日本最後の秘境「雲ノ平」&日本百名山4座


- GPS
- 60:54
- 距離
- 69.8km
- 登り
- 4,677m
- 下り
- 4,678m
コースタイム
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 13:13
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 10:03
- 山行
- 10:26
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 11:43
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
日本百名山 40・41・42・43 座目
数年前に父がずっと行ってみたいと言っていた黒部にある【下ノ廊下】の旅を終えた後、今度はその上流には【上ノ廊下】と【雲ノ平】なる面白そうなところがあるから行こうと誘われていました。 調べてみると【上ノ廊下】は登山ではなく所謂「沢登り」な為、現状では知識がゼロに等しいので保留で、【雲ノ平】を目指す計画を立てることにしました。
雲ノ平へ向かうためのスタート地点はいくつかあるみたいですが、今回は折立登山口からスタートすることにしました。 この場所の注意点は駐車場へ向かうためには有峰林道を通る必要があるのですが、そこのゲートの開門時間は6時〜20時(夜間通行不可)であるため早朝の暗い時間帯からスタートしたい人は前日の開門時間までに林道に入っておかなければいけません(出る時も時間内でなければいけないかはわかりません)
我々も前日のうちに駐車場へ向かい、早朝にスタートしました! 初日は一番の目当てである【雲ノ平山荘】の予約が取れたため、真っ直ぐ向かおうかと思っていたのですがどうにも天気予報を見る限り初日以外はあまり天気が良くなさそうだったので、寄り道をして天気のいい初日のうちに薬師岳を登ってしまおうと考え、折立登山口→太郎平小屋→薬師岳→太郎平小屋→雲ノ平山荘のルートで歩きました。
今回の山行で唯一ピークからの景色をみれた薬師岳は最高でした。 雲ノ平山荘へ向かう道で一番きつかったのは「薬師沢小屋」から先の道で、周りを木々で囲まれた風のない急勾配の道をただひたすら登るものでメンタルにかなりきましたが、登り終えた先の木道からの景色で一気に癒された気がします。
二日目は雲ノ平山荘→水晶岳→鷲羽岳→三俣蓮華岳→黒部五郎小屋というルートで、全体的に天気は悪いのですが午前中はまだ抑え目とのことなので、できるだけ午前中に距離を稼ごうと話がまとまり行動しました。楽しみにしていた水晶岳、鷲羽岳からの景色はもちろんガスで見えず、それどころか水晶岳を折り返して水晶小屋に戻る直前くらいから少しずつ雨脚が強くなってきました。 昼前には三俣山荘に到着をして昼食を取っていたのですが、外を見ると土砂降りで黒部五郎小屋へ向かうのがかなり憂鬱でした。 土砂降りの中勇気を振り絞って三俣蓮華岳へ到着、ここさえつけば後は降りるだけと思っていましたが、土砂降りの影響で登山道に大量の水が流れまるで川のような道を延々と歩き続けることになりながらもなんとか宿に到着。
三日目は黒部五郎小屋→黒部五郎岳→太郎平小屋→折立登山口で帰る予定で、二日目同様に朝早くにスタートしようと話していましたが、どう考えてもヤバそうな雨音と風の音がしていたので結局前日と同じくらいの時間帯にスタート、ここで私は大きなミスを犯しました。 小屋から二時間かからないくらいの時間をかけてようやく黒部五郎岳へ到着。 山頂付近ではようやく電波が入るようになったのですが電話がかかってきたので出てみると、黒部五郎小屋の管理人さんから財布を宿に忘れていると連絡があり、本来ならこのまま帰るだけのはずが、私のミスで山頂から小屋への往復分も無駄に歩くことになってしまいました。
財布を取りに戻り再び黒部五郎岳を登頂、少し休んで太郎平小屋へ向かいました。 三日目は「北ノ俣岳」を通り過ぎたタイミングで雨脚がだいぶ弱まりめちゃくちゃ綺麗な花畑を見ることができ少し癒されましたが、ゴロゴロと雷の音が定期的に聞こえるのでやはりビビります。 なんとか太郎平小屋まで戻り昼食をとり折立登山口へ下山、ここの道中も水が川のように流れていましたが無事に下山しました。
なかなかタフな三日間でしたが終わってみれば楽しい山行でしたが、次は景色がいい時の薬師岳以外からの景色や、雲ノ平山荘のさらに奥にあるという「高天原温泉」へ行ってみたいです。
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