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記録ID: 8073294
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

里見八犬伝めぐり~上野國編・其の弐(里見城跡探訪ノ巻)

2025年04月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:29
距離
6.6km
登り
135m
下り
135m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:56
休憩
0:33
合計
2:29
距離 6.6km 登り 135m 下り 135m
16:24
7
はるなショッピングタウン
16:31
16:42
21
光明寺
17:03
17:07
32
中里見浅間神社
17:39
17:42
22
城山稲荷神社
18:04
18:07
15
里見城跡
18:22
18:34
19
郷見神社
18:53
はるなショッピングタウン
安房里見氏のルーツ、上野国里見郷で里見氏の菩提寺を参拝し、いまいちアクセス経路がはっきりしなかった里見城跡にたどり着くことを目的としたルート設定です。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
起終点:パワーセンター うおかつ榛名店駐車場
(「買い物ついで」の散歩中に駐車場をお借りしました)
コース状況/
危険箇所等
一般道の町歩きですので危険な個所はありません。
ただし、里見城跡への入り口(取付き)は非常に分かりにくく、畑の中の畦道や少々の薮もありますのでご注意ください。
今回はGWウサトレ第一弾として2泊3日で妙義山へ。1日目にまず妙義神社を参拝した後、里見城址探しのために高崎市中里見にある「はるなショッピングタウン パワーセンターうおかつ」に移動。後でしっかり買い物しますから、ちょっと駐車場お借りします〜
2025年04月27日 15:52撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 15:52
今回はGWウサトレ第一弾として2泊3日で妙義山へ。1日目にまず妙義神社を参拝した後、里見城址探しのために高崎市中里見にある「はるなショッピングタウン パワーセンターうおかつ」に移動。後でしっかり買い物しますから、ちょっと駐車場お借りします〜
田園風景の中にまっすぐに伸びる北陸新幹線の高架。新幹線通らないな〜残念。
2025年04月27日 16:26撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 16:26
田園風景の中にまっすぐに伸びる北陸新幹線の高架。新幹線通らないな〜残念。
光明寺に向けて歩いていくと畦道の傍ら石祠がありました。かなり綺麗に修繕されていますが、元はかなり古いものに見えます。
2025年04月27日 16:29撮影 by  iPhone 15, Apple
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光明寺に向けて歩いていくと畦道の傍ら石祠がありました。かなり綺麗に修繕されていますが、元はかなり古いものに見えます。
光明寺に到着しました。山名は「里見山」なのですね〜はやくもウサさん胸アツのご様子。この門は「黒門」と呼ばれているようです。
2025年04月27日 16:31撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 16:31
光明寺に到着しました。山名は「里見山」なのですね〜はやくもウサさん胸アツのご様子。この門は「黒門」と呼ばれているようです。
黒門の右手前に建っているお地蔵さんは「榛名町指定有形民俗資料」(現在は「高崎市指定文化財」)で、正徳三年年(1713年)の銘がある等身大地蔵尊です。
2025年04月27日 16:31撮影 by  iPhone 15, Apple
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黒門の右手前に建っているお地蔵さんは「榛名町指定有形民俗資料」(現在は「高崎市指定文化財」)で、正徳三年年(1713年)の銘がある等身大地蔵尊です。
里見氏累代が祀られていた「智泉院」の旧跡だという石柱と看板も建っていました。
2025年04月27日 16:32撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 16:32
里見氏累代が祀られていた「智泉院」の旧跡だという石柱と看板も建っていました。
そのほかにも、いろいろな石造物が並んでいました。こちらの石仏には寛政十二年(1800年)と刻まれています。
2025年04月27日 16:33撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 16:33
そのほかにも、いろいろな石造物が並んでいました。こちらの石仏には寛政十二年(1800年)と刻まれています。
境内から左手には、北陸新幹線越しに、大鐘ヶ原岳、旗ヶ矢岳、三ツ峰山、相馬山、二ツ岳など、榛名湖の南側から東側にかけて連なる山並みが望めます。
2025年04月27日 16:34撮影 by  iPhone 15, Apple
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境内から左手には、北陸新幹線越しに、大鐘ヶ原岳、旗ヶ矢岳、三ツ峰山、相馬山、二ツ岳など、榛名湖の南側から東側にかけて連なる山並みが望めます。
そして境内右手には、里見氏の塋域(墓域)がありました。玉垣の前には光明寺が里見氏の祖、里見義俊公をはじめとする里見家代々の菩提寺である旨の説明板もありました。
2025年04月27日 16:38撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 16:38
そして境内右手には、里見氏の塋域(墓域)がありました。玉垣の前には光明寺が里見氏の祖、里見義俊公をはじめとする里見家代々の菩提寺である旨の説明板もありました。
その傍らのは「茶聖利休居士太祖之塋域」と書かれた石碑。利休居士の太祖とは里見義俊公のことだそうで、つまり千利休の祖先は里見氏だということのようです。
2025年04月27日 16:38撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 16:38
その傍らのは「茶聖利休居士太祖之塋域」と書かれた石碑。利休居士の太祖とは里見義俊公のことだそうで、つまり千利休の祖先は里見氏だということのようです。
多くの石仏が祀られた境内。初夏の明るい日差しの下にあっても、どこか厳かな空気に満ちていました。
2025年04月27日 16:42撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 16:42
多くの石仏が祀られた境内。初夏の明るい日差しの下にあっても、どこか厳かな空気に満ちていました。
光明寺を後に国道406号に戻って、国道沿いに少し歩くと、里見梨直売所と梨園がありました。今は中 花の季節が終わった頃。実の生る時期に来て賞味したいですね~
2025年04月27日 16:48撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 16:48
光明寺を後に国道406号に戻って、国道沿いに少し歩くと、里見梨直売所と梨園がありました。今は中 花の季節が終わった頃。実の生る時期に来て賞味したいですね~
里見城跡を求めてこのまま国道を歩いてもいいのですが、それよりも車通りの少ない間道を歩きたいウサクマ。ちょうど夕方の散歩かな?自然とご近所の親子らしき方々に誘われるように国道から小径に入っていきます。
2025年04月27日 16:52撮影 by  iPhone 15, Apple
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里見城跡を求めてこのまま国道を歩いてもいいのですが、それよりも車通りの少ない間道を歩きたいウサクマ。ちょうど夕方の散歩かな?自然とご近所の親子らしき方々に誘われるように国道から小径に入っていきます。
丘を越える路傍には古い石仏がたくさん。
2025年04月27日 16:53撮影 by  iPhone 15, Apple
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丘を越える路傍には古い石仏がたくさん。
通りかかった梨園では、まだ梨の花が何輪か残っていました。梨の花って、ホントに可愛いんですよね。梨の栽培が盛んな川崎に住むくまの友人は、桜ではなく、梨で花見をするそうです。
2025年04月27日 16:58撮影 by  iPhone 15, Apple
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通りかかった梨園では、まだ梨の花が何輪か残っていました。梨の花って、ホントに可愛いんですよね。梨の栽培が盛んな川崎に住むくまの友人は、桜ではなく、梨で花見をするそうです。
まだまだ八重桜の残った杜に囲まれて、年季の入った浅間神社が鎮座していました。
2025年04月27日 17:03撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:03
まだまだ八重桜の残った杜に囲まれて、年季の入った浅間神社が鎮座していました。
それほど大きな神社ではありませんが、案内文を読むと、安閑天皇元年(今より1500余年前)上野国神明帳に記録された従一位宣言大明神、とあるので、なかなかの古社のようです。
2025年04月27日 17:03撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:03
それほど大きな神社ではありませんが、案内文を読むと、安閑天皇元年(今より1500余年前)上野国神明帳に記録された従一位宣言大明神、とあるので、なかなかの古社のようです。
神社から竹林の中の細い坂道を下ると、梅林の広がる、いかにも里見郷(さとみのさと)という雰囲気。こちらは東側。
2025年04月27日 17:11撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:11
神社から竹林の中の細い坂道を下ると、梅林の広がる、いかにも里見郷(さとみのさと)という雰囲気。こちらは東側。
西側に視線を移すと、ちょっとお天気下り坂っぽい雲行き。西の里山には雉郷城跡や上里見城跡などがあるそうですが、時間も限られ、結構な薮らしいので今回はパスします。
2025年04月27日 17:11撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:11
西側に視線を移すと、ちょっとお天気下り坂っぽい雲行き。西の里山には雉郷城跡や上里見城跡などがあるそうですが、時間も限られ、結構な薮らしいので今回はパスします。
里見城跡があるという里山稲荷神社周辺を目指して歩いていくと、なにやら注連縄がありますね。
2025年04月27日 17:16撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:16
里見城跡があるという里山稲荷神社周辺を目指して歩いていくと、なにやら注連縄がありますね。
ネット上には何の情報も上がっていないのですが、注連縄の奥を覗くと、なんらかのお不動様がお祀りされているようですね。
2025年04月27日 17:16撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:16
ネット上には何の情報も上がっていないのですが、注連縄の奥を覗くと、なんらかのお不動様がお祀りされているようですね。
路傍の藤の花が見事。藤棚ではなく、こうした自然の藤がたくさん花房を揺らしていました。
2025年04月27日 17:26撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:26
路傍の藤の花が見事。藤棚ではなく、こうした自然の藤がたくさん花房を揺らしていました。
GoogleMap上ではあの森の中に里見城跡があるようですが・・・取付きがどこだか、まったくわかりませんね〜
2025年04月27日 17:31撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:31
GoogleMap上ではあの森の中に里見城跡があるようですが・・・取付きがどこだか、まったくわかりませんね〜
と思ったら、ふと目にとめた朽ちかけた標識に「里見城跡」の消えかけた文字を発見!
2025年04月27日 17:36撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:36
と思ったら、ふと目にとめた朽ちかけた標識に「里見城跡」の消えかけた文字を発見!
案内に従って段々な畑の中の小径を歩いていくと、これもかなり年季の入った集合住宅。懐かしい!くまが子熊のころに住んでいた熊谷の市営住宅も、まさにこんな風景でした。
2025年04月27日 17:38撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:38
案内に従って段々な畑の中の小径を歩いていくと、これもかなり年季の入った集合住宅。懐かしい!くまが子熊のころに住んでいた熊谷の市営住宅も、まさにこんな風景でした。
城山稲荷神社の赤い鳥居が連なります。本殿前には可愛い狐様。まずはお稲荷さんにお詣りしていきます。
2025年04月27日 17:40撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:40
城山稲荷神社の赤い鳥居が連なります。本殿前には可愛い狐様。まずはお稲荷さんにお詣りしていきます。
その奥には城山稲荷神社奥の院が祀られていましたが、里見城跡へ続く道は見当たりませんね〜
2025年04月27日 17:42撮影 by  iPhone 15, Apple
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その奥には城山稲荷神社奥の院が祀られていましたが、里見城跡へ続く道は見当たりませんね〜
城山稲荷神社から里見の街が見下ろせました。里見氏のご先祖様も、里見城からこんな風景を見てたのかな〜
2025年04月27日 17:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:46
城山稲荷神社から里見の街が見下ろせました。里見氏のご先祖様も、里見城からこんな風景を見てたのかな〜
でも城跡はどこに?あらためてネット情報を確認してみると、「城山稲荷神社への途中に朽ちかけて案内板の外れた標識の柱だけが立っていて、そこから畦道を歩いて作業小屋の脇を抜ける」との情報あり。
2025年04月27日 17:47撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 17:47
でも城跡はどこに?あらためてネット情報を確認してみると、「城山稲荷神社への途中に朽ちかけて案内板の外れた標識の柱だけが立っていて、そこから畦道を歩いて作業小屋の脇を抜ける」との情報あり。
ここまでの道すがら、「ここ怪しいな」とクマが思った箇所で、先のネット情報にある畦道と作業小屋とも一致するのでは?
2025年04月27日 18:02撮影 by  iPhone 15, Apple
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ここまでの道すがら、「ここ怪しいな」とクマが思った箇所で、先のネット情報にある畦道と作業小屋とも一致するのでは?
では「朽ちかけて案内板の外れた標識の柱」はどこに?と周囲の畦の草むらを調べてみると・・・ありました〜この朽ちた支柱が畦の夏草に埋もれていました。(くまが立ててみましたが何日たっていることか)
2025年04月27日 18:02撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 18:02
では「朽ちかけて案内板の外れた標識の柱」はどこに?と周囲の畦の草むらを調べてみると・・・ありました〜この朽ちた支柱が畦の夏草に埋もれていました。(くまが立ててみましたが何日たっていることか)
畦道を進んで作業小屋の脇を抜けていきます。(写真は小屋を抜けたところから振り返った景色)
2025年04月27日 18:03撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 18:03
畦道を進んで作業小屋の脇を抜けていきます。(写真は小屋を抜けたところから振り返った景色)
さらにちょっとした薮をかき分けてみると〜
2025年04月27日 18:04撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 18:04
さらにちょっとした薮をかき分けてみると〜
ありました!里見城跡の案内板です。
2025年04月27日 18:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 18:05
ありました!里見城跡の案内板です。
ちょっとした広さの削平地となっていて、前方に横たわる枯草の山に土塁が埋もれていそうです。
2025年04月27日 18:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 18:06
ちょっとした広さの削平地となっていて、前方に横たわる枯草の山に土塁が埋もれていそうです。
本丸跡の草刈りもされているし、これだけ立派な案内板を設置しているんだから、アクセス路ももう少し整備してくれたらうれしいな〜
2025年04月27日 18:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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本丸跡の草刈りもされているし、これだけ立派な案内板を設置しているんだから、アクセス路ももう少し整備してくれたらうれしいな〜
里見城跡、見つけた〜〜〜歓喜のウサさんです。
2025年04月27日 18:07撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 18:07
里見城跡、見つけた〜〜〜歓喜のウサさんです。
陽もくれかけていたので、最後の目的地「郷見神社」へ。一度くだり、対面の山をまた登った高台に、ひっそりと郷見神社がありました。
2025年04月27日 18:21撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 18:21
陽もくれかけていたので、最後の目的地「郷見神社」へ。一度くだり、対面の山をまた登った高台に、ひっそりと郷見神社がありました。
郷見神社の境内から先ほど見つけた里見城跡が見えました。案内文では、里見家基が結城合戦で戦死し、その子里見義実が安房に転出するまで、この里見郷に里見一族が住んでいたことを伝えています。
2025年04月27日 18:22撮影 by  iPhone 15, Apple
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郷見神社の境内から先ほど見つけた里見城跡が見えました。案内文では、里見家基が結城合戦で戦死し、その子里見義実が安房に転出するまで、この里見郷に里見一族が住んでいたことを伝えています。
郷見神社をお詣りします。里見城がこれだけ近いということで里見氏とのゆかりもあるのでは、と考えられているそうです。
2025年04月27日 18:23撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 18:23
郷見神社をお詣りします。里見城がこれだけ近いということで里見氏とのゆかりもあるのでは、と考えられているそうです。
社殿にかけられた案内板には、この里見郷が鎌倉攻めで有名な新田義貞公の故郷であることが書かれています。
2025年04月27日 18:27撮影 by  iPhone 15, Apple
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社殿にかけられた案内板には、この里見郷が鎌倉攻めで有名な新田義貞公の故郷であることが書かれています。
社殿の裏に廻ってみると、古い石仏がたくさん。その先がこんもりとした丘になっています。この裏山は豊城入彦命の古墳で、郷見神社の元となった諏訪神社は、もともと古墳を守るために建立されたのでは、との説もあるとか。
2025年04月27日 18:28撮影 by  iPhone 15, Apple
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社殿の裏に廻ってみると、古い石仏がたくさん。その先がこんもりとした丘になっています。この裏山は豊城入彦命の古墳で、郷見神社の元となった諏訪神社は、もともと古墳を守るために建立されたのでは、との説もあるとか。
丘の上には合祀された里見八幡宮が祀られていました。この八幡さまでは里見氏の初代・義俊の氏神、岩清水八幡宮を勧請と伝承されているそうです。里見氏のつながりとしては、こちらの八幡宮のほうが強そうですね。
2025年04月27日 18:29撮影 by  iPhone 15, Apple
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丘の上には合祀された里見八幡宮が祀られていました。この八幡さまでは里見氏の初代・義俊の氏神、岩清水八幡宮を勧請と伝承されているそうです。里見氏のつながりとしては、こちらの八幡宮のほうが強そうですね。
交通量の多い国道406号側には、古いけど立派な石段のある郷見神社の参道がありました。山歩きしてから神社に参拝することの多いウサトレは、裏参道から入って表参道に抜けるケースがやたらと多いです。
2025年04月27日 18:33撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 18:33
交通量の多い国道406号側には、古いけど立派な石段のある郷見神社の参道がありました。山歩きしてから神社に参拝することの多いウサトレは、裏参道から入って表参道に抜けるケースがやたらと多いです。
郷見神社そのものも榛名町指定重要文化財だったようですが、榛名町が高崎市に合併されてどうなったのかな。そんな行政問題とは関係なく、郷の氏神様は、この地と民をずっと見守ってくれているのでしょうね。
2025年04月27日 18:34撮影 by  iPhone 15, Apple
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郷見神社そのものも榛名町指定重要文化財だったようですが、榛名町が高崎市に合併されてどうなったのかな。そんな行政問題とは関係なく、郷の氏神様は、この地と民をずっと見守ってくれているのでしょうね。
再び国道406号線に出て「はるなショッピングタウンパワーセンターうおかつ」に戻ると、もう宵の口。晩御飯と酒の肴を仕入れて、うさぎ号は灯のない真っ暗な山間の道を一路今夜の宿へ。
2025年04月27日 18:53撮影 by  iPhone 15, Apple
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再び国道406号線に出て「はるなショッピングタウンパワーセンターうおかつ」に戻ると、もう宵の口。晩御飯と酒の肴を仕入れて、うさぎ号は灯のない真っ暗な山間の道を一路今夜の宿へ。
今夜は磯部温泉郷に宿泊。お宿は素泊まりプランなので、温泉で体を伸ばした後は、高坂SAで買った「たこ棒」と、 パワーセンターうおかつで仕入れた晩御飯と酒肴で、おつかれさま〜♪
2025年04月27日 20:40撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 20:40
今夜は磯部温泉郷に宿泊。お宿は素泊まりプランなので、温泉で体を伸ばした後は、高坂SAで買った「たこ棒」と、 パワーセンターうおかつで仕入れた晩御飯と酒肴で、おつかれさま〜♪
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 カメラ

感想




南総里見八犬伝ゆかりの地めぐりウサトレも、安房国を飛び出して、坂東(関東)一円にその守備範囲(攻略範囲)を拡大中のウサクマです。

妙義山は、群馬県の下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置する日本三大奇景の一つとされる山で、もともと関東ふれあいの道でも中之嶽神社と妙義神社を結ぶ中間道(お中道)がコースに含まれていることもあって、ウサトレで行ってみたいお山でした。ただ、山麓の起点までのバス本数が少なく、横浜から日帰りでは・・・で、なかなか具体化していませんでした。

そこに来て昨今の里見八犬伝めぐりウサトレがマイブームとなって、愛車うさぎ号のウサトレ参戦により、がぜん今年のGW目玉企画として妙義山石門めぐりが浮上!

里見八犬伝で、妙義山に立ち寄る四犬士は妙義山周辺を観光するのですが、馬琴先生の妙義神社や妙義山の描写がすごく熱がこもっていたので、ウサさんはものすご~く妙義山に行きたくなってしまいました~

その場面とは・・・
信乃、荘助、現八、小文吾の四犬士は、荒芽山に向かうが、急ぐ旅ではないので、名所を訪ねた。妙義神社に参拝し妙義山を登り降りして、隈なく遊観した。中嶽(なかのたけ)の辺にある茶店で、遠眼鏡を覗いた荘助は道節の姿を発見する。早速四犬士は道節のいた場所へと向かった。

今回の妙義山ウサトレはGW企画なので2泊3日で計画。
まずは1日目に、表妙義 妙義山の東にある妙義神社を聖地巡礼後、里見城跡を探す。
そして翌日に、表妙義西側の石門めぐりと、中之嶽神社に聖地巡礼。
という計画です。
ですので、1日目の妙義神社参拝と里見城跡探しです。

妙義神社の参拝もさきほど無事に済ませて、うさぎ号は高崎市に移動しました。

高崎市里見地区。群馬県 榛名山南麓に今も残る「里見」という地名は、全国に広がる里見氏のルーツです。平安時代の終わりから鎌倉時代の初めごろで「里見八犬伝」の安房里見氏の先祖たちは、長い間この里見郷を拠点にしていました。

今もなお残る「里見氏」ゆかりの史跡を、少しの時間ですが巡礼してみました。

まず、中里見にある光明寺。こちらは鎌倉時代の里見氏の菩提寺。「里見山」と彫られた寺標に、早くも胸熱なウサさん。やっぱりこの土地から、里見氏は始まったんだなぁ…なんてしみじみ。里見氏の塋域に手を合わせ、里見城跡に向かって歩き出しました。

中里見町の山合の道を、里見城跡のある下里見町に向かって歩きながら、見上げると、人があんまり入ってなさそうな薮山。この辺りに、里見城の出城だった「雉郷城跡」があるらしいのですが、取り付きもわかりませんし、ネット情報だと結構薮らしい。今回は時間も限られているし、装備も町歩きモードなので、パスしま~す。

梨園が続く道を歩くと、白い梨の花がまだ残っていて、とてもキレイです。秋になると「里見梨」が収穫されるのかな? 食べてみたいなぁ~

浅間神社も通り過ぎしばらく歩くと、謎の案内表示が。よくみると「里見城跡」って書いてある!? 案内板からしばらく歩くと、左側の畑の向こうにこんもりと薮山。くま的には、たぶん里見城跡はこのあたりだと思うけど、入り口がわからないのでそのまま素通りしたら、城山稲荷神社に到着してしまいました~

稲荷神社らしく、多くの鳥居が奉納され、本殿前には可愛い狐様が並んでいますので、こちらはしっかりとお詣りします。・・・が、あれ? 里見城跡入り口は下から入るのかな? と周囲をウロウロ。稲荷神社から、里見の街が見下ろせました。里見氏のご先祖様も、里見城からこんな風景を見てたのかな~などと思いを馳せますが、城山稲荷神社からの、赤い鳥居が連なる参道を降り、下から里見城跡へ上る階段? 登城口?がないかと探してみても、やっぱり見つからない。

やっぱり城山稲荷神社の手前あたりからとりつくのかな? なんてまた坂を登って戻ってみたら、来るときに怪しいと思ったまさにピンポイントの畦の草むらの中に、かつて案内表示が掛けてあったと思われる、朽ちた棒が倒れているのを発見!

その棒あたりの向かい側の薮を、ガサガサと抜けてみたら・・・薮が開けて、山の上に平らな場所がぁ! ついに里見城跡にたどり着きました♪ なんか秘密の場所を見つけたみたいで、感動も倍増です。

里見八犬伝は、結城の戦いに敗れた里見義実が、結城城の落城に際して死を決意した父 里見季基と別れて、安房へ落ち延びる場面からはじまります。

では、安房に落ち延びる里見義実は、それまでどこを拠点にしていたのか。そう、それが、ここ上野国里見郷なのです。

安房里見氏のルーツ、そして里見八犬伝のはじまりのさらに前哨、里見八犬伝ゼロともいうべき上野国 里見のふるさとめぐりは、探検チックで、とても興味深かったです。

さて、明日はいよいよ妙義山の名勝石門めぐりです。


【里見八犬伝めぐり~上野國編 ウサトレ一覧】

 其の壱 妙義神社参拝ノ巻 (2025年4月27日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8069386.html
★其の弐 里見城跡探訪ノ巻 (2025年4月27日)
 其の参 妙義山名勝石門群巡礼ノ巻 (2025年4月28日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8076359.html

【里見八犬伝めぐり~武蔵國編 ウサトレ一覧】
 其の壱 べらぼう石浜對牛楼ノ巻 (2025年3月23日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7937727.html
 其の弐 本郷円塚山忍岡ノ巻 (2025年4月19日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8034098.html

【里見八犬伝めぐり~下総國編 ウサトレ一覧】
 其の壱 滸我芳流閣ノ巻 (2025年3月1日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7860751.html
 其の弐 伏姫桜国府台合戦ノ巻 (2025年3月30日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7961733.html
 其の参 結城合戦ノ巻 (2025年4月12日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8007467.html

【里見八犬伝めぐり~安房國編 ウサトレ一覧】
 其の壱 滝田城跡犬掛ノ巻 (2024年1月5日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6345679.html
 其の弐 館山城跡ノ巻(2024年1月6日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6345679.html
 其の参 稲村城跡ノ巻(2025年1月24日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7728723.html
 其の肆 白浜城跡野島崎ノ巻(2025年1月24日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7729642.html
 其の伍 洲崎ノ巻(2025年1月25日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7732181.html
 其の陸 宮本城跡ノ巻(2025年1月25日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7734962.html
 其の漆 伏姫籠穴富山ノ巻(2025年2月21日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7824011.html
 其の弐の補(館山城救援第二章再ノ巻)(2025年2月22日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7828798.htm

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