【北ア】双六岳 撤退


- GPS
- 19:28
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,893m
- 下り
- 1,860m
コースタイム
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 11:09
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:17
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ギリギリアイゼン刺さるくらいのシャリ雪。踏み抜き多数ありました 雪庇でクラックもいくつかあり |
写真
装備
共同装備 |
テント
バーナー
|
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感想
当初、2泊3日の予定で双六岳、鷲羽岳とピークハント予定でしたが、強風及び雪庇のクラックが多数あり危険と判断し撤退。
大規模な土砂崩れの跡を通過し多数の雪崩の跡を横目に進み雪崩の音が聞こえたり雪庇やクラックの脇を通過、爆風でテン泊予定を避難小屋で一夜明かす等経験した事の無い山行で学びが多かったです。ベテランのバディがいてくれてよかった!
そして素晴らしい北アルプスの眺望が最高でした。
スタートしてからはしばらくなだらかな登りが続きますが1時間ほどして大規模な土砂崩れに遭遇。事前に情報は得ていたものの想像を超えていました。多数の太い木が無残にも折れいたるところに散乱。100m以上の道は塞がれ、反対側の土砂も崩れています。通常は5分ほどで通過できそうな場所ですが、20分は要しました。
土砂崩れを通過しその後雪崩の跡も多数見かけましたが順調に進み大雪渓へ。大雪渓はこれまで上ったことのない幅と高さ、傾斜で登りきるまでに3時間を要し稜線へ出ました。稜線へ出ると雪庇がある場所でクラックが入っていたり踏み抜き箇所が多く注意を払って進みます。そして12時間かけて初日の目的地、双六小屋へ到着。
夜中の風速30m予報は情報として捉えテントを設営するも夕刻の時点でかなりの風速により避難小屋で過ごす事に。朝には15mほどに収まるとのことでしたがまったく収まらない予報に変わり双六岳、鷲羽岳は諦め、雪庇のクラックも多数あり危険と判断し撤退することにしました。
下山途中の昼食でバディーが牛カレー(肉は生を持参)を作ってくれてとっても美味しかったです!!
そして、雷鳥さん初遭遇で興奮してました笑
■装備 約20kg
わさび平小屋まで⇒MERRELL モアブスピード2GTX(ローカット)
それ以降 ⇒スポルティバ ネパールエボ
チェンスパ (モンベル)⇒積雪場所で使用
アイゼン (グリベルG12 ※12本爪 短い歯) ※大雪渓以降使用
ストック (LEKI)
ピッケル (グリベル)※下山時の大雪渓のみ使用
ゲーター ノースフェイス厳冬期用
電熱ゴーグル (使用せず)
シュラフ イスカ860
ムカストーブ&ガソリン400ml
スノーピークギガパワーストーブ
プラティパス濾過
■グローブ
ワークマン夏用(指先が出ているやつ)
■レイヤリング
MILLET ドライナミックメッシュ(半そで)
モンベル ジオライン薄手
マムート フリース →ほとんどここで使用、ハードシェルは少し使用
マムート HD(赤) 使用せず
■駐車場
夜叉神登山口駐車場 40台ほどは停められるかも。朝4:30時点で15台ほどいました
こ新穂高温泉無料駐車場は夏とは異なり早朝5時着でも3割程度しか車は停まっておらず得した気分でした!
■トイレ
駐車場 あり
冬季は双六小屋の避難小屋内のみあり
その他冬季は無し
■宿泊 テン泊
双六小屋⇒テン場あり
その他不明
※稜線でイグルー4つほどありました
■携帯電波
docomoほぼつながらず。西穂岳が見える場所は弱めにつながります
格安シム(nuroモバイル)つながらず
auも同様
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