硫黄岳・横岳・赤岳 桜平〜


- GPS
- 11:12
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,569m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 11:13
3:58 桜平(中)駐車場到着 13℃
4:35 桜平(中)駐車場出発
5:04 夏沢鉱泉到着
5:39 オーレン小屋到着
5:50 峰の松目分岐到着
6:24 赤岩の頭到着
6:46 硫黄岳山頂道標到着
7:09 硫黄岳山荘到着
7:34 台座ノ頭到着
7:56 横岳山頂到着
8:02 横岳(無名峰)到着
8:15 三叉峰到着
8:28 三叉峰出発
8:43 石尊峰到着
8:53 鉾岳到着
8:58 日ノ岳到着
9:04 日ノ岳出発
9:10 二十三夜峰到着
9:18 地蔵の頭到着
9:22 赤岳天望荘到着
9:36 赤岳天望荘出発
10:05 赤岳頂上山荘到着
10:09 赤岳山頂到着
10:14 赤岳山頂出発
10:19 赤岳頂上山荘到着
10:25 赤岳頂上山荘出発
10:39 赤岳天望荘到着
11:04 赤岳天望荘出発
11:09 地蔵の頭到着
11:19 二十三夜峰到着
11:33 日ノ岳到着
11:45 鉾岳到着
11:53 鉾岳出発
11:58 石尊峰到着
12:13 三叉峰到着
12:20 三叉峰出発
12:31 横岳(無名峰)到着
12:51 横岳山頂到着
12:59 横岳山頂出発
13:08 台座ノ頭到着
13:33 硫黄岳山荘到着
13:58 硫黄岳山頂道標到着
14:30 硫黄岳山頂道標出発
14:46 赤岩の頭到着
15:02 峰の松目分岐到着
15:13 オーレン小屋到着
15:32 夏沢鉱泉到着
15:48 桜平(中)駐車場到着
平面距離 17.3km
沿面距離 17.7km
記録時間 11:12:36
最低高度 1,849m
最高高度 2,888m
累計高度(+) 1,506m
累計高度(-) 1,508m
平均速度 1.6km/h
最高速度 8.1km/h
登り歩行時間
桜平(中)駐車場〜赤岳山頂 5時間34分 4:35〜10:09(休憩時間含む)
桜平(中)駐車場〜硫黄岳山頂道標 2時間11分 4:35〜6:46(小休憩含む)
桜平(中)駐車場〜横岳山頂 3時間21分 4:35〜7:56(小休憩含む)
桜平(中)駐車場〜三叉峰 3時間40分 4:35〜8:15(小休憩含む)
桜平(中)駐車場〜赤岳天望荘 4時間47分 4:35〜9:22(休憩時間含む)
硫黄岳山頂道標〜横岳山頂 1時間10分 6:46〜7:56(休憩なし)
横岳山頂〜赤岳天望荘 1時間26分 7:56〜9:22(休憩時間含む)
赤岳天望荘〜赤岳山頂 33分 9:36〜10:09(休憩なし)
下り歩行時間
赤岳山頂〜桜平(中)駐車場 5時間34分 10:14〜15:48(休憩時間含む)
赤岳頂上山荘〜赤岳天望荘 14分 10:25〜10:39(休憩なし)
赤岳天望荘〜三叉峰 1時間9分 11:04〜12:13(休憩なし)
三叉峰〜横岳山頂 31分 12:20〜12:51(休憩時間含む)
横岳山頂〜硫黄岳山頂道標 59分 12:59〜13:58(小休憩含む)
硫黄岳山頂〜赤岩の頭 16分 14:30〜14:46(休憩なし)
赤岩の頭〜オーレン小屋 27分 14:46〜15:13(休憩なし)
オーレン小屋〜桜平(中)駐車場 35分 15:13〜15:48(小休憩含む)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
予備電池
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
長すぎないか?と思える梅雨の中休みも来週から前線が戻って梅雨空が続くらしく、今週末が山行の大きなチャンス。
残雪の景色を楽しむ山に行くか花盛りの山に行くか。
6月8日に霞んではいたが、残雪の景色を青空とともに楽しんで来たので、次は花を楽しみたい。
八ヶ岳は花盛りで、ツクモグサが終盤、ウルップソウが咲き始めているらしい。
ツクモグサは花びらと葉っぱがうぶ毛のようになっている珍しい花で、ウルップソウは高山植物ポケット図鑑を購入した時から気になっていた花。
どちらも白馬岳と八ヶ岳にしかない地域限定の花で、横岳、赤岳周辺で観られるらしい。
土日ともに晴れのようだが、土曜日の方が風が弱いが雲が多めで日曜日は風が強く快晴らしい。
どちらを選ぶか悩むところだが、空撮もしたいので、土曜日を選択。
横岳に行くには桜平が一番お手軽。ただし桜平は駐車場が心配。当初3時半に自宅を出発しようとしていたが、暑さで夜中に目が覚めてしまったので、これ幸いと予定より1時間ほど早く出発することが出来た。
空を見上げると星は出ていなかった。
途中のコンビニでおにぎりを購入しようとしたが、2時台では品切れ、茅野市に入ってから再びコンビニに立ち寄って目的の物を購入。
この時フロントガラスにはパラパラと雨粒が落ちて来ていた。雨雲レーダーでは雨雲は見えない。
桜平で駐車場を確保してから様子を見ることにする。
雨はワイパーを使う程でなく、市街地をぬけると止んでいた。
桜平への林道は相変わらずのダートだが、車高の高くない車でも問題なし。駐車場は満車に近い状態だったが、空きスペースにすぐ駐車することが出来た。すぐ後ろを走っていた車も駐車出来た様子。
車内で朝食をとり、少し休憩してからトイレを利用して出発。
夏沢鉱泉への急な車道はつらいが、30分程で到着。オーレン小屋へ向かう途中ではすぐに花も現れ、花盛りへの期待が高まる。
オーレン小屋から硫黄岳への登りは夏沢峠経由と峰の松目分岐経由で体力度は違わないようだが、峰の松目分岐経由の方が距離も短く得な気がする。
赤岩の頭手前では花の種類も増えてうれしい。今年初めてコイワカガミを観た。
赤岩の頭に出ると横岳、赤岳、阿弥陀岳が見え、テンションが上がる。
硫黄岳への登り始めは風が無かったが、上に行くに従って風が強くなって来た。予報では4〜5m/sだったが、それより強そうだ。
硫黄岳山頂では朝陽が爆裂火口の方から射していて眩しい。
すぐに硫黄岳山荘へ下って行く。山荘手前にはキバナシャクナゲが咲いていた。
硫黄岳山荘を過ぎると急ではないが、長い登りとなる。登り切るまでは白と茶色の赤岩の頭、硫黄岳の南側しか見えない。
登り切ると再び横岳、赤岳、阿弥陀岳が見え、コマクサを保護するネットの張られたザレ場となる。
ザレ場を終えると雪の無い富士山が現れた。裾野の下の方に雲はあるがほぼ全体が見えている。
ここからは気持ちの良い稜線歩きとなり、花もたくさん咲いているのでなかなか前に進めない。ツクモグサの姿は頭に入れて来たが、花の大きさが不明なので、薄黄色の花を見つける度に近付いて目を凝らす。
霧訪山で観たセツブンソウなどは想像よりはるかに小さく、マクロ撮影出来ないと厳しい。
2023年9月に三叉峰まで行っているが、咲いている花はトウヤクリンドウと僅かに残ったコマクサくらいだった。
横岳山頂では時間記録用に山頂道標を撮影するのみですぐに通過し、三叉峰に向かう。
三叉峰で一旦休憩して行動食をとる。ここは野辺山方面からのルートとの合流点で、まさに三叉路になっているのだが、先に進むにはと、見下ろすと一旦北側に降りてから峰の左を巻いて行くらしい。
さあ、ここからは未知のルートで、目的地の赤岳天望荘に向かう。
尾根をすんなりと赤岳方面に向かえるものだと勝手に想像していたが、ハシゴを下り、稜線の西側をトラバースするようになっていた。
トラバースのために少し下だったら、すれ違う方にウルップソウのつぼみがあることとツクモグサが咲いていると教えていただいた。
自力で探すのは難しそうだと思っていたので、ありがたい。
ウルップソウのつぼみを撮ってから一旦戻ってツクモグサも撮影。思っていたより大き目の花だった。
教えてくれた方も初めて観るそうで、多くの方がこの2つの花を目的に来ているようだ。撮って減るものではないので互いに教え合って花を愛でていた。
ツクモグサ、ウルップソウのある辺りは断崖でクサリが設置され、不意にバランスを崩して滑落することのないようクサリを掴んで歩くべき場所になっている。
トラバースを終えて再び稜線に出ると、赤岳へは多少のアップダウンでつながっていると思いきや、大きく下って登り返す様が見える。
まずは少し長いクサリ場。先行のトレランの方は後ろ向きになりクサリを掴みながらクライムダウンで降りている。
自分は足元もあまり滑らないので、念のためクサリを掴みつつ前向きのまま下った。
帰路は手を使いながら登るかクサリを掴んで登ることになりそうだ。
鞍部まで下ったらあとは難所もなく赤岳展望荘まで登りあげるのみだが、急登でなかなか進めない。出発から5時間以上経ち、お腹も空いて来た。展望荘まではがんばれそうだ。
行者小屋への分岐点ではお地蔵さんが鎮座し、周囲も賑わっていた。西に降りていけば行者小屋となるようで、通っている人も多い。
ここまで来ると先ほどまで見えなかった赤岳展望荘が見えた。
赤岳展望荘が今日の目的地。小屋前のベンチが空いていたのでザックを降ろして行動食をとり、山友、山仲間にLINEで八ヶ岳に来ていることを知らせた。
小屋前に咲くウルップソウを撮影し、眺望を楽しんでいたら、高校の後輩の山友から「おいらも赤岳NOW」「頂上山荘で休憩中」とLINEが入った。
自分は写真をアップしただけだが、赤岳展望荘の「赤岳」の文字ははっきりと見え、頂上山荘も写っていた。
展望荘を目的地として来たが、途中のすれ違った方には展望荘にザックをデポしてでも赤岳山頂に行った方がいいと言われていた。
もう、赤岳山頂に行くしかない。
15分ほど休憩して赤岳山頂に向かい、登りの傾斜がきつくなる前に山友と会うことになった。
せっかくなので自分はこのまま赤岳山頂まで行かせてもらい、山友には赤岳展望荘で待っていてもらうことにした。
人を待たせているので、目の前の山頂までサクっと往復したいところだが、山頂へはかなりの急登。クサリを掴んで上半身を引っ張り上げるようにして登る。
下から見ていてはこんなに急で長いとは思っていなかった。
赤岳頂上山荘周辺はかなり混みあっているので、すぐに山頂へと向かう。赤岳山頂もいる場所はないが、祠を撮り、ここからしか眺められない権現岳、阿弥陀岳の姿を撮ってすぐに赤岳頂上山荘に戻った。
人が多すぎて座れるような場所はない。
赤岳山頂と赤岳頂上山荘前の滞在時間は合わせて11分。
赤岳天望荘前は人も少なかったので、展望荘に戻ってから早い昼食をとることにした。
天望荘に近付くと山友が出迎えてくれ、ベンチで昼食をとった。山友とは5月下旬に瑞牆山にグループで行っているし、来週は趣向を変えて旧中山道の鳥居峠をまたグループで歩く予定でいる。
彼は昨夜11時に美濃戸山荘の駐車場に入り、今朝行者小屋経由で赤岳、横岳、硫黄岳を周回して赤岩の頭から赤岳鉱泉経由で美濃戸山荘に戻るとのこと。
三叉峰までは登り返しがきついので、鉾岳と三叉峰で休憩し、横岳山頂手前で空撮パノラマを撮り硫黄岳に向かった。
朝の硫黄岳からずっと断続的に強めの風が吹いていたが、風の無い場所ではとても暑い。これがずっと無風だったらもっと汗をかき、水分の量も足りなかったかも知れない。
硫黄岳山荘から硫黄岳への登りは浮石があって歩き難いのでなかなかつらい。
硫黄岳では行ったことのない最東部まで進み、見たことのない爆裂火口の姿を堪能した。
赤岩の頭で山友と分かれオーレン小屋に下って行動食をとった。
朝からずっと半袖Tシャツの上に長袖シャツを着て腕まくりをしていた。
暑く感じても風が気持ちよかったためか長袖シャツを脱ごうとしていなかったが、ここで初めて半袖Tシャツのみになった。
お蔭で腕の日焼けは手の甲と腕の1/3くらいで済んだ。
オーレン小屋から桜平までは小走りで下山した。
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