修行が一転、大展望の「立山三山＋竜王岳＋剣御前」

2015年10月24日(土) [日帰り]

• GPS: 08:34
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,345m
• 下り: 1,354m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:33
• 合計: 8:33

4:56 立山室堂山荘
5:37 5:40 室堂山展望台
6:15 6:15 浄土山
6:27 6:34 浄土山南峰
6:43 6:47 龍王岳
6:56 6:56 浄土山南峰
7:15 7:28 一の越山荘
8:16 8:23 雄山
8:39 8:50 立山
8:53 8:57 大汝休憩所
9:06 9:20 富士ノ折立
9:52 9:53 真砂岳
10:33 10:34 別山南峰
10:43 10:48 別山北峰
10:54 10:55 別山南峰
11:12 11:16 剱御前小舎
11:37 11:41 剱御前
12:02 12:07 剱御前小舎
12:45 12:52 浄土橋
12:59 13:00 雷鳥沢ヒュッテ
13:06 13:07 雷鳥荘
13:20 13:20 みくりが池温泉
13:29 立山室堂山荘

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

★往路★
富山地方鉄道（電鉄富山14:45→立山15:48、片道1200円）
（終点近くでこれからアルペンルートへ行かれる方いらっしゃいますか？
とアナウンスがあります。手を挙げると切符売り場からケーブルまで誘導してくれます。）
ケーブルカー、バス（立山16:00→16:07美女平16:10→17:00室堂：往復4310円）
（これが当日室堂行きの最終便でした。）
★復路★
バス、ケーブルカー（室堂14:05→14:50美女平15:00→立山15:07）
バスは本来14:20ですが混雑のため臨時で早い便が出ました。ラッキー！
富山地方鉄道（立山15:26→電鉄富山16:34)

コース状況／危険箇所等

★コース状況、危険個所★
「室堂ターミナル」にコース状況と事故の事例の説明書きの最新版があります。
「室堂山荘」のご主人によれば「雄山」と「富士の折立」の北側の凍結箇所が危険とのことでした。数日前に滑落事故があったそうです。実際凍結してツルツルでしたがアイゼンがあれば問題ありません。ただし岩の露出が中途半端で着脱のタイミングが難しいです。氷が薄くて刃がささらなそうなところもあります。「別山」まではガスで視界が利かず登山道からはずれた「大汝山」と「富士の折立」のピークに行くのに気を遣いました。所々GPSに入れたルートを維持しているか確認しながら行動しました。

その他周辺情報

★温泉★
日帰り温泉がいくつかありますが「室堂山荘」は入浴14:00からなので入らずに富山まで出てホテルで入りました。
★食事★
室堂ターミナルでぜんざい350円、美女平でそば600円を昼食に食べました。
★山小屋★
コース上の小屋は全て冬期閉鎖されています。トイレも使用不可。携帯トイレ持参しましょう。

写真

10/23 15:46

[15:46] 富山地方鉄道のレトロな切符。

10/23 15:56

[15:56] ケーブルカーで美女平に向かいます。

10/23 17:20

[17:20] 室堂山荘に到着しました。オフシーズンなので個室。回りを気にせずゆっくりできます。

10/23 18:04

[18:04] 夕食はトンカツ。普段は登山前日には飲まないのだけど時間早いし乾杯。ちなみにモンベルクラブ会員特典で無料でした。

10/24 4:57

[4:57] 暗い中、室堂山荘のご主人が朝食の仕込み。私はライト点けて出発。

10/24 5:11

[5:11] まずはこんな感じの緩斜面。

10/24 5:30

[5:30] 浄土山登山口に到着しました。雷鳥がギャーギャー泣いてます。

10/24 6:10

[6:10] 浄土山。メチャ寒い。

10/24 6:33

[6:33] 富山大学立山研究所。あまりの寒さに完全冬山装備に変えました。

10/24 6:43

[6:43] 竜王岳への途中。こんな感じで岩はツルツル。

10/24 6:45

[6:45] 百高山の「竜王岳」ゲット。

10/24 6:58

[6:58] 来た雷鳥！これは雄かな。

10/24 7:16

[7:16] 一ノ越山荘クローズです。

10/24 7:18

[7:16] この先、風を遮る場所がないのでここで朝食にします。

10/24 7:47

[7:47] 荒涼とした景色、修行ですね。ここで女性が下りてきました。20分程登ったけど撤退とのこと。

10/24 7:56

[7:56] 途中の祠。道中の無事を祈りました。

10/24 8:09

[8:09] 造形美と言えば聞こえが良いが一面足下もこんな岩だらけ。危険です。

10/24 8:16

[8:16] とりあえず第一目標の「雄山」三角点に到着。さてこの先どうしよう。

10/24 8:17

[8:17] 神社にお参りしてから考えましょう。

10/24 8:19

[8:19] 神のお告げは「進むベし」

10/24 8:22

[8:22] で、その通りに進むとこんな所。まだ斜面じゃないだけまし。この後ツルツルの斜面で往生しました。

10/24 8:45

[8:45] ここどこだよ？読めないし....

10/24 8:48

[8:48] 怪しいオヤジ。

10/24 8:52

[8:52] 大汝休憩所、もちろんクローズ。

10/24 9:10

[9:10] 富士の折立。

10/24 9:11

[9:11] 怪しいオヤジその2

10/24 9:32

[9:32] 冬には雪庇張るのでしょうね。左側を通過。

10/24 9:52

[9:52] 海老フライじゃなくて海老の尻尾。

10/24 9:52

[9:52] 突然雷鳥の家族が登場して案内してくれます。寒風吹きすさぶ中なごむわぁ〜。

10/24 9:53

[9:53] 知らない間に真砂岳。山名標識ありません。

10/24 10:22

[10:22] 巻き道との分岐、迷わず別山へGo

10/24 10:32

[10:32] 別山南峰到着、修行は続く。

10/24 10:38

[10:38] と思いきや、北峰見えた。

10/24 10:40

[10:40] お〜剣

10/24 10:44

[10:44] 後立方面？

10/24 10:45

[10:45] お〜歩いてきた立山方面

10/24 10:45

[10:45] 剣のバリルート、いつかは行ってみたいな

10/24 10:45

[10:45] 立山アップ。

10/24 10:47

[10:47] 別山南峰の祠が見えます。

10/24 10:58

[10:58] またまた雷鳥の群れ。

10/24 11:08

[11:08] 今日通ってきた浄土山から立山の稜線

10/24 11:13

[11:13] 剣御前小舎、クローズです。

10/24 11:23

[11:23] 剣御前山。

10/24 11:38

[11:38] こちらが本当の百高山の剣御前。

10/24 11:38

[11:38] 立山三山の全貌。

10/24 11:38

[11:38] 剣御前から剣岳の全貌。

10/24 11:39

[11:39] 別山アップ〜。

10/24 11:39

[11:39] 正面は薬師かな？

10/24 11:39

[11:39] 剣御前の三角点。

10/24 11:58

[11:58] 立山全貌＋剣御前小舎

10/24 12:36

[12:36] 紅葉は終わり

10/24 12:48

[12:48] 雷鳥沢の渡渉点

10/24 12:55

[12:55] あそこから下りてきたのだね

10/24 13:14

[13:14] 血の池

10/24 13:18

[13:18] 地獄谷

10/24 13:23

[13:23] 室堂山荘手前の池

10/24 16:35

[16:35] 電鉄富山に到着、ホテルでシャワー浴びてマッサージに行きました。

撮影機器：

RICOH GR リコー

装備

個人装備

長袖ベースレイヤー（着用）

1

長袖インナー（着用）

1

ハードシェル

1

タイツ（着用）

1

ズボン（着用）

1

２重靴下（着用）

1

グローブ（着用）

1

アウター手袋

1

予備手袋

1

ダウンジャケット

1

雨具上下

1

ゲイター

1

バラクラバ

1

ネックウォーマー

1

帽子

1

靴

1

ザック(35L)

1

アイゼン

1

朝食

1

弁当

行動食

4

ジェル

非常食

1

エネルギーバー

飲料

1.5L

水筒（保温性）

0.5L

地図

1

コンパス

1

笛

1

計画書

1

ヘッドランプ

1

予備電池

1

GPS

1

ファーストエイドキット

1

保険証

1

携帯

1

時計

1

サングラス

1

タオル

1

ツェルト

1

ストック

1

カメラ

1

感想

kennogu

★本日のコース★
富山に用事があったので「立山」に足をのばしてみました。「雄山」ピストンではもったないので立山三山「立山（雄山、大汝山、富士の折立)＋浄土山＋別山」に百高山の「竜王岳」と「剣御前」にも立ち寄ってみました。ちょっと欲張りな周回コース。夏のシーズンであれば「雄山」なら小中学生の遠足でも登れそうですが、10月後半の3000m級はすでに冬仕様。予約の際に「室堂山荘」からは厳冬期の装備で来て下さいとのこと。まさにそのことを実感することになりました。（写真参照）

★感想★
出発して前半は風が強いし気温も上がらず結構つらい山行でした。今日は一日修行？覚悟してまずは「雄山」を目指します。「一ノ越山荘」で上から下りてきた女性と情報交換。20分程登ったけど風が強いのと岩に付いた薄氷がスリップして危ないので引き返してきたとのこと。本当に登るのですか？と聞かれ。はい登りますと回答。風の強さは高層天気予報で判っていたし、凍結の状況も「室堂山荘」のご主人の情報を聞いて不安はありません。さて「雄山」頂上であまりの風の強さにエスケープ？自問自答するもまあ想定の範囲内なので、予定通り最高点の「大汝山」から「富士の折立」を経由して「別山」に向かいます。「別山南峰」で日が差し晴れ間が出て展望が開けてきたときは本当に来て良かったと思いました。後立山の縦走の際には展望悪くこちらサイドは見えなかったけど反対から見るとこうなっているのだ。良く判りました。「剣御前」からは「剣岳」の絶景。いつかはやってやろうと闘志が湧いてきます。自分が歩いてきた立山三山が見通せるのも良かったです。角度を変えて仰ぎ見る剣や立山、雷鳥とも何度も遭遇したし素晴らしい体験でした。

コメント

mnakano

大逆転おめでとうございます
kennoguさん、こんにちは。
神のお告げ通り、大逆転の展望でしたね。昨年自分も秋に行ったときも朝は駄目でしたが、昼からは晴れてきました。このときは神のお告げがなかったので、弥陀が原から称名滝に下ってしまいましたが。
それにしても、暑い香港と寒い日本アルプスの往復、すごいです！

kennogu

Re: 大逆転おめでとうございます
mnakanoさん、ご無沙汰してます。最近のレコ拝見するとますますパワーアップされてますね。修行の成果でしょうか。また次回香港の違ったコースでお目にかかれることを祈ってます。登り甲斐のある破線ルートを開拓してお待ちしてます。