ツバノ尾根で高丸山・倉戸山から女の湯へ

2015年09月21日(月) [日帰り]

• GPS: 09:02
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,449m
• 下り: 2,527m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:25
• 休憩: 0:37
• 合計: 9:02

距離 20.5km 登り 2,454m 下り 2,532m

6:52 東日原バス停
6:57 中日原バス停
7:04 日原観光公衆トイレ
7:08 日原鍾乳洞バス停
7:33 7:35 八丁橋
11:48 12:11 高丸山
12:32 12:35 日蔭名栗山(日陰名栗峰)
12:58 鷹巣山避難小屋
13:04 水場（鷹ノ巣山避難小屋）
13:24 水根山(金佐ノ頭)
13:40 13:41 榧の木尾根-水根分岐
13:56 13:59 榧の木山(長久保山)
14:43 14:48 倉戸山
15:54 女の湯バス停

06:51 東日原バス停
07:08 小川谷橋
07:17 伊勢橋
07:34 八丁橋
08:11-08:17 ツバノ尾根入口
08:30 丸木橋
09:00-09:10 急登の途中の小平地
09:30 ツバノ尾根の上
10:45-10:55 1399m標高点
11:48-12:07 高丸山
12:33-12:35 日蔭名栗ノ峰
12:57 鷹ノ巣山避難小屋
13:26 榧ノ木尾根分岐
13:56-14:00 榧ノ木山
14:14 1344m標高点
14:42-14:47 倉戸山
15:50 女の湯バス停

天候

am くもり時々日が差す
pm くもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き
中央線
04:32 西八王子〜立川
青梅線
04:47 立川〜青梅
05:19 青梅〜奥多摩
西東京バス
06:27 奥多摩駅〜東日原

帰り
西東京バス
16:14 女の湯〜奥多摩駅
青梅線
16:57 奥多摩〜拝島(ホリデー快速)
八高線
17:52 拝島〜八王子

コース状況／危険箇所等

[ツバノ尾根]
・日原林道4.5kmポストのすぐ先、尾根を切り通しで抜ける点が入口。
・東日原バス停から約1時間20分。
・入口から少しトラバースして細い尾根の上、末端からジグザグに下る。
・急斜面で道が細く要注意、川原へ下りる手前は崩落、滑り降りる。
・8月下旬から雨が多かったため、日原川の水量が多い。
・丸木橋は湿っていて滑る、途中まで岩を伝い、中央部から橋に乗った。
・日蔭名栗沢も増水、ここは飛び石で渡れた。
・日原川沿いに踏み跡があったが、踏み跡を行かず急斜面に取り付く。
・木の根や岩を掴んで、崩れやすい急斜面を登る。テープ等目印なし。
・15分ほど登ると、一息入れるのに程よい緩斜面あり。
・さらに急斜面を20分ほど、次第に傾斜が緩む。
・標高960m付近でツバノ尾根に乗る。ここにもテープ等の目印なし。
・尾根の上は広く、なだらかで歩きやすい。
・尾根上は自然林、モミや天然と思われるヒノキの大木が多い。
・尾根上には踏み跡があるが、ケモノの足跡のみ。
・踏み跡を見失っても、高みを目指して登れば再び踏み跡が見つかる。
・緩急あるが、全般を通してなだらかな登り。
・途中に植林なし、隣のヤケト尾根に比べ自然度が高いように感じる。
◇丸木橋を渡って、急斜面を登ってしまえば、あとは何とかなる。

[榧ノ木尾根道・倉戸山〜女の湯]
・一般登山道、道標もあり、特に危険箇所なし。

写真

9/21 6:51

本日は東日原からスタート。

9/21 6:58

おはよう！ 稲村岩

9/21 7:07

小川谷橋

9/21 7:16

伊勢橋

9/21 7:34

八丁橋

9/21 7:36

ゲートの脇を抜けて

9/21 7:42

雨が多いので水量豊富

9/21 7:51

前回、5月はここからヤケト尾根。
今日は、さらに先へ。

9/21 8:03

4kmの水場を過ぎて、

9/21 8:09

4.5kmのすぐ先、

9/21 8:10

ここも切り通し。
一休みして、靴ひも締め直し。

9/21 8:17

この先の林道で工事をしているので、川原に入るな
という内容です。
川を渡ってすぐ対岸を登るので、気にせず進みます。

9/21 8:30

川原へ下りる直前が崩壊、滑り降りました。
丸木橋は湿って滑るので、岩を伝って橋のまんなかに乗り、短く渡りました。

9/21 8:41

水量多いです。

9/21 8:41

日蔭名栗沢を渡り、急斜面に取り付きます。
ここは飛び石で渡れました。

9/21 8:43

日蔭名栗沢も水量多いです。

9/21 8:45

岩角や木の根を掴んでの急な登り

9/21 8:56

沢が近いので、苔むした岩が多いです。

9/21 8:57

モフモフの苔。
雨が多かったので、生育順調。

9/21 9:02

少し傾斜が緩んで、座って休むにちょうど良い岩があったので、朝飯に。

9/21 9:16

まだまだ急な登りが続きます。
岩場は正面突破

9/21 9:23

徐々に登りが緩くなり、尾根が見えてきました。

9/21 9:27

ここを登り切ると、

9/21 9:30

尾根に乗りました。
打って変わって良い道に！

9/21 9:39

少し痩せたり、

9/21 9:43

岩場があったりしますが、

9/21 9:48

大変歩きやすい尾根です。
ヤブありません。

9/21 9:51

平地があったり、ちょっと下りがあったり、急登はなく、楽な登りです。

9/21 10:06

自然林、大木が多いです。

9/21 10:07

跨げない、くぐれない、大きな倒木。

9/21 10:08

ぐるりとまわって
朽ち果てるまで何年かかるのか・・・

9/21 10:10

尾根が広がり、窪地あり

9/21 10:12

踏み跡は落ち葉に埋もれているが、高いところを目指して歩けばOK

9/21 10:19

このあたり、人手が入っていない原生林？

9/21 10:37

標高1350mあたり

9/21 10:42

ブナの実がたくさん落ちていた。

9/21 10:44

1399m標高点付近

9/21 10:46

腰掛けるのにちょうど良い高さの木
10分ほど休憩

9/21 11:00

気の早い紅葉

9/21 11:09

ブナの大木

9/21 11:11

疎林で明るい

9/21 11:12

東京市の水源林標石

9/21 11:25

下の方では見かけませんでしたが、ポツポツと出てきました。

9/21 11:28

なだらかな登りが続く

9/21 11:37

気の早い紅葉 その2

9/21 11:41

倒木帯を越え

9/21 11:46

最後は少々急です。

9/21 11:47

高丸山へ
無事に登り切りました。

9/21 11:48

石尾根の南側は、雲に覆われていました。

9/21 11:48

両側が割れてしまった山名標

9/21 11:49

ナナカマド

9/21 11:50

ちょっと秋の気配

9/21 11:51

南から、どんどん雲が上がってくる。

9/21 11:51

北側は青空

9/21 11:56

この標識の脇に登り着きました。

9/21 12:12

急斜面を下り

9/21 12:15

防火帯を行く

9/21 12:16

だんだん雲が厚く・・・

9/21 12:17

日蔭名栗ノ峰へ

9/21 12:19

防火帯を登り返して

9/21 12:32

日蔭名栗ノ峰へ

9/21 12:33

誰もいません、静かです。

9/21 12:33

9/21 12:37

下界は晴れているらしく、赤い峰谷橋が見えます。

9/21 12:40

9/21 12:41

ときおり、少し日が差す

9/21 12:54

あと一ヶ月もすれば、紅葉のトンネル。

9/21 12:57

避難小屋の周りには、2-3組の人達が

9/21 13:00

日が短いので、鷹ノ巣山は巻きます。

9/21 13:21

巻き終わり・・・

9/21 13:25

榧ノ木尾根道へ

9/21 13:26

ガスってきました。

9/21 13:35

どんどん下って、

9/21 13:40

ここは直進、

9/21 13:57

登り返すと榧ノ木山

9/21 14:00

ここも自然林なので、紅葉の季節は素晴らしいです。

9/21 14:02

生えて間もないサルノコシカケ
まだ柔らかそうです。

9/21 14:03

ノボリ尾根分岐

9/21 14:14

1344m標高点付近、
迷いやすい広い尾根にある、大変ありがたい道標。

9/21 14:21

すっかり雲って、薄暗くなってきました。

9/21 14:42

倉戸山

9/21 14:43

本日、最初で最後の三角点は倉戸山
点名：留浦村
標高：1169.27m
二等三角点

9/21 14:48

女の湯へ下ります。
ここは初めて歩くコース。

9/21 14:51

広い尾根

9/21 15:00

だんだんと急に

9/21 15:04

左手が植林に

9/21 15:09

途中で左へ折れ

9/21 15:22

細い尾根、アップダウンあり、

9/21 15:25

尾根が急に落ちる手前を左へ下ります。
地形図の破線は右へ行くが・・・

9/21 15:31

ここも急です。

9/21 15:35

湖面が見えてきた

9/21 15:42

右へ

9/21 15:43

分岐の道標の所にあった、何かの基礎構造物。

9/21 15:44

ゆるゆると下って、

9/21 15:46

9/21 15:46

湖畔の道と合流し、

9/21 15:48

間もなく青梅街道。

9/21 15:48

トンネルの脇へ、
入口の道標あり。

9/21 15:50

女の湯バス停に到着。
トンネル名は「鶴の湯トンネル」

バスは約25分待ち、お疲れ様でした。

撮影機器：

XQ1 FUJIFILM

感想

Mt_QP

シルバーウイークは東京に戻り、5月に歩いたヤケト尾根の西側、高丸山から北に延びるツバノ尾根を登った。

前回同様、日原林道から一度下って日原川を渡り、対岸の尾根に取り付く。

日原林道から下る点に「上流で工事をしているので川に入るな」という札が下がっているが、川を渡ってすぐに対岸を登るので、気にせずに進む。
この道も釣り師の道と思われるが、急斜面をジグザグに下るところの道が細く要注意で、また最後の川原へ下りる直前が崩落している。
滑り降りるように川原へ下った。

日原川には倒木が丸木橋のように架かっているが、これが湿ってよく滑る。
途中まで岩の上を行き、橋の中央部に登って短く渡った。
増水した日蔭名栗沢を飛び石で渡り、岩の上に登る。
日原川に沿う踏み跡があるが、ここから急斜面に取り付き、崩れやすい急斜面を岩角や木の根を掴んで登る。
15分ほど登ったところで傾斜が緩み、腰掛けるのに適した岩があったので朝飯休憩とした。

さらに急な登りが続き、岩場もある。
標高960m付近でツバノ尾根に乗る、今までの急登が嘘のような、なだらかな尾根。

尾根は広がったり痩せたり、曲がったりするが、全般的になだらかで急登なし。
途中に植林なし、踏み跡はあるが、ケモノの踏み跡のみ、ヤブはない。自然林(原生林？)の尾根道。
季節柄、いろいろなキノコがあちこちに生えている。

赤テープ等の目印はないが、丸木橋を渡って、急斜面を登ってしまえば、あとは高みを目指して登れば何とかなるが、下りに使うときにはルートファインディングが難しいと思われる。

人の気配が少ない、自然度の高い尾根である。


下山路は、榧ノ木尾根道で倉戸山、女の湯バス停へ下った。
女の湯へはこれまで歩くことがなかったが、倉戸口へ下るより短い時間で下れるようなので、今後は両方を使い分けることにしよう。