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Yamareco

記録ID: 77321
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳・ジャンダルム・西穂高岳(上高地から周回)

2010年09月04日(土) 〜 2010年09月05日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
24.5km
登り
1,712m
下り
1,715m

コースタイム

4日 2:00市川-(自家用車)-5:30沢渡-(タクシー)-6:15上高地-8:30横尾8:40-11:00涸沢11:30-13:50穂高山荘(テント設営)15:25-16:05奥穂高16:30-17:10穂高山荘
5日 kaito 4:50穂高山荘-5:20奥穂高5:30-7:15天狗岳-7:50間ノ岳-9:00西穂高-10:25西穂山荘-12:10上高地
su 6:00奥穂高-7:30涸沢-9:40横尾-11:50上高地
合流後タクシーで沢渡-自家用車-18:00市川
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
初日、上高地から涸沢経由で穂高山荘へ。登山者は少なく、昼をとった涸沢も閑散としていたので、穂高山荘もすいていると思ったのですが、大間違い。多くの登山者で賑わっていました。テント場も良いところはすでに無く、最上部になってしまいました。
翌日も、暗いうちに出発したのですが、山荘脇の鎖場は人でつながっていました。
奥穂高山頂に着くと同時に日の出となり、すでに西穂高方面にはたくさんの人が向かっていました。後からも多くの人達が来そうなので、直ぐに出発。事実、山頂に30分ほど留まったS氏によると、ぞくぞくとジャンダルムに向かう人がいたそうです。
ジャンダルムに向かう馬の背で詰まってしまい、前も後ろも人がつながってしまいました。安全なところで、前を行く7、8名のグループに譲ってもらいまし。その後、ジャンの取り付きあたりで、集団の先頭に出させていただきました。
ジャンは去年登ったのでパス。ほんとうは、天気も良く登りたかったのですが、また集団の中に入りそうなので先を急ぎました。
ジャンから先は、人もまばらになり、安心して歩けるようになりました。西穂から来る登山者は、少なく,十数人ぐらいでしたか、それほど対向者待ちもありませんでした。
西穂高から先は多くの登山者で賑わい、まだ登って来る人も多く、思うようにすすめません。
西穂山荘から上高地が一番静かでした。ただ上部は登山道の段差が大きく、私のような、膝痛や腰痛を抱えるおじさんには辛いくだりです。昔はこんなところ、飛びながら下りたのですがね!
奥穂、西穂間はマークが頻繁に有り迷いようがありません。見失ったらすぐに戻ることです。
鎖場はスラブ以外、ホールド、スタンスが豊富で使わなくても登れるようなところがほとんどです。スラブも傾斜があり、鎖に全体重をかけるようなこともありません。
私が一番危険を感じたのは、馬の背です。人が多かったので、落石を起こさないよう、かなり神経をつかって下りました。また、足場がどこも傾斜していて、濡れていたらかなり難しいでしょう。これは全コース言えることで、雨の日は近づかないことです。
涸沢手前で両足がつってしまい、かなり辛そうなS氏。
2010年09月04日 10:42撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/4 10:42
涸沢手前で両足がつってしまい、かなり辛そうなS氏。
ザイテングラードの登り。
2010年09月04日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/4 13:18
ザイテングラードの登り。
ザイテングラードから前穂高。
2010年09月04日 13:27撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
1
9/4 13:27
ザイテングラードから前穂高。
ガスに包まれるジャン。
2010年09月04日 16:23撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/4 16:23
ガスに包まれるジャン。
午後5時ごろのテント場。まだスペースはある。私達のは最上部右端。
2010年09月04日 16:55撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/4 16:55
午後5時ごろのテント場。まだスペースはある。私達のは最上部右端。
やはり、5時ごろの山荘前。多くの登山者が憩う。山荘では夕食が始まっていました。
2010年09月04日 17:12撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/4 17:12
やはり、5時ごろの山荘前。多くの登山者が憩う。山荘では夕食が始まっていました。
奥穂高の日の出。5:20頃でした。
2010年09月05日 05:23撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 5:23
奥穂高の日の出。5:20頃でした。
ジャンダルム
2010年09月05日 05:36撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 5:36
ジャンダルム
馬の背。
2010年09月05日 05:40撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 5:40
馬の背。
天狗のコルから天狗岳への鎖場。
2010年09月05日 06:57撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 6:57
天狗のコルから天狗岳への鎖場。
天狗岳山頂と左奥に間ノ岳。その奥に西穂高山頂わずかに顔をだす。
2010年09月05日 07:12撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 7:12
天狗岳山頂と左奥に間ノ岳。その奥に西穂高山頂わずかに顔をだす。
間天のコルに下る先行者。
2010年09月05日 07:22撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 7:22
間天のコルに下る先行者。
間ノ岳からジャンダルム方面。
2010年09月05日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 7:49
間ノ岳からジャンダルム方面。
P1から西穂、たくさんの登山者。
2010年09月05日 08:52撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 8:52
P1から西穂、たくさんの登山者。
P1から前穂
2010年09月05日 08:53撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 8:53
P1から前穂
多くの登山者で賑わう西穂山荘。
2010年09月05日 10:26撮影 by  Canon PowerShot SX20 IS, Canon
9/5 10:26
多くの登山者で賑わう西穂山荘。
撮影機器:

感想

kaitoは、奥穂高から西穂高の縦走。登山初心者S氏は奥穂高のピストン。小屋の混雑を避け、テント泊でのぞみました。
はじめは単独行で計画していたのですが、S氏の要望で二人でいくことにしました。
ただ、登山初心者をいきなり西穂の縦走に連れて行く訳にはいかず、奥穂高のピストンで、帰りは一人で同じルート帰る条件で来てもらいました。
また、行きはテント本体を私が持ちましたが、帰りはテント、及びわたしの寝袋、マットも背負って降りてもらいました。
初心者には、一日で穂高山荘に入るのはかなり辛いと思いましたが、フルマラソンをやるS氏ですし、最近の山では強かったので、遠慮なくとばしました。
しかし、涸沢でアウト。両足がつったままになってしまい、ザイテングラードの登りはだましだましとなりました。それでもコースタイムとほぼ同じ2時間半で登れたのはさすがです。
ここで教訓、かなり自信のあったS氏ですが、自身の体力にものを言わせ、全く軽量化をせず、テントを持つ私より、個人装備だけのS氏の方がザックが重いのはいただけません。初心者にありがちなあれもこれもは、やめましょう。

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コメント

kaito さんおはようございます。
奥穂、西穂経由での一周コースお疲れ様でした。
難しいコースを何人もの人が上っているなんて驚きですね。
この秋9/19・20もしくは10/2・3にて上高地・奥穂高岳・岳沢の一周コースにて山行を予定しています。
この時期の山の気候は如何でしょうか?
2010/9/12 9:23
お疲れ様です。
最高の天気で良い写真がたくさんありますね。
sさんもお疲れ様でした。
ジャンダルムの人の多さには驚くばかりです。
私も縦走完遂したいですね(天気が良い日に)
2010/9/12 20:59
秋の天気は難しいです
9月末に燕で雪に降られたことがあります。朝、テントから出ると一面銀世界。真夏のような日もあれば、真冬にもなります。
今回の奥穂、西穂の縦走は5回目の挑戦でやっとできました。去年、10月に二度挑戦したのですが、どちらも途中から雪になりました。念の為に持っていったアイゼン、ピッケルを使うことになってしまいました。10月の2,3日までなら、まだ大丈夫だと思います。長野が晴れ予報でも、新潟が、曇りや雨なら、穂高周辺やばいです。
2010/9/13 16:59
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