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記録ID: 8069386
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

里見八犬伝めぐり~上野国編・其の壱(妙義神社参詣ノ巻)

2025年04月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
00:59
距離
1.2km
登り
80m
下り
89m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:44
休憩
0:16
合計
1:00
距離 1.2km 登り 80m 下り 89m
13:42
1
スタート地点
13:43
13:44
4
13:48
13:49
14
14:03
14:15
22
14:37
14:39
2
14:42
ゴール地点
道の駅みょうぎから妙義神社を参拝するプチ散策ルートです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
起終点:道の駅みょうぎ駐車場
(当日朝に横浜から第三京浜~環八~関越自動車道経由で車移動)

※妙義山登山の場合は道の駅みょうぎの駐車場ではなく、その下にある妙義山登山者用駐車場(約70台駐車可)を利用してほしい旨の指示案内板がありました。
コース状況/
危険箇所等
今回は妙義神社参詣のみで境内の散策ですので危険な個所はありません。
今回はGWウサトレ第一弾として2泊3日で妙義山へ。愛車うさぎ号がはじめて上州へ。1日目は関越道のSAに立ち寄りながら、のんびり移動。まずは三芳SAで肉うどんをいただくま♪
2025年04月27日 07:04撮影 by  iPhone 15, Apple
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今回はGWウサトレ第一弾として2泊3日で妙義山へ。愛車うさぎ号がはじめて上州へ。1日目は関越道のSAに立ち寄りながら、のんびり移動。まずは三芳SAで肉うどんをいただくま♪
続いて高坂SAでまる天の「たこ棒」をゲット。今夜は素泊まりプランなので、これは部屋飲み用にします。まだうどん食べたばっかりなので(笑)
2025年04月27日 07:33撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 7:33
続いて高坂SAでまる天の「たこ棒」をゲット。今夜は素泊まりプランなので、これは部屋飲み用にします。まだうどん食べたばっかりなので(笑)
奥武蔵トレッキングの拠点、寄居町にある寄居SA。ここは深谷も近い。なので深谷ねぎたっぷりの「深谷ネギ醤油ラーメン」いただくま♪
2025年04月27日 08:59撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 8:59
奥武蔵トレッキングの拠点、寄居町にある寄居SA。ここは深谷も近い。なので深谷ねぎたっぷりの「深谷ネギ醤油ラーメン」いただくま♪
くまのふるさと埼玉県ともいよいよお別れ、上里SAでもちょっと「こむぎっち焼き」をつまみ食い〜
2025年04月27日 09:49撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 9:49
くまのふるさと埼玉県ともいよいよお別れ、上里SAでもちょっと「こむぎっち焼き」をつまみ食い〜
群馬に入ってすぐ、上信越道の藤岡ICで高速を下りて、隣接する「道の駅ららん藤岡」で一休み。なんか懐かしい観覧車だな〜暑くなってきて噴水で遊ぶ子供らが楽しそう♪
2025年04月27日 11:02撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 11:02
群馬に入ってすぐ、上信越道の藤岡ICで高速を下りて、隣接する「道の駅ららん藤岡」で一休み。なんか懐かしい観覧車だな〜暑くなってきて噴水で遊ぶ子供らが楽しそう♪
さて、うさぎ号を駆って、上州の一般道を一路、妙義山を目指します。
2025年04月27日 11:49撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 11:49
さて、うさぎ号を駆って、上州の一般道を一路、妙義山を目指します。
途中に関東ふれあいの道の指標標識はありました。群馬コース6「白衣観音めぐりのみち」のようですね。いつか歩く機会もあるかもしれません。
2025年04月27日 12:13撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 12:13
途中に関東ふれあいの道の指標標識はありました。群馬コース6「白衣観音めぐりのみち」のようですね。いつか歩く機会もあるかもしれません。
前方にいよいよ妙義山が見えてきました。裏側には少し雪化粧した浅間山も見えていますね。
2025年04月27日 12:28撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 12:28
前方にいよいよ妙義山が見えてきました。裏側には少し雪化粧した浅間山も見えていますね。
日本三大奇景の一つとされる妙義山を構成する代表的な一座、白雲山のふもとにある「道の駅みょうぎ」に到着しました〜うさぎ号がんばった。
2025年04月27日 13:42撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:42
日本三大奇景の一つとされる妙義山を構成する代表的な一座、白雲山のふもとにある「道の駅みょうぎ」に到着しました〜うさぎ号がんばった。
駐車場には妙義神社周辺の案内図。妙義山登山道についての記述が少ないのは、この駐車場が登山者用ではないからと思われます。(登山者専用駐車場は少し離れたところにあります)
2025年04月27日 13:44撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:44
駐車場には妙義神社周辺の案内図。妙義山登山道についての記述が少ないのは、この駐車場が登山者用ではないからと思われます。(登山者専用駐車場は少し離れたところにあります)
ウサトレ一日目の今日は、妙義神社へ参拝して、あす名勝石門群をめぐる予定です。妙義神社の参道前にも、関ふれ道・群馬10「さくらの里と石門のみち」の案内板がありました。
2025年04月27日 13:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:46
ウサトレ一日目の今日は、妙義神社へ参拝して、あす名勝石門群をめぐる予定です。妙義神社の参道前にも、関ふれ道・群馬10「さくらの里と石門のみち」の案内板がありました。
群馬県道196号 上小坂四ツ家妙義線から表参道へ。妙義神社一の鳥居をくぐります。
2025年04月27日 13:46撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:46
群馬県道196号 上小坂四ツ家妙義線から表参道へ。妙義神社一の鳥居をくぐります。
参道から見上げる妙義山(白雲山)。あれ〜?妙義山ってこんなに緑豊かな感じでしたっけ〜?
2025年04月27日 13:49撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:49
参道から見上げる妙義山(白雲山)。あれ〜?妙義山ってこんなに緑豊かな感じでしたっけ〜?
妙義神社の社号標の前でウサさんのお写真パシャリ♪最初にここに来たいと言ってから、ずいぶんいろんなお山をめぐって、ようやくたどり着いたね。
2025年04月27日 13:50撮影 by  iPhone 15, Apple
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妙義神社の社号標の前でウサさんのお写真パシャリ♪最初にここに来たいと言ってから、ずいぶんいろんなお山をめぐって、ようやくたどり着いたね。
くまも社号標で1枚撮ってもらいました。里見八犬伝でも、妙義山に立ち寄る四犬士は、妙義神社を参拝し、妙義山を観光してるんですよね。
2025年04月27日 13:51撮影 by  iPhone 15, Apple
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くまも社号標で1枚撮ってもらいました。里見八犬伝でも、妙義山に立ち寄る四犬士は、妙義神社を参拝し、妙義山を観光してるんですよね。
表参道はもう完全に初夏の雰囲気ですね。上り坂を登り詰めると正面に朱を基調とした、安永二年(1773)築の国重要文化財である総門です。
2025年04月27日 13:51撮影 by  iPhone 15, Apple
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表参道はもう完全に初夏の雰囲気ですね。上り坂を登り詰めると正面に朱を基調とした、安永二年(1773)築の国重要文化財である総門です。
境内は鳥のさえずりと涼やかな風鈴の音色に包まれています。GWですが神社めぐりは家族連れの嗜好に沿わないのか、子供らの嬌声も聞こえません。
2025年04月27日 13:52撮影 by  iPhone 15, Apple
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境内は鳥のさえずりと涼やかな風鈴の音色に包まれています。GWですが神社めぐりは家族連れの嗜好に沿わないのか、子供らの嬌声も聞こえません。
総門は旧白雲山石塔寺(神仏習合の妙義大権現)の仁王門だったそうで、凛々しい阿吽の仁王像が睨みを利かせています。
2025年04月27日 13:53撮影 by  iPhone 15, Apple
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総門は旧白雲山石塔寺(神仏習合の妙義大権現)の仁王門だったそうで、凛々しい阿吽の仁王像が睨みを利かせています。
総門をくぐるとピリッとした空気に包まれた荘厳な空間が広がります。
2025年04月27日 13:54撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:54
総門をくぐるとピリッとした空気に包まれた荘厳な空間が広がります。
妙義山歩道の案内板も設置されていました。険峻な岩山を縦走する上級コースと、中間道(お中道)と呼ばれる一般コース。ウサクマは明日、一般コースの左手に位置する石門群をめぐる予定です。
2025年04月27日 13:54撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:54
妙義山歩道の案内板も設置されていました。険峻な岩山を縦走する上級コースと、中間道(お中道)と呼ばれる一般コース。ウサクマは明日、一般コースの左手に位置する石門群をめぐる予定です。
悠久の時が刻まれた石段をゆっくりと上り、銅鳥居をくぐります。
2025年04月27日 13:55撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:55
悠久の時が刻まれた石段をゆっくりと上り、銅鳥居をくぐります。
銅鳥居の手前には天然記念物の「妙義神社の大杉」。かつて樹齢1000年を超えた大杉があったそうですが、昭和四十六年の台風で倒れ、いま聳えているのは、その穂を接ぎ木で継承した若い杉だそうです。
2025年04月27日 13:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:56
銅鳥居の手前には天然記念物の「妙義神社の大杉」。かつて樹齢1000年を超えた大杉があったそうですが、昭和四十六年の台風で倒れ、いま聳えているのは、その穂を接ぎ木で継承した若い杉だそうです。
石造の「太鼓橋」を渡り、上部神域へと一直線に延びる165段の石段(男坂)を上ります。かつては大河ドラマ「義経」や「天地人」のロケ地としても使用されたとか。
2025年04月27日 13:58撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 13:58
石造の「太鼓橋」を渡り、上部神域へと一直線に延びる165段の石段(男坂)を上ります。かつては大河ドラマ「義経」や「天地人」のロケ地としても使用されたとか。
石段を上り切った先が神域の入口となる隋神門。この門には門を守る武将像が二柱と赤鬼・青鬼の像がありましたが、注目すべきは鬼のパンツ。どちらもトラ柄です(笑)
2025年04月27日 14:01撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:01
石段を上り切った先が神域の入口となる隋神門。この門には門を守る武将像が二柱と赤鬼・青鬼の像がありましたが、注目すべきは鬼のパンツ。どちらもトラ柄です(笑)
隋神門を潜りぬけて左手に曲がり、右手の石段を上って絢爛豪華な唐門をくぐると国重要文化財の拝殿です。古くは波己曽(はこそ)神社といい、創建は宣化天皇二年(537年)と伝わる、『日本三代実録』に記載がある古社です。
2025年04月27日 14:02撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:02
隋神門を潜りぬけて左手に曲がり、右手の石段を上って絢爛豪華な唐門をくぐると国重要文化財の拝殿です。古くは波己曽(はこそ)神社といい、創建は宣化天皇二年(537年)と伝わる、『日本三代実録』に記載がある古社です。
拝殿から右手へ。古来からの神さまである波己曽神が降臨する磐座といわれる影向岩を過ぎ、大の字方面へ進むと、一面に白い花畑。
2025年04月27日 14:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:05
拝殿から右手へ。古来からの神さまである波己曽神が降臨する磐座といわれる影向岩を過ぎ、大の字方面へ進むと、一面に白い花畑。
たくさんのシャガが咲き誇っていました。一凛でも豪華な印象のシャガ、これだけ群生するとまさに壮観です。
2025年04月27日 14:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:06
たくさんのシャガが咲き誇っていました。一凛でも豪華な印象のシャガ、これだけ群生するとまさに壮観です。
その先に妙義山登山道「大の字・白雲山頂コース」入口の標識。「上級者コース」の警告板付きですね。
2025年04月27日 14:07撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:07
その先に妙義山登山道「大の字・白雲山頂コース」入口の標識。「上級者コース」の警告板付きですね。
こちらが白雲山への登山口であり、神域の核心への入り口のようです。「神は人の敬によって威を増し 人は神の徳によって運を添ふ」鎌倉幕府の武家法「御成敗式目」の一節ですね。
2025年04月27日 14:08撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:08
こちらが白雲山への登山口であり、神域の核心への入り口のようです。「神は人の敬によって威を増し 人は神の徳によって運を添ふ」鎌倉幕府の武家法「御成敗式目」の一節ですね。
この登山道は滅茶苦茶険しく、滑落による遭難者が多発しています。なので、今回のウサトレでは「尻尾を踏む」ところまで
2025年04月27日 14:09撮影 by  iPhone 15, Apple
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この登山道は滅茶苦茶険しく、滑落による遭難者が多発しています。なので、今回のウサトレでは「尻尾を踏む」ところまで
尻尾だけでも、妙義山の神聖さがピリピリとと渡りますが、ここへ来れたうれしさで思わず、くまニンマリ。
2025年04月27日 14:10撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:10
尻尾だけでも、妙義山の神聖さがピリピリとと渡りますが、ここへ来れたうれしさで思わず、くまニンマリ。
この先が厳しい登山道、まさに登山道の「尻尾」です。
2025年04月27日 14:11撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:11
この先が厳しい登山道、まさに登山道の「尻尾」です。
女坂で社務所まで下り、御朱印をいただきました。
2025年04月27日 14:24撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:24
女坂で社務所まで下り、御朱印をいただきました。
境内に終わりの桜が残っていました。
2025年04月27日 14:31撮影 by  iPhone 15, Apple
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境内に終わりの桜が残っていました。
道の駅みょうぎに戻ります。こうしてみると、道の駅自体も随分と険しいところに築かれているのですね〜左下に見えるカーブのあたりが登山者専用駐車場のようです。
2025年04月27日 14:40撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:40
道の駅みょうぎに戻ります。こうしてみると、道の駅自体も随分と険しいところに築かれているのですね〜左下に見えるカーブのあたりが登山者専用駐車場のようです。
せっかくのなので、富岡市妙義ビジターセンターも訪れてみました。
2025年04月27日 14:49撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:49
せっかくのなので、富岡市妙義ビジターセンターも訪れてみました。
こんな浮世絵が描かれるのですから、江戸時代も妙義山は人気の観光スポットだったのですね。
2025年04月27日 14:58撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 14:58
こんな浮世絵が描かれるのですから、江戸時代も妙義山は人気の観光スポットだったのですね。
館内には妙義山の大型立体模型。妙義山一帯の大自然と地形がリアルに表現されて、見上げる方角によって山容が変わる様子が面白いです。
2025年04月27日 15:01撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 15:01
館内には妙義山の大型立体模型。妙義山一帯の大自然と地形がリアルに表現されて、見上げる方角によって山容が変わる様子が面白いです。
ビジターセンター駐車場の一角、妙義山を眺める絶好のポイントに妙義山の山名標がありましたので、ここでも記念に一枚。
2025年04月27日 15:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 15:05
ビジターセンター駐車場の一角、妙義山を眺める絶好のポイントに妙義山の山名標がありましたので、ここでも記念に一枚。
手前に白雲山、中央奥に明日訪れる金洞山、右手に金鶏山。妙義山を構成する三山を一望して、今日の妙義神社ウサトレは完了です。
2025年04月27日 15:08撮影 by  iPhone 15, Apple
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4/27 15:08
手前に白雲山、中央奥に明日訪れる金洞山、右手に金鶏山。妙義山を構成する三山を一望して、今日の妙義神社ウサトレは完了です。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 携帯 時計 カメラ

感想




南総里見八犬伝ゆかりの地めぐりウサトレも、安房国を飛び出して、坂東(関東)一円にその守備範囲(攻略範囲)を拡大中のウサクマです。

妙義山は、群馬県の下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置する日本三大奇景の一つとされる山で、もともと関東ふれあいの道でも中之嶽神社と妙義神社を結ぶ中間道(お中道)がコースに含まれていることもあって、ウサトレで行ってみたいお山でした。ただ、山麓の起点までのバス本数が少なく、横浜から日帰りでは・・・で、なかなか具体化していませんでした。

そこに来て昨今の里見八犬伝めぐりウサトレがマイブームとなって、愛車うさぎ号のウサトレ参戦により、がぜん今年のGW目玉企画として妙義山石門めぐりが浮上!

里見八犬伝で、妙義山に立ち寄る四犬士は妙義山周辺を観光するのですが、馬琴先生の妙義神社や妙義山の描写がすごく熱がこもっていたので、ウサさんはものすご~く妙義山に行きたくなってしまいました~

その場面とは・・・
信乃、荘助、現八、小文吾の四犬士は、荒芽山に向かうが、急ぐ旅ではないので、名所を訪ねた。妙義神社に参拝し妙義山を登り降りして、隈なく遊観した。中嶽(なかのたけ)の辺にある茶店で、遠眼鏡を覗いた荘助は道節の姿を発見する。早速四犬士は道節のいた場所へと向かった。

今回の妙義山ウサトレはGW企画なので2泊3日で計画。
まずは1日目に、表妙義 妙義山の東にある妙義神社を聖地巡礼後、里見城跡を探す。
そして翌日に、表妙義西側の石門めぐりと、中之嶽神社に聖地巡礼。
という計画です。
ですので、1日目の妙義神社参拝と里見城跡探しです。

まずは最初の妙義神社参拝です。

奇岩と怪石で名高い妙義山の主峰白雲山の東山麓に鎮座する妙義神社。神社が位置する妙義山自体が古くから神聖な場所とされてきたとのことですが、実際に訪れてみるとそのことがヒシヒシと感じられます。

風鈴が静かに響く石段を上り、鮮やかな朱色の「総門」を抜けると、そこは岩山に囲まれた、大自然のエネルギーを感じることができる波己曽神(妙義大神)の神域でした。

八犬伝にも出てくる総門には凛々しい仁王像が鎮座していました。そして、国指定重要文化財にもなっている、権現造りの豪華絢爛な本社に参拝しました。また、上級者や修験者が登る「大の字・白雲山山頂」への登山道の尻尾(登山口)も踏んできました。里見八犬伝には「奥の院」のこと書いてあるから、四犬士はここを登ったのかな~?

妙義山の険しい岩肌やその形状は、古代から多くの伝説や神話と結びついており、その神秘性が、馬琴先生の筆によって、八犬伝でもすごく熱く書かれています。

先日のウサトレ「里見八犬伝めぐり~武蔵國・其の弐(本郷円塚山忍岡ノ巻)」で、湯島天満宮に行った時も感じたことですが、200年前に書かれた物語に出てくる神社が今もなお実在して、参拝できるなんてすごく感慨深いです。妙義神社は江戸時代には霊験あらたかだけど、旅人も参拝できるような、人気のパワースポットだったのかもしれませんね。

物語では戦国時代の四犬士は、この霊場を登り降りして隈なく遊観したらしいので、翌日は表妙義の西側「石門めぐり」に挑戦したいと思いま~す。


【里見八犬伝めぐり~上野國編 ウサトレ一覧】
★其の壱 妙義神社参拝ノ巻 (2025年4月27日)
 其の弐 里見城跡探訪ノ巻 (2025年4月27日)
 其の参 妙義山名勝石門群巡礼ノ巻 (2025年4月28日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8076359.html

【里見八犬伝めぐり~武蔵國編 ウサトレ一覧】
 其の壱 べらぼう石浜對牛楼ノ巻 (2025年3月23日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7937727.html
 其の弐 本郷円塚山忍岡ノ巻 (2025年4月19日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8034098.html

【里見八犬伝めぐり~下総國編 ウサトレ一覧】
 其の壱 滸我芳流閣ノ巻 (2025年3月1日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7860751.html
 其の弐 伏姫桜国府台合戦ノ巻 (2025年3月30日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7961733.html
 其の参 結城合戦ノ巻 (2025年4月12日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8007467.html

【里見八犬伝めぐり~安房國編 ウサトレ一覧】
 其の壱 滝田城跡犬掛ノ巻 (2024年1月5日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6345679.html
 其の弐 館山城跡ノ巻(2024年1月6日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6345679.html
 其の参 稲村城跡ノ巻(2025年1月24日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7728723.html
 其の肆 白浜城跡野島崎ノ巻(2025年1月24日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7729642.html
 其の伍 洲崎ノ巻(2025年1月25日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7732181.html
 其の陸 宮本城跡ノ巻(2025年1月25日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7734962.html
 其の漆 伏姫籠穴富山ノ巻(2025年2月21日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7824011.html
 其の弐の補(館山城救援第二章再ノ巻)(2025年2月22日)
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7828798.htm


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