黒部五郎〜鷲羽岳〜水晶岳〜赤牛岳


- GPS
- 80:00
- 距離
- 51.5km
- 登り
- 4,293m
- 下り
- 4,194m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:20
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:00
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:10
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 6:00
渡し船は、増便や時刻表前に来ることは無いようです。
天候 | 天気予報通り富山側は悪天の日が多かったようです。 19日 午前中雨 午後曇り(ガス濃いめ) 20日 終日快晴 21日 午前中晴れ 午後曇り 22日 快晴 ※全日通じて風は弱く、山行に影響はありませんでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※富山地方鉄道は富山電鉄とも呼ばれているようで案内板の表記が 混在しています。 12:40 有峰口〜13:40 折立 2,430円 ※折立へのバスは、要予約ですがWEB上では満席となっていても 乗れることがあるようです。(何人か予約なしで乗車していました。) 帰路:14:40 扇沢駅〜15:00 大町温泉郷 530円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は、折立の休憩所で提出できるようです。 行程は、すべて一般登山道なので危険個所はありませんでしたが、行程が長いので計画を綿密に立てる必要があります。 シルバーウィーク連休のため、小屋、テン場とも相当な混雑ぶりでした。小屋では、談話室、廊下まで使って収容している状況で、薬師峠キャンプ場では19日にテント張数のレコードを記録したようです。 三俣蓮華のキャンプ場でも、斜面、湿地まで張れそうな場所はすべて埋まっていました。(双六、雲の平でも同じ状況だったようでス。) 赤牛岳からの下山に使用した、読売新道は距離が長いだけではなく泥濘、苔が生えた濡れ岩、木の根っこなど転倒する要素がふんだんにあるコースでした。バランスを取るためにストックはあったほうがいいと思います。 |
その他周辺情報 | 下山後は、大町温泉郷の薬師の湯(700円)に行きました。混雑中とのことでしたが休館の浴場はすいていました。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
ザック
ザックカバー
昼ご飯
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
|
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備考 | ストック |
感想
4日間天候に恵まれ、良い山行ができました。
5連休中なので人手は多いとは思いましたが想像以上でした。
予定では、雲の平に降りようと思っていましたが雲の平帰りの人から、人が多すぎて木道のすれ違いだけで相当時間を食う、テン場が超混雑している等ネガティブ情報が多かったので今回はあきらめました。
稜線側のルートも人は多かったので、どちらが良かったのかわかりませんが、連休の北アルプスを楽しめたので良しとします。
赤牛からみた野口五郎岳方面の稜線もいい感じだったので、来年は裏銀座縦走ですね。
【折立〜太郎平〜薬師峠キャンプ場】
・序盤は、樹林帯の急登です。展望もなくひたすら登りますが、木々が低くなってくると急登も終わりです。
・森林限界を超えると、ベンチや休憩スペースがあり晴れれば景色も楽しめそうです。
・なだらかな登りを終えると太郎平につきます。薬師峠までは木道歩き。
【薬師峠キャンプ場〜北ノ俣岳〜黒部五郎岳】
・なだらかな稜線を超えて歩きますが、なだらかな坂が延々と続いたりと結構体力を使います。特に五郎の肩までの急登はきついので取り付きで十分休養した方が良いでしょう。
・カールルートを行く人は、肩でザックをデポしていました。
【黒部五郎岳〜黒部五郎小屋〜三俣蓮華小屋】
・カールへのくだりは急ですが、カールの底からは樹林帯を通り抜けていきます。
・危険個所はありませんでしたが、ガスが濃いとルートを見失いそうです。
・黒部五郎小屋から三俣蓮華の稜線に出るまでは、かなりの急登です。一段の段差が大きいので脚の疲労度を鑑みて山頂経由で行くか判断した方がよさそうです。
・三俣蓮華の巻道も、登りが結構あるので甘く見ない方がいいです。(山頂経由とコースタイムが10分しか違わないので)
【三俣蓮華小屋〜水晶岳〜赤牛岳〜東沢出合キャンプ場】
・鷲羽〜水晶までは、岩場だらけですが危険個所はありません。山頂は広くないので人が多いと危険かもしれません。
・温泉沢の頭までは、稜線の岩場を超えていくので滑落の危険性はありますが、薬師、野口五郎岳と両側の展望が素晴らしいので気持ちよく歩けます。
・赤牛岳に続く稜線は、赤い砂地をなだらかに登っていきます。途中岩場もありますが、ペンキマーク通りに進めば迷うことはありません。
・読売新道は、距離よりも泥濘ゾーンでけがしないことが重要かと思います。
エスケープルートがないので準備をしっかりし、転倒しないように慎重に歩けば問題ないと思います。
【東沢出合キャンプ場〜平の渡し〜黒部ダム】
・キャンプ場から平の渡しまでは、黒部川沿いを並行して歩いていきますが、梯子や崩れやすい岩場のトラバースなど危険個所があります。渡し船の始発が6時20分なので間に合わせるには4時台から歩き出しになるので、夜間の歩行に慣れていない場合は控えた方がいいでしょう。
・湖岸をわたっても湖畔をアップダウンしながら進んでいきます。くろよんロッジまでかなりの距離があり、単調な道なのであきますが黒部ダムの景色をみて無心で歩きましょう。
・くろよんロッジからは舗装路になり格段に歩きやすくなります。
ガンバ橋を渡ると遊覧船の乗船口がありますので一気に観光地となります。心構えした方が良いでしょう。
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