白馬岳 鑓温泉目当てに三山周回

2025年08月13日(水) 〜 2025年08月14日(木)

• GPS: 18:24
• 距離: 23.4km
• 登り: 2,616m
• 下り: 2,619m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:59
• 合計: 5:24

距離 7.5km 登り 1,052m 下り 287m

8:55 猿倉荘
9:03 9:11 鑓温泉分岐
9:47 猿倉台地
11:21 小日向のコル
12:00 12:45 サンジロ
13:11 13:13 杓子沢
13:15 13:17 落石沢
13:19 13:20 崩沢
13:52 13:53 鑓沢
14:19 白馬鑓温泉小屋

2日目

• 山行: 11:07
• 休憩: 1:48
• 合計: 12:55

距離 15.9km 登り 1,565m 下り 2,332m

4:55 白馬鑓温泉小屋
6:35 6:40 大出原
7:26 鑓温泉分岐
7:59 8:03 鑓ヶ岳
9:00 9:18 杓子岳
10:41 丸山
11:13 11:47 白馬山荘
12:05 12:15 白馬岳
12:28 12:45 白馬山荘
12:55 13:03 白馬岳頂上宿舎
13:50 14:00 避難小屋
16:51 白馬尻小屋
17:08 17:10 御殿場
17:50 猿倉荘

天候

1日目　曇のち雨のち曇
2日目　霧霧霧霧のちちょっと晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

今シーズンは災害により猿倉駐車場まで自家用車は入れません　八方駐車場に停めてバス（予約制￥2000）またはタクシー利用となります　詳しくは↓
https://hakubakan.com/column/access-sarukura-250624/

バスの予約が一杯だったので行きはタクシーを予約して行きました￥4000前後なので3、4人ならバスよりお得　

今回は八方第5駐車場を利用　出発の朝は客待ちのタクシーも居ました
帰りは下山中に迎えに来てもらおうと電話したら忙しいくて行けないといわれて、困ったな、なんて言いながら猿倉に降りたら別会社のタクシーが一台客待ちしてて助かりました

コース状況／危険箇所等

〇猿倉〜鑓温泉　
　中盤、山腹トラバースが長々と続きその間に渡渉、ガラ沢、泥沢、雪渓渡りがあります　特に泥沢が雨後だったせいか足元がヌルヌルと崩れて難儀しました
〇鑓温泉〜稜線分岐
　前半は沢沿いの急登　鎖場が続き足元の岩は滑りやすい
〇稜線分岐〜白馬岳
　特に危険は感じませんでした
〇大雪渓コース
　避難小屋から下った辺りから足場の不安定な濡れた岩場の下り、トラバースが大雪渓まで続きます　大雪渓の入り口はこの日に変更があったようで、それが下りだと分かりにくくちょっと右往左往　
　出口もピンクテープに従って上陸したらその後グズグズの岩場に行き詰まり再び雪渓に降りて歩きました
　個人的には安全だとは言い難い状態だと思います　特にお子さん連れにはおススメしません　この時も小学生連れの母娘がかなり難儀されていました　

白馬鑓温泉小屋　　夕食、朝弁当付きで￥16000

その他周辺情報

倉下の湯　￥８００　かけ流しの濁り湯で良い温泉でしたが広い施設ではないので混んでる時は窮屈かも

写真

8/13 8:44

八方第5駐車場に車を停めタクシーで猿倉へ

8/13 8:55

今日は行程が短いのでゆっくり目の出発

8/13 9:12

分岐後ブナの大木がお出迎え

8/13 9:58

1時間歩いたころ雨が降りだす　
山天予報に傘マークは無かったはずだけど…

8/13 10:55

立派な枝ぶりのダケカンバ

8/13 11:06

オオバギボウシがアチコチに

8/13 11:15

雰囲気がガラッと変わってなだらかに

8/13 11:47

時折道が川のように

8/13 12:04

駒ケ岳SAで買ったソースカツサンドで昼飯
雨は何とか止んだよう

8/13 12:59

鳴かぬなら俺は自分で鳴く（by怒髪天）

8/13 13:03

あの滝のような流れを渡るようだ

8/13 13:11

なかなかの勢いの沢の橋や

8/13 13:16

ガレ沢や

8/13 13:21

花畑や泥沢や

8/13 13:44

雪渓を渡り

8/13 13:56

最後にもう一発小さな沢を渡ると長〜いトラバースは終わり

8/13 14:06

雪渓の断面を横目に

8/13 14:10

やっと見えた鑓温泉小屋を目指して登る
硫黄の香りに心が逸る

8/13 14:21

大した行程じゃないのにやたらとシンドかった

8/13 15:16

お目当ての温泉三昧で疲れがとける

8/13 17:01

晩飯後にもう一度温泉入って早めに就寝

8/14 4:53

2日目

4時前に目が覚めさっそく朝風呂へ

8/14 4:56

朝弁当食べて5時前に出発
空模様は微妙

8/14 5:00

さよなら鑓温泉またいつか

8/14 5:01

朝一から険しめの道

8/14 5:03

昨日は藪の中でしか見かけなかったクルマユリ

8/14 5:16

そろそろ日の出のようだけど

眼前に雲が絶え間なく湧く

8/14 5:19

クサリ場が続き岩も滑りやすいので慎重に

8/14 5:43

突然カールのような所へ出るとクルマユリのオレンジ色の川が流れてる

稜線は一面ガスに覆われてる　風が吹いてるんでいつかは抜けると期待

8/14 6:06

トッキントキンの岩峰

8/14 6:51

久し振りのハクサンコザクラ！

8/14 6:54

ミニひまわりのようなウサギギク

8/14 6:56

登るにつれ花の種類が変わっていくのは楽しいのだけど、傾斜がツラく三人無口に進む

8/14 7:08

ライチョウ夫婦現る　嬉しいけど雛を連れてる筈の季節じゃないのかな、とちょっと心配

8/14 7:23

やっと稜線に合流　俄然風が強くなる

8/14 7:39

ウルップソウはまたも間に合わなかった

8/14 7:57

一座目の白馬鑓　何も見えないんで早々に先へ

8/14 8:13

ちょっと痩せてきた

8/14 8:26

この稜線は素人目に見ても地質が目まぐるしく変わるので

8/14 8:29

タモさんがもうちょっと若ければ

8/14 8:57

ブラタモリで来て欲しい所なんだけど

8/14 8:59

2座目の杓子岳
9時位から晴れてくる予報もあるんだけど気配がない

8/14 9:04

赤い茎にガスの水滴

8/14 9:32

花の谷

8/14 10:05

ブーケ

8/14 10:11

下りで歩く谷

8/14 10:16

ミヤマアキノキリンソウ

8/14 10:14

風裏で休憩してたら

8/14 10:31

ライチョウ再び　ガスの日は出てきやすいのかな　このつがいも雛は連れてなかった

8/14 11:07

結局ガスが抜けることなく白馬山荘まで来てしまった

8/14 11:48

カップラーメンの昼飯してたら山頂が見え出したんで、いざラスボスへ

青空！

8/14 11:56

山頂！グッドタイミングで登って来たかな

8/14 12:05

4度目の山頂
頭の上は晴れてても周りはまっちろけ

8/14 12:10

小蓮華が見えた

8/14 12:11

懐かしの雪倉方面は残念

8/14 12:16

さぁ降りようか

8/14 13:23

頂上宿舎から下りだしたら、やっと杓子さんの頭が見えた

8/14 13:58

大雪渓が見えてきたけどここからが長い

8/14 14:04

足元不安定な下り

8/14 14:24

心配していた水をかぶる橋は大したことなくて良かった

8/14 14:35

嫌な感じのトラバースが続く

8/14 14:44

ウルップソウ！今更見れるとは

入り口に迷いながら6本爪履いてIN

8/14 15:19

振り返ると何だか神々しい

8/14 16:37

雪渓の下りに難儀していた母娘を見守りながらだったのでちょっと時間掛った

8/14 16:51

白馬尻小屋が無くなっていて驚く

8/14 17:47

客待ちのタクシーが居て助かった

8/14 18:25

下山後は倉下の湯で汗を流し約300kmの帰路へ

撮影機器：

Canon PowerShot S120 Canon

SO-53C Sony

感想

lowrider

　天気の悪い連休前半に行った作戦会議の末、自分が前から泊まりたかった鑓温泉小屋からの白馬三山縦走に決定。したのはいいのだけど、その後仲間のちゃんとした人（zentenman）が下調べをしたら猿倉まで自家用車は行けないことが判明。危うく先々月の常念の二の舞になる所だった。下調べって大事。

　山の天気予報では割に好い感じの予想だったのだけど1日目は雨に降られ、2日目はガスガスの稜線歩き。ただ白馬さんに乗る時は青空も見えたし最後に杓子さんの姿も見えたし、何といっても今回自分的には温泉三昧が目当てでそれはバッチリ目的を遂げられたので大満足な山行となった。