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Yamareco

記録ID: 8423376
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

火打山

2025年07月12日(土) 〜 2025年07月13日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
16:22
距離
21.7km
登り
1,437m
下り
1,428m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:32
休憩
1:53
合計
9:25
距離 11.7km 登り 1,217m 下り 417m
6:09
5
6:14
6:16
57
7:13
115
9:08
51
9:59
10:47
23
11:10
49
11:59
12:00
43
12:43
13:45
40
14:25
42
15:07
27
2日目
山行
5:10
休憩
1:42
合計
6:52
距離 10.0km 登り 220m 下り 1,011m
6:38
7:15
19
7:34
7:48
35
8:23
35
8:58
9:28
44
10:12
10:20
21
10:41
10:43
83
12:06
12:17
45
天候 1日目:曇りのち晴れ
2日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹ヶ峰駐車場利用
コース状況/
危険箇所等
【笹ヶ峰〜黒沢橋】
 ほぼ木道歩きで、傾斜も緩やか
【黒沢橋〜富士見平】
 "十二曲り"あたりから、徐々に傾斜がキツくなります。
 "十二曲り"より、そのあとの方がハード。
【富士見平〜高谷池ヒュッテ】
 比較的なだらか
【高谷池ヒュッテ〜天狗の庭】
 少し雪がありますが全く問題ないです。
 雪が薄い場所もあるので、踏み抜き注意。
【天狗の庭〜火打山】
 雪が少し残ってますが、特に問題なく通れました。
【火打山〜黒沢池ヒュッテ】
 黒沢池までの下りは、粘土質で滑りやすいです。
 …しっかり、滑りました。
【黒沢池ヒュッテ〜富士見平】
 黒沢池ヒュッテを出たところに残雪あり。ここが1番残ってます。
 踏み跡はしっかりあります。取り付きだけキックステップで行けば、後は大丈夫です。
その他周辺情報 【温泉】
 苗名の湯に入りました。
 広い休憩スペースがあります、
トザンヲカイシシマス。
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トザンヲカイシシマス。
ご無沙汰、ギンちゃん
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ご無沙汰、ギンちゃん
ゆるりと、黒沢橋到着
2
ゆるりと、黒沢橋到着
十二曲り。
思っていたほど、きつくはない。
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十二曲り。
思っていたほど、きつくはない。
ショウキランを発見!
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ショウキランを発見!
イチヤクソウですね。
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イチヤクソウですね。
もう、マイヅルソウは、そこかしこに咲いてます。
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もう、マイヅルソウは、そこかしこに咲いてます。
ズダヤクシュ。
大分、葉っぱが多い。
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ズダヤクシュ。
大分、葉っぱが多い。
初夏の定番、ゴゼンタチバナ。
2
初夏の定番、ゴゼンタチバナ。
ミツバオーレンもちょこっと。
2
ミツバオーレンもちょこっと。
キバナミゾホオヅキかな?
2
キバナミゾホオヅキかな?
エンレイソウ
ベニバナイチゴ?
2
ベニバナイチゴ?
サンカヨウ。
これも久しぶり。
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サンカヨウ。
これも久しぶり。
ツマトリソウ
キヌガサソウ。
少しずつ、花の種類が変わってくる。
・・・なかなか進まない。
2
キヌガサソウ。
少しずつ、花の種類が変わってくる。
・・・なかなか進まない。
ショウジョウバカマ。
雪解け直後にしか見られない花。これも久々。
2
ショウジョウバカマ。
雪解け直後にしか見られない花。これも久々。
こちらも定番、コイワカガミ。
2
こちらも定番、コイワカガミ。
富士見平分岐。
あともうちょっとで、ヒュッテ。
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富士見平分岐。
あともうちょっとで、ヒュッテ。
第一コザクラ発見。
ここで一番見たかったハクサンコザクラ。
タクサンコザクラ状態に出会いたーい。
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第一コザクラ発見。
ここで一番見たかったハクサンコザクラ。
タクサンコザクラ状態に出会いたーい。
ナナカマド〜。
キヌガサソウは、何だかもうすごいですね。
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キヌガサソウは、何だかもうすごいですね。
イワイチョウ。
突然、高谷池ヒュッテが姿を現す。
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突然、高谷池ヒュッテが姿を現す。
スイーツ休憩。
癒されます。
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スイーツ休憩。
癒されます。
うーん、まずまずの天気。
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うーん、まずまずの天気。
まだ、お昼前だし、火打山まで行ってみるかぁ。
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まだ、お昼前だし、火打山まで行ってみるかぁ。
桜ですな。
ほんのちょっと、雪の上を歩きます。
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ほんのちょっと、雪の上を歩きます。
火打山どーん!
すっかり木道が出てます。
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すっかり木道が出てます。
楽園へのプロローグ。
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楽園へのプロローグ。
タクサンコザクラ〜。
木道から、ちょっと外れたところは、まだまだいっぱい残ってます。
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タクサンコザクラ〜。
木道から、ちょっと外れたところは、まだまだいっぱい残ってます。
天狗の庭♪
鏡にならない…。
2
鏡にならない…。
コバイケイソウと木道。
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コバイケイソウと木道。
お、鏡。
逆さ火打ち〜♪
火打山へ登り始めると、また花道の始まり。
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火打山へ登り始めると、また花道の始まり。
クルマユリが、もう咲いてる。
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クルマユリが、もう咲いてる。
ヤマオダマキ
ウド?ニンジン?ボウフウ?
違いが分かりませんT0T
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ウド?ニンジン?ボウフウ?
違いが分かりませんT0T
いっぱい咲いてます。
2
いっぱい咲いてます。
テガタチドリかな?
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テガタチドリかな?
この辺がライチョウ平なのかな?標識が無くて分からず…。
雪渓にギョッとしたけど、左側に曲がって、ちょこっとかすめる程度なので問題なしです。
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この辺がライチョウ平なのかな?標識が無くて分からず…。
雪渓にギョッとしたけど、左側に曲がって、ちょこっとかすめる程度なので問題なしです。
ミヤマキンポウゲかな。
2
ミヤマキンポウゲかな。
オタカラコウ?
シャクナゲはこれから。
2
シャクナゲはこれから。
稜線美。
登頂!
青空キープ!
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登頂!
青空キープ!
日本海側は雲海が広がります。
2
日本海側は雲海が広がります。
西側は焼山がばっちり。
ここまでの眺めは期待してなかっただけに、上出来です。
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西側は焼山がばっちり。
ここまでの眺めは期待してなかっただけに、上出来です。
カラマツソウ
登りで、ぎょっとした雪渓。
ちょろっと通るだけ。
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登りで、ぎょっとした雪渓。
ちょろっと通るだけ。
アオノツガザクラ
2
アオノツガザクラ
高谷池に戻ってきました。
ホッとひと息。
2
高谷池に戻ってきました。
ホッとひと息。
月が明るすぎて、星は少な目。
2
月が明るすぎて、星は少な目。
朝。
モルゲンロートに染まるアルプスの峰々。
2
朝。
モルゲンロートに染まるアルプスの峰々。
槍様もくっきり。
2
槍様もくっきり。
食後の散歩に、天狗の庭まで向かおう。
2
食後の散歩に、天狗の庭まで向かおう。
昨日と同じ構図。
2
昨日と同じ構図。
くっきり逆さ火打ち。
3
くっきり逆さ火打ち。
いや〜、美しい!
2
いや〜、美しい!
木道沿いのハクサンコザクラは終盤。
2
木道沿いのハクサンコザクラは終盤。
ワタスゲと火打山。
ハクサンコザクラ目当てだったけど、この日の主役はワタスゲ。
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ワタスゲと火打山。
ハクサンコザクラ目当てだったけど、この日の主役はワタスゲ。
名残惜しい…。
さよなら高谷池〜
また来るね〜
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さよなら高谷池〜
また来るね〜
黒沢池までの登り。
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黒沢池までの登り。
途中のピーク、茶臼山。
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途中のピーク、茶臼山。
やっと黒沢池が見えてきました。
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やっと黒沢池が見えてきました。
黒沢池ヒュッテ。ここで、おにぎり休憩。
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黒沢池ヒュッテ。ここで、おにぎり休憩。
最後の難関(笑)
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最後の難関(笑)
踏み跡くっきりです。
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踏み跡くっきりです。
ここから、ワタスゲロード。
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ここから、ワタスゲロード。
圧巻です。
チングルマの果穂。果穂だらけでした〜。
チングルマが咲いてる頃も良いなぁ。
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チングルマの果穂。果穂だらけでした〜。
チングルマが咲いてる頃も良いなぁ。
これまた進みません。
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これまた進みません。
ハクサンフウロも咲いてました。
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ハクサンフウロも咲いてました。
瑞々しいコバイケイソウ
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瑞々しいコバイケイソウ
オツカレサマデシタ。
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オツカレサマデシタ。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 地図(地形図) ヘッドランプ 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ 三脚
共同装備
ガスカートリッジ コッヘル

感想

今年の夏山は当たり年!週末の晴れ率がとにかく高い。みなさんのレコを見てても、本当に良い天気だなぁと感じる日々。

ここ火打山は何度か計画していたが、そのたびに天候不良で断念を余儀なくされた山だったので、今回、絶好のコンディションで登ることが出来たことは、山の神に感謝しかない。前回の北岳があまりに良すぎたため、少し呆けてしまった感もあったが、またしても、ガツンとやられた感じだ。

金曜の夜、霧の中、登山口駐車場に到着。広い駐車場の車は疎らでした。
起きた時は青空だったものの次第に雲が優勢となる。今回は、登れれば良いかぁくらいの気分だったので、むしろ暑くないのは好都合といった感じだった。
黒沢橋までは緩やかな登りで、なかなか高度が上がらないが、黒沢橋を越えて十二曲りに入ったあたりから、ようやく高度が上がり始める。
高度が上がるにつれ登山道は花々に彩られる。この時期の定番、マイヅルソウやゴゼンタチバナは至るところに咲き乱れ、サンカヨウ、ショウキランなど最近は御無沙汰だった花々にも出会えた。
富士見平からは、ちょいとひと登りすると、突然、高谷池ヒュッテが姿を表す。
この時点で、雲多めで火打山も隠れ気味だし、明日の方が予報は良い。さてこれからどうしたものか・・・。頂上からの展望を取るなら、明日登頂なのだが、黒沢池は断念かなと(暗いうちからスタートする選択肢は、我々には無い(笑))。
とりあえず、まずはスイーツ休憩で作戦会議(笑)。すると、・・・あれ?何となく、晴れてきてない?そこそこの天気なら、今日のうちに登頂して、明日は黒沢池に行こう!とアタック決定。
天狗の庭までの道は多少雪が残っているものの、ほぼ夏道が出ていて、雪の苦手な私でも十分歩ける道になっていた。木道に入ると、火打山が目の前に現れる。感動の瞬間だ。天狗の庭では、晴れたり曇ったり。それでも逆さ火打にワタスゲの絶景に溜息が漏れる。残念ながらタクサンコザクラとはいかなかったものの、ハクサンコザクラも見ることが出来た。
火打山までの登り。ライチョウ平付近の雪渓に一見、ギョッとしたものの、軽く横切るだけで難なくクリア。それ以降は特に苦もなく登頂。眺望は期待していなかったものの、日本海側には雲海が広がり、西側は焼山まではしっかり見えている。上出来だ。
山頂は大勢の人で賑わっていたが、程なくして下山者が増え、静かなランチタイムとなる。ここでアクシデントが発生し、めちゃくちゃ焦ったけど、何とか大事にならずに済んだ。この日は、ゆっくりと小屋まで戻る。
夕飯は、楽しみにしていたカレーとハヤシの相盛り。久しぶりに山小屋でおかわりもした。やっぱ、疲れた時はカレーが1番。
もう一つの楽しみだった星空は、朝3時まで晴れ間が見えず…。やっと晴れたと思えば、月が明るすぎて星もぼんやり。天の川は形も分からず。

翌朝、朝食後の散歩に天狗の庭へ。昨日も感動したけど、やはり朝日効果は絶大で、逆さ火打もワタスゲも黒沢池も5割増し。もう、これで帰っても良いかと思えるくらい(笑)。
その後、小屋に戻り改めて重い荷物を背負い、気持ちも新たに黒沢池へ向かう。黒沢池まで、サクッと行けるかと思っていたが、思っていたよりも長かった。
黒沢池ヒュッテで、弁当のおにぎりを1つ食べ下山開始。ヒュッテを出てすぐに雪道のトラバースがあるが、高度感は無く私でも難なくクリア。

ここからが、こっちのコースの醍醐味だ。すぐに木道が始まり、ワタスゲ祭りとなる。至るところで、今年はワタスゲの当たり年と言われるが、ここも例外では無く、一面を白いぽやぽやが躍る。
チングルマの果穂もいっぱいあり、チングルマが咲き乱れる時も見てみたいと感じた。天狗の庭も楽園だったが、ここもまた楽園。何とも贅沢な山だ。
ワタスゲ祭りが終わってからも、コバイケイソウやハクサンフウロ、ハクサンチドリなどが彩り、飽きさせない。
ひとしきり堪能した後は、分岐点までひと登り。そこから先は、ひたすら下山。

色々あったけど、無事帰って来れたことが何より。今回の山行は、本当にそれに尽きる。

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