双六岳・笠ヶ岳（テン泊）

2025年07月21日(月) 〜 2025年07月23日(水)

• GPS: 25:20
• 距離: 34.7km
• 登り: 2,950m
• 下り: 3,253m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:04
• 休憩: 4:41
• 合計: 11:45

距離 10.5km 登り 1,500m 下り 360m

5:05 わさび平小屋テント場
5:05 わさび平小屋
5:25 小池新道入口
6:13 6:23 秩父沢出合
6:40 6:41 チボ岩
7:01 イタドリが原
7:36 7:38 シシウドヶ原
8:36 8:37 鏡池
8:50 8:56 鏡平山荘
9:54 10:09 弓折乗越
10:25 花見平
10:44 10:45 くろゆりベンチ
11:18 双六池
11:23 12:00 双六小屋
12:10 15:29 双六小屋テント場
16:10 16:16 樅沢岳
16:38 16:41 双六小屋
16:50 双六小屋テント場

2日目

• 山行: 8:48
• 休憩: 2:21
• 合計: 11:09

距離 12.9km 登り 1,130m 下り 914m

3:30 双六小屋テント場
3:35 3:38 双六小屋
3:55 双六岳巻道分岐
3:58 双六岳中道分岐
4:34 4:56 双六岳
5:27 双六岳中道分岐
5:30 双六岳巻道分岐
5:52 双六小屋
6:52 6:54 双六池
7:25 くろゆりベンチ
7:39 花見平
7:59 弓折乗越
8:05 8:06 弓折岳
8:09 8:12 弓折岳（三角点）
8:13 8:14 弓折岳(分岐)
8:31 大ノマ乗越
9:12 大ノマ岳
9:22 9:31 大ノマ岳の肩
10:06 秩父平
10:35 10:42 秩父平下降点
11:33 11:57 抜戸岳
12:06 12:07 笠新道抜戸岳分岐
12:09 12:10 笠新道分岐
12:47 12:48 抜戸岩
13:16 14:14 笠ヶ岳テント場
14:24 14:32 笠ヶ岳山荘
14:39 笠ヶ岳テント場

3日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 1:03
• 合計: 8:21

距離 11.4km 登り 321m 下り 1,979m

5:17 笠ヶ岳テント場
5:26 5:34 笠ヶ岳山荘
5:48 6:07 笠ヶ岳
6:14 笠ヶ岳山荘
6:51 笠ヶ岳テント場
7:09 抜戸岩
7:51 笠新道分岐
8:00 笠新道抜戸岳分岐
9:03 9:04 杓子平
10:12 10:26 天然クーラー(岩間)
10:31 10:42 天然クーラー(木の根)
11:18 ブリキベンチ
12:33 12:40 笠新道登山口
12:53 中崎橋
13:08 お助け風穴
13:24 13:27 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:38 新穂高温泉駅

天候

7月21日　晴れ後曇り、午後一時小雨
7月22日　晴れ後曇り、夕方雷と豪雨（雹も降りました）
7月23日　晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

前日移動
早朝九州出発〜名古屋〜高山〜新穂高へ夕方到着、
わさび平小屋まで移動しテント泊

コース状況／危険箇所等

笠新道
聞きしに勝る激坂でした。縦走疲れに重荷を背負ってのガレ場から大岩を乗り越しながらの歩行は非常に神経を使い、下山したときはヘトヘトでした。
※私にはこの坂を、テントを背負っての登りは無理ですね。

その他周辺情報

テント場情報
わさび平小屋テント場
30張　小屋横ブナ林の草地　1名/2000円　水場はジャブジャブ出ています。
トイレ（200円/回）は近くで洋式水洗　雨の日は軒下で調理可能
何より野菜（きゅうり、トマト）が助かりました。

双六小屋テント場
150張（特定日予約必要）　1名/2000円　双六池横の広いテント場です　水場は自由に使えます　トイレ（200円/回）テント場から少し遠い
双六岳には朝の散歩に丁度良かった。

笠ヶ岳山荘テント場
最高で50張位かな　1名/2000円　槍穂高連峰を前面に眺められる最高のロケーションにあります　水場もテント場横のキンキンに冷えた雪渓の雪解け水が疲れを癒します（雪渓の水場も今月までかな？）
残念なのはトイレ（300円/回）があまりにも遠すぎる（小屋迄10分は登ります）
とても夜中にサンダル履きでは無理です。
しかし、テントの周りに雷鳥の親子がまるでニワトリみたいに遊びにきますよ。

写真

前日
新穂高温泉に夕方着きました。

わさび平小屋まで移動します

テント泊には生野菜を食べられるのが一番うれしい

テント場は小屋の横、ブナ林の静かな所です

7月21日
小池新道から本格的登山スタート

まずは目指せ秩父沢

穂高連峰が見えてきた

秩父沢
ここで水分補給

ここはチボ岩

イタドリヶ原
後ろは焼岳と乗鞍岳

そして、鏡池

今日は雲がいい感じ

槍ヶ岳も映っていますよ

鏡平山荘
人が多くてかき氷は我慢

ひょうたん池から

一服平
稜線まであと少し

振り返ると槍穂高連峰

弓折乗越

チングルマが咲いていた

ハクサンイチゲ

シナノキンバイ

双六小屋を目指します

鷲羽岳が見えてきた

双六岳

ヤマハハコ

花見平

鏡平小屋を見下ろして

双六小屋が見えてきた

くろゆりベンチ

後ろに鷲羽岳がどっしりと

双六小屋に到着

まずは、五目ラーメンと缶ビール
この後テントを設営し、しっかりお昼寝タイム

夕方、樅沢岳にお散歩

中腹で雷鳥に遭遇

五羽のヒナがいますよ

お母さんはヒナを見守ります

そして、桃沢岳

もう1つ先の標柱

この花？

イワギキョウ

四つ葉シオガマ

下山時、お父さん雷鳥にも会いました

7月21日　
双六岳山頂より、餓鬼岳方面から日の出

双六岳　標高2,860m

タッチ

笠ヶ岳方面

笠ヶ岳と乗鞍岳に御嶽山

槍ヶ岳

黒部五郎岳

三俣蓮華岳と薬師岳

右から鷲羽岳、水晶岳、立山に剱岳

今日はあそこを目指します

そして、天空の滑走路

全ての道は槍を目指す？

テントを撤収し弓折岳までやってきました

大ノマ乗越

登り返しはつらいなぁ

笠ヶ岳方面にガスが掛かり始めた

穂高連峰も雲が出始めた

秩父平から
この登りは辛かった

なんとか抜戸岳に到着

進む稜線

抜戸岩をくぐります

近づいた

テント場まで最後の上り

到着後すぐにテント設営
ガスで視界が無いので山頂は明日にします。

テント場横の水場
冷たくておいしい水がジャブジャブ流れていました。

あと1週間位かな？

テント場にうれしい来訪者

ヒナを5羽連れていました

7月22日
槍ヶ岳方面から日の出
昨夜は雷と豪雨で大変でした

焼岳、乗鞍方面にも朝の光

笠ヶ岳山頂に向かいましょう

笠ヶ岳山荘

笠ヶ岳　日本百名山97座目登頂

三角点にタッチ

槍穂高連峰のシルエット

遠方に南アルプスと富士山まで見えています

焼岳、乗鞍岳、御嶽山

白山も頭を出しています

素晴らしすぎる景色でした

山頂神社にお参りして下山します

テントを撤収していると雷鳥親子がお別れに来ました

ここのテント場は雷鳥さんの遊び場ですね

笠ヶ岳が遠くなる

名残惜しいけどさようなら

難路の笠新道を下山します

杓子平から見上げて

笠新道中腹から、最後の景色
槍ヶ岳から大キレットまで

北穂から奥穂、ジャンダルム、西穂まで

霞沢岳と焼岳

笠新道登山口
無事登山終了です。

感想

bun3

　久しぶりの北アルプス、目指すは笠ヶ岳でしたが折角なので双六岳からテン泊縦走しようと挑戦したのですが、テントを背負っての重荷（水を入れて17kg）にバテバテになって下山しました（そろそろ年齢的にテン泊縦走は無理かな？）

　若い時期何回も北アルプスには通っていたのに、なぜか笠ヶ岳だけ未踏峰で残ってしまいました。いつも反対側の穂高連峰から夕陽に沈む笠ヶ岳ばかり眺めていました。
今回登ってみてその理由がわかりました。笠新道の急登から避けていたのですね（私は下山で利用しただけなのですが）
だけど登ってみて山頂からの眺望に想像を超える達成感と喜びがありました。テント装備は重いけどテント泊にしか味わえない快適性やライチョウ親子との遭遇、すべてが大満足の山行となりました。

コメント

riepico

bun3さん

こんばんは😊
九州から北アルプスまで遠征されていたんですね。お天気最高で素晴らしい写真の数々。
双六の天空の滑走路、雷鳥だらけ。私も早く笠ヶ岳リベンジしたくなりました✨

見覚えのある水色のテントと思ったら、我々のと同じプロモンテ！
設営簡単で良いテントですよね🤗

bun3

riepicoさん　おはようございます
やはり北アルプスは良いですね。今回特に笠ヶ岳山荘のテント場で過ごした時間が素晴らしかったです。
穂高連峰のロケーション、冷たい雪解け水、ライチョウたちの遊び場、とても楽しかったです。（ただしトイレの遠さには参りました）

プロモンテのテント、前日の夜はもの凄い豪雨と強風にもしっかり耐えてくれました、頼もしかったです。
ありがとうございました