塩見岳(東峰)



- GPS
- 26:59
- 距離
- 35.5km
- 登り
- 3,022m
- 下り
- 3,420m
コースタイム
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 2:30
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:37
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:19
- 山行
- 1:58
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:02
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
|
---|
感想
仙塩尾根縦走
6年前の夏、北岳〜間ノ岳〜農鳥岳を縦走したとき向こう側に見たのは、南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳から塩見岳に連なる緩やかな稜線。
「いいなあ、あんなところのんびり歩いたら気持ちいいだろうなあ」
そうして念願の仙塩尾根へ。
初日は北沢峠から入り、ときおり姿を現す甲斐駒ヶ岳、鋸岳を背に宿泊地の馬の背ヒュッテまで進む。
二日目はいよいよ仙塩尾根に。ところが仙丈ヶ岳の岩場の稜線はヤセていて、間違えると滑落してしまいそうで、直前にYoutubeで危険度の高い不帰の嶮の登山動画を見ていた自分は多分にチキっており、平均台の上を歩いているような気分になり必要以上にスリルを味わってしまう。
そこから長く静かな樹林帯を進んでいくと、初めて聞く三峰岳が先の尖った山容が現れた。自分の嫌いなザレて谷方向に誘い込むように傾いている稜線と切り立った岩場の稜線が断続的に続き、メンタルを削っていく。
「なんか想像していたのと違う。。ちょっぴり、怖いわ。」
三日目の天気予報は雨。予報を見る限り雨は午前中はそれほど強くなく午後から本降り、風は強い。じゃあ、早めに出発しますか。そんな感じ。と、思っていたら、いっぱいいたはずのテント場の宿泊客はトイレに起きた午前二時の段階で続々と時間を繰り上げて出発してしまったようで、もぬけの殻。「みんなどうしたっていうのさ。何が起きるっていうのさ。」塩見岳に向けて発つと、予想していた通りの天気だったのだけど、、、塩見岳手前の北荒川岳のピークに立った瞬間、ビュビュビューン!!!ものすごい豪風に思わず後退り。不安な気持ちを抱えて塩見岳を登っていくと、森林限界を超えた剥き出しの稜線にときおり暴力的に吹き荒れる強風には思わずしゃがみ込む。
「きょ、きょわーい😭」
同行者と二人、「きょわいね。」「きょわいよね。」と確認しながら、恐怖と不安に耐えながら、ゆっくり慎重に登り続けて、なんとか山頂を超え、鎖場を超え、向こう側の塩見小屋へ駆け込みました。
のんびりと長い稜線を進むはずだった仙塩尾根。ところどころハラハラドキドキのアトラクションを体験する羽目になったけど、無事に帰ってきた今となってはエキサイティングな体験でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する