北口本宮冨士浅間神社から富士山へ。三度目の正直


- GPS
- 14:51
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 2,963m
- 下り
- 3,010m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 4:28
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 10:22
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
佐藤小屋
頂上富士館
江戸屋
胸突江戸屋
里見平★星観荘
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
|
写真
感想
富士山は実はこれで3度目ですが、1回目は嵐にあい6合目で引き返す。2回目は、8合目の山小屋に泊まるも、高山病による頭痛のせいで山頂に到達できず。そして今回、3度目の正直で、日本一の山頂にようやく到達することができました。
前回の失敗を踏まえて、高山病対策として次のことを実施。なお、全ての方に効果があるかはわかりません。
●宿泊は高くもなく低くもない高度で
いきなり標高3,000mの高さで睡眠を取ると高山病になるらしい。今回は、2,300mの星観荘で宿泊。
●到着してすぐに寝ない
前回は疲れもあって、山小屋に到着するやいなや寝てしまったのですが、それがいけなかったかも。今回は、14:00に到着し、文庫本などを読みながらノンビリすごして体を慣らしました。
●ビールを飲まない
お酒はよくないみたいですね。
●水分を十分にとる
脱水症にならないように、大量の水分を摂取。2日間で8Lのポカリとお茶を持って行き、山小屋でもコーラを3本購入。水分は山小屋でも買えるのですが、私のような水分大量摂取型人間は、ある程度は持って行く必要があります。どれぐらい持って行くかは、体力とお財布との相談ですね。
●よく睡眠をとる
星観荘で夕食後にすぐに就寝。朝の3時半まで、10時間も寝てしまいました。登山前日も、お酒を控えめにして十分寝ました。
●ご来光にこだわらない
山頂でご来光を見ようとして変則的な睡眠時間とならないよう、はなから山頂ご来光には諦めて、山小屋で朝日を見ることにしました。
●深呼吸
意識して何度も深呼吸するのが大事なようです。
●薬
高山病の薬があるようですね。私もかかりつけのお医者さんに処方できないか聞いてみたのですが、「やめておきなさい」と言われてしまいました、残念。今回の山行では薬は無しです。
なお、ネットの情報では、高山病にならないためには、8合目で宿泊するよりも弾丸登山をしたほうがまだマシなんて記事もありました。私の場合、山小屋泊はしたものの、2日目は朝5時から夕方16時まで歩き通しで弾丸登山に近いかもしれませんね。
一生に一度は富士登山、などと思ってましたが、今回無事達成できました。また行きたいか?と聞かれると、次はもういいかも、と思ってしまいます。7合目以降、何度も立ち止まって深呼吸の繰り返し。こんなに苦しいものなんですね。
富士登山は、岩場もあって若干の技術力も必要ですが、体力さえあれば登れると思ってました。富士登山には、体力だけでなく『精神力』が必要のようです。こんな環境のなかでトレランをしている方々の強靱な体力と精神力には恐れ入ります。
ふだんは低山ばかりで高山に慣れていないせいもあるかもしれませんが、私は低山のほうがよほど性に合っていることに、あらためて気づかされました。
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