西穂岳から奥穂岳縦走(新穂高RW in白出沢out)


- GPS
- 20:32
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,841m
- 下り
- 2,884m
コースタイム
- 山行
- 2:43
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 3:54
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 3:28
- 合計
- 11:42
天候 | 1日目 曇り時々晴れ 2日目 曇り時々晴れ 3日目 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高ロープウェイしらかば平駅まで歩き第二ロープウェイで西穂高口駅まで移動 下山後新穂高ロープウェイ新穂高温泉駅から第一ロープウェイで鍋平高原駅に移動。鍋平駐車場まで歩く |
コース状況/ 危険箇所等 |
○西穂高口駅から西穂山荘まで 樹林帯を歩く。少しずつ急登になっていく。 ○西穂山荘から独標まで 山荘から少しだけ大きな岩を登る急登があるがすぐにゆるやかな道に変わる。西穂丸山を越えた辺りからザレた登りになる。独標手前から岩場の急登。 ○独標から西穂高岳まで ピラミッドピーク辺りまでは岩場の登り降りが続くが途中から主峰までは一旦少しだけ緩やかになる。西穂高主峰の登りは岩場の急登 ○西穂高岳から間ノ岳まで 西穂高からP1までは少しだけ歩きやすくなりあっという間にP1到着。その先で鎖の長い急下りがありました。この辺りから色々ありすぎて以後記憶が曖昧。赤岩岳は標柱がないようで気が付かず通過。間ノ岳までは一旦降ってからのガレガレの登り。 ○間ノ岳から天狗の頭まで 間ノ岳から長い岩場の下りがあります。一旦鞍部まで下がったあと登りの逆層スラブが始まります。逆層スラブの最初の鎖が途中ピンがなく長いので前の人が登り切るまで待つのに時間がかかった。西穂から天狗の頭まではテンポ良くこれたと思う。 ○天狗の頭からジャンダルムまで 天狗の頭から天狗のコルまでは正直あまり記憶がない。天狗のコルからジャンダルムまではとにかく急登。なかなか進まず時間をロスする。途中、V字型の岩の切れ目を鎖で進むところあり。ジャン直前で道が分からなくなり後続の方を待って道を教えてもらう。この辺から更にギアがアップされた感があり、私的にはこれは道でないだろうと選択肢を外すところが実は道だったりする。己の技量の足りなさを痛感。ジャンダルムと奥穂の分岐で荷物をデボ。ジャンダルムに登頂。 ○ジャンダルムから奥穂高岳まで 分岐から更にギアがアップ。分岐からすぐ鎖とアンカー頼みでトラバース。ジャンを巻く道も鎖が欲しくなる狭いトラバース道。その後ロバの耳の下りで連続で2箇所降り方が分からない崖の下りがあり、他の登山者さんに教えてもらいながら降りる。本格的に技量不足を痛感。ロバの耳の下りからの登り返しが急登。浮石が多いので注意しながら登る。ロバの耳で自信が無くなったところで馬の背。馬の背直前で体力が回復するまで15分休憩。他の登山者さんの上り方を勉強してから馬の背に挑む。馬の背を越えた後はナイフリッジ。なんとかビビりながら通過。 ○奥穂高岳から穂高岳山荘 急にギアが下がり歩きやすい。でも山荘直前のハシゴや鎖は疲れた体にキツかった。 ○穂高岳山荘から新穂高温泉まで 白出沢ルートの最初は長いガレガレの下り。分かりにくいが石で階段を作ってある。ペンキで所々印があるが数が少ない。ペンキが描かれた石が動いている等、判断に迷う。一見道でない所も歩けるように見えるが整備されてない所に迷い込むと落石を起こしそう。荷継小屋跡から沢まで樹林帯の中の細い道で進む。最初水平道、後半急下り。沢に出たから鎖の長い下り。その後渡渉。その後ザレたトラバース道で下る。重太郎橋手前で崖のトラバース。重太郎橋から白出沢分岐までは整備された緩やかな下り。白出沢分岐から新穂高温泉までは林道歩き。 ※2日目の西穂高から奥穂高間は朝が早かった、アップダウンが多い、難所の連続で疲れてしまい正直記憶もあやふやな部分も多いです。この区間youtube動画で多くの方がアップされているので参考にされると良いと思います。 |
その他周辺情報 | 下山後ひがくの湯にて入浴と食事 |
写真
感想
ジャンダルムの事を知ったのが10年近く前。その時は興味が惹かれるも私には無理だろうと諦めていました。そのうちジャンダルムの情報をyoutubeや山行アプリ、穂高岳山荘で出会った人から情報を得て私でも準備と経験を積めば行けるのではと思い始めました。まずは大キレットからと思い4年ほど前から計画するも毎回悪天候に阻まれ昨年の夏休みようやく達成。手応えを感じました。また、戸隠、妙義といった山も挑戦し、自分の中に怖気つく程の恐怖心が起きない事を確認して、なんとか今年中に念願のジャンダルムに挑戦しようと決意しました。
ルートは難易度が比較的低い西穂→奥穂コースに決めて夏休みに行くつもりでしたが、夏休み中にやる仕事が入り諦めかけていたが、最後の4日が休めそう。折角なので4日かけて西穂からジャン、奥穂、北穂、大キレット、槍の計画を立てて山小屋も予約したものの、仕事先の他業種のミスで1日出勤日がずれる。慌てて山小屋のキャンセルをしダメ元で予約の取り直しをしたら奇跡的に西穂山荘と穂高岳山荘が金土と取れた。今回は予報も荒天で無く、なんか行けそう。
直前まで上高地と新穂高のIN.OUTを決めておらず(正直どちらでも良かった。)直前で疲れていたのでロープウェイで上がろうと新穂高のIN.OUTに決める。西穂山荘泊なら地元の名古屋からだと当日の早朝発でも間に合うのだが、経験的に朝発はダラダラして結局遅くなる。なので時間が余りまくるが前日の業務終了後から出発。鍋平駐車場にて車中泊。1日目もゆっくり出れば良いものの時間を持て余し8時頃に駐車場を出発。10時30分には山荘に着いてしまう。宿泊の受付が13時からで時間を持て余しあ独のまで往復する。13時30分頃受付をしたがやはり時間が余る。つい寝て過ごす。翌日4時頃スタートのつもりが同室の方の話だと3時か3時30頃にスタートする方が多いらしいとのこと。私も早めのスタートを検討する。翌日、2時頃からスタートする方も見えて目が覚める。どうせ二度寝できそうも無いし2時半スタートなら西穂高岳で5時半頃。明るくなっているし、お弁当を食べて3時前に出発。西穂高岳から先は未見の道、何度か迷いそうになったり、落石を避ける為先行者さんの通過待ちをしたり、無理をせずゆっくり進んだりして時間が押していき、当初計画より大分時間がかかった。早めに出発して吉。ジャンダルムから先は道が分からず他の登山者さん待ち、馬の背手前で体力回復の為に大休止したり結局穂高岳山荘に着いたのが2時30分。奥穂から山荘までも疲れてなかなか進まなかった。
翌日は白出沢から下山。この道2度目で知ってはいたのですが相変わらずのガレガレで落石を起こさないようにルーファイに注意して進む。ベースは上がらないがなんとか新穂高温泉まで降りれました。
今年はGWに同じく念願だった大峯奥駈道の全走も出来たし今回ヨタヨタですがジャンダルムも行けました。達成出来てよかったです。
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