槍ヶ岳 大喰岳(テント泊 槍平小屋 槍ヶ岳山荘)



- GPS
- 19:30
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 1,958m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:57
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 4:56
- 合計
- 10:50
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:44
天候 | 1日目 快晴 夕刻よりガス 2日目 快晴 夕刻より山頂はガス 3日目 快晴 午後夕立のような雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路 上高地BT1240 新島々で電車乗り換え 松本駅着1436 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(新穂高から槍平小屋) 穂高平小屋まで林道歩きのあと白出沢口の先から登山道が始まる。途中に林道をショートカットできる道があるが、一部藪漕ぎや急傾斜になっていて歩きやすい道とは言えない。この登山道はなだらかにはじまり徐々に急になってゆくのと風が吹かないため暑さを非常に感じた。路面は非常に歩きやすく危険箇所と認識するようなポイントはなかった。積雪、ぬかるみなし。 (槍平小屋から槍ヶ岳山荘) 樹林帯を抜け、西鎌尾根と合流してからは稜線を歩き、つづら折れのザレ場を通過すると槍ヶ岳山荘。この区間も特段の危険箇所と認識するポイントは見当たらなかった。この日は風はやや強く吹いていたが稜線上の通常程度なのだろう。積雪、ぬかるみなし。 (槍ヶ岳山荘から山頂) 最初のハシゴ手前から渋滞した。この時の渋滞は山頂が極めて狭く大人数が滞在できないため山頂のひとが下山したら登れるというものが原因。ハシゴやハシゴ以外の岩場の登り降りで停滞する場面も見られたが、山頂が一杯になるとそれは渋滞の原因ではなくなるように見受けられた。積雪、ぬかるみなし。 (槍ヶ岳山荘から大喰岳) ザレ場、ガレ場があるが危険個所と感じるポイントはなし。大喰岳の山頂は岩に隠れていて少しわかりにくかったが槍側からの道だと進行方向に向けて左側に山頂標識がある。積雪、ぬかるみなし。 (槍ヶ岳山荘から殺生ヒュッテ) 急傾斜だが岩が並べられており歩きやすい。積雪、ぬかるみなし。 (殺生ヒュッテから槍沢小屋) トラバース道の渡渉箇所に雪渓が2歩分だけ残っていた。それ以外は危険箇所と認識するようなポイントは見当たらなかった。 (槍沢小屋から横尾山荘) ベーシックな樹林帯の道。緩やかで歩きやすい。積雪なし。 |
その他周辺情報 | 小梨平 小梨の湯で入浴。千円 シャンプーリンス ドライヤーあり |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
3000メートルを超える標高での初めてのテント泊経験。小屋から少し離れた岩稜のなかにいくつかフラットなスペースがありそれが概ねテントひと張ごとに区分けされている。さながら段々畑のよう。場所によっては岩に仕切られプライベート感が味わえるのがこのテント場の最大の特長かもしれない。最初に受付を済ませてから指定された区画にテントを張る。ウェブサイト上だとテント数は40張弱となっているようだが番号をアルファベットプラス40番台までみることができたのでもう少し収容できるのだろう。前日の槍平では60張程度だった。槍平小屋のスタッフの方の話によれば槍ヶ岳山荘のテンバは10時から11時には満員になってしまうそうだ。槍のテント争奪戦。それに敗れたあかつきには槍ヶ岳小屋のテラスから眼下に見ることができる殺生ヒュッテのテント場を目指すことになる。こちらはこちらで槍ヶ岳を下から見上げる絶好のポジション。テントが張れないという心配が不要な広大なスペースがある。ただこの高低差があると槍ヶ岳の肩に戻ることを必要する限りにおいては少し残念な結果となってしまうことは否めない。
槍平を4時15分に出発した結果、8時ちょうどに槍ヶ岳山荘に到着。テント場を確保することができた。テント場の区画は小屋のスタッフの方の指定で割り付けされた。
ここでは設営する前にまずは受付へ直行し、区画の指定を受ける必要がある。
大喰岳を正面に臨むスペース。反対側は槍の穂先を臨むスペースもある。眺望はいうまでもなく抜群。しかしデメリットはある。テントエリアから小屋に向かったりトイレに行こうとするとひとさまのテント区画に入り込みテントロープをまたがなければならない。そしてお約束の稜線強風。この日は夜中に風がやや強く吹いた。おかげで結露はからりと乾いたがペグがほとんど効かない土壌のため石を上手く利用してテンションをきかせなければならない。
早くテント場についたので設営と少しの休憩ののち午前中に槍の穂先にアタックした。午後遅くからガスが濃くなり場合によっては雨と予報されていた。その後お昼寝をして片道30分程度の大喰岳へ。ここから見る槍の穂先の鋭さは圧巻。よくまああそこに登るなんてことをしたものだとつくづく感じることができる。
翌日は午後からのお天気崩れの予報を踏まえ、絶景に後ろ髪をひかれつつ早立ちして一気に上高地へ降りた。
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