(ムシカリ)
♯27 チングルマの果穂
♯32 キジムシロ
♯79 イワナシ
だと思います
モウセンゴケは可愛いですよね
しかし、ra-menさんほどお若い方でこれほど野草や自然に興味を持ち楽しめる
というのは本当に素晴らしいと思います。
僕も、もっと若い時から山をやっていれば...と思ったりしていますが、
とても貴重で大切な時間を過ごせて、良かったですね(*^_^*)
※花豆ソフト、最高でしょ!!
bicycleさんこんにちは。花の名前、ありがとうございます!
実は私が楽しみにしていたのはユキワリソウでなくハクサンコザクラでした。
花弁が似ていたのでてっきりユキワリソウの写真だけ撮って満足してしまいました…
モウセンゴケは水滴がついたところを見たかったです。他にも楽しみにしていたナガバノモウセンゴケやオゼソウには出会えませんでしたし、せっかくたくさんあったギンリョウソウも満足のいく写真は撮れませんでした。次に期待です!
私の趣味はオッサンじみたものばかりですから(笑)
登山をする人の中では若い方だとは思いますが、私もあと5年早く登山を始めたかったと思っています。学生のうちになかなか行けないようなところは制覇したかったですが、なんだかんだ初心者を連れて行ったりしたので簡単な所ばかりでした。焦らずのーんびりやっていこうと思います。
花豆ソフトは尾瀬に来ると毎回食べてます!最高です!!笑
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