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Yamareco

記録ID: 8128300
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳

2025年05月04日(日) 〜 2025年05月05日(月)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
15:36
距離
36.8km
登り
1,950m
下り
1,942m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:00
休憩
0:19
合計
6:19
距離 16.2km 登り 885m 下り 95m
5:44
8
5:52
35
6:27
5
6:32
37
7:16
7:19
12
7:31
42
8:13
8:29
19
8:48
61
9:49
53
10:42
77
11:59
2日目
山行
8:11
休憩
1:58
合計
10:09
距離 20.7km 登り 1,065m 下り 1,847m
4:43
61
6:49
7:01
51
7:52
8:02
55
8:57
9:17
25
10:04
11:06
20
11:26
16
11:42
41
12:23
12:24
15
12:39
36
13:15
11
13:26
13:31
2
13:33
34
14:07
4
14:11
30
14:41
7
14:48
14:49
3
天候 初日:雨のち曇りのち晴れ、夕方再度曇り(微妙に雪)、強風
2日目:快晴!強風のち止む
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:さわやか信州号(バスタ新宿22:25〜上高地バスターミナル5:20)
復路:上高地バスターミナル15:15(新島々で電車乗り換え)〜松本17:13〜あずさで帰京
コース状況/
危険箇所等
※雪は日々溶けて行くため参考程度
横尾谷に入ると雪が出始める
河原との合流点でアイゼンを履いたが本谷橋までは土面露出も多い
履いた方が足元気にせず歩ける程度の雪は有る
涸沢までは適度に柔らかい雪で歩き易い
涸沢より上は朝はクラスト、9時以降は緩むので下り易くなる
奥穂山頂までは言うまでも無く危険地帯、雪壁の登下降はかなりの高度感
いつもの夜行バスで来ました、着いたら雨やんでラッキー
2025年05月04日 05:40撮影 by  SOV40, Sony
5/4 5:40
いつもの夜行バスで来ました、着いたら雨やんでラッキー
ガスガス
2025年05月04日 05:45撮影 by  SOV40, Sony
5/4 5:45
ガスガス
新村橋架け替え中
2025年05月04日 07:32撮影 by  SOV40, Sony
5/4 7:32
新村橋架け替え中
やっと着いた、毎回思うけどここまでシャトルバス出して欲しい
2025年05月04日 08:25撮影 by  SOV40, Sony
1
5/4 8:25
やっと着いた、毎回思うけどここまでシャトルバス出して欲しい
雪が出始める
2025年05月04日 08:50撮影 by  SOV40, Sony
5/4 8:50
雪が出始める
屏風岩、立派
2025年05月04日 09:39撮影 by  SOV40, Sony
5/4 9:39
屏風岩、立派
谷間をほぼトラバースで進む
2025年05月04日 09:40撮影 by  SOV40, Sony
5/4 9:40
谷間をほぼトラバースで進む
本谷橋ってこの時期掛かってないんですね
2025年05月04日 09:50撮影 by  SOV40, Sony
5/4 9:50
本谷橋ってこの時期掛かってないんですね
冬道は谷を詰める、ココからアイゼン履いても良いかも
2025年05月04日 10:04撮影 by  SOV40, Sony
5/4 10:04
冬道は谷を詰める、ココからアイゼン履いても良いかも
横尾本谷、沢登りの人は南岳まで行くらしい
2025年05月04日 10:19撮影 by  SOV40, Sony
5/4 10:19
横尾本谷、沢登りの人は南岳まで行くらしい
前穂北尾根見えてきました
2025年05月04日 10:31撮影 by  SOV40, Sony
5/4 10:31
前穂北尾根見えてきました
信州側から晴れて来た
2025年05月04日 11:05撮影 by  SOV40, Sony
5/4 11:05
信州側から晴れて来た
飛騨側はまだまだ雲の中
2025年05月04日 11:17撮影 by  SOV40, Sony
1
5/4 11:17
飛騨側はまだまだ雲の中
テン場に到着、良い感じの居抜き物件を確保
2025年05月04日 12:11撮影 by  SOV40, Sony
1
5/4 12:11
テン場に到着、良い感じの居抜き物件を確保
設営中にドンドン晴れてきた
2025年05月04日 13:20撮影 by  SOV40, Sony
5/4 13:20
設営中にドンドン晴れてきた
北穂側も
2025年05月04日 13:20撮影 by  SOV40, Sony
5/4 13:20
北穂側も
奥穂側は結構しつこい
2025年05月04日 13:21撮影 by  SOV40, Sony
5/4 13:21
奥穂側は結構しつこい
設営完了、前室のスペースが足りず意外と時間がかかった、ブロック積み上げは爺ヶ岳で教えてもらってかなり慣れた
2025年05月04日 13:42撮影 by  SOV40, Sony
5/4 13:42
設営完了、前室のスペースが足りず意外と時間がかかった、ブロック積み上げは爺ヶ岳で教えてもらってかなり慣れた
奥穂に行くには時間も天気も微妙なので小屋でノンビリ
2025年05月04日 13:49撮影 by  SOV40, Sony
1
5/4 13:49
奥穂に行くには時間も天気も微妙なので小屋でノンビリ
稜線上は天気予報通りパッとは晴れない感じ
2025年05月04日 14:05撮影 by  SOV40, Sony
5/4 14:05
稜線上は天気予報通りパッとは晴れない感じ
この日は100張り以上ありそうだった
2025年05月04日 14:37撮影 by  SOV40, Sony
5/4 14:37
この日は100張り以上ありそうだった
これまた予報通り夕方からガスる、ほんの少しだけ雪も
2025年05月04日 16:30撮影 by  SOV40, Sony
5/4 16:30
これまた予報通り夕方からガスる、ほんの少しだけ雪も
涸沢の夕景
2025年05月04日 18:31撮影 by  SOV40, Sony
5/4 18:31
涸沢の夕景
2日目山頂アタック、新しい朝が来た
2025年05月05日 05:11撮影 by  SOV40, Sony
2
5/5 5:11
2日目山頂アタック、新しい朝が来た
モルゲンロートはホンのチョット
2025年05月05日 05:12撮影 by  SOV40, Sony
5/5 5:12
モルゲンロートはホンのチョット
いやー、山荘まで急登でした、少し休んで核心部に挑む
2025年05月05日 06:50撮影 by  SOV40, Sony
1
5/5 6:50
いやー、山荘まで急登でした、少し休んで核心部に挑む
コレを上がってきた訳ですわ
2025年05月05日 06:50撮影 by  SOV40, Sony
2
5/5 6:50
コレを上がってきた訳ですわ
核心部は危険すぎて写真取れず、雪壁を登り切った所
2025年05月05日 07:22撮影 by  SOV40, Sony
1
5/5 7:22
核心部は危険すぎて写真取れず、雪壁を登り切った所
雪壁は急すぎて安全地帯の上からでは覗き込めず、あちらは強風過ぎたら奥穂諦めて代りに登ろうと思ってた涸沢岳
2025年05月05日 07:22撮影 by  SOV40, Sony
1
5/5 7:22
雪壁は急すぎて安全地帯の上からでは覗き込めず、あちらは強風過ぎたら奥穂諦めて代りに登ろうと思ってた涸沢岳
近くに見えて意外と遠い山頂、核心部を抜けても油断は出来ない
2025年05月05日 07:31撮影 by  SOV40, Sony
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5/5 7:31
近くに見えて意外と遠い山頂、核心部を抜けても油断は出来ない
あれが山頂だ!ビクトリーロード
2025年05月05日 07:50撮影 by  SOV40, Sony
2
5/5 7:50
あれが山頂だ!ビクトリーロード
登頂!来れたなぁ
2025年05月05日 07:54撮影 by  SOV40, Sony
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5/5 7:54
登頂!来れたなぁ
まずはメインの槍方面
2025年05月05日 07:54撮影 by  SOV40, Sony
1
5/5 7:54
まずはメインの槍方面
笠ヶ岳
2025年05月05日 07:54撮影 by  SOV40, Sony
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5/5 7:54
笠ヶ岳
ジャンと乗鞍、御嶽まで、ジャンにトレース続いてるよ…
2025年05月05日 07:54撮影 by  SOV40, Sony
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5/5 7:54
ジャンと乗鞍、御嶽まで、ジャンにトレース続いてるよ…
上高地と霞沢岳
2025年05月05日 07:54撮影 by  SOV40, Sony
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5/5 7:54
上高地と霞沢岳
吊り尾根
2025年05月05日 07:54撮影 by  SOV40, Sony
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5/5 7:54
吊り尾根
常念から大天井
2025年05月05日 07:57撮影 by  SOV40, Sony
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5/5 7:57
常念から大天井
名残惜しいけど下る、ジャンを別角度から
2025年05月05日 08:01撮影 by  SOV40, Sony
1
5/5 8:01
名残惜しいけど下る、ジャンを別角度から
登りは一生懸命だったけど、下りは景色を楽しむ余裕あり
2025年05月05日 08:12撮影 by  SOV40, Sony
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5/5 8:12
登りは一生懸命だったけど、下りは景色を楽しむ余裕あり
エビの尻尾の芸術感が凄い
2025年05月05日 08:17撮影 by  SOV40, Sony
5/5 8:17
エビの尻尾の芸術感が凄い
核心部の下りスゲー緊張した、山岳救助隊が常時監視しています
2025年05月05日 09:16撮影 by  SOV40, Sony
2
5/5 9:16
核心部の下りスゲー緊張した、山岳救助隊が常時監視しています
涸沢まで一気に下る、上部はまだ雪が固いので慎重になるが下るほど緩くなりザクザク歩ける
2025年05月05日 09:20撮影 by  SOV40, Sony
5/5 9:20
涸沢まで一気に下る、上部はまだ雪が固いので慎重になるが下るほど緩くなりザクザク歩ける
戻ってきた、快晴の涸沢素晴らしい
2025年05月05日 10:10撮影 by  SOV40, Sony
5/5 10:10
戻ってきた、快晴の涸沢素晴らしい
テント撤収完了、バスのタイムリミットまで4時間
2025年05月05日 11:05撮影 by  SOV40, Sony
1
5/5 11:05
テント撤収完了、バスのタイムリミットまで4時間
行きは厚い雲で暗かったけど快晴だと気持ちいい
2025年05月05日 11:32撮影 by  SOV40, Sony
5/5 11:32
行きは厚い雲で暗かったけど快晴だと気持ちいい
横尾まで1時間半、登山道は終わり
2025年05月05日 12:38撮影 by  SOV40, Sony
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5/5 12:38
横尾まで1時間半、登山道は終わり
横尾の幕営も景色良くてキャンプ目的なら楽しそう
2025年05月05日 12:40撮影 by  SOV40, Sony
5/5 12:40
横尾の幕営も景色良くてキャンプ目的なら楽しそう
河童橋は凄い賑わい、快晴なので観光客も大満足、あの一番奥から下りて来たんだなぁ
2025年05月05日 14:48撮影 by  SOV40, Sony
5/5 14:48
河童橋は凄い賑わい、快晴なので観光客も大満足、あの一番奥から下りて来たんだなぁ
バス間に合った!涸沢から4時間切りはさほど無理なペースではなかった
2025年05月05日 14:53撮影 by  SOV40, Sony
5/5 14:53
バス間に合った!涸沢から4時間切りはさほど無理なペースではなかった
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ テント テントマット シェラフ ヘルメット カラビナ スリング ストック

感想

今年はGWの並びが悪く連泊遠征は断念したが、その分1泊でも楽しめそうな涸沢から穂高を選んだ。
結果大正解、素晴らしい山行になった。

まずは毎度の上高地から。
夜行バスの値段上がったなぁ、と思いつつもやはり便利。
横尾までは毎度のことながらメンドクサイ。
シャトルバスを走らせて欲しい。

横尾から先は初めての区間。
涸沢には下った事しかない上、その下りもパノラマコースを行ったので。
歩いて思ったのは残雪期なら楽しい、夏は単調だろうな、と。

涸沢は快適。
初めてテントを張ったが、大規模営業小屋の恩恵を盛大に受けた幕営となる。
景色も言わずもがな最高で、人気に納得。
今回は翌朝爆風予報だったので登れるか不安だったが、何なら涸沢テン泊だけでも良いかと言う気分にさせられる。

2日目はいよいよ山頂アタック。
夜中に多少の突風は有ったが風もさほどではなく登れるだろうと希望を込めて急登を行く。
ちなみに物凄い急登。
夏道なら大きく回ったり、ザイゼングラードも適度なステップになるが、残雪の直登はかなり体力的にキタ。
雪面はクラストしているもののカチコチではなく普通に足がかかるので特に危険も無く登れるが、とにかくキツイ。
穂高岳山荘に着いた時にはホッと一息。

そしてここからが本番。
話に聞いた雪壁はとにかくヤバイ。
結構横に広くルートはいくらでも取れる分ステップが分散しており深いステップが無い。
登りは必死に登るし下りは緊張感がハンパ無い。

核心部を過ぎればあとは頑張って登るだけ。
そして山頂の景色は勿論絶景。
夏は何回か来たが残雪の景色は格別だった。
強風と時間の関係で長居は出来なかったが。

下山は核心部の雪壁は重ね重ねヤバイものの、それ以外は絶景の中快適な下り。
とは言え油断すれば大怪我だが。
涸沢でテント撤収した後は上高地まで大急ぎ。
もう少し余裕のあるあずさを予約すべきだった。
当初は穂高岳山荘に幕営する予定だったのを風除けで涸沢からスタートした影響がもろに出た。

最後はバタバタだったものの、全般的には天気にも恵まれ大満足の山行となった。
涸沢の幕営は想像以上の快適で来年も来たいと思えた。
来年は北穂に登るのも良いかも。

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