赤石岳・荒川三山(椹島より時計周りで周遊)


- GPS
- 73:07
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 3,116m
- 下り
- 3,102m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:07
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:37
天候 | 1~3日目:晴れ 4日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場及びバスの時刻表は、東海フォレストのHPから最新情報を入手して下さい。 http://www.t-forest.com/alps/park_ride.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
<東尾根砲台型休憩所〜赤石分岐> 北アルプスのザイテングラートのような尾根になります。 落石に注意して下さい。 <中岳〜悪沢岳> 急登の岩稜地帯。 落石・滑落要注意。 <丸山〜千枚岳> 最後の最後に岩場の直登が待ち受けています。 しかも、上に少し岩が張り出していて、ヨイショと登った瞬間に大きなザックが当たるのでバランスを崩さなよう、細心の注意を払って登りましょう! [総評] 赤石・荒川三山の周遊ルートは、千枚→悪沢→赤石と反時計周りで廻る方が多いようですが、赤石→悪沢→千枚と時計周りを推奨します。 反時計周りだと、上記の危険エリアが全て下りになってしまうので危険度が高くなります。 |
その他周辺情報 | ICからとても遠く、給油ポイントも少ないので静岡ICを降りたら、ガソリンの残量をしっかり確認して下さい。 |
写真
装備
個人装備 |
テント(1)
張り綱・ペグ(1)
グランドシート(1)
シュラフ(1)
吸水シート(1)
サーマレスト(1)
ミニランタン(1)
ヘッドランプ(1)
単4予備電池(3)
筆記具(1)
保険証のコピー(1)
スポーツ飲料(2)
お茶(1)
帽子(1)
レインハット(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
モバイルバッテリ(1)
計画書(2)
雨具上下(1)
レインスパッツ(1)
防寒着(1)
下着一式(3)
ストック(1)
朝飯(4)
昼飯(4)
夕食(4)
鈴(1)
非常食(2)
カメラ(1)
カメラのパッテリー(2)
水(1)
コーヒー(5)
スプーン・フォーク(1)
ライター(1)
敷物(1)
座布団(1)
ポカリ粉(1)
ゴミ袋(4)
時計(1)
ティッシュ(2)
キッチンペーパー(1)
100円玉(10)
手袋(1)
オカリナ(1)
サングラス(1)
ヘルメット(1)
サンダル(1)
地図(1)
コンパス(1)
ザイル・スリング・カラビナ(1)
ファーストエイドキット(1)
コンロ(1)
ガスカートリッジ(2)
虫よけ・虫さされ(1)
熊撃退スプレー(1)
|
---|
感想
<自宅〜畑薙第一ダム>
まず、中津川から静岡が遠かった…
そして静岡ICを降りてガソリンはまだ半分近くあったので安心してたら、そこから先がまた遠い事と言ったら…
深夜の山道、結構ドキドキでした。
ガソリンには十分余裕を持って上がりましょう!
<畑薙第一ダム〜椹島>
始発は8時となってますが、朝5時から並んでみました。
すると6時30分頃、臨時便が来ました。
運転手さんに3000円払って椹島まで行きます。
その3000円は、山小屋の宿泊割引券となります。
帰りは椹島で山小屋の宿泊領収書を見せると、バスの整理券がもらえます。
したがって、バスを利用する為には必ずどこかの小屋で、1泊以上は小屋で宿泊する必要があります。
<椹島〜赤石小屋>
終始樹林帯、わりと急登です。
特に最後に待ち受ける歩荷返しがツライですが、体力的に大変なのは1日目だけなので頑張りましょう!
<赤石小屋>
とてもオシャレな雰囲気の小屋です。
テン場は狭く、通路に縦列駐車する感じです。
夕立が来るかな…と思いきや、パラッと降っただけでした。
この日、聖では大変な豪雨だったようです。
<赤石小屋〜富士見平>
所々細いトラバース路があるので注意して渡って下さい。
富士見平に着くとここで初めて360度展望の開けた場所に出ます。
ようやくアルプスに来たって気がしました。
<富士見平〜砲台型休憩所>
沢のある所に来たらその右手が展望の良い休憩所があります。
ここでストックを格納し、気を引き締めてこの先の難所に挑みましょう。
<砲台型休憩所〜赤石分岐>
こちらからのルートでは最初の危険個所。
北アルプスのザイテングラートのような、ガレた急な尾根道を登ります。
落石には特に注意して下さい。
<赤石分岐〜赤石岳>
途中、ライチョウの親子が出迎えてくれました(*^。^*)
赤石岳山頂からほんの少し下った所に、赤石避難小屋があります。
ここで、赤岳のオコジョバッジを購入♪
<赤石岳〜小赤石>
とっても気持ちの良い稜線歩きが楽しめます。
<大聖寺平>
キャッチボールでもしたくなるくらい、広〜い場所に出ます。
小屋までもう少しなので、ここでのんびりするのも良かったのですが、早くビールが飲みたかったので先を急ぎました(笑)
<荒川小屋>
こちらのテン場はとても広く、展望も素晴らしいです。
ウッドデッキのすぐ前の一等地にテント張りました。
この日も、夕方にほんの少し、パラッと降っただけでした。
<荒川小屋〜前岳>
途中のお花畑が見事でした。
<前岳〜中岳>
目と鼻の先、サクッと到着です。
<中岳〜悪沢岳(東岳)>
岩場の急登になります。
マーキングもホールドもしっかりあるので問題は無いですが、重装備だとバランスを崩しやすいので慎重に!
落石にも要注意です。
<悪沢岳〜丸山>
気持ち良く下れました。
<丸山〜千枚岳>
こちらも気持ちよく下り、その先にはお花畑があります。
しかし…その先にそびえる千枚岳の岩場を見た瞬間…え?あれ登るの?
ってなります。
最後は痩せ尾根の岩場の急登。
下は断崖、ホールドのピッチがやたら広い、しかも厄介な事に上から岩が張り出していて、どう見ても95Lのザックが岩に当たる。
岩をかわす為には、登りながら途中でグルッと体制を変える必要がある。
怖かった〜、本当に怖かった。
せめてクサリの1本もかけておいて欲しいです。
で、頑張って登りつめて目にした物は、どうでもいいような所にロープが張ってあると言う…
「そのロープ要らんから、こっちに付けておいてくれっ!」
と、強く思いました。
いや〜、時計回りで来て本当に良かった。
登りだからまだ良かったけど、これ下るの怖いだろうな〜
<千枚岳>
時間帯のせいか、山頂にひと気は無い。
しょうがないのでセルフタイマーで自撮り。
<千枚岳〜千枚小屋>
樹林帯に帰って来る。
小屋に近づくと、マルバダケブキとトリカブトのお花畑の中を歩きます。
<千枚小屋>
今回のルートでは、ここが一番大きな山小屋。
最終日はテントではなく、ここで宿泊しました。
この小屋、何が素晴らしいって、生ビールがあるんです。
あと、テーブルワインですが、1杯400円で呑めるんです。
<千枚小屋〜椹島>
朝から雨…(+o+)
でも、小屋泊なのでテントの撤収のしなくて良いし、じめじめ暑い樹林帯を降りる事を考えたら、雨に打たれながら降りるほうが、むしろ気持ち良くて、たまにツルッと滑りそうになりながらの緊張感といい、丁度良かったのかも。
<椹島>
9時ちょっと前に到着。
前のバスがちょうど出たすぐだったので、待ち時間1時間半。
周囲をウロウロ散策したり、お土産物屋さんに何度も入ったり出たり…
のんびり遊んで帰って来ました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する