剱沢、平蔵谷出合@源次郎尾根、長次郎谷出合@八ッ峰の状況(7/22時点)


- GPS
- 11:16
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,658m
- 下り
- 1,645m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:15
天候 | 22日:曇り/ガス。午後2時頃から断続的に小雨 23日:晴れ。午後に雷雨だったみたい |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
安曇野ICから扇沢へのルート: http://www.kurobe-dam.com/access/guide_car.html 扇沢駐車場: 市営無料駐車場:170台/第1+60台/第2 有料駐車場350台: 第1/2駐車場(上段)1000円/12時間毎 第3/4駐車場(下段)1000円/24時間毎 https://tozanguchi-p.com/post-442/ 市営無料駐車場は月曜の朝の6時前到着で6-7割埋まっていた。 その手前のいくつかの駐車場は、土日に入った車で結構埋まっており、こちらの方が混雑していた。 アルペンルート: Web予約で扇沢7時半始発を確保。往復¥12,300 室堂には8:40に到着 https://www.alpen-route.com/webticket/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道については割愛。剱沢、平蔵谷出合、長次郎谷出合の状況のみ記載。写真と合わせて参考にされたし。なお、剱沢の小屋に戻る時間の都合で、長次郎谷出合から先は、Ⅰ・Ⅱ峰間ルンゼ取付きまでの半分くらい進んで引き返した。 <剱沢> 剱沢小屋の横から下る。剱沢はクロユリの滝の下から雪渓の上を歩いた。平蔵谷出合まで問題なく雪渓上を下ることができたが、2-3のクラックがあった。 <平蔵谷出合~長次郎谷出合> 核心部ともいうべき区間。亀裂が入りまくっている。避けながら縫うように雪渓上を通過したが、もう限界だと思われる。 <長次郎谷出合~Ⅰ・Ⅱ峰間ルンゼ取付き> 取付き手前で雪渓を横切るクラックがあり進めない。剱沢小屋前でお会いした富山県警山岳警備隊の方によると、源次郎尾根に移って壁をへつりながら通過して雪渓に戻るとのこと。アイゼンは外した方が良いとのアドバイス。源次郎尾根に移るポイントは注意して見極めること。富山県警察山岳警備隊が7月13日にX(旧ツイッター)に投稿している情報を参考にしてください。7月21日にもアップデートが投稿されています。 |
その他周辺情報 | 剱沢小屋は「やまたん」でWeb予約するシステムに変わっていた。 クレジットカード決済になったので、事前の銀行振り込みが不要になり便利。 https://www.yamatan.net/ 一方、剱山荘も「やまたん」予約になったので、これまでのような急用や天候等による前日キャンセルができなくなった。 両小屋ともイーロン・マスクのスターリンクでwifi接続できるようになった https://yamagoya-wi2.com/ 2時間300円、24時間600円(auユーザーは無料。povoやUQ、その他は有料) 両小屋とも山小屋としては珍しくシャワーを利用できるのはありがたい |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
<八ッ峰、真砂沢方面へ行かれる方への注意喚起>
①平蔵谷出合から長次郎谷出合までの雪渓の通過は無理とお考え下さい。7/22時点で通過できたクロユリの滝から平蔵谷出合までの剱沢雪渓は、出かける前に最新の情報を入手してください。早晩、夏道で長次郎谷出合まで進むことになると思います
②ただし、平蔵谷出合の手前の(沢の上流側の)スラブ岩を通過する夏道は要注意です。雨で濡れているときはスリップして滑り落ちる危険があります。スラブ岩に打ち込まれた鉄杭はすべて下に折れ曲がっています。また、鉄杭は中ほどが途切れています。鉄杭の端から端までスラブ岩にかけてあったロープはちぎれて無くなっており、上流側で雪渓の方に切れ端が垂れています
③スラブ岩が雨に濡れていなければ、フリクションを効かせて通過できるかもしれませんが、靴底のラバーがすり減っている場合は、フリクションが効かず滑る可能性があります。7/22時点ではスラブ岩の手前で雪渓に移動し、スラブ岩をやり過ごして夏道に戻ることは容易ですが、この部分の雪渓もシュルンド(岩と雪の隙間)が大きくなり、夏道と雪渓の行き来が難しくなると思われます。ここをどう通過するか、真砂沢小屋または剱沢のテン場にある山岳警備隊の小屋で事前に情報を入手してください
④7/22時点で、長次郎谷出合からは雪渓を歩いて真砂沢方面へ下っていくことができます(写真のパーティはみんな雪渓の上に戻って進みました)。今後の雪解けによって状況は変わっていきますので、真砂沢小屋に事前にルート取りを確認してください
<以下は私の備忘録>
過去2回、アプローチへの雪渓の状態が悪くて断念した八ッ峰。三度目の正直で、今回は雪渓がひどくなる前に、梅雨の合間の晴れを狙って出かけた
7月13日付の富山県警 山岳警備隊のX(旧ツイッター)情報では、Ⅰ・Ⅱ峰間ルンゼ取付き手前で雪渓を横切るクラックがあるものの、源次郎尾根側をへつりながら通過して雪渓に戻れるとのこと。(後記:7月21日にも山岳警備隊のアップデート投稿がありますので、参考にしてください)
ところが、剱沢小屋手前でスライドした2人組パーティと話をしたら、雪渓の状態が良くなく八ッ峰を断念したとのこと
小屋にチェックイン後、気になって下見に出かけた。確かに、平蔵谷と長次郎谷の間の剱沢が危ない状態だったが、そのまま強引に雪渓を進んだ。一方、長次郎谷自体はクラックまで行かず途中で引き返したものの(小屋に戻る時間の関係で)、何とかなりそうに思えた
小屋に戻る際は、平蔵谷と長次郎谷の間のボロボロの雪渓歩きを回避して夏道を進んだ。雨が降り出していたので夏道を急いだところ、ボロボロの雪渓の少し上流側にあるスラブの大岩(雨で濡れていた)を通過中に、5mほど岩を滑って雪渓とスラブ岩の間に挟まって止まった
体を徐々に横に動かして隙間から這い出し、事なきを得たが、両肘などにひどい擦り傷を負ってしまった。抜け出してスラブ岩の2-3m手前へと夏道を下り、そこから雪渓に移って剱沢を登り返した。クロユリの滝の手前で雪渓歩きを終えて、夏道を登って16時頃に小屋についた。小屋で両肘の手当をお願いすると、小屋では十分な手当てができないとのことで、すぐ上のテン場にある山岳警備隊に手当を要請してくれた
シャワーを浴びて出てくると、警備隊が到着していて手当をしてくれた。近いとはいえ、わざわざ出向いて手当をしていただき、本当に申し訳ない気持ちだった。この場をお借りして再度お礼申し上げたい
左肘を包帯でぐるぐる巻きにしたので、左肘が動かし難くなった。こうなっては岩稜帯の登攀どころではない。本命の八ッ峰もバックアップの源次郎尾根も諦めて、おとなしく撤退することにした
なかなか山の神様に許可をもらえないようだ。高齢化に伴い、本当は昨シーズンでバリエーションルートを終わりにするつもりだった。諦めきれずに卒業を1年延ばしてみたものの、どうやら見果てぬ夢に終わりそうだな・・
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