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Yamareco

記録ID: 703637
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

双六岳!〜槍ヶ岳!!(新穂高周回)

2015年08月20日(木) 〜 2015年08月22日(土)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
36.2km
登り
2,867m
下り
2,867m

コースタイム

8月20日(木)

04:00 新穂高第3駐車場
04:06 新穂高センター(〜04:25)
05:27 笠新道入口
05:28 わさび平小屋(〜06:03)
06:22 小池新道入口
07:17 秩父沢(〜07:27)
08:07 イタドリヶ原
08:46 シシウドヶ原(〜09:00)
10:01 鏡平山荘(〜11:05)
12:11 弓折乗越(〜12:20)
13:38 双六小屋(〜14:00)
15:16 双六岳(〜15:35)
16:29 双六小屋

8月21日(金)

04:45 双六小屋
05:27 樅沢岳
06:18 硫黄乗越
07:16 左俣乗越
08:52 千丈乗越
10:08 槍ヶ岳山荘

8月22日(土)

05:41 槍ヶ岳山荘
06:03 槍ヶ岳(〜06:14)
06:38 槍ヶ岳山荘(〜07:20)
08:23 千丈乗越分岐
09:51 槍平小屋(〜10:25)
11:11 滝谷出合(〜11:18)
12:31 白出沢(〜12:40)
13:14 穂高平小屋(〜13:20)
14:05 新穂高センター(〜14:10)
14:17 新穂高第3駐車場
天候 8月20日 曇りのち雨(午前中のみ一時晴れ)
8月21日 雨
8月22日 雨
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高第3駐車場(登山者用無料駐車場)
⇒ 前夜23時半頃到着で9割埋まっていました。
コース状況/
危険箇所等
【新穂高〜双六小屋〜双六岳】
・新穂高からわさび平小屋を経て小池新道入口までは林道歩きです。
・小池新道からは岩場の多い緩やかな登り。鎖やハシゴは全くありません。
・弓折乗越から双六小屋までは稜線伝いに少しずつ下ってゆきます。
・双六小屋〜双六岳間はハイマツ帯→岩場→なだらかな稜線の三段階です。

【双六小屋〜西鎌尾根〜槍ヶ岳山荘】
・最初の樅沢岳までまずひと登りがあり、その後の西鎌尾根はアップダウンをこれでもかと繰り返します(暴風雨の中の歩きだったので余計長く感じました)。
・途中、鎖場が4箇所くらいあったでしょうか。登りで使う際にはさほど必要では無かったように記憶しています。
・千丈乗越から先、槍ヶ岳山荘まではやや長く、キツい登りとなります。

【槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳】
・岩場&鎖場&ハシゴで直登します。必ず三点支持で、上下の登山者に注意を払い(特に落石)、落ち着いて登れば大丈夫です(下りも同様)。
・山頂は狭いので、絶対に端の方に寄らないように(絶壁です)。
・次から次へと登山者が登頂してくる時間帯はすばやく写真を撮り、景色を眺めたら早々に退散した方が良いですね。あまり山頂に人が多すぎると危険かと思います。

【槍ヶ岳〜飛騨沢〜新穂高】
・槍ヶ岳山荘から千丈沢分岐、槍平小屋、さらにその先と延々と下ります。危険箇所はありませんが、とにか長いです。
・雨の強い日に下山の場合は、登りの登山者に滝谷や白出沢の増水がどの程度か聞いておくと良いでしょう。
・白出沢より先は林道となります。
・穂高平小屋から林道をショートカットできる山道がありますが、結構な急登です。
その他周辺情報 新穂高第3駐車場から車で数分の、ひがくの湯(700円)は露天風呂に美味しい食事もあり、お勧めです。
予約できる山小屋
槍平小屋
夜明け前に出発。新穂高センターで登山届提出。
2015年08月20日 04:10撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 4:10
夜明け前に出発。新穂高センターで登山届提出。
真っ暗な左俣林道を進みます。
2015年08月20日 04:37撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 4:37
真っ暗な左俣林道を進みます。
歩いている間に徐々に空が明るくなります。目指すはあの頂の更に向こう。
2015年08月20日 04:46撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 4:46
歩いている間に徐々に空が明るくなります。目指すはあの頂の更に向こう。
笠新道登山口です。ここはキツそうですね。
2015年08月20日 05:26撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 5:26
笠新道登山口です。ここはキツそうですね。
わさび平小屋で朝食タイムとします。
2015年08月20日 05:53撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 5:53
わさび平小屋で朝食タイムとします。
美味しそうでしたが既にお腹イッパイ。
2015年08月20日 05:53撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 5:53
美味しそうでしたが既にお腹イッパイ。
今しばらく林道を進みます。
2015年08月20日 06:06撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 6:06
今しばらく林道を進みます。
2015年08月20日 06:11撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 6:11
林道が終わり、ここから小池新道へ入ります。
2015年08月20日 06:23撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 6:23
林道が終わり、ここから小池新道へ入ります。
2015年08月20日 06:25撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 6:25
2015年08月20日 06:26撮影 by  NEX-5, SONY
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2015年08月20日 06:31撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 6:31
こうした緩やかな岩場歩きがこの先続きます。
2015年08月20日 06:33撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 6:33
こうした緩やかな岩場歩きがこの先続きます。
それにしても時間が早いからか、あまり人ともすれ違わず静かな登山道でした。
2015年08月20日 06:43撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 6:43
それにしても時間が早いからか、あまり人ともすれ違わず静かな登山道でした。
2015年08月20日 06:54撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 6:54
少し標高が上がると見えてきた槍ヶ岳!
2015年08月20日 06:58撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 6:58
少し標高が上がると見えてきた槍ヶ岳!
まだ空は明るいです。
2015年08月20日 07:06撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 7:06
まだ空は明るいです。
秩父沢に到着。
2015年08月20日 07:17撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 7:17
秩父沢に到着。
少し息が切れる頃合いだったので良い休憩箇所ですね。
2015年08月20日 07:17撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 7:17
少し息が切れる頃合いだったので良い休憩箇所ですね。
2015年08月20日 07:35撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 7:35
2015年08月20日 07:38撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 7:38
その先のチボ岩。
2015年08月20日 07:43撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 7:43
その先のチボ岩。
2015年08月20日 07:43撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 7:43
振り返ると穂高。
2015年08月20日 07:44撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 7:44
振り返ると穂高。
イタドリヶ原。
2015年08月20日 08:07撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 8:07
イタドリヶ原。
小休止してしばし見入ります。
2015年08月20日 08:37撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 8:37
小休止してしばし見入ります。
小池新道の入口からもうこんなに登ってきました。そして彼方には焼岳、そして乗鞍岳。
2015年08月20日 08:39撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 8:39
小池新道の入口からもうこんなに登ってきました。そして彼方には焼岳、そして乗鞍岳。
シシウドヶ原。ここのカールも見応えありますね。
2015年08月20日 08:47撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 8:47
シシウドヶ原。ここのカールも見応えありますね。
なんて思ってるとポツリポツリと雨きた!急いでレインウェアを着込みます。
2015年08月20日 09:01撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 9:01
なんて思ってるとポツリポツリと雨きた!急いでレインウェアを着込みます。
熊のおどり場、だそうです。残念なことにこの時間は熊は踊っていませんでした。
2015年08月20日 09:31撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 9:31
熊のおどり場、だそうです。残念なことにこの時間は熊は踊っていませんでした。
しかしこんなとこで熊と出くわしたく無いですよね。
2015年08月20日 09:32撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 9:32
しかしこんなとこで熊と出くわしたく無いですよね。
もう少し。
2015年08月20日 09:33撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 9:33
もう少し。
2015年08月20日 09:37撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 9:37
2015年08月20日 09:42撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 9:42
あと5分。
2015年08月20日 09:49撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 9:49
あと5分。
登り終えて木道の先に・・・
2015年08月20日 09:55撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 9:55
登り終えて木道の先に・・・
鏡池。そしてドーンとここで槍から穂高への稜線が目に飛び込んできます。この時間、曇りで池に逆さに映らなかったのが本当に残念。
2015年08月20日 09:57撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 9:57
鏡池。そしてドーンとここで槍から穂高への稜線が目に飛び込んできます。この時間、曇りで池に逆さに映らなかったのが本当に残念。
鏡平山荘で昼食タイム。
2015年08月20日 10:18撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 10:18
鏡平山荘で昼食タイム。
槍を眺めながら珈琲ブレイクですわ。贅沢な時間。
2015年08月20日 10:27撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 10:27
槍を眺めながら珈琲ブレイクですわ。贅沢な時間。
鏡平山荘、もうチョイ暑かったらカキ氷でも食べたかったですね。またいつかゆっくり。
2015年08月20日 10:47撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 10:47
鏡平山荘、もうチョイ暑かったらカキ氷でも食べたかったですね。またいつかゆっくり。
西鎌尾根方向。
2015年08月20日 11:04撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:04
西鎌尾根方向。
鏡平山荘を後にします。
2015年08月20日 11:06撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:06
鏡平山荘を後にします。
雄大です。
2015年08月20日 11:16撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:16
雄大です。
そして荘厳な槍ヶ岳。左側の北鎌尾根、こうして観ると刃のように刺々しいです。
2015年08月20日 11:25撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:25
そして荘厳な槍ヶ岳。左側の北鎌尾根、こうして観ると刃のように刺々しいです。
今回の全行程で青空が見えた最後の時間。この時はまさかそこまで天候が悪化するとは思ってませんでした。
2015年08月20日 11:26撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:26
今回の全行程で青空が見えた最後の時間。この時はまさかそこまで天候が悪化するとは思ってませんでした。
槍〜穂高の稜線をパノラマで。
2015年08月20日 11:28撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:28
槍〜穂高の稜線をパノラマで。
西鎌尾根をパノラマで。
2015年08月20日 11:32撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:32
西鎌尾根をパノラマで。
弓折乗越までしばし登りが続きます。
2015年08月20日 11:39撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 11:39
弓折乗越までしばし登りが続きます。
いちいち振り返っては「おお〜」とか「すげ〜」言いながら写真撮ってばかりなのでちっとも先に進みません(笑)。
2015年08月20日 11:40撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:40
いちいち振り返っては「おお〜」とか「すげ〜」言いながら写真撮ってばかりなのでちっとも先に進みません(笑)。
弓折岳の下をトラバース。
2015年08月20日 11:42撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 11:42
弓折岳の下をトラバース。
ここら辺は歩いていて本当に気持ち良かったです。
2015年08月20日 11:43撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:43
ここら辺は歩いていて本当に気持ち良かったです。
2015年08月20日 11:49撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 11:49
様々な高山植物の群生地。
2015年08月20日 11:57撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:57
様々な高山植物の群生地。
同じ写真ばかりでスミマセン。でも撮らずにはおれないのです。
2015年08月20日 11:58撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 11:58
同じ写真ばかりでスミマセン。でも撮らずにはおれないのです。
先ほどの鏡平山荘が見えます。なるほど、あそこだけ台地で本当に鏡のように池があるのですね。自然て素晴らしいな。
2015年08月20日 12:01撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 12:01
先ほどの鏡平山荘が見えます。なるほど、あそこだけ台地で本当に鏡のように池があるのですね。自然て素晴らしいな。
弓折乗越まで上がってきました。
2015年08月20日 12:13撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 12:13
弓折乗越まで上がってきました。
岩の標識。
2015年08月20日 12:14撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 12:14
岩の標識。
双六まであと2.5km。
2015年08月20日 12:23撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 12:23
双六まであと2.5km。
稜線に出たらようやく目指す双六岳が見えてきました。
2015年08月20日 12:24撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 12:24
稜線に出たらようやく目指す双六岳が見えてきました。
小さなピークを越えてゆきます。
2015年08月20日 12:24撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 12:24
小さなピークを越えてゆきます。
輪っかのような雲の中に槍の穂先。槍ヶ岳がはっきり見えた最後の時間となってしまいました。
2015年08月20日 12:26撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 12:26
輪っかのような雲の中に槍の穂先。槍ヶ岳がはっきり見えた最後の時間となってしまいました。
振り返ると彼方に笠ヶ岳。こっちも良いなぁ!いつか歩いてみたい。
2015年08月20日 12:29撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 12:29
振り返ると彼方に笠ヶ岳。こっちも良いなぁ!いつか歩いてみたい。
2015年08月20日 12:34撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 12:34
花見平。
2015年08月20日 12:38撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 12:38
花見平。
せっかくなので少し花を観察したかったのですが、先を急ぎました。
2015年08月20日 12:40撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 12:40
せっかくなので少し花を観察したかったのですが、先を急ぎました。
また少し登り返すと・・・
2015年08月20日 12:43撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 12:43
また少し登り返すと・・・
双六小屋見えた!その先に鷲羽岳、水晶岳がドーンと。カッコイイぞ、鷲羽岳!
2015年08月20日 12:53撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 12:53
双六小屋見えた!その先に鷲羽岳、水晶岳がドーンと。カッコイイぞ、鷲羽岳!
歩くスペースは十分ですが気をつけながら進みます。
2015年08月20日 12:55撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 12:55
歩くスペースは十分ですが気をつけながら進みます。
小屋が近づいてきます。しかしこのアングルは最高ですね。
2015年08月20日 13:14撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 13:14
小屋が近づいてきます。しかしこのアングルは最高ですね。
双六小屋で受付を済ませ、荷物を軽くしてからすぐに双六岳を目指します。
2015年08月20日 13:59撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 13:59
双六小屋で受付を済ませ、荷物を軽くしてからすぐに双六岳を目指します。
まずはハイマツ帯を進みます。
2015年08月20日 14:07撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 14:07
まずはハイマツ帯を進みます。
そしてここから少しだけ岩場。
2015年08月20日 14:28撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 14:28
そしてここから少しだけ岩場。
登山口からここまでかなり歩いた後だったので、やや息切れ気味で進んでいます。
2015年08月20日 14:35撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 14:35
登山口からここまでかなり歩いた後だったので、やや息切れ気味で進んでいます。
ちょっとしたよじ登り箇所。ここを過ぎると・・・
2015年08月20日 14:42撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 14:42
ちょっとしたよじ登り箇所。ここを過ぎると・・・
なだらかで広い山道に出ます。ガスってきました。
2015年08月20日 14:59撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 14:59
なだらかで広い山道に出ます。ガスってきました。
そして最後の登り。あの先が頂上。
2015年08月20日 15:10撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 15:10
そして最後の登り。あの先が頂上。
双六岳到着。
2015年08月20日 15:20撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 15:20
双六岳到着。
雲が出始めた時間だったので少し景観は残念でした。
2015年08月20日 15:21撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 15:21
雲が出始めた時間だったので少し景観は残念でした。
そして時間も16時近くだったためか登山者も少なく、静かな山頂でした。
2015年08月20日 15:29撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/20 15:29
そして時間も16時近くだったためか登山者も少なく、静かな山頂でした。
あれはどこの尾根なんでしょうね。勉強不足です。
2015年08月20日 15:34撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 15:34
あれはどこの尾根なんでしょうね。勉強不足です。
本当ならばこの先に槍ヶ岳が見えるはずでした。
2015年08月20日 15:34撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 15:34
本当ならばこの先に槍ヶ岳が見えるはずでした。
小屋までピストンで戻ります。
2015年08月20日 15:37撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 15:37
小屋までピストンで戻ります。
再び双六小屋。この後、本降りの雨となり、小屋の屋根を打ち付ける雨音が夜中ずっと響いておりました。
2015年08月20日 16:34撮影 by  NEX-5, SONY
8/20 16:34
再び双六小屋。この後、本降りの雨となり、小屋の屋根を打ち付ける雨音が夜中ずっと響いておりました。
今回は二泊とも素泊まりで食料持参です。今夜はカレー超大盛り(笑)。
2015年08月20日 17:38撮影 by  NEX-5, SONY
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8/20 17:38
今回は二泊とも素泊まりで食料持参です。今夜はカレー超大盛り(笑)。
そして朝はこちらと味噌汁で軽く。
2015年08月21日 04:11撮影 by  NEX-5, SONY
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8/21 4:11
そして朝はこちらと味噌汁で軽く。
2日目。本降りの雨の中、夜明け前に出発します。まずは樅沢岳への登り。
2015年08月21日 05:01撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 5:01
2日目。本降りの雨の中、夜明け前に出発します。まずは樅沢岳への登り。
40分ちょっとで樅沢岳。雨は依然強く、そして稜線に出たので風も強くなってきます。
2015年08月21日 05:29撮影 by  NEX-5, SONY
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8/21 5:29
40分ちょっとで樅沢岳。雨は依然強く、そして稜線に出たので風も強くなってきます。
せっかくの西鎌尾根ですが展望はゼロ。ひたすら目の前に見える道だけを見て進みます。
2015年08月21日 06:10撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 6:10
せっかくの西鎌尾根ですが展望はゼロ。ひたすら目の前に見える道だけを見て進みます。
硫黄乗越。まだ先は長いです。そして雨が一段と激しくなってきます。
2015年08月21日 06:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 6:19
硫黄乗越。まだ先は長いです。そして雨が一段と激しくなってきます。
途中数箇所かあった鎖場。さほど危険ではないですが何せこの天気なので慎重に進みます。
2015年08月21日 06:52撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 6:52
途中数箇所かあった鎖場。さほど危険ではないですが何せこの天気なので慎重に進みます。
左俣乗越。確か記憶では、ここら辺から先は横殴りの暴風雨でした。
2015年08月21日 07:16撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 7:16
左俣乗越。確か記憶では、ここら辺から先は横殴りの暴風雨でした。
ここも鎖場。一枚岩でしかもこの雨で滑りやすいので、注意して渡ります。
2015年08月21日 08:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 8:08
ここも鎖場。一枚岩でしかもこの雨で滑りやすいので、注意して渡ります。
千丈乗越。ここも風の通り道で凄い暴風雨!写真なんか撮ってる場合ではないけれど、なんとか1枚。
2015年08月21日 08:53撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 8:53
千丈乗越。ここも風の通り道で凄い暴風雨!写真なんか撮ってる場合ではないけれど、なんとか1枚。
千丈乗越から槍ヶ岳山荘までの1時間ちょっともあまりに雨風キツくて何度も気持ちが折れそうになりました。小屋で暖を取ってようやく回復。
2015年08月21日 11:18撮影 by  NEX-5, SONY
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8/21 11:18
千丈乗越から槍ヶ岳山荘までの1時間ちょっともあまりに雨風キツくて何度も気持ちが折れそうになりました。小屋で暖を取ってようやく回復。
本日の寝室。布団1枚は確保です。
2015年08月21日 12:16撮影 by  NEX-5, SONY
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8/21 12:16
本日の寝室。布団1枚は確保です。
10時には小屋に着いてしまったので、その後は夜までずっと独りまったり。昼寝してビール飲んで本読んで。
2015年08月21日 14:47撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 14:47
10時には小屋に着いてしまったので、その後は夜までずっと独りまったり。昼寝してビール飲んで本読んで。
夕方、小屋の外へ出てみましたがご覧の通り。目の前にあるはずの槍ヶ岳、全く見えません。
2015年08月21日 14:59撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/21 14:59
夕方、小屋の外へ出てみましたがご覧の通り。目の前にあるはずの槍ヶ岳、全く見えません。
部屋ごとにこのような名前がついているのですね。私の一角は大天井でした。
2015年08月21日 16:06撮影 by  NEX-5, SONY
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8/21 16:06
部屋ごとにこのような名前がついているのですね。私の一角は大天井でした。
あの先の部屋が談話室。暖房がよく効いてました。
2015年08月21日 16:06撮影 by  NEX-5, SONY
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8/21 16:06
あの先の部屋が談話室。暖房がよく効いてました。
今夜の夕食。牛とじ丼2食分と缶詰(笑)。野菜はジュースで済ませます。登山とダイエットは相容れません。
2015年08月21日 17:19撮影 by  NEX-5, SONY
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8/21 17:19
今夜の夕食。牛とじ丼2食分と缶詰(笑)。野菜はジュースで済ませます。登山とダイエットは相容れません。
食べてる時は美味しかったですが、写真だと美味しそうに見えないのは何故でしょうか(笑)。
2015年08月21日 17:44撮影 by  NEX-5, SONY
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8/21 17:44
食べてる時は美味しかったですが、写真だと美味しそうに見えないのは何故でしょうか(笑)。
乾燥部屋。私も着ているものが上から下までびっしょりでなかなか乾かず。
2015年08月21日 18:17撮影 by  iPhone 6, Apple
8/21 18:17
乾燥部屋。私も着ているものが上から下までびっしょりでなかなか乾かず。
3日目の朝食。
2015年08月22日 04:23撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 4:23
3日目の朝食。
朝の山荘前。風は昨日より弱まったものの、依然として小雨。そして濃霧。ご来光どころではありません。
2015年08月22日 05:01撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 5:01
朝の山荘前。風は昨日より弱まったものの、依然として小雨。そして濃霧。ご来光どころではありません。
しかしここまで来たのだから登ることにします。行けばわかるさ!ヘルメットを山荘で借りていざ出発。
2015年08月22日 05:24撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 5:24
しかしここまで来たのだから登ることにします。行けばわかるさ!ヘルメットを山荘で借りていざ出発。
まずはこの岩場登りから。気をつけて気をつけて。
2015年08月22日 05:44撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 5:44
まずはこの岩場登りから。気をつけて気をつけて。
何処もきちんと足場もホールドできる箇所も整っています。グイグイ登ります。
2015年08月22日 05:45撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 5:45
何処もきちんと足場もホールドできる箇所も整っています。グイグイ登ります。
そうは言っても雨で濡れているので滑らないように集中を切らさず進みます。
2015年08月22日 05:47撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 5:47
そうは言っても雨で濡れているので滑らないように集中を切らさず進みます。
一旦、小槍側の方へ出て再び登ります。
2015年08月22日 05:49撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 5:49
一旦、小槍側の方へ出て再び登ります。
このように目の前がもうガスっているので先がどうなっているのやら。
2015年08月22日 05:51撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 5:51
このように目の前がもうガスっているので先がどうなっているのやら。
1つ目のハシゴを登ります。
2015年08月22日 05:55撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 5:55
1つ目のハシゴを登ります。
ここは登りの中で最も注意を要する箇所。杭を握り、ステップにしながら慎重に登ります。
2015年08月22日 05:57撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 5:57
ここは登りの中で最も注意を要する箇所。杭を握り、ステップにしながら慎重に登ります。
鎖場。登り下りが交差する箇所なので混雑時はより注意でしょう。
2015年08月22日 05:59撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 5:59
鎖場。登り下りが交差する箇所なので混雑時はより注意でしょう。
数メートル先のハシゴがぼんやりしか見えません。
2015年08月22日 06:01撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 6:01
数メートル先のハシゴがぼんやりしか見えません。
ようやく見えた。
2015年08月22日 06:02撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 6:02
ようやく見えた。
山頂直下の1つ目のハシゴ。
2015年08月22日 06:03撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 6:03
山頂直下の1つ目のハシゴ。
そして栄光への架け橋ならぬ、栄光への架けハシゴ!この長いハシゴの先に待っているのは・・・
2015年08月22日 06:04撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 6:04
そして栄光への架け橋ならぬ、栄光への架けハシゴ!この長いハシゴの先に待っているのは・・・
夢だった槍ヶ岳到着。朝の6時3分。当然ながら景観ゼロ。しかし今回は十分に満足です。来られただけで本当に良かった。
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夢だった槍ヶ岳到着。朝の6時3分。当然ながら景観ゼロ。しかし今回は十分に満足です。来られただけで本当に良かった。
山頂はとにかく狭いですね。写真右手は北側の絶壁。危険なので絶対に端に寄ってはいけません。
2015年08月22日 06:10撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 6:10
山頂はとにかく狭いですね。写真右手は北側の絶壁。危険なので絶対に端に寄ってはいけません。
山頂滞在時間は10分程度。まださほど人も上がっていませんでした。
2015年08月22日 06:10撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 6:10
山頂滞在時間は10分程度。まださほど人も上がっていませんでした。
そして今度は長いハシゴを下ります。慎重に・・・
2015年08月22日 06:14撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 6:14
そして今度は長いハシゴを下ります。慎重に・・・
下り専用道を伝ってゆきます。
2015年08月22日 06:18撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 6:18
下り専用道を伝ってゆきます。
降り切るまでは集中を切らさず進みます。
2015年08月22日 06:20撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 6:20
降り切るまでは集中を切らさず進みます。
短いハシゴを下ります。
2015年08月22日 06:22撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 6:22
短いハシゴを下ります。
ほぼ降り切る手前あたり。頂上から下まで20分くらい。
2015年08月22日 06:31撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 6:31
ほぼ降り切る手前あたり。頂上から下まで20分くらい。
山荘へ戻りました。ヘルメットは家から持ってくるのをやめ、山荘でレンタル。1回500円です。
2015年08月22日 06:35撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 6:35
山荘へ戻りました。ヘルメットは家から持ってくるのをやめ、山荘でレンタル。1回500円です。
山荘のロビー。槍ヶ岳グッズ、実に様々なものがありましたね。
2015年08月22日 07:06撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 7:06
山荘のロビー。槍ヶ岳グッズ、実に様々なものがありましたね。
昨日からストーブ前は常に満員でした。皆さん衣類を乾かしています。
2015年08月22日 07:06撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 7:06
昨日からストーブ前は常に満員でした。皆さん衣類を乾かしています。
槍ヶ岳山荘を後にします。お世話になりました。また泊まりたい。
2015年08月22日 07:21撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 7:21
槍ヶ岳山荘を後にします。お世話になりました。また泊まりたい。
テン場を抜けると程なくして大キレット方向と飛騨沢ルートの分岐。
2015年08月22日 07:32撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 7:32
テン場を抜けると程なくして大キレット方向と飛騨沢ルートの分岐。
この山頂直下も風雨強かったのでかなり急いで歩き、高度を下げました。
2015年08月22日 08:01撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 8:01
この山頂直下も風雨強かったのでかなり急いで歩き、高度を下げました。
この辺りも高山植物の群生地。ゆっくり見たいですが今回は急ぎます。
2015年08月22日 08:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 8:08
この辺りも高山植物の群生地。ゆっくり見たいですが今回は急ぎます。
千丈乗越への分岐地。
2015年08月22日 08:23撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 8:23
千丈乗越への分岐地。
この辺で私の後を下ってきた登山者2名が「ジャンダルムはこっちに進めばいいの?」と聞いてくるので「全然違いますよ」と教えたらガッカリしたご様子で戻ってゆきました。こんな天気で大キレットを越えるつもりなのでしょうか。「絶対やめた方がいいですよ」と言っておきましたが・・・。
2015年08月22日 08:23撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 8:23
この辺で私の後を下ってきた登山者2名が「ジャンダルムはこっちに進めばいいの?」と聞いてくるので「全然違いますよ」と教えたらガッカリしたご様子で戻ってゆきました。こんな天気で大キレットを越えるつもりなのでしょうか。「絶対やめた方がいいですよ」と言っておきましたが・・・。
救急箱が設置されています。
2015年08月22日 08:23撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 8:23
救急箱が設置されています。
少しずつ樹林帯へと入ってゆきます。
2015年08月22日 08:33撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 8:33
少しずつ樹林帯へと入ってゆきます。
水場がありました。
2015年08月22日 09:07撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 9:07
水場がありました。
槍平小屋上のテン場。
2015年08月22日 09:49撮影 by  iPhone 6, Apple
8/22 9:49
槍平小屋上のテン場。
槍平小屋で小休止です。
2015年08月22日 09:52撮影 by  iPhone 6, Apple
8/22 9:52
槍平小屋で小休止です。
まだ食事提供の時間には早かったのでカップ麺だけ購入。
2015年08月22日 09:59撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 9:59
まだ食事提供の時間には早かったのでカップ麺だけ購入。
登ってくる登山者の方に滝谷と白出沢の様子を確認しながら進みました。大丈夫とのこと。
2015年08月22日 10:24撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 10:24
登ってくる登山者の方に滝谷と白出沢の様子を確認しながら進みました。大丈夫とのこと。
滝谷通過。ここで昨年、大雨の鉄砲水により数名の登山者が亡くなっています。手を合わせ、慎重に橋を渡ります。
2015年08月22日 11:16撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 11:16
滝谷通過。ここで昨年、大雨の鉄砲水により数名の登山者が亡くなっています。手を合わせ、慎重に橋を渡ります。
水量はやや多い方でしょうか。
2015年08月22日 11:18撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 11:18
水量はやや多い方でしょうか。
沢伝いにどんどん降りてゆきます。
2015年08月22日 11:31撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 11:31
沢伝いにどんどん降りてゆきます。
チビ谷通過。まさかあの丸太を綱渡り?いやいや、石伝いで渡ります。
2015年08月22日 11:41撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 11:41
チビ谷通過。まさかあの丸太を綱渡り?いやいや、石伝いで渡ります。
そして白出沢を渡ります。ここは全く大丈夫。
2015年08月22日 12:29撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 12:29
そして白出沢を渡ります。ここは全く大丈夫。
堤防工事が進んでいます。
2015年08月22日 12:29撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 12:29
堤防工事が進んでいます。
渡った先に休憩所があります。水場も。
2015年08月22日 12:36撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 12:36
渡った先に休憩所があります。水場も。
ここから先は長い林道。左手は奥穂への登山口。新穂高は右へ。
2015年08月22日 12:42撮影 by  NEX-5, SONY
8/22 12:42
ここから先は長い林道。左手は奥穂への登山口。新穂高は右へ。
霧と緑の林道を進みます。正直、飽きます。
2015年08月22日 13:04撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 13:04
霧と緑の林道を進みます。正直、飽きます。
穂高平小屋で最後の小休止。
2015年08月22日 13:19撮影 by  NEX-5, SONY
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8/22 13:19
穂高平小屋で最後の小休止。
小屋の先で林道をショートカットできる山道があります。
2015年08月22日 13:36撮影 by  iPhone 6, Apple
8/22 13:36
小屋の先で林道をショートカットできる山道があります。
ようやく新穂高到着で長くてあっという間の3日間が終了です。
2015年08月22日 14:06撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 14:06
ようやく新穂高到着で長くてあっという間の3日間が終了です。
お風呂は「ひがくの湯」で。露天風呂、超気持ちいい!
2015年08月22日 15:13撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 15:13
お風呂は「ひがくの湯」で。露天風呂、超気持ちいい!
レトルトやインスタントでないまともな食事も3日ぶり。
2015年08月22日 15:30撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 15:30
レトルトやインスタントでないまともな食事も3日ぶり。
おまけ。中央道の釈迦堂PAのフルーツソフト。ここ、必ず寄ってこれを食べて帰ります(笑)。
2015年08月22日 19:22撮影 by  iPhone 6, Apple
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8/22 19:22
おまけ。中央道の釈迦堂PAのフルーツソフト。ここ、必ず寄ってこれを食べて帰ります(笑)。
撮影機器:

感想

やはり登山を続けている以上、穂高と槍ヶ岳は永遠の憧れの頂です。昨年、その穂高(北穂〜奥穂〜前穂)に遂に登ることができたので、今年は必ずもう1つの夢である槍の穂先に…を思い描きながら1年間過ごしてきました。どのように登ろうかあれこれと計画しましたが、双六と合わせれば西鎌尾根も歩けるし大絶景をこれでもかと堪能出来ると思い、新穂高からの時計回り周回ルートを選んだのです。

初日、途中で一旦小雨も降りながらまた天候回復し、鏡平から眺める槍〜穂高の稜線に息を呑みながらの最高の登りが出来ました。弓折乗越を過ぎればこれまた素晴らしい景観を左右に眺めながらの稜線伝い。小屋からのやや長い登りに苦労しながら辿り着いた山頂では雲こそ掛かっていましたが、やっと辿り着けた安堵感で一杯でした。しかし小屋に戻る頃には次第にまた雨が。その雨脚は強くなり、それはこの先の行程で1回も止むことは無かったのです。

2日目、晴れればこれまた最高の西鎌尾根になるはずでしたが、中間地点の左俣乗越を過ぎる頃には雨は横殴りの暴風雨となり、まともに立っているのもやっとな状態。しかし立ち止まると今度はレインウェア越しに寒さが肌に伝わってきてしまうため、休憩することも出来ないのです。全く視界もなく次の目標物がどれだけ先にあるのかも分からぬまま、ただひたすら歩きました。千丈乗越を過ぎ、槍ヶ岳山荘直下の登りはこれまで経験したことの無いような長さに感じました。大袈裟な話、小屋までの到着があと1時間遅かったら、気持ちが折れてしまったかもしれません。それくらいキツかったのです。西鎌尾根ですれ違った登山者が極端に少なかったことからも、皆さんこの時間の歩行を避けていたのでしょう。大反省です。こんな無茶な行動をしてはいけませんね。槍ヶ岳山荘に辿り着いてもしばらくロビーの片隅で椅子にへたり込んで立ち上がることも出来ず、宿帳に記入するにも手が悴んで字を書くのに難儀した程です。暖をとったら体は回復しましたが、こうした悪天候時の判断は今後の大きな課題としたいと思います。

3日目、やはり天候は回復せず。しかし風雨は昨日より弱まっており、槍ヶ岳への登頂は微妙な状況でした。登らずに撤退する人たちもいたようです。私もあまり悠長に待つ時間も無いためしばし迷いました。しかし小屋のスタッフや他の登山者の方々に聞いたところこのくらいであれば雷さえ鳴らなければなんとか大丈夫だろう、と。昨日の反省も踏まえかなり考えましたが、無理は絶対せず行けるところまで行ってみることに。小屋でヘルメットを借り、アタック開始です。穂先までの岩場は全てにおいて足場、ホールドがしっかりしており鎖もハシゴも整備されているため、滑らないように全力の注意を払えばグイグイ高度を上げることができます。まだ早朝で他の登山者が少ない時間帯だったので早々に山頂に辿り着くことが出来ました。やっとの想いで登り詰めた槍ヶ岳の山頂。そこから見える景観は全くありませんでしたが、大きな達成感でした。何も見えなかったのは、山の神様が「また来いよ」と言ってくれたのでしょう。いつかまたこの頂に必ず戻ってきたいと思います。

今回の山行は楽しいばかりでなく、自然の厳しさを改めて思い知った3日間となりましたが、とにかく思ったのは北アルプスの奥深さ。歩いても歩いても果てが無く、その先にはまだ見たことも無いような光景が広がっているのですね。写真や映像を何百回見ても、自分の眼で見て自分の体で感じる以上の感動を得ることは出来ません。だから多くの登山者が何度も何度もチャレンジを続けるのでしょうね。終わり良ければ全て良し。素晴らしい体験が出来た3日間でした。様々な巡り合わせに心から感謝したいと思います。

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コメント

ニアミスでした(笑)
こんばんは!

私は土曜日の夕方に新穂高の駐車場に着いて、日曜日の朝から1泊で双六岳に登り、今夜帰ってきました(`・ω・´)山では会ってはいませんが土曜日の午後に車ですれ違ったかもしれませんね(笑)
明日くらいに山行記録はアップします(^_^;

ryo555さんの記録を読んでいて、金曜日は風雨が強いのに行ったの!と驚きましたが、無事で良かったです、ホッとしました。

これからも無事に楽しく山歩きをしていきたいですよね(୨୧ ❛ᴗ❛)✧
2015/8/24 23:03
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Re: ニアミスでした(笑)
popieさん、こんばんは。な、なんと!またニアミスですか!
昨年も確か八ヶ岳の麦草峠で入れ替わりでしたね。いや〜お互いの引きが強いのか何なのか(笑)。そうでしたか、双六に行かれたんですね。今回出かける前に以前のpopieさんの双六レポを拝見させてもらっていたんですよ。今回は日〜月でお天気どうだったのかな。あとでレポ見させてもらいますね。まずはお疲れ様でした。

私はご覧の通り、とんでもない天候に当たってしまいましたが、それでも何とか予定していたルートは踏破できたのでひとまずホッとしております。でもリスクのある登山はなるべく避けたいですので、今後は気をつけて事前の情報収集にも努めたいと思っています。お気遣いのお言葉、ありがとうございました。お互いにまた楽しく登山を続けたいですね
2015/8/25 22:26
☆槍ヶ岳登頂おめでとうございます!☆
こんばんは、ryo555さん!。
この前、北アルプスに登ると言われていましたが、槍ヶ岳とは!。先程、私に頂いたコメントを拝見した後に見て、ビックリしました。
天候が厳しい中、諦めずに槍ヶ岳の頂に、登頂されて、スゴイ!と思いました。山頂からの景色は、残念でしたが、ryo555さんの憧れの頂きに立てて、本当に良かったです!。パノラマの槍〜穂高や、稜線からの双六岳や鏡池の景色は、とても素晴らしい景色を拝見させて頂きました。
穂高や槍ヶ岳、私にも憧れの頂きです。(私もいつの日か、・・・等と思っていますが、何年先になる事やら。)
北アルプスの厳しい天候の中、槍ヶ岳に無事登頂出来まして、本当におめでとうございます!。
2015/8/25 0:26
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Re: ☆槍ヶ岳登頂おめでとうございます!☆
kaz01さん、こんばんは。労いのお言葉、本当にありがとうございます。改めてなのですが、kaz01さんご夫妻には繰り返し御礼を申さなければなりません。レポにも書いたように昨年からこの槍ヶ岳は大きな目標でしたが、例のあの年末のケガをした時、真っ先に思ったのは「ああ、これで来年の槍はもうダメだ。」という想いでした。しかしあのようにお2人に助けて頂き、お陰さまで回復も順調に叶ったため今回の縦走が出来る運びとなったのです。大袈裟でも何でもなく、あの時にもし助けていただけなかったらあの後の回復は大きく遅れ山どころではなかったかもしれません。しつこいかもですが重ねて言わせて下さい。心から感謝しております。ありがとうございました。何のお返しも出来ておりませんが、今後のkazさんご夫妻の登山の参考になれますように、一生懸命こちらでもレポを書きたいと思っております  
2015/8/25 22:34
槍ヶ岳登頂おめでとう
こんにちは〜ご無沙汰してます。
私が登ったときも何も見えませんでしたよ。

それにしてもレポ読ませて頂きましたが・・・・駄目ですよ!!天気の悪いときに3000mの稜線を登っては!!
槍ヶ岳山荘に着いた様子から、低体温症になってもおかしくない状態でしたね。この天気だったら私は双六小屋で天気予報を確認して停滞するか、稜線に登った状態で小屋に引き返していたと思います。単独の時は特に無理は禁物です、ryo555さんも大反省しているので判っていると思いますが
2015/8/31 8:37
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Re: 槍ヶ岳登頂おめでとう
moguさん、こんばんは。コメントありがとうございます!

本当に・・・返す言葉も無いくらい、全てmoguさんの仰るとおりです。2日目の西鎌の稜線は結果的にあまりにも無茶な突っ込み方をしてしまったと自分でも深く反省している次第です。雨風の強さもですが何しろ寒く、本当にあと数時間経過していたら、間違いなく低体温症になっていたと思います。双六小屋でのネット受信環境があまり良くなく、直前の雨雲などを確認出来なかったのですが、何故かあの時は「まぁナントカなる」みたいな何の根拠も無い楽観的観測をしてしまったのですね。今後、大キレットや剱岳などもっと険しいルートにもいつかチャレンジしたいのですが、今回のことを胸に刻んで絶対に無理の無い山行計画で臨みたいと思います。moguさんの厳しくも温かいご助言、とても胸に沁みました。ありがとうございました。ぜひ今後とも、またアドバイスを頂ければ嬉しいです。宜しくお願いします
2015/8/31 23:16
こんにちは
新穂高から双六岳経由で槍ヶ岳に登っていたのですね。
天候が良くない中、大変だったのではないかと思います。
無事に達成できて良かったです。
北アの方もこんなに天気が悪かったんですね。
かなり風雨が激しかったのではないかと見受けられました。

槍ヶ岳を西側から見ると、また印象がかなり変わる感じですね。
目が離せずに何度も写真を撮った気持ち、よくわかります。
次はいよいよ、去年も話をされていた大キレットですかね
2015/9/6 14:26
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Re: こんにちは
ichi11さん、こんばんは。コメントくださってありがとうございます!そうなんですよ、今年は槍ヶ岳に行きました。お盆過ぎからは天候がずっとあんな感じなので、雨の合間で晴れのタイミングで登られた皆さんはラッキーだったでしょうが、今回は私はややバッドラックでした(笑)。1日違うだけで山はまったく違う様相に変わってしまいますね・・・。今回は山の雄大さとともに少しばかり怖さが身に沁みました。大雨の稜線など決して歩くものではないと改めて体験して思った次第でした。

大キレット、はい、ぜひとも近年中にチャレンジしたいです。剱岳も登りたいしichi11さんの登られた南アも行きたいし、好きになればなるほど夢も膨らんできて困ってしまいますね  ichi11さんも安全登山でぜひ楽しんで登り続けて下さいね。またレポを楽しみにしています。
2015/9/8 0:24
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
新穂高を起点に奥飛騨を一回り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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