奥穂高岳(上高地〜涸沢)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 2,424m
- 下り
- 2,419m
コースタイム
- 山行
- 3:21
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:05
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:06
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 9:07
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 6:49
天候 | 8/13:雨時々曇り、8/14:曇り時々雨、8/15:晴れ、8/16:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所特になし。 |
その他周辺情報 | 小梨平にお風呂あり。600円。シャンプー、ボディシャンプー置いてあり使えます。 |
写真
感想
13日の天気は雨が降ったり止んだり。14日も良くない予報だったため、無理して涸沢まで行っても14日は停滞することが濃厚なため、13日は横尾泊に。
雨が止んだ隙にテントを張り早々に一日を終えました。
翌14日は明け方に雷も鳴るなど強い雨に。その後雲が切れて太陽が出たので、その隙にテントを撤収。9時頃に涸沢へ向けて出発。どうせこの日は涸沢までなので急ぐ必要もなくのんびりと。天気予報通りに霧時々雨の空模様に。
有料天気予報サイトだけに実によく当たる、ヤマテンの予報なのでした。
雨が降ったり止んだりを繰り返しながらも、涸沢に到着。雨が止んだ隙を見計らってテント設営。夕方からは雨が降らなくなり、ようやく回復傾向に。
15日は朝から快晴に晴れわたり、最高の登山日和に。
順調にザイテングラートを登り詰め穂高岳山荘に到着して、しばらく休憩していたら救助ヘリが飛んで来て、涸沢槍辺りを旋回とホバリングを繰り返していました。
そのうち長野県警の常駐パトロールの人たちが無線でしきりに連絡を取り合っており、ちらほらと他の登山者からも人が落ちたとか、落石があったとか話されているのが聞こえてきました。
本来なら、奥穂高岳へのピストンを終えた後に北穂高への縦走をしようと思っていたのですが、生々しい状況に気持ちが萎えました。こんな事故があった直後に行って自分も事故ったらシャレにもならないし、日を改めた方が良いかなとすっかり意気消沈。翌日知ることになったのですが、単独の若い女性が滑落死したとのこと。ご冥福をお祈りいたします。
とりあえず奥穂高岳へ登頂し、景色を堪能して穂高岳山荘へ戻ってきて、せっかくなので3000m峰の涸沢岳へ登ることに。縦走路の険しさは迫力がありました。槍からの大キレットも深く切れ込んでいて鞍部が涸沢岳からは見えませんでした。
穂高岳山荘に戻り、涸沢へ戻ります。
そして、ザイテングラートの取り付きまで下山して休憩していると、またもや救助ヘリがやってきて、また涸沢槍辺りでホバリングしたり旋回したり、あたかも滑落した人を探しているかの様子。そしてしばらくしてから、人を吊り上げているようでした。また事故だったのでしょうが、今回は人が座った状態で上がっていったので怪我だけで済んだのでしょうか? この日だけでヘリ3機が飛んできたのを目撃したことになります。
険しいコースがある北アルプスならでは光景でした。
涸沢は夜はかなり冷え込み、10℃まで対応の化繊シュラフでは寒くて寝れませんでした。やはりダウンシュラフを持ってくるべきだったと後悔しました。
最終日16日も朝から快晴の好天に恵まれ、テントを撤収し下山しました。
上高地までの長いこと。飽き飽きする道に辟易しましたが、何とか無事に帰還しました。いつかは行ってみたい、北穂高〜穂高岳山荘の縦走路、そして大キレット。
でも今回の体験からそうそう簡単に行くべきところではないことも実感しました。
まだまだ経験を積まないと・・・
ともあれ、前半の雨には苦労させられましたが、後半は好天に恵まれ最高の登山ができ、思い出深い山行となりました。
アタック日は天候に恵まれたようで良かったすね。穂高は未体験なので今後の参考にさせてもらいます!
ありがとうございますー!
何とか天気が2日間だけ良くラッキーでした。そのあとは雨でしたので。
ヤリホが終わったので、次は後立山に行きたいとリサーチ中です。
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