できるだけ混雑を避けて上高地-岳沢-奥穂-涸沢(周回)
- GPS
- 30:50
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,169m
- 下り
- 2,169m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:43
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
マップコード:405 574 302*88 googleマップ https://goo.gl/WekmrH 沢渡には駐車場は13箇所もありますので、地図を参照してください。 https://goo.gl/YorXp3 沢渡から上高地までは一般車の通行が規制されているので、バスかタクシーになります。 タクシーは各駐車場の近くから出ていて、均一料金4200円です。 我が隊は他に3人を見つけて5人でタクシーに乗りました。 帰りは、バスの切符販売機の前で相乗りの人を探すのが良いのですが、たまたまタクシー乗り場にいた3人組をタクシー相乗りに誘いました。 バス片道1250円、タクシー5人で割り勘840円でした。(4人だと1050円) 帰りはタクシーに行き先を告げるために、駐車した場所は必ず覚えておく必要があります。駐車場は違っても相乗り可能で均一料金です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■重太郎新道、吊尾根は登りで使う 計画当初は岳沢-奥穂-穂高岳山荘のピストンのつもりでしたが、重太郎新道、吊尾根から降りてくる人が多く、帰りは登山道渋滞が予想されたので、ザイテングラードを下りて涸沢-横尾経由でインフォメーションセンターに戻りました。 重太郎新道、吊尾根を下りで使うのは個人的には嫌だと思いました。下りで滑落死亡事故も起きていますが、登りだけで使えばリスクを小さくできます。 ■装備 ヘルメットは(人が落とす)石が落ちてくる可能性が大きいので必須です。 アイゼンはチェーンスパイクを用意しましたが使いませんでした。雪渓ではストックがあると良いでしょう。 ■テント場、水場 ルート上のテント場は、以下のとおりです。 雪解け水が利用できる期間は、水も別けてもらえます。 ・岳沢小屋(30張) 岳沢小屋は上高地が近いので、朝早くから良い場所から埋まっていました。 穂高岳山荘(40張) ・穂高岳山荘は2-3人用のテントを張る場所は少ないので、13時台には着きたいものです。1人用のテントの人でも遅くとも15時前に着かないとテント泊を断る場合がある(その場合素泊まり)と明記してあります。 穂高岳山荘でのテント泊が不可能で涸沢カールまで移動する場合、2時間30分ほど移動に時間がかかります。 ・涸沢カール(沢山張れる) 涸沢カールは沢山張れますが雪の上になることが多いようです。 |
その他周辺情報 | ■混雑情報 まず、行くお山が「人気の山ランキング」の上位に無いことが前提ですが、ルート上の山小屋のサイトでは、宿泊者の混雑情報が掲載されていることがあるので、混雑している日程は避けました。混雑している時は宿泊者だけではなく、テント泊も、この山域の登山道でも渋滞、混雑していると思います。 ※この山域では、7月だと、連休の1日目か2日目と、7月25日前後の月曜日が混雑するようです。 この後、お盆明けまではハイシーズン中のピークに達しますが、その中でも空いている平日があるかもしれません。 |
写真
感想
この週火曜日に2泊3日で上高地に降りてきて、水木金は会社に行き、舌の根も乾かぬうちに?またまた上高地から、今度は穂高さんに初チャレンジしてきました。
土曜日はやや気温が低め、朝一は晴れ間も少しある曇天、次第に曇りがちとなり、結局稜線ではガスガスの一日となりました。
それにしても、「重太郎新道」は、すごい傾斜でしたね〜。我々はテント泊の荷物を担いだので、さらにしんどかった〜。紀美子平の遠かったこと。まさしく忍耐でした(笑)。
紀美子平についてホッと一息、荷物をデポして前穂にのぼるぞ〜と思っていたのですが、テン場混雑の予想&体力温存のため(笑)、前穂登頂は回避。しばしの休憩後、まっすぐ奥穂を目指しました。
しかしそれから先の「吊尾根」が個人的にはさらにダメージを深くしたといいますか、長く長く感じられた道のりでした(^^:
ガスガスで景色は今イチだわ、前後に人気が少なく孤独感漂うわ(撮影係りはテン場確保の先発隊として先に行ってもらいました)で、テンション上がらず、ただ安全に、という思いで慎重に進みました。そのせいか、ヤケに長かったな〜。
奥穂高についたときにはかなり「ヤレヤレ」でしたが、登頂の記念写真を撮らなくては!けれども奥穂山頂って神社の社のみで、人が立てるところはないのですね〜。仕方なくガスガスの中、岩に張りつき、他の登山者の方の到着を待ちました。撮影してくださったお二人さま、ありがとうございました!
せっかくの初穂高チャレンジも、結局奥穂山頂ではガスガスで周囲が見渡せず。5分ほど風の強い中待ちましたが、あきらめ、穂高岳山荘を目指す事としました。
そんな中、奥穂から西穂、穂高岳山荘への分岐あたりで、やけに山岳パトロールなどの腕章を身につけた方が数人集まり、片腕を吊っている人を囲んでなにやら協議中。
それでも雰囲気がのんびりしていたので、単なる訓練かなと思って遠巻きに見ていました。じつはその後、テン場についた時に見たヘリの救出劇は、この時の腕を吊った方だった模様(他の登山者からの情報をつなぐと)。
3000m級で怪我をすると、あのようにヘリで救出となるのですね〜、実に生生しく感じ、気をつけなくてはと、思いました。
テン場はやはり先発の撮影係りにお願いして正解。かなり混み混み。公称「40張」というのは、はなはだ疑問ですね〜。最終的にはヘリポートに17張くらいしてましたから。実はこれ込みの「40張」なのかな?
テン場につく頃にはもうヘトヘトでしたが、撮影係のおかげでお宿の準備はできていて。小屋でビールを調達し、即宴会開始できて有り難かった〜!ホント〜に、今日はビールを下から担いでこなくて正解!でした。ゆっくりと食事とお酒を楽しみ、サンセットも存分に堪能でき、大満足。ぐっすり眠れました。
翌朝、涸沢岳に未明に登り、夜明けの山景色を待ちました。昨日ガスで見えなかった景色が徐々に明るみ、改めて周囲のずば抜けた山景色に圧倒されました。本当に怖いくらいの岩山たち、そそり立つ岩のモンスターたちに、足がすくむ気がしました。
今、ここにいることそのものが信じられない、というめまいのような不思議な気持ち…。初の穂高体験は、畏怖を伴うなんとも言えない心持ちでした。登るべきではなく、崇める山なのかな、という漠然とした畏怖、とでもいいましょうか。やはりスゴイところでした。
それは涸沢に下ってからもさらに強く思いました。下から見上げる穂高兄弟たち、本当に手の届かない大きな存在に感じますね〜。うん、涸沢が人気なのは本当にわかります。意識せずとも山を崇めるという気持ちにさせてくれる場所だから、なのではないでしょうか。まあ、これも登って初めて感じたことではありますが。
あれ?初穂高でしたか。
なにか・・・いつものお二人の行動パターンとは相違する一般的なルートで少々、驚きです。
酔いどれガッツ、ってなんでしょうか?
もしかして、ジャンに登りたいとか?(笑)
馬の背さえ、スイッ!?と通過すれば簡単ですよ 。頑張ってください!
ししょ〜、こんばんは!
んふふ、初穂高だったんです〜。本来ならまず行くことがないようなところでしたが
縁あっておじゃましし、お付き合いを始めた、というところでしょうか?
絵で見るより行ってみないと、山はわかりません
ジャンに登りたいかって?
まさか〜 高所恐怖症なのでまず、そんなこと思いもしませんよ 行ったら心肺停止なのでは
mikipomさん、撮影係さんおはようございます。
足取り軽く2週連続で上高地入りとは・・それも奥穂、びっくり!しました。
実は来週の平日、いつもの女子仲間で2泊3日涸沢〜奥穂〜北穂行くんです〜 いや〜タイムリーで嬉しくなりました。(コースは違うんですけど )
昨年の涸沢は雨+ガスガスでそそくさと通過しただけなので、やっぱり天気で全然雰囲気違いますね。奥穂の山頂以外は☀模様、いいないいな(*^^*)
ふふっ来週は北穂ですか〜
ゴエちゃん、こんばんは!コメントありがとうございます!
ふふ、まさかの2週連続ワザですよ
しかも横尾〜上高地をね〜…。
2週連続で「新靴」で臨んだので、靴づれが痛くて大変
女子会で奥穂&北穂?いいですね〜
2泊で涸沢からの工程は、とてもよろしいのでは?
本当〜に、お天気がいいといいですね
せっかくの名だたる日本の高峰ですから。
存分に&安全に楽しんで来てくださいね
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