記録ID: 8142240
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北穂高岳
2025年05月07日(水) 〜
2025年05月08日(木)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 16:58
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 1,896m
- 下り
- 1,835m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:32
距離 16.6km
登り 947m
下り 151m
2日目
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 11:15
距離 17.6km
登り 950m
下り 1,685m
3:37
12分
宿泊地
14:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
上高地行きバス(往復2800円/大人) |
コース状況/ 危険箇所等 |
北穂高岳山頂直下の急傾斜、凍結でピッケル・アイゼンが刺さりにくい。日が出た後はサクサク。 明神・徳沢付近で熊の目撃情報あり |
写真
数年ぶりに見る空の青さ
緩傾斜が終わりここら辺りから傾斜がきつくなる
融雪と凍結が繰り返されているため、ピッケルもアイゼンも刺さりにくい
トレースも心もとなく、キックステップとピッケルで支持を確保しつつゆっくり登っていく
緩傾斜が終わりここら辺りから傾斜がきつくなる
融雪と凍結が繰り返されているため、ピッケルもアイゼンも刺さりにくい
トレースも心もとなく、キックステップとピッケルで支持を確保しつつゆっくり登っていく
下降中あまりの暑さでシャツだけになってカメラもスマホもザックの中へ
登攀中カチカチだった頂上直下はサクサク
ピックを突き刺しながらバックステップでスイスイ下降できました
ただ一部で凍結面にうっすら積もった雪がある傾斜地で踏んだ足ごと表層面が滑降し転倒しそうになったので注意してください
登攀中カチカチだった頂上直下はサクサク
ピックを突き刺しながらバックステップでスイスイ下降できました
ただ一部で凍結面にうっすら積もった雪がある傾斜地で踏んだ足ごと表層面が滑降し転倒しそうになったので注意してください
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 日中はかなり暑く薄手のシャツがあれば良かった |
感想
4月に槍平からの槍ヶ岳を計画していましたが、悪天候で断念。翌月に連休が取れたが、休み明けの予定や自身の体力を考えて涸沢へ変更。大分昔に雪のアルプスでテント泊したいと登ったことはありましたが、テント泊だけで登頂はしていませんでした。夏山の登頂も一昨年したこともあり北穂高岳に向かいましたが、登りながら何度か引き返したほうがいいのではと不安が沸き上がりました。しかし、今までの経験と事前の情報収集・装備などの対策で十分安全は確保できていると信じて登頂できました。自身過剰はだめですが過少すぎると不安が恐怖心になって判断を誤るかもしれないので、驕ったり縮こまったりせずに丁寧に登攀レベルを上げていきたいと思います。
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小生も北穂高は夏に2回、春に1回登りました。春の時は1月にギックリ腰になり
まだ腰に不安があったので涸沢から風景のみで帰る予定でした。が、同宿者から
是非登ったほうが良いとはっぱをかけられて山頂までスムーズに登れました。しかし、
下山にとんでもないことが起こりました。写真の51枚目辺りで足元のアイゼンが効いておらず滑落し始めました(アイゼンをきつく踏むと腰に痛みが来るとまずいので軽い踏みつけで歩いていた)。あれよあれよと言う間に滑落スピードが増してきます。アイゼンを雪面に引っ掛けないように脚を持ち上げ、ピッケルを胸に寄せて強く雪面に打ち込みます。なかなか雪面に刺さりません。上の方から人が滑落していると声が聞こえてきます。
気持ちは不思議と焦ってはおらず更に2,3回身体をのけぞって勢いを付けてピッケルを打ち続けました。200mほど滑落した処で停止しました。松濤のコル辺りでしょうか、キツイ斜面でしたが横にトラバースして登山ルート戻ることが出来ました。
神様はまだまだ未熟者にチャンスを与えてくれたのでしょう。あれから17年楽しい登山と時々修行登山を交えて山に感謝しております。
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