記録ID: 7114818
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無雪期ピークハント／縦走
塩見・赤石・聖
芝沢ゲートから光岳ー聖岳周回 〜ガスガスの稜線歩きも、最後に大展望を堪能
2024年08月10日(土) 〜
2024年08月12日(月)
長野県
静岡県
mets
duster
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 27:50
- 距離
- 58.5km
- 登り
- 5,836m
- 下り
- 5,827m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 10:11
距離 18.4km
登り 2,865m
下り 1,056m
2日目
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 8:45
距離 17.4km
登り 1,080m
下り 1,340m
3日目
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:09
距離 22.7km
登り 1,892m
下り 3,431m
| 天候 | 8/10 ガス時々晴れ 8/11 ガス時々晴れ 8/12 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
R152からの取付道路は通行止めの為、迂回路を利用。(詳しくは遠山郷HP参照) https://tohyamago.com/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
芝沢ゲートー易老渡間 落石注意 小聖ー聖岳 落石、スリップ注意 (テン場情報) 光岳小屋 予約制 水場往復15分 聖平小屋 予約不要 水場テン場に蛇口あり |
| その他周辺情報 | 芝沢ゲートから40km強車を走らせる必要はありますが、「天龍温泉 おきよめの湯」は綺麗で露天風呂もあって、しかも地元グルメを含む食事ができるのでお勧めです。 入湯料600円（JAF割引もあり△100円） http://www.vill-tenryu.jp/okiyome_spa/ |
写真
夜通し車を走らせて着いた芝沢ゲートは、ほぼ満車三連休の初日だからか、皆さん出足が早いですね
(m)羽田空港から5時間強もかかるとは😱
1
8/10 5:29
夜通し車を走らせて着いた芝沢ゲートは、ほぼ満車
三連休の初日だからか、皆さん出足が早いですね
(m)羽田空港から5時間強もかかるとは😱
三連休の初日だからか、皆さん出足が早いですね
(m)羽田空港から5時間強もかかるとは😱
長い林道歩きを経て、易老渡に到着
(m)途中、落石の起きそうな箇所があり、頭上注意
(m)途中、落石の起きそうな箇所があり、頭上注意
いよいよ易老岳までの標高差1460mの登りに入ります
(m)易老渡から易老岳まで標識では6時間、光岳小屋まで8時間か😱
(m)易老渡から易老岳まで標識では6時間、光岳小屋まで8時間か😱
暗い森の中をひたすら登りますが、日差しは遮られて、さほど苦ではありません
易老岳のピークはスルーして、少し下った開けた草原で一服(m)この辺りから高山植物がチラホラ。眺望がイマイチでも花があるさー
1
8/10 11:26
易老岳のピークはスルーして、少し下った開けた草原で一服
(m)この辺りから高山植物がチラホラ。眺望がイマイチでも花があるさー
(m)この辺りから高山植物がチラホラ。眺望がイマイチでも花があるさー
静高（しずこう)平テントを張りたくなるような草原ですが幕営禁止
(m)旧制静岡高等学校山岳部がテン泊した記念に名付けられたそう
2
8/10 13:12
静高（しずこう)平
テントを張りたくなるような草原ですが幕営禁止
(m)旧制静岡高等学校山岳部がテン泊した記念に名付けられたそう
テントを張りたくなるような草原ですが幕営禁止
(m)旧制静岡高等学校山岳部がテン泊した記念に名付けられたそう
2ヶ所あるうちの小屋傍のテン場へ
植生保護のネットに囲まれていますが、何だか閉じ込められた感が。。。
植生保護のネットに囲まれていますが、何だか閉じ込められた感が。。。
まずは光岳のピークへ
展望はありませんが、ガスの中なので気になりません（苦笑）
(m)山頂と言うより、境内風情
展望はありませんが、ガスの中なので気になりません（苦笑）
(m)山頂と言うより、境内風情
さらに進んで山名の由来となった光石へ
思っていたよりも大きいです
思っていたよりも大きいです
翌朝もガスに覆われていましたが、ガスが取れると深南部の盟主と称される大無間山が大根沢山の向こうに登場
しかし、すぐにガスの中・・・
草原に伸びる木道が幻想的と思うことにしよう
草原に伸びる木道が幻想的と思うことにしよう
昨日はスルーしたイザルガ岳
展望のピークですが、metsさんの姿が幻想的に浮かぶのみ
展望のピークですが、metsさんの姿が幻想的に浮かぶのみ
御花畑
光岳から上河内岳までの登山道には、このような素晴らしいポイントがいくつもあります
光岳から上河内岳までの登山道には、このような素晴らしいポイントがいくつもあります
ガスの切れ間から一瞬、上河内岳が姿を現しました
三角錐の綺麗な山容です
三角錐の綺麗な山容です
十山という会社の社有林なんですねめちゃくちゃ広大です
(m)3000m峰が社有地に10座あるから十山も言うことですね。リニア開通後には下を潜らせて頂きます。😃
2
8/11 12:28
十山という会社の社有林なんですね
めちゃくちゃ広大です
(m)3000m峰が社有地に10座あるから十山も言うことですね。リニア開通後には下を潜らせて頂きます。😃
めちゃくちゃ広大です
(m)3000m峰が社有地に10座あるから十山も言うことですね。リニア開通後には下を潜らせて頂きます。😃
肩から先へ進もうとすると、ガスが切れて少しだけ山頂部が望めました
聖平小屋に続く木道
展望はもう一つでしたが、無事に一日が終わります
展望はもう一つでしたが、無事に一日が終わります
聖平小屋のテン場
結構広いのですが、時間の経過とともにどんどん埋まっていきます
結構広いのですが、時間の経過とともにどんどん埋まっていきます
テン場のテーブルで食当をしているとカミキリムシが動きが遅くて簡単に捕まえられます
(m)人の周りをうろちょろして、人懐っこいカミキリやね😉
1
8/11 16:24
テン場のテーブルで食当をしているとカミキリムシが
動きが遅くて簡単に捕まえられます
(m)人の周りをうろちょろして、人懐っこいカミキリやね😉
動きが遅くて簡単に捕まえられます
(m)人の周りをうろちょろして、人懐っこいカミキリやね😉
暮れなずむテン場
稜線にかかっていた雲が取れて、明日への期待が高まります
稜線にかかっていた雲が取れて、明日への期待が高まります
モーニングブルーに染まる夜明け前の空
前夜は満天の星空でした
(m)遂に天使が微笑むか😄
前夜は満天の星空でした
(m)遂に天使が微笑むか😄
標高差600mの登りを終え、ついにピークへ
手前左は上河内岳、右は茶臼岳
その向こうに大無間岳がカッコいい
手前左は上河内岳、右は茶臼岳
その向こうに大無間岳がカッコいい
正面が1日目に登った光岳
ずっしりしてますが地味なピークですね。。。
ずっしりしてますが地味なピークですね。。。
小兎岳の向こうには中央アルプスも見えます(m)真ん中左の尖った奥茶臼山の奥に、南駒と空木岳、右に木曽駒。木曽駒の右肩奥に乗鞍が見える。
3
8/12 6:52
小兎岳の向こうには中央アルプスも見えます
(m)真ん中左の尖った奥茶臼山の奥に、南駒と空木岳、右に木曽駒。木曽駒の右肩奥に乗鞍が見える。
(m)真ん中左の尖った奥茶臼山の奥に、南駒と空木岳、右に木曽駒。木曽駒の右肩奥に乗鞍が見える。
爽快な稜線です(m)奥聖岳の方が低いからパスする気持ちもわかるけど(私がそのつもりだった)行って大正解。吊尾根歩きが楽しい。
2
8/12 7:25
爽快な稜線です
(m)奥聖岳の方が低いからパスする気持ちもわかるけど(私がそのつもりだった)行って大正解。吊尾根歩きが楽しい。
(m)奥聖岳の方が低いからパスする気持ちもわかるけど(私がそのつもりだった)行って大正解。吊尾根歩きが楽しい。
我々が辿った稜線が今日はくっきり
左から上河内岳、茶臼岳そして光岳
遠くに大無間山が堂々とした姿を現しています
左から上河内岳、茶臼岳そして光岳
遠くに大無間山が堂々とした姿を現しています
荷物をデポした薊畑から見上げる上河内岳これで見納めなので、名残惜しい
(m)ここからゴールまで1000m以上の下山か。憂鬱や😂
2
8/12 8:29
荷物をデポした薊畑から見上げる上河内岳
これで見納めなので、名残惜しい
(m)ここからゴールまで1000m以上の下山か。憂鬱や😂
これで見納めなので、名残惜しい
(m)ここからゴールまで1000m以上の下山か。憂鬱や😂
ひたすら標高差を落として、ようやく西沢渡
有名な人力ゴンドラで渡るパーティーを尻目に
有名な人力ゴンドラで渡るパーティーを尻目に
少し上流部で、ササッと渡渉しました
(m)私は登山靴のママじゃぶじゃぶ行きましたが、何か？
(m)私は登山靴のママじゃぶじゃぶ行きましたが、何か？
延々と灼熱の林道を辿って、便ヶ島にある聖光小屋へ
metsさんはカレー、私はそうめんをいただきました
metsさんはカレー、私はそうめんをいただきました
下山方向では見かけませんでしたが、入山口にこんな看板があったら、躊躇しますよね。。。
感想
dusterさんとの恒例の？夏山行。南アルプスは20代の頃からご無沙汰しているので、未踏の光岳を含むコースとした。
我々も気付けば間もなく還暦を迎えようかという年代。お互い腰や膝に爆弾を抱える身としては、コース完遂の為、軽量化に取り組み、アルファ米、フリーズドライを夕食に取り入れた。
しかし団装の分担でdusterさんがテント、食料、ガスコンロに対し、私はコッヘルのみ。楽してスイマセン（笑）よく出来た後輩です。😃
今年の夏は、以前から温めていた易老渡からの光岳〜聖岳を一周するルートを辿ることを検討していました。
そう考えていたところmetsさんから夏の山行のお誘いがあり、くだんの腹案を示したら二つ返事でOKとのこと。
5月下旬に太ももの肉離れをして以来の山行ということもあり、スロースタートで様子見しながら登りましたが、その甲斐あって無事に完踏することができました。
metsさんからは、軽量化のためにフリーズドライ系の食料計画のアドバイスもいただきましたが、お酒だけは外すことができませんでしたけど（笑）。
夕立が普通のこの時期にもかかわらず、本格的な雨に遭うこともなく、最終日は終日好天に恵まれ、素晴らしい3日間となりました。
metsさん、ありがとうございました。
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3年目のうちなー滞在なんで、テグヲさんにとっては私は、内地の山のイメージが無いのはごもっともの事です。😁
山中でのご挨拶で「どちらから」の問いかけに、「沖縄からですわー」と応えるだけで盛り上がるのは、少し嬉しかったですね。😁
これからもmetsさんの内地仕込みの山行スタイルにお付き合いいただければ幸いです😌
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