荒川三山(悪沢岳)、赤石岳、聖岳の3000メートル峰をテント泊縦走

2015年07月19日(日) 〜 2015年07月22日(水)

• GPS: 72:33
• 距離: 43.6km
• 登り: 4,589m
• 下り: 4,588m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 0:08
• 合計: 6:52

8:41 椹島ロッジ
8:54 8:54 滝見橋
10:48 10:48 小石下
13:09 13:09 蕨段
13:25 13:33 見晴岩
14:42 14:42 駒鳥池
15:33 千枚小屋

2日目

• 山行: 9:41
• 休憩: 0:51
• 合計: 10:32

4:53 千枚小屋
5:33 5:34 千枚岳
6:29 6:29 丸山
6:57 7:07 悪沢岳
8:11 8:11 荒川中岳避難小屋
8:22 8:22 荒川岳（中岳）
8:38 8:38 荒川前岳
9:03 9:03 お花畑（荒川前岳南東斜面）
9:51 10:05 荒川小屋
10:46 10:46 大聖寺平
12:05 12:12 小赤石岳
12:24 12:24 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:49 13:06 赤石岳
13:08 13:09 赤石岳避難小屋
14:41 14:42 百間平
15:25 百間洞山の家

3日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 0:11
• 合計: 9:06

4:57 百間洞山の家
6:02 6:02 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
6:25 6:33 中盛丸山
7:32 7:33 小兎岳
8:29 8:30 兎岳
11:14 11:14 聖岳
11:39 11:39 奥聖岳
11:56 11:56 聖岳
12:52 12:53 小聖岳
13:36 13:36 薊畑分岐
13:59 13:59 聖平小屋分岐
14:03 聖平小屋

4日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:35

4:32 聖平小屋
5:32 5:32 滝見台
6:21 6:21 乗越
6:45 6:47 造林小屋跡
7:26 7:27 聖沢吊橋
8:26 8:26 聖沢登山口
9:02 9:03 牛首峠
9:07 椹島ロッジ

天候

1日目：曇りから小雨
2日目：晴れ、山頂付近はガスっててとんでもなく強風
3日目：晴天、午後からガス
4日目：晴天、午後からは小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

7月18日(土)発のしずてつジャストライン登山線は、台風による影響でなんと運行中止。
毎日あるぺん号は運行されていたため、土曜日深夜発の毎日あるぺん号で出発。
途中2回程トイレ休憩がありました。
席の前に網があり、多少荷物を入れられます。
下山後は、しずてつジャストライン登山線で静岡まで向かいました。
途中1時間おきくらいに2回トイレ休憩ありました。
席の前に荷物をいれる網はありません。
僕は隣の方がいなかったので、そこに置いてましたが、居れば足下かな？
ザックは、毎日あるぺん号としずてつジャストライン共に、荷物入れに預ける事が出来ます。
椹島ロッジの送迎バスは、ザックを抱えて行きます。
行きは0800出発の予定でしたが、連休中だからか0700くらいには来て頂いてました。
この日は、その時間に4回くらい出ていたようです。
下山時は、しずてつジャストラインが1425発なので、椹島1300発で帰りました。

コース状況／危険箇所等

千枚岳から悪沢岳に向かう途中の丸山の辺りが強風で、撤退する方々が多数いました。
悪沢岳から中岳に向かう途中に、降り辛い場所があるが、落ち着いて行けば問題無し。
兎岳や聖岳の登りが斜度があり、若干滑りそう。
全般的に斜度はキツめな所が多いです。
聖平から椹島ロッジへの下りのトラバースルートは、道幅が狭く、高度感あり苦手。

その他周辺情報

椹島ロッジでシャワーを頂きました。
風呂場で浴びれるので、シャンプーとボディソープなどがあります。

写真

7/19 5:28

毎日あるぺん号で畑薙臨時駐車場に0530くらいに到着
コンビニで買った朝食を食べてまったり
トイレは、臨時駐車場の方に仮設がありました。

7/19 7:05

椹島ロッジの送迎バス
時刻表ですと、0800の予定ですが、0700くらいには来て頂けました。

7/19 8:39

椹島ロッジに到着
凄く雰囲気良い場所ですね

7/19 8:27

下山したら何か食べるかな・・・

7/19 8:41

椹島ロッジよりスタート

7/19 8:41

登山小屋・・・蛇がいました。

7/19 8:43

椹

7/19 8:48

赤石登山口がすぐ近くです

7/19 8:48

千枚岳方面へ

7/19 8:54

登山口へ到着

7/19 8:54

登山開始！

7/19 8:55

いきなり細い道ですねぇ

7/19 9:02

吊り橋
板が薄い・・・

7/19 9:07

7/19 10:06

7/19 10:24

途中で林に出ます

7/19 10:25

蝶々など虫が多かったなぁ

7/19 10:47

7/19 13:00

7/19 13:18

標高2100メートル

7/19 13:21

ガスってます

7/19 13:27

7/19 13:28

7/19 13:42

キノコ

7/19 13:54

7/19 14:42

駒鳥池

7/19 14:43

もうちょいで千枚小屋

7/19 15:15

霧雨が小雨になってきました。
小屋まであと15分

7/19 15:23

この花を沢山見ました。

7/19 15:29

はい、標高2500メートル

7/19 15:33

千枚小屋に到着

7/19 15:39

千枚小屋オリジナルTシャツ

7/19 17:48

お疲れ様！

7/19 17:55

雨も降っていたので、テントを濡らさない為と、いずれにせよ帰りのバスの為にどこかに泊まらないといけないので、素泊まりで百枚小屋に宿泊。
みんな、良い人達でした。

7/19 18:03

中はこんな感じ。
1区画に2名分のスペースがありますが、思いのほか広かったです。

7/20 4:45

2日目のスタート
富士山と日の出が綺麗です。

7/20 4:47

朝焼けの千枚小屋

7/20 4:48

いざ、登山開始！

7/20 4:51

日が入って来ます。

7/20 5:04

千枚岳へ

7/20 5:34

千枚岳ピークハント

7/20 5:34

富士山がよく見えました

7/20 5:36

悪沢岳へ！

7/20 5:36

7/20 5:42

7/20 5:44

7/20 5:49

7/20 5:58

振り返って富士山

7/20 6:03

風が強くなって来ました。
小屋で一緒だった方が、諦めて下山して行きました。
あの風では、その判断もありかと思います。

7/20 6:29

丸山山頂
凄く風が強くて、写真撮るのもひと苦労でした。
普通に立っていられないくらいの風です。
ちょっと、撤退するか悩みましたが、悪沢岳から来た方が、ここが一番風が強いと言っていたので、越えてしまう事に。

7/20 6:35

丸山の先へ
稜線上は強風です。

7/20 6:41

7/20 7:01

悪沢岳ピークハント

7/20 7:02

ガスってます。

7/20 7:16

尾根の東側にくると、急に風が弱くなります。

7/20 7:22

7/20 7:26

丸山程ではないですが、風が相変わらず強いです。

7/20 7:34

7/20 7:37

下の方はガスが晴れてます

7/20 7:37

中岳に向かいます。

7/20 8:11

中岳避難小屋

7/20 8:17

もうちょいで、中岳

7/20 8:21

荒川中岳ピークハント

7/20 8:33

ザックをデポして前岳に向かいます

7/20 8:33

相変わらずガス

7/20 8:38

さっくり、荒川前岳ピークハント

7/20 8:40

7/20 8:56

7/20 9:01

しばらく行くと、扉がありました

7/20 9:02

中はお花畑

7/20 9:02

7/20 9:02

7/20 9:02

7/20 9:04

7/20 9:05

お花畑越しの富士山

7/20 9:07

7/20 9:09

このお花畑に来れただけでも、来た甲斐がありました。

7/20 9:13

7/20 9:15

赤石岳に向かいます。

7/20 9:18

振り返って富士山

7/20 9:27

赤石避難小屋に向かいます。

7/20 9:28

ガスが一瞬晴れて、赤石岳が見えます。

7/20 9:36

曇ったり、ガスってたり
しかし、一瞬広がる青空が素晴らし

7/20 9:37

若干、渋滞

7/20 9:45

荒川小屋に到着
悪沢岳Tシャツをゲット！

7/20 9:51

名物の荒川カレーを頂きました！

7/20 10:01

7/20 10:09

赤石岳へ向かいます

7/20 10:18

荒川小屋が小さく

7/20 10:24

唯一雪があった場所
雪渓も溶けて、お守りに持って来たアイゼン不要でした

7/20 10:25

7/20 10:26

気持ちよい天気です

7/20 10:30

赤石岳へ！

7/20 10:42

大聖寺平

7/20 10:53

アルプスに来たって！感じがします

7/20 11:43

7/20 11:47

7/20 12:05

7/20 12:05

7/20 12:05

小赤石岳ピークハント

7/20 12:17

7/20 12:25

分岐
直進が赤石岳
左に下ると赤石小屋です

7/20 12:34

赤石岳へ！

7/20 12:36

雷鳥発見！

7/20 12:47

赤石岳ピークハント！

7/20 12:51

越えた直下に赤石避難小屋

7/20 12:53

笑顔の小屋番さんがいらっしゃいました

7/20 12:53

なんだろう？

7/20 13:06

百間洞山の家へ向かいます

7/20 13:16

7/20 13:35

百間洞山の家まであと2時間・・・で着くのかな？

7/20 13:46

岩岩してます。

7/20 13:50

この日は稜線出ると強い風が続いてました

7/20 14:24

青い空が見えると、なぜかドキッとしました。

7/20 14:24

雲が山を巻いて行きます

7/20 14:33

広い百間平
ここに小屋作れば良いのに・・・風が強いかな？

7/20 14:36

キャンプ禁止です。

7/20 14:37

7/20 14:49

聖岳かな？

7/20 14:50

7/20 14:50

下ります

7/20 14:53

おっ、下に見えるのは百間洞山の家のテン場かな？

7/20 14:59

明日はあの辺を歩くのかな？

7/20 15:17

小屋まであと5分！

7/20 15:18

テン場です

7/20 15:18

テン場は小屋から結構離れてます
トイレも小屋まで

7/20 15:21

川が雰囲気良いです

7/20 15:24

百間洞山の家到着

7/20 16:18

本日の山行終了！

7/20 16:18

テン場の横に大沢山方面への道

7/20 16:18

と・・・遠いなぁ
トンカツを頼んでいたので、サンダルで歩いて行きます

7/20 17:14

16時までと言われてますが。

7/20 17:14

標高高いので酔いが回ります

7/20 17:23

名物のトンカツ！
食料はありましたが、あえて頂きます。

7/21 3:07

この日は星が綺麗に見えました。

7/21 4:37

本日も日の出と供に出発

7/21 4:56

川の横ってなんか良いですね。

7/21 4:59

いきなり、急な登りです

7/21 5:00

聖岳が見えます！
今日は良い天気！

7/21 5:02

7/21 5:10

7/21 5:24

7/21 5:41

日の出と富士山

7/21 5:57

まずは中盛丸山へ

7/21 6:03

百間洞下降点

7/21 6:09

朝日があたって綺麗ですね

7/21 6:19

影が綺麗に写ります

7/21 6:24

中盛丸山ピークハント

7/21 6:24

稜線上

7/21 6:25

富士山

7/21 6:25

7/21 6:25

7/21 6:25

良い眺めです

7/21 6:28

次のピークへ

7/21 7:09

7/21 7:18

7/21 7:31

小兎岳ピークハント

7/21 7:32

兎岳へ向かいます

7/21 7:33

あそこを下るのかな？
こっちからだと結構、急に見えます。
あのコルを通って兎岳から聖岳へ

7/21 7:37

7/21 7:52

兎岳への登り

7/21 7:56

歩き辛い足場が延々続くように感じます

7/21 8:06

まだ、終わらない

7/21 8:30

兎岳ピークハント
昭文社の地図だと、登った後にピークまで往復があるように見えましたが、登った先にこの標柱があります。

7/21 8:30

そして、その先の直下に兎岳避難小屋

7/21 8:34

聖岳！

7/21 8:36

兎岳避難小屋は廃屋のように見えちゃいますね。

7/21 8:38

こっから、核心部

7/21 8:49

7/21 8:50

地図にある危険個所かな？
それほどではありませんでした。

7/21 8:54

一部道幅が狭い
横は切れ落ちてます

7/21 9:04

赤石岳かな？
今日は天気が最高！

7/21 9:20

聖兎のコルから登りへ！

7/21 9:33

赤い岩がゴツゴツしてます
この辺が危険箇所かな？

7/21 10:00

急な登りが続きます

7/21 10:09

もうちょい！

7/21 10:15

高度感がちょっとあります。

7/21 10:21

兎岳方面に振り返って

7/21 10:24

あの奥に聖岳が！

7/21 10:55

7/21 11:13

ピークが見えた！

7/21 11:16

聖岳ピークハント！
赤石岳がよく見えます

7/21 11:16

もうひとつ！

7/21 11:22

奥聖へ向かいます
すれ違った方に、雷鳥が居たと教えて頂きました。

7/21 11:24

赤石岳が綺麗ですね

7/21 11:31

庭のようなスペース

7/21 11:38

奥聖岳ピークハント

7/21 11:38

振り返って

7/21 11:39

7/21 11:39

赤石岳

7/21 11:43

雷鳥と聖岳！

7/21 11:46

急にガスって来ました。

7/21 11:55

平日でも山頂にはそこそこ人が居ました。
皆さん同じようなルートで歩いてます。

7/21 12:02

はい、聖岳

7/21 12:05

聖平へ下ります

7/21 12:09

ガレ場が続きます
ちょっと苦手
危険は感じません。

7/21 12:12

一瞬、ガスが晴れると小聖岳への道が見えます

7/21 12:21

青空

7/21 12:22

ガス

7/21 12:32

がレ場ももうちょいで終わり

7/21 12:34

7/21 12:36

小聖岳へピークをいくつか越えます

7/21 12:37

大きな岩が動く、ガレた下り
危ないと感じました

7/21 12:44

ガスがあがって来ます

7/21 12:47

7/21 12:58

小聖岳ピーク
聖岳がガスの中へ・・・・

7/21 13:06

聖平小屋へ下ります

7/21 13:17

植生が濃くなって来ました
虫も多数

7/21 13:33

7/21 13:37

聖平小屋まで、あと20分

7/21 13:44

7/21 13:46

7/21 13:53

平地が見えて来ました

7/21 13:58

7/21 13:59

木道を通って

7/21 14:14

聖平小屋に到着
多くの人がいました
平日だから空いている方だったかも知れません。

7/21 14:04

ウェルカムフルーツポンチが美味い！

7/21 14:04

ひとり1回！

7/21 14:28

本日の山行終了

7/21 14:33

テン場も小屋の目の前
トイレも綺麗で、良い山小屋でした。

7/21 14:34

南アルプスの天然水
北よりも南の方が水が美味いと感じます。

7/21 15:12

19℃

7/21 15:12

空き缶はこの機会で潰して捨てます

7/21 15:18

7/21 17:10

夕方になると、テン場までガスが降りて来ました

7/21 19:12

夕方・・・多少焼けてます

7/22 4:29

そして、最終日の朝

7/22 4:29

小屋泊まりの方々も動き始めてます

7/22 4:32

椹島ロッジへ降ります

7/22 4:44

7/22 5:00

しばらく行くと、急な登りが
起き抜けには辛いです

7/22 5:13

7/22 5:13

日が出ました

7/22 5:14

7/22 5:18

7/22 5:24

この橋はちょっと渡り辛かった

7/22 5:45

道が結構悪いです

7/22 5:48

渡河

7/22 5:52

7/22 5:56

道が非常に狭いです
足場を確認しつつ、慎重に進みます

7/22 6:00

このタイプの橋が多いですね

7/22 6:08

道がぬかるんでます

7/22 6:10

高度感があるし、道が谷側に傾いているので歩き辛いです。
行きと帰り、どちらが良いのかな？

7/22 6:39

なんか居そうな穴

7/22 6:44

ちょっと広いスペースが
何もなかったんですが、造林小屋跡だったのかな？

7/22 7:24

7/22 7:24

聖沢吊橋

7/22 7:25

7/22 7:25

7/22 7:29

手すり付きのトラバース

7/22 8:00

多少歩きやすくなって来ました

7/22 8:07

出合所小屋跡かな？
ビールケースあり。

7/22 8:25

あとは、ひたすら下ります！

7/22 8:26

聖岳登山口へ無事下山！

7/22 8:26

井川観光協会登山者送迎車がありました

7/22 8:37

林道を歩いて・・・暑い

7/22 8:57

凄い量の水を流しています

7/22 9:02

赤石岳がここからも綺麗に見えます

7/22 9:03

7/22 9:12

椹島ロッジに到着！
帰りのバスまで贅沢な時間を頂きました。

7/22 9:26

シャワーでかなりさっぱりしました。

7/22 13:10

乳青色の水が凄い綺麗
紅葉の時も良いらしいです

7/22 14:06

畑薙ダム
臨時駐車場ではないので注意

7/22 14:13

しずてつジャストライン登山線

撮影機器：

Xperia Z SO-02E SONY

感想

Tourbillon

念願の南アルプスロングトレイル
やっぱり、アクセスは困難ですね。
台風の影響で、予約していたしずてつジャストラインが運航中止になったのには驚きました。
急遽、土曜日の午前に当日の毎日あるぺん号を電話予約して出発しました。

畑薙駐車場から椹島ロッジまでのバスは、色々と教えて頂きつつでお世話になりました。下からも聖岳と、赤石岳が見えました。
けど、道が悪く、いっぱいいっぱい乗せますので、乗り心地は推して知るべしかと。

山小屋はどこも綺麗で、水はどこも全部無料でした。
携帯はdocomoで千枚小屋、荒川小屋、赤石避難小屋では使えました。
椹島ロッジの宿舎の方では無線LANが使えました。電波は不通。

登山道は百間洞山の家〜聖〜椹島の辺りが、狭くて高度感があって苦手でした。
標高の高い所で、強風が吹くと飛ばされそうに感じます。
撤退していた方々も無理も無いかと思いました。
アクセスが悪く、天候だけではなく、風にも左右されてしまうので、無理せず行くプランが必要かなと感じました。

椹島ロッジからバスで帰る時に、皆さんで見送って頂くのはなんか嬉しいですね。