空木岳〜千畳敷→木曽殿山荘泊：東西の景色を二分する主稜線の道

2025年07月21日(月) 〜 2025年07月22日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,156m
• 下り: 2,953m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:32
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:15

6:01 スタート地点
6:01 千畳敷駅
6:46 6:47 極楽平
7:00 島田娘
8:04 8:10 濁沢大峰
9:50 10:00 檜尾岳
10:25 10:28 大滝山
11:47 11:55 熊沢岳
13:38 13:53 東川岳
14:16 木曽殿山荘

2日目

• 山行: 7:46
• 休憩: 0:46
• 合計: 8:32

5:28 木曽殿山荘
7:24 7:40 空木岳
7:48 8:00 空木駒峰ヒュッテ
8:31 8:34 駒石
8:54 8:55 空木平カール分岐点
9:33 ヨナ沢ノ頭
10:12 10:15 小地獄
10:25 大地獄
11:12 11:14 マセナギ
11:19 尻無
11:42 11:45 池山尾根水場
12:13 タカウチ場
12:41 12:47 林道終点
13:30 空木岳登山道入口
13:35 空木岳登山道取付地点
13:45 駒ヶ根高原スキー場駐車場
14:00 菅ノ台バスセンター・駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バス停に前日の23時に駐車。半分ほど埋まっていた。
翌日朝5時のバスに乗車。その後ロープウェイに。全て始発で乗れた。

コース状況／危険箇所等

島田娘〜檜尾岳までは深いアップダウンが厳しい。また鎖も出てくる。
檜尾岳からは緩やかな道になる。
空木岳への登りは、急斜面な上、花崗岩の浮石が多く、落石に注意。また鎖や岩登りも多くヘルメットはあった方が良い・

写真

7/21 6:01

快晴

7/21 6:07

これから歩く稜線を見上げる

7/21 6:15

いきなり息が上がる。標高が高いからね

7/21 6:17

最後の一登り。まだ先が長いのだが息が上がる

7/21 6:28

お花畑！

7/21 6:38

人が多いが気にせず抜かしてもらう

7/21 6:39

これぞ千畳敷の景色

7/21 6:46

右手に宝剣が見えると

7/21 6:46

極楽平に到着

7/21 6:47

三ノ沢岳
この後ずっと見続ける

7/21 6:52

御嶽が見えた

7/21 6:59

ようやく稜線歩き

7/21 7:00

前から気になっていた場所。独特の名前。雪形か何かであろうと思っていたらその通りだった

7/21 7:01

長年気になっていた稜線。晴れてよかった

7/21 7:02

檜尾小屋もよく見えていたしぱっと見それほど大変そうには見えなかった

7/21 7:02

はるか下に町並み。常念岳からもこんな景色見えるが、ここの方が標高差を感じる

7/21 7:05

まずは濁沢大峰へ

7/21 7:05

いきなりかなり深く降っていく

7/21 7:09

いい道です

7/21 7:09

市内を見下ろす

7/21 7:27

てくてく降っていく。ここまでは良いのだが

7/21 7:35

濁沢大峰が見えるとちょっとビビります

7/21 7:57

登り返します

7/21 8:04

大峰に到着

7/21 8:14

ここから先、かなり岩っぽいところが続きます

7/21 8:22

鎖や足場があるので、見た目ほど怖くはありません

7/21 8:24

こんな感じに歩きやすくはなってます

7/21 8:29

檜尾岳に向かいます

7/21 8:29

はるかかなたに熊沢岳。

7/21 8:40

垂直の梯子を降ります。濁沢大峰の下りは険しいです

7/21 8:45

お花が咲いてます

7/21 8:48

ここを降って檜尾岳に向かう道。
前半戦なのでまだここまでは大丈夫

7/21 8:54

コルに到着

7/21 9:05

最大登り返しがこれ

7/21 9:14

この山の特徴の白くて丸い岩

7/21 9:16

登ります。すでに暑いです

7/21 9:16

雷鳥がいないか探しながら登ります

7/21 9:24

疲労感でいっぱいです

7/21 9:30

歩きやすい道に差し掛かる

7/21 9:34

意外と人が少ないので自分のペースで登ります

7/21 9:35

大き目の雲が出現

7/21 9:39

檜尾岳に近づくにつれ歩きやすい道に

7/21 9:43

花崗岩の白い砂地が中央アルプスっぽい

7/21 9:50

ようやく檜尾岳につきました

7/21 9:56

空木岳がお目見え。入道雲がモクモクと

7/21 9:59

小屋が見える。あそこでテントやりたい

7/21 10:03

オベリスクがトレードマークの熊沢岳に向かいます

7/21 10:06

三沢岳の稜線。

7/21 10:09

三沢岳は険しそうなので、また今度

7/21 10:09

事前情報では熊沢岳への登りは緩やかと聞いていたが、、

7/21 10:23

結構きつい

7/21 10:25

その前に大滝山があった

7/21 10:28

良いはな

7/21 10:28

この辺りは花が多いです

7/21 10:31

ヤマハハコ

7/21 10:37

アップダウン3回目。疲労もピークに

7/21 11:01

熊沢岳のオベリスクも近くに

7/21 11:03

鎖もあります

7/21 11:06

これだけ見るとかなりヤバそうな場所だが、足場があったおかげで登れることができた

7/21 11:23

素晴らしい景色

7/21 11:23

雷鳥は現れず

7/21 11:23

沢

7/21 11:27

目と鼻の先に捉えた

7/21 11:34

綺麗な花

7/21 11:34

とはいえまだ登ります

7/21 11:34

檜尾岳

7/21 11:40

ようやくオベリスクに到着

7/21 11:47

熊沢岳に着いた

7/21 11:50

山頂部が広かったが、本当のピークを目指す

7/21 11:53

穏やかな稜線。

7/21 11:57

本当のピーク

7/21 12:17

ついに雲が稜線にかかってしまった

7/21 12:18

こういった石を見るとアルプスっぽい

7/21 12:27

最後のピークを目指す

7/21 12:30

曇っていてもいい稜線

7/21 12:51

なもなきピーク

7/21 12:54

雲で閉ざされてしまった

7/21 13:11

足元も岩ゴロで歩きにくい

7/21 13:15

いい感じの景色

7/21 13:35

そろそろ雷鳥が出てきてもいい頃なのだが

7/21 13:35

晴れそうで晴れない

7/21 13:38

東川に到着

7/21 13:54

ここでランチにしたかったが、中途半端なので、さっさと小屋を目指す

7/21 13:56

すごい急斜面

7/21 14:03

疲労感もピークに

7/21 14:07

雲が晴れて空木岳の巨大な姿が！

7/21 14:08

迫力

7/21 14:11

長かった

7/21 14:13

ワイルドな足場を頼りにくだる

7/21 14:16

つきました
本日の宿

7/21 16:12

あたりは霧に包まれる

7/21 16:56

夕飯はおでん。あまり期待してなかったがかなり美味しかった

7/21 17:24

夕ご飯後、夕焼けを期待したがダメだった

7/21 17:24

すっかり晴れた。この1時間ほど前に大雨が降った

7/21 17:24

小屋前。あまり景色が望めるような場所ではないが、有難場所にある。

7/21 18:22

小屋の受付。炭酸が売り切れてた。小屋から10分降ったところにある力水を汲んできて正解だった

7/22 4:03

翌朝

7/22 4:39

雲海が素晴らしい

7/22 4:45

雲の中からご来光

7/22 4:46

同じような写真を何枚も撮る

7/22 4:48

朝焼け　南駒ヶ岳も照らす

7/22 4:53

この日も暑そうだ

7/22 4:54

朝ごはん

7/22 5:28

朝食後すぐに出発

7/22 5:39

のっけから傾斜がきつい、浮石が多い

7/22 5:43

ラピュタのような場所。黒部五郎を思い出す

7/22 5:44

昨日の東川からの下り斜面。

7/22 5:47

昨日の稜線

7/22 5:50

雲ひとつない天気

7/22 5:54

振り返っては振り返っては、、

7/22 5:54

急斜面を登り切ると少しなだらかになる。

7/22 5:54

そして急斜面に。ただこの辺りはまだよじ登っていけるので難易度は低い

7/22 5:58

まだまだ先が長い

7/22 5:58

中世のような景色

7/22 6:04

昨日までの登り坂とはちょっと違う。さすが百名山

7/22 6:08

昨日の稜線

7/22 6:09

山をまわり込むように付けられた道

7/22 6:13

昨日の東川の山頂がよく見える。奥には御嶽

7/22 6:16

こちらは木曽駒ヶ岳

7/22 6:20

空木の稜線歩き、、とはいかずまだまだ続く

7/22 6:30

はるか下に木曽殿山荘

7/22 6:31

昨日の東川よりもだいぶ高い位置にいる

7/22 6:31

この辺りから、岩の難易度が上がる

7/22 6:31

幸い、花崗岩のため足元のホールドが効いて歩きやすい

7/22 6:42

ピークかと思いきや、前衛峰だった。ここからヘルメットを装着

7/22 6:46

山頂までは標高差はないものの、険しい道が続いてることを感じた

7/22 6:46

巨岩の山だ

7/22 6:48

ゆっくり登る

7/22 6:49

巨岩だ

7/22 6:49

特徴的な岩

7/22 6:56

足場があるところはまだ登りやすい

7/22 7:04

見えていた大岩の裏についた

7/22 7:12

荒々しい

7/22 7:13

鎖を引き寄せいるように使う

7/22 7:19

まだかな山頂

7/22 7:24

駒峰ヒュッテが見えた

7/22 7:24

そして山頂

7/22 7:24

最高の天気

7/22 7:31

これまでの道のりとは打って変わって穏やかな山頂

7/22 7:31

南に続く稜線

7/22 7:33

南アルプス方面の南部。ぴっちりした雲海になってた

7/22 7:37

これまでの稜線

7/22 7:48

駒峰ヒュッテに立ち寄る

7/22 7:55

テラスで昨日飲めなかった炭酸を楽しむ

7/22 8:01

前回はこの先にはいかなかった

7/22 8:11

巨岩がゴロゴロ

7/22 8:16

同じ山の稜線とは思えないぐらい穏やかな道

7/22 8:16

そういえばこの先に大地獄などといった名称があったが、差し詰めここは天国だ

7/22 8:18

結局雷鳥には会えなかった

7/22 8:19

これが駒石かと思ったがもっと大きい

7/22 8:22

八ヶ岳が噴火してる

7/22 8:22

こうやってみるとそれほどきつそうには見えないんだけどね

7/22 8:25

山頂全景

7/22 8:27

アレが駒石か

7/22 8:31

近くで見るとすごい

7/22 8:43

最後の勇姿。
これより先は樹林帯で景色はゼロ

7/22 8:54

分岐に到着
この後分岐が何回かある

7/22 9:04

20分もするとすっかり樹林帯。傾斜はなく1600m以上の下りがあるはずなんだが、、

7/22 9:26

道が狭く、木も多く鬱蒼としてる。また道も気の根っこが張り出していて歩きにくい。

7/22 9:33

早くもヨナ沢の頭についた

7/22 9:43

ここからはさらに道が険悪に

7/22 10:01

だいぶ歩いた気がしたがヨナ沢から400mしか進んでない

7/22 10:12

小地獄！

7/22 10:17

すごい傾斜
垂直

7/22 10:31

足場はしっかりしてる。この後大地獄があったが、小地獄の方がよっぽど険しい

7/22 11:12

マセナギについた。蕭の笛山への道もあるが手元の地図には載ってなかった。
この辺りから道は急に歩きやすくなる。

7/22 11:18

こういうところもある

7/22 11:19

スイスイ〜

7/22 11:19

ここで池山分岐に
遊歩道方面に進んだ

7/22 11:35

道は最近刈り払いしたばかりのようだ

7/22 11:38

歩きやすい

7/22 11:38

そして結構つづら折れがきつい

7/22 11:41

分岐。あれ水場は？

7/22 11:44

少し降ったところに水場があった
新たな水を汲んで出発

7/22 12:13

タカウチバに到着

7/22 12:41

20分ほどで林道終点に。
道はなだらかで歩きやすいが、足が痛くなってきた

7/22 12:42

景色が良いがまだだいぶ上にいるんだとおもった

7/22 12:47

少しいったところに分岐があった

7/22 12:53

ショートカットの道だが、よく歩かれていた

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark III Canon

感想

uneme

登り始めが最高点という登山をしてきました。
濁沢大峰、檜尾岳のアップダウンはかなり切れ落ちています。事前にイメージしていたよりも実際登ってみるのでは違いますね。
その後の特徴的なとんがり岩を持つ熊沢や東川は比較的優しめな登りでしたが体力がなくなった我々にはきつかったです。
道も、濁沢、檜尾間にある地味な鎖や、岩を乗り越え乗り越えしながらいく道にもアルプスらしさがありました。
とはいえ、景色は素晴らしく、こぢんまりとした印象の中央アルプスですが雄大な景色を見せてくれました。
木曽殿山荘はほぼ満員。いろんな人とお話ができました。大部屋方式なので他のお客さんとの距離が近いのもいいですね。

2日目の空木は、登っても登ってもつかない、そしてこれまでにもあった鎖などの難所が一段グレードアップしたかのように道でした。
総じて、今回のルートは空木岳に行くには最短なのでしょうが楽ではないことは確かでした。