笈ヶ岳


- GPS
- 12:14
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,316m
- 下り
- 2,306m
コースタイム
- 山行
- 11:30
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 12:14
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
藪漕ぎなし 登りは山頂までツボ足 下りは中宮ルート分岐から導水管上までチェーンアイゼン |
その他周辺情報 | 満天の湯白山インター店(850円) |
写真
感想
東京から遠いし、登るのにも時間かかるし、おまけに季節限定。
笈ヶ岳って、気軽に行ける感じではなく、それなりの覚悟が必要な山。
これまでは、なかなかタイミングが合わず。
けれど、今年は多雪&時間も取れるGWは大きなチャンス。
このタイミングを逃すと今度はいつになることやら、
ということでようやく笈ヶ岳へ向かうことに。
6時過ぎ、ビリッケツでスタート。
山毛欅尾山までは、堰堤ハシゴのアップダウン、導水管階段の登り、
登山道に入ってからの急登の連続と先が不安になる前半戦。
でも、山毛欅尾山を越えると空気が変わる。
気持ちのいい尾根道が続いて、一気に距離を稼げた。
冬瓜山の山腹をトラバースし終えると後半の山場。
シリタカ山の鞍部へ向けて登り、さらに主稜線への直登へ。
そこを乗り切れば、あとはビクトリーロード。
山頂まではご褒美のようなルートだった。
藪を漕ぐような場所もなく、午後は少し緩んだものの、
全体的に雪はよく締まっていて上々のコンディション。
何より、終日ずっと好天に恵まれたのがよかった。
最後の階段の登り返しが一番キツかったけど明るいうちに下山完了。
文句なしの一日となった。
意を決して…の笈ヶ岳。
距離、雪融けの状況によっては12〜13時間以上かかりそう、
そんなに歩ける自信がなく、行けるところまで行こうと臨みました。
しかし、実際歩きはじめたら、天気やコース状況(雪がちゃんとつながってた)、
体調もよく、キツいながらもしっかり歩くことができた。
ゴールデンウィークで、翌日の心配をしなくていいという気楽さもよかったのかな。
確かに長い。初っぱなの階段のぼりからはじまり急登続き。
あそこまで行けば山頂…と思いきや、山頂はずっともっと奥…。
本当にとおくて、なかなか辿り着かない。
こんなにも長丁場なのに、入っている人が結構いて驚いた。
この時期しか登れない貴重さもあるのかもしれない。
久しぶりに12時間超えの山行となり、もちろん身体はくたくたなんだけど、
それ以上に山にどっぷり浸かった感があって、心はスカッとした気分になった。
カタクリロードは早朝に通りかかったため、花びらは閉じたまま。
帰りは暗くなって、咲いている姿は見られないかな?と思っていたけど、
陽が伸びたおかげで、満開のカタクリロードを歩くことができたのもよかった。
すごくいいタイミングで行けて、2025GWの楽しい思い出のひとつになった。
おしまい。
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