北岳 《日帰り・左俣〜草スベリ》

2010年08月06日(金) [日帰り]

• GPS: 09:42
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,903m
• 下り: 1,929m

コースタイム

06:00　広河原バス停
06:07〜06:12　広河原山荘
06:27　白根御池分岐点
07:37〜07:43　二俣
09:39　八本歯のコル
10:13　トラバース道分岐
10:35　吊尾根分岐点
11:00〜11:39　北岳 3193[m]
12:01　両俣分岐点
12:23〜12:28　北岳肩の小屋
12:47　小太郎分岐点
13:04　右俣/草スベリ分岐
13:56〜14:01　白根御池小屋
15:07　白根御池分岐点
15:18〜15:38　広河原山荘
15:43　広河原バス停

※ 全行程 : 9時間 43分　( 歩行時間 : 8時間 27分 )

天候

はれ 後 くもり
(山頂到着時、きり...)

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

広河原へはマイカー禁止なので、芦安温泉発、朝イチの乗合タクシーで移動。(運賃 \1,100 + 協力金 \100)
5:10発予定だが、5時少し前には順番に出発し、夜叉神峠のゲートを 5:30オープンと同時に通過して、6時前には広河原到着。
バス便(山梨交通バス)もあるが、料金差は僅か \100。　必ず座れるし早く着くので、個人的には乗合タクシーがオススメ。

コース状況／危険箇所等

《花の状況》
花の名山だけあって当然、たっくさん !!
花の名前、怪しいものがありますので、教えて下さると助かります。　m(_._)m

《ルート》
広河原の吊り橋の手前に「今年は残雪が多いため、左俣ルートは、冬山装備・技術が無いと危険です」と表示されていたが、雪渓の右脇を上がって行くルートで、一度だけ雪渓を横断するだけなので、アイゼンは結局重しにしかならず... orz
二俣の雪渓尻が絶好の水場になっていた。　またこの辺りからの「北岳バットレス」の眺めは圧巻 !!
八本歯はハシゴが連続するスリルあるコース。(^^;　　下りに利用する場合は、特に慎重に。
吊り尾根分岐〜山頂〜肩の小屋　の尾根道も慎重に進めば、さほど危険ではない。
「草スベリ」は浮き石が多く、特に下りは慎重に。
白根御池小屋は、2006年7月に建て替えられたキレイな施設。　混雑期で無ければ、泊まってゆっくりしてみたい感じだ。

《温泉》
ベースの芦安温泉には、白峰会館/金山沢温泉/ヘルシーハウスの市営施設がある。
また、岩園館はネットでの評判が良いようだが、日帰り入浴の時間やシステムがよくわからなかったので結局パス。

今日は、
南アルプス街道を下って、韮崎市の「韮崎旭温泉」を利用。
こちらもネットでの評判の良い温泉で、内風呂のみの質素な施設だが、100%源泉掛け流しの良質なお湯。
自ホームページは持たれてないようで、商売っ気の薄い民間施設だが、非常にオススメな温泉。　入湯料は \600
　⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%AE%E5%B4%8E%E6%97%AD%E6%B8%A9%E6%B3%89

写真

8/6 6:03

朝イチ、乗合タクシー到着後直ぐの広河原からの北岳
雲ひとつ無い晴天なのだが...

8/6 6:05

左俣コースの注意看板
もうこの時期は、結局、全く問題無かったのだが...

8/6 7:37

二俣からの北岳

8/6 8:12

左俣コースを進む

8/6 8:37

雲が湧いてきた...

8/6 8:46

雪渓越しに、北岳バットレス

8/6 9:10

北岳バットレスの圧倒的な眺め

8/6 11:11

結局、山頂に着いた頃には、ガスの中...

8/6 11:20

雲が切れてもこの程度
諦めて下山へ...

8/6 11:47

尾根道から山頂を振り返る
何や、雲が切れてきたやん...

8/6 12:13

眼下に肩ノ小屋、向こうは仙丈ヶ岳

8/6 12:25

肩ノ小屋から北岳を振り返る

8/6 12:40

小太郎分岐手前から、北岳を振り返る
尾根道もそろそろ終わり...

8/6 13:54

白根御池の向こうに早川尾根
左の一番高いピークは、高嶺
雲が被っているのは、鳳凰三山のひとつ、地蔵ヶ岳

8/6 13:57

四年前に改築された、白根御池小屋
ちょこっと覗いてみたけど、居心地良さそう

8/6 6:26

北岳・花図鑑 【01】
ミヤマシャジン　かな?

8/6 6:42

北岳・花図鑑 【02】
カラマツソウ　かな?

8/6 6:47

北岳・花図鑑 【03】
トリアシショウマ　かな?

8/6 7:20

北岳・花図鑑 【04】
ヤマホタルブクロ

8/6 7:22

北岳・花図鑑 【05】
白いクガイソウ　かな?

8/6 7:47

北岳・花図鑑 【06】
ミヤマハナシノブ

8/6 7:48

北岳・花図鑑 【07】
ミヤマオダマキ

8/6 8:32

北岳・花図鑑 【08】
ミヤマキンバイ

8/6 8:54

北岳・花図鑑 【09】
花が小さかったので多分、ミヤマキンポウゲ
ひょっとして、シナノキンバイかも!?

8/6 9:06

北岳・花図鑑 【10】
ミヤマカラマツ　　かな?

8/6 9:25

北岳・花図鑑 【11】
ミヤマアキノキリンソウ(別名:コガネギク)

8/6 9:26

北岳・花図鑑 【12】
ミヤマホツツジ

8/6 9:36

北岳・花図鑑 【13】
ミネウスユキソウ

8/6 9:38

北岳・花図鑑 【14】
トウヤクリンドウ

8/6 9:39

北岳・花図鑑 【15】
タカネビランジ
大概ピンク色なのだが、北岳では白い

8/6 9:41

北岳・花図鑑 【16】
イワギキョウ

8/6 9:41

北岳・花図鑑 【17-1】
オンタデ
白い雄株

8/6 9:43

北岳・花図鑑 【17-2】
オンタデ
ピンクは雌株の実

8/6 9:41

北岳・花図鑑 【18】
ヒメコゴメグサ

8/6 9:44

北岳・花図鑑 【19】
ゴゼンタチバナ

8/6 10:17

北岳・花図鑑 【20】
キンロバイ

8/6 10:23

北岳・花図鑑 【21】
イブキジャコウソウ

8/6 10:24

北岳・花図鑑 【22】
シコタンソウ

8/6 10:25

北岳・花図鑑 【23】
イワツメクサ

8/6 10:25

北岳・花図鑑 【24】
イワオウギ

8/6 10:29

北岳・花図鑑 【25】
トリカブト
標高3000m付近に咲いてたので、キタダケトリカブト??

8/6 10:32

北岳・花図鑑 【26】
タカネコウリンカ

8/6 10:47

北岳・花図鑑 【27】
タカネイブキボウフウ

8/6 10:50

北岳・花図鑑 【28】
タカネツメクサ

8/6 10:57

北岳・花図鑑 【29-1】
イワベンケイ

8/6 9:53

北岳・花図鑑 【29-2】
イワベンケイの実

8/6 12:07

北岳・花図鑑 【29-3】
イワベンケイの群落

8/6 11:43

北岳・花図鑑 【30】
ヨツバシオガマ

8/6 11:45

北岳・花図鑑 【31】
チョウノスケソウ
一輪だけめっけ!!

8/6 12:05

北岳・花図鑑 【32】
ハクサンイチゲ

8/6 12:11

北岳・花図鑑 【33】
チングルマ

8/6 12:54

北岳・花図鑑 【34】
ハクサンフウロ

8/6 12:59

北岳・花図鑑 【35】
クルマユリ

8/6 13:01

北岳・花図鑑 【36】
タカネグンナイフウロ

8/6 13:02

北岳・花図鑑 【37】
ウサギギク

8/6 13:10

北岳・花図鑑 【38】
トリカブト
こちらは、何トリカブトかな??

8/6 13:19

北岳・花図鑑 【39】
多分、シナノオトギリ

8/6 13:24

北岳・花図鑑 【40】
タカネナデシコ

8/6 13:42

北岳・花図鑑 【41】
センジュガンピ

8/6 13:43

北岳・花図鑑 【42】
クガイソウ

8/6 13:45

北岳・花図鑑 【43】
シモツケソウ

8/6 17:21

韮崎旭温泉
田んぼの中にポツンと建っている

撮影機器：

Canon EOS 40D Canon

FinePix F70EXR FUJIFILM

感想

rainbowpapa

前日夕方、次男坊を愛知県に送り届けるために自宅を出発。　そのまま帰るのももったいないので、浜松で温泉(八扇乃湯)に入り、東名富士川SAから、R52経由で芦安温泉へ。
1時前には到着し、広河原行きバスターミナル前の駐車場(第二駐車場)にスペース確保し、仮眠しようとしたがどうにも眠れない...
結局、一睡もせずに初発の乗合タクシーで広河原へと向かう。

あわよくば、間ノ岳まで日帰りと目論み、大樺沢〜左俣コースを選択したが、睡眠不足/暑さ/基礎体力不足で、八本歯のコルで既にヘロヘロとなり、北岳のみの日帰りとすることに。
二俣までは良い天気であったが、9時半頃から雲が上がってきて、あっという間にガスの中...
北岳山頂では展望利かず。　北岳肩の小屋へと下る尾根道では多少雲が切れて、仙丈ヶ岳はキレイに見えた。
その後、草スベリを経由して広河原山荘に戻り、帰りも乗合タクシーで芦安温泉へ。
山頂からの展望は全くダメだったが、北岳バットレスの圧倒的な眺め/多くの花々に癒された山歩きとなった。

コメント

satfour

こんにちは！
８／６に北岳で帰りのタクシーが一緒だった者（女性ではなくオヤヂの方）です。たまたま北岳のところを見ていたら、コースの時間が重なっていたので、たぶん、そうかと。
前々からヤマレコを活用させていただいていたのですが、実は、ユーザー登録をしたのは、本日です。

花の名前詳しいですね。名前がわからなかったのが多かったので、参考になります。

それでは、また、どこかの山で。

rainbowpapa

Re: こんにちは！
その節は、いろいろとどうもでした。 m(_._)m
記録にもありますように、あれから伊那側に移動して、翌日は仙丈ヶ岳。　更に翌々日は木曽御嶽山と、3000m峰日帰り三連チャンでした。 f^_^)
昨日も、金曜日仕事終えてから、衝動的に信州へ...
聖岳日帰りしてきて、今朝帰還です。(^^;
これから、長男坊のサッカー公式戦、応援に行ってきます。

satfour

聖岳、お疲れ様でした
聖を日帰りとは、すごいですね。同年代とは思えない（失礼）。写真をみると、行きたくなりました。でも、無理そう．．．

北岳の翌日は、当初は、蓼科あたりにでも行こうかと考えていましたが、満足感と疲れで、結局そのまま家に帰りました。ぐるっと廻って仙丈とか、脱帽です。

我が家も下の子がサッカーをやっていて、なかなか、自分の山行きの予定が立ちません....

それではまた。