【動画あり】百名山83座目は宮之浦岳テント泊縦走


- GPS
- 16:21
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,538m
- 下り
- 2,283m
コースタイム
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:37
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:41
天候 | 1日目 ほぼ晴れ、たまにガス、爆風 2日目 晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
飛行機
羽田8:00発のJAL643便で鹿児島9:50着 鹿児島11:25発のJAL3745便で屋久島12:05着 タイムズレンタカー4時間4,198円 ・登山口まで 安房のホテルから淀川登山口8,940円(まつぱんだ交通事前予約) ・登山口から 白谷雲水峡から宮之浦までのバス530円@1人 ↑前日は60人以上並んで乗れなかった方が出たそうですが立ちが出ましたが全員乗れました 宮之浦港から屋久島空港までバス590円@1人 ・帰り 屋久島19:00発のJAL3756便で鹿児島19:35着 鹿児島20:40発のJAL654便で羽田22:15着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新高塚小屋まで雪あり 平石からの下りはルート不明瞭、藪漕ぎあり |
その他周辺情報 | 前泊:ホテルオーベルジュ 素泊まり二人で11,800円!激安! 夕食:島海味kitchenシリウス(安房) 下山飯:Kitchen HUB Dining(宮之浦) 温泉:縄文の宿まんてん(空港徒歩3分) ↑シャンプーリンスボディーソープあり、岩盤浴サウナ露天風呂あり 入浴料タオルセットで1,600円@1人 |
写真
感想
今回は思い入れの強い山行だったのでいつもより文章長いです。(いつも長いけど)
死ぬまでに行きたい場所5に入っていた屋久島。やっと行って来ました。
旅好きで日本中いろんな所を旅していた父が、屋久島には行くことができずに「屋久島行きたかったなぁ」と良く言っていたので父の形見を持って行きました。どうしても、屋久島を堪能したくて山中で一泊したかったので、金曜日にお休みをいただき、金曜日からの二泊三日で予定を立てました。
しかし、全国的な寒波で屋久島にも雪が振り、水曜日にはヤクスギランド~淀川登山口まで通行止めに・・。木曜日に紀元杉までになり、金曜日には淀川登山口まで行けるようになりホッとしました。
何日か続いた天候不良も回復し、飛行機も順調に飛んでくれてお昼には屋久島入り。初日はレンタカーを借りて「千尋の滝」と「屋之間温泉」へ観光。ホテルチェックイン後、現地滞在中のともぞーさんと夕食へ!翌日の山行がなければ朝まで飲んでたかもってくらい楽しかったです。
翌朝4時にホテルからタクシーで淀川登山口へ。途中、前日に予約した「あさひ弁当」さんでお弁当を受け取りました。隣の宿に泊ってたともぞーさんは相乗りしてヤクスギランドで下車しました。
淀川登山口には既に7台ほどの車がありました。トイレや装備を準備しヘッデンスタート!久しぶりの3シーズン靴で足は軽いけど、これまた久しぶりのテント泊装備でザックは重い。
登り初めてすぐに雪は出てくるものの、チェンスパ履くほどでもなく、50分ほどで淀川小屋到着。小屋泊の方もいたようです。
花之江河過ぎた辺りで、凍って滑るのでチェンスパ装備。黒味岳へは荷物デポってピストン。ガスったり開けたりの天気でしたが、黒味岳山頂では晴れてくれ目の前に宮之浦岳がドーン!と見えて感動!!!
ちなみに山頂は超爆風で、山頂標識までハイハイで行きました!
その後圧巻の洋上アルプスを堪能しながらの稜線歩き。そしてついに宮之浦岳登頂!!!あれれ・・山頂だけガスじゃん!!少し粘って少し青空出たので写真と動画撮ります。83座目登頂です。
小屋に向かう途中の永田岳への分岐を過ぎた辺りで、横着してチェンスパ履かなかったら、案の定足を滑らせ、木道の溝に落ち両足強打!!!直前に「チェンスパあったらいいなぁ~すべるなぁ~♪」って歌ってたのですが、相方には聞こえてなかったようで・・幸い打撲と擦り傷で済みました。
その後、平石の直下あたりで道がない!!!居合わせた、男性と3人で探すも、微妙な踏み後が木の枝の奥に点々とある状態!そこに登場した女性ペア。こっちだね と 木を掻き分けて進んで行き、見事ピンクテープ発見!ありがとうございました。
その後もルートはあっているものの、ザックも帽子も緑色に染まるくらいの藪漕ぎ枝漕ぎ&雪でなかなか進まず、結構ハードでした。
やっと、新高塚小屋に到着。遅くなったからテント場いっぱいかと思いきや、うちが一番乗りでした。って言ってもテント場はほぼ雪に・・。前日泊まられた方の跡なのか、多少雪が無い所を足で広げテント設営完了。
最終的にテントは3張でした。小屋は満員だったそうです。
水場はしっかり出てて、トイレは冬季閉鎖が2つで使えるのは、汲み取り式1と簡易トイレ用1でした。疲れてたので、ササっと食べて三岳のお湯割りと父の形見のスキットルに入れたウィスキー飲んで就寝。おかげで夜に何度か起きて、満点の星を鑑賞出来ました。
翌朝5時スタートの予定が、相方に起こされたのが5時。
まあいいかとゆっくり朝ごはん食べて、テント撤収して1時間ちょい遅れで下山開始。縄文杉を超えた辺りからツアーの方々が増えてきて、楠川別れまではなかなか進めない。大人気ですね。
そこからトロッコ道は静かでのんびり歩けました。辻峠までの登りはちょっとしんどかったけど、太鼓岩からの宮之浦岳はカッコよかったです。バス停まで下山しバスに乗って宮之浦で下山飯を食べ、温泉に入って飛行機で帰りました。
念願かなっての屋久島宮之浦岳。1ヶ月に35日雨が降ると言われる中で3日間お天気に恵まれ、山友さんと飲んだり、百名山83座目に登頂し屋久島の真ん中でテント泊。ちょっと大変だったけど、本当に幸せな休日でした。休み取ってわがままに付き合って15kg以上のザックで縦走してくれた相方にも感謝です。ちなみにあたしのザックは10kgくらい!
【ドローンHOVERAir X1 Smart】
屋久島森林生態系保全センター 申請済
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