乗鞍岳 平湯から

2015年09月14日(月) [日帰り]

• GPS: 08:12
• 距離: 18.0km
• 登り: 2,084m
• 下り: 682m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:31
• 合計: 8:04

5:42 平湯野営場
9:55 9:55 硫黄岳
10:09 10:09 姫ヶ原
10:34 10:35 硫黄岳登山口
11:07 11:21 大黒岳（乗鞍）
11:28 11:29 県境ゲートバス停
11:43 11:44 摩利支天分岐
11:51 12:05 肩の小屋
12:27 12:27 朝日岳（乗鞍）
12:33 12:33 蚕玉岳
12:41 12:41 乗鞍岳
12:50 12:50 乗鞍岳頂上小屋
12:57 12:57 朝日岳（乗鞍）
13:13 13:13 肩の小屋
13:20 13:20 摩利支天分岐
13:46 畳平バスターミナル

天候

はれ　午後からガスが出て槍穂高は見えなくなる

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平湯バスターミナル周辺の駐車場

コース状況／危険箇所等

◎あんき屋（国道横の食堂　登山ポスト有り）　〜　登山口標柱（平湯スキー場最上部）
スキー場のゲレンデを歩く、上部に向かって左手のリフト沿いに行けば、林間コース伝いに登山口まで進める。
向かって右手のリフト沿いに進めば、最短距離で登山口まで到達できそうだが、ゲレンデの斜度が大きく、スキー場の整備前には雑草が多くて通れそうもない、しかし藪を漕ぐのが大好きな人には、この上ない快感を得られる事だろう。

◎登山口　〜　乗鞍権現社（十石山分岐）
登っては下りを3度程繰り返す。熊笹の背丈が高い所では2mを越える様な場所が有り、足元が見えない為切り株や岩に細心の注意が必要。
早朝や雨降り後は露に濡れるので、レインウェアのズボンは必須アイテムに成りそうだ、私は面倒がってレインウェアを履かなかったら、下半身はべたべたで上半身もかなり濡れた。
所々に小さな池糖が有ったりするし、泥濘地で靴がすっぽりはまり込む泥の深さに注意。
時々開けた場所に出ると、笠ヶ岳から抜け戸岳、槍穂高が一望できる。
乗鞍権現社の前は広場に成っており、剣ヶ峰を主峰とする乗鞍が良く見える、休憩にもってこいの場所。

◎乗鞍権現社　〜　乗鞍スカイライン分岐
乗鞍権現社は、十石山への分岐にも成っている。十石山への道は踏み跡がはっきりしているが、肝心のスカイライン方面への道は、降り口が深い笹に覆われて見えない状態。
権現社の社を正面に見て、右側に「木の白い道標」を見たら、その道標の右の斜面を四ッ岳方面へ笹をかき分けて下りる事。直ぐに岩に書かれた白いペンキマークが見つかる。
そこから一度鞍部に下りるが、後はおおむねスカイライン目指して気持ち良い稜線歩きが待っている。
右手に四ッ岳や猫岳、背中に槍穂高を背負いながらのご機嫌な歩きが楽しめた。
運が良ければ雷鳥に遭遇出来ると思う、砂浴び場があちこちに見られたので、間違いなく雷鳥の棲みかが近い筈だ。

◎スカイライン合流　〜　主峰剣ヶ峰
スカイラインをそのまま歩いても良いし、元気が有れば左手の「大黒岳」や「富士見岳」を一つ一つ楽しみながらでも、肩の小屋経由で主峰剣ヶ峰に到着出来る。
コロナ観測所は立ち入り制限されて居るので、登る事は出来ない。
観光客なのか登山者なのか、区別が出来ない服装の人がドッと増えるが、ウェアだけ立派な姿でも、登り始めると直ぐに息を切らして立ち止まるので、すこし観察すると見分けがつく。
この辺りは、遊歩道的な登山道以外「立ち入り制限区域」ばかりなので、立ち入らない様に十分な注意が必要です。

◎下山
畳平からシャトルバスを利用して、登山口の有る平湯まで下りました。
登りにもバスを使えば僅か1時間の、らくらく登山です。

大黒岳山頂にて環境パトロールの方にお会いして聞いた情報ですが、8月いっぱいは熊の目撃情報が多かったそうで、畳平横のお花畑は閉鎖される事がおおかったそうだが、9月に成った途端熊はぱったり出なく成ったそうです。

写真

9/14 5:42

午前五時42分　近くに見られる笠ヶ岳の頭に朝陽が差しはじめた。

9/14 5:42

ここ「あんき屋」に登山ポストがある。

9/14 5:50

平湯スキー場のゲレンデをリフトのケーブル伝いに登って行く。

9/14 6:00

放牧されている羊
気を付けないと踏みます！何処を歩いてもランボーばかりだ！！
羊＝ラム　爆弾＝ボム　ラムボム　ラムボゥ　ランボー　どや〜？？(；一_一)

9/14 6:21

笠ヶ岳

9/14 6:43

スキー場の右側リフトのトップにある小屋

9/14 6:51

登山口の道標
あんき屋から1時間10分もかかってます

9/14 6:51

早朝の時間には白山が近くに見えた。

9/14 7:01

金属プレートを喰う樹
いったい何年かかるのか？

9/14 7:13

深い笹藪の中を進むと道標が有って「ホッと」した。

9/14 7:37

一か月ぶりの山行は本当に良い天気に恵まれました。

9/14 7:37

槍穂高までお出迎え

9/14 7:58

樹間のトンネルの先に光の環が、別世界の入口の様でした

9/14 8:01

水を汲む必要は有りませんでしたが、ほっとしますね。
下方から水流の音が聞こえましたので、今は水が出てるんでしょう。

9/14 8:31

木いちご

9/14 8:38

ときどき現れるペンキマーク

9/14 8:45

乗鞍権現社
休憩しよう休憩しようと考えながら、なかなか良い場所が見つからずに此処まで来てしまいました。3時間休みなしで歩いてしまいました。

9/14 8:52

9/14 8:52

左が主峰剣ヶ峰、めざす地はまだまだ遠い。

9/14 9:05

9/14 9:05

ナナカマドの実が赤く成ってました。

9/14 9:15

小さな噴煙が見える焼岳はすぐそこに有りました。

9/14 9:31

笠ヶ岳から槍穂高、右の方には常念岳も見えました。

9/14 9:31

9/14 9:31

雲海が広がり始めて、白山が見えなくなりました。

9/14 9:40

金色のキノコ発見！！

9/14 9:48

霜柱＝硫黄岳周辺にて
朝やたらに寒いと思っていたら、午前10時頃でも霜柱が残って居ました。この日は乗鞍の鶴が池の初氷りを観測しました。

9/14 9:49

笠ヶ岳から抜戸岳

9/14 9:50

槍ヶ岳　穂高連峰

9/14 9:54

向こうに見える山腹の上部に乗鞍スカイラインのガードレールが見える

9/14 10:08

9/14 10:34

スカイラインまであと一歩

9/14 10:37

9/14 10:37

9/14 10:37

9/14 10:37

9/14 10:39

草もみじとダケカンバの黄色

9/14 10:48

9/14 10:48

9/14 10:48

9/14 11:08

なかなか登る機会がなかった大黒岳
畳平の駐車場から離れて居るのし、剣ヶ峰とは逆方向なのでなかなか行く気に成らないのがこの大黒岳

9/14 11:07

9/14 11:07

大黒岳頂上部の避難シェルター

9/14 11:25

今朝初氷の張った鶴ヶ池

9/14 11:25

さて！もうひと頑張り

9/14 11:49

あんまり空腹だったんでカレーライス注文しました。
大きなどんぶりに入ったカレーライスでした。

9/14 12:41

頂上到着

9/14 12:41

祠

9/14 12:52

頂上の火口湖

9/14 13:38

お花畑の周遊路は木道で整備され、順路は時計と反対周りに成っている。

9/14 13:38

9/14 13:49

バス発車まで3分という危うい時間にターミナル到着。
急いで切符を買いバスに飛び乗った、乗り遅れたら1時間待ちでした

撮影機器：

iPhone 5c Apple

感想

graveltrek

お盆の山行以来休日とお天気がかみ合わず、まるまる一カ月も山行出来なかった。

以前から気に成って居た登山道だけど、乗鞍山域は熊が良く出る山だし、ヤマレコを見ると笹藪が濃いと書いてあるし、一人だと恐いし・・・
なかなか思い切れなかったルートに、やっとチャレンジしてきました。

午前3時にセットした目覚ましに、「今日は行くの止めよぅかな〜・・・」と、布団の中でグダグダしながら、「来週天気悪かったらどうするんや？」という葛藤に。
眠い目をこすりながら予定より30分遅れで平湯に到着、考えて見れば沢渡へ行くには此処から更に30分、新穂高へも20分は掛かるから、平湯は近くて便利な事は間違いない。直ぐ近くに「平湯の森」と「バスターミナル3F」の温泉があり、歩いてでも行けますしね。

最高の天気に恵まれ、スカイラインに出るまでは人気のない静かな山行を堪能出来ました。

コメント

ダン之助

やはり久しぶりでしたか？
graveltrekさん、こんにちは。

やはり１カ月ぶりでしたか？私も約１か月空いてしまって、2,000m越えてから辛い思いをしました。
このコース、私も気になっていました。ただし…行くなら逆コースかな？ってヘタレぶりを発揮しそうですが(笑)

今年の紅葉は錦秋前に雪景色になるのではないかと、危惧しています。
短くなるであろう秋が、堪能で来たら良いですね。

ダン之助でした。

graveltrek

Re: やはり久しぶりでしたか？
ダン之助さんコメント有難うございます。

お盆に頑張って歩いた様な歩けなかった様な・・・なんで、来週も頑張って歩くぞ！って意気込みは持ってたんですが、いざ雨の中を北アルプスへって考えると、あのカッパの中の蒸れて濡れるのと、せっかく来たのに何にも見えないやんか！と言うのに気後れして、結局出かけられないまま一か月が過ぎてしまいました。

ダン之助さんもぜひこのコースを歩いてみて下さい。
やはり登りの方が楽しいと思いますよ、時間も適当な山行ですし帰りはバスに揺られながら居眠りしてても大丈夫ですから。
来週のシルバーウィークに、鷲羽から水晶へ行こうと思ってますが、雪が降ったら嫌ですね、昨日は乗鞍で初氷でしたから。

では　graveltrekより

psmaru

ランボーの爆弾！
こんばんわ！
ランボーの爆弾をかわしながらのとても危険な登山お疲れさまでした
このルートは、あまり登山者が歩いていないルートなんですね？！藪こぎ登山は未だ経験が無いですが、自分の進んでいるルートが正しいのか疑心暗鬼になりそうですね。

乗鞍は初氷ですか！季節が変わるの早すぎる〜。紅葉も始まったようですね！今週末の北アルプス登山楽しみです。本日荷物をザックに詰めたら２０キロになりました。何を減らせば軽くなるのか難しいですね。悩みが尽きません！

graveltrek

Re: ランボーの爆弾！
psmaruさんコメントありがとうございます。
週末から北アルプス入りですか？
私も月火で、鷲羽岳を狙ってます、お会い出来るかな？
graveltrek

psmaru

Re[2]: ランボーの爆弾！
graveltrekさん
鷲羽岳来るんですか？
僕は、月曜日は三俣山荘から双六小屋へ移動しテント張って、槍ヶ岳ピストンして、双六小屋でテント泊します。
graveltrekさんの泊地が双六小屋ならお会いできますね＼(^o^)／
僕らは3人で行きます。一人が外国人ですので、すぐに分かると思いますよ！
とりあえず行動予定をお知らせします。
9/19土曜日
新穂高
三俣キャンプ場　テント泊
9/20日曜日
三俣キャンプ場
水晶岳
鷲羽岳
三俣キャンプ場
黒部五郎岳
三俣キャンプ場　テント泊
9/21月曜日
三俣キャンプ場
双六小屋 
槍ヶ岳
双六小屋　テント泊
9/22火曜日
双六小屋
笠ヶ岳
新穂高へ下山

graveltrek

Re[3]: ランボーの爆弾！
psmaruさんコメント有難うございます。
私は・・・
２１日の月曜日に入山して、足が軽ければ三俣まで一気に上がって・・これってpsmaruさんの初日（１９日）と同じ行程ですね。
２２日は三俣にテントを張ったまま鷲羽岳水晶岳をこなして、新穂高へ下山出来ないかなって、希望的な予定です。

しかし、新穂高の駐車場に車を止められるのか？って心配してます。
軽トラックに５０ｃｃスクーターを搭載して行き、新穂高手前の栃尾あたりでスクーターに乗り換えて、左俣林道へアクセスしようかとまで考えて居ます。

無茶苦茶混むと思うんです、駐車場が。

本当にお会いできたら良いですね。（＾ｕ＾）
graveltrek

psmaru

Re[4]: ランボーの爆弾！
こんばんわ！

やっぱり１泊２日で鷲へ行くなら三俣で宿泊ですよね！

金曜日の夜でも新穂高駐車場は一杯ですかね？なんかそんな予感がしてきた。
テント場も超満員だったらどうしようかな？と思うけど何とかなるんでしょうね

graveltrekさんは、軽トラ＆スクーターとは、最強のプランですね

では、お会いできることを楽しみにしています。

lowrider

秋雨やら
台風やらでなかなか山に行けない日が多い今日この頃
graveltrekさん、こんばんは

快晴の乗鞍、気持ち良さそうですね〜
畳平は、３０年程前にバイクで一度、２年前にも長野側から行ってますが、２度ともガス＆雨で、いまだ乗鞍の山々を間近で見ておりません
いつかまた行きたいのですが、二度あることは三度ある、になりそうで二の足踏んでます

ＳＷ天気良さそうですね　お気をつけて行ってきてください