登山6年生の挑戦 "大峯奥駈道 逆峯"


- GPS
- 44:03
- 距離
- 95.3km
- 登り
- 7,732m
- 下り
- 7,848m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:21
- 山行
- 14:07
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 15:55
- 山行
- 14:52
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 17:48
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 12:24
天候 | 5/3 晴れ 5/4 霧雨のち晴れ 5/5 晴れ 5/6雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※記入中… 長いので要所のみで ■1日目 ■2日目 ■3日目 ■4日目 |
写真
感想
半年程にその名を知り、興味が湧いたので4日の休みで行けるだろう と踏んでいざ100kmの修験道へ。
1日目、吉野駅降りてから観光気分。
出店や神社を横目にこれからの旅路にドキドキする。行けるのかと期待と不安の混じる出発となる。
明日のために余力を取っておこうと大天井ヶ岳前で泊まる
2日目、後の計画を立てると恐ろしい事が分かる。
明らかに間に合わない…ので夜中発。ペースを巻いてより遠くへ向かうも、手前の普賢岳辺りから起伏激しく鎖場も多くペース巻けず…弥山手前で完全に体力尽きかけ牛歩の如く歩む。
弥山小屋でコーラとコーヒー補給。
間違えなく人生で1番美味いコーラだった。
甘みとカフェインで頭スッキリ。ペースも復活してなんとか楊枝ヶ岳避難小屋に到着。小屋内は皆寝てたので外でツェルトを…と思いきやペグが足りない…仕方なくビビィ風に寝る。5℃程度だとシュラフ無くてもダウン+シュラフカバー+シュラフで案外寝れた。
3日目、風の強い晴れた朝。
足首程の熊笹の中、気持ちの良い平原歩き…と思いきや急にナイフリッジ、そして割とえげつない鎖場。釈迦ヶ岳は侮れなかった…その後も平原歩きと急斜面の登り降り。
平治宿~行仙宿への道もまたトラバース多く嫌らしい。
笠捨山への登りもまたハード…その後に迫る地蔵岳の連続鎖場。日付変わる頃に雨が降る事は知ってたので出来るだけ玉置神社に近づこうと歩いた。22時、ビバーク。
4日目、2時間後に雨が降り出して目が覚める。
6時ほどまで強い雨脚が続く予報で、とにかく玉置神社へ進む。途中、風も強くなり玉置神社手前で横殴りの雨となる中で歩む。正に修験…
5時近く、玉置神社に到着。体も冷えたので朝食と共に1時間仮眠。
ここまで来れば大森山で終わる…と思いきや、名も無き小さなピークの急峻な登り降りで心を折ってくる。
最後の最後でこれでもかと言うほど小さな起伏を登らされる。心を奮い立たせ吉野川へ。
この山行で多くの人と出逢い、苦楽を共にし、リタイヤする人たちもいたり…と一期一会に感謝な旅路でした。
日常の有り難さ、山との向き合い方がまた変わった様な山行になりました。
ありがとう、大峯奥駈道。
・反省点
行動食はほぼ食べなかった。
柿の種はパサついてオススメしない
→羊羹・ジェル他のオススメ見てみる
食事のレパートリー増やす
アルファ米飲みだと飽きる。
コースの下調べが甘かった
長期縦走路だとグラフ見てもよく分からないので、その日毎の山行計画立てた方がイメージしやすい
UL化を進める
ジェットボイルが嵩んで重くクッカーシステムの再構築が必要。登山靴も滑りやすいのでローカットの物を採用したい。ザックも35L→25Lくらいまで小さくしたい
早朝からの行動で昼以降でバテやすい
3時発で弥山の登りで完全にバテた。その後、弥山小屋にてコーラ+コーヒー飲んだら殆ど復活。
→長期縦走は甘味類とカフェインの摂取を心掛ける
↪︎オススメの甘味料は?
→マグネシウムは積極的に摂る方がよい?
ツェルトのペグ
草むらだと上手く刺さらず設営に難儀。
→軽いペグ探しておく事とペグ毎の特性を把握
ウェア類の再構成
7~8℃程度での横殴りの雨で低体温症になってもおかしくなかった。The North Faceのフューチャーライトは透湿性高く、汗蒸れはしにくかったが動き続けないと冷えてしまう
同じく5~6℃ 晴れでの朝は、エアマット+ダウン+シュラフカバー+ツェルトで対応可。冷える足はザックに入れて対応。
→気温1桁台での行動着+4月2000m峰向けの0~5℃帯でのスリーピングシステムの構築が必要
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